narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

5人の恋プリンス~ヒミツの契約結婚~ 6.真木雄介 &総括

f:id:narico555:20200830173601p:plaincv:杉田智和

35歳、弁護士。

天才的な頭脳と高い身体能力を持った謎の弁護士。

プリンスたちとの恋を見守り、愛のジャッジもくだす。

 

この人も攻略できるようになってるんですが、

制限が掛けられていないので、しょっぱなに

選択する事も可能だけど、何となく最後が

向いてるんじゃないのかな?と思って最後にしました。

結果的には、矢張り最後で良かったかな、と。

 

冒頭プロローグで5人のうちの誰か1人を

選ぶんだけど、選ばなかったらどうなるの?

ってルートで、その場合の弁護士選択。

きっと、プリンスファイブから選ばせようと、

押し付けてくるんじゃないのかな、って

予想してましたが、押し付けではないけど

デートを設定されて、とにかく誰かと結婚を、と

割としつこく勧めてくるのは予想通り。

 

プリンスたちは全員、ヒロインとの結婚を

望んでいるので、ちょっと逆ハーな感じだったし、

また5人の兄弟たちは皆、いい人で、何かと

親切な上、この兄弟たちの絡みが凄く面白い。

 

そして、西園寺家にまつわる黒い影のような

秘密と、遺産に絡む闇の存在からの攻撃と、

ミステリー&サスペンス要素もあって、

割とスリリングな内容でもありました。

この辺は、タケル総理の時と少し被ってる感じ。

タケルの時にはっきり明かされずに終わった

闇の存在が、ここで明確になったので、

やっぱりこのルートは最後だな~って思います。

ちょっと大団円的でしたね。

 

真木先生も、クールだけど冷たい訳じゃ無いし、

なんか、ヒロインとボケとツッコミの漫才とか

やってる感じで、深刻なのに笑かしてくれる、

楽しいルートでした。

面白かったです♪

 

 

********総 括********

 

ぶっ飛んでてツッコミどころは満載だと思うけど、

全体的にはとても面白くて楽しめました。

ラブロマンスとしても、みんなステキで良かったです。

 

自分としては、一番好きなのはノゾム@中井さん。

顔良し、声良し、キャラ良し、シナリオ良し。

最後に総理に、兄弟の中で一番常識人でつまらない、

みたいに言われてたけど、常識人って所は同感ですね。

この人が一番まともだったと思います。

 

で、直球で純粋な5男の将@小野ゆも、キャラ的には

とっても良かったですね。

年下キャラなのが自分的にはちょっとだけど、

性格もいいし、頼もしいし、可愛い。

『にいちゃん、にいちゃん』って、兄たちに

ワンコのように懐いてく姿が、めっちゃ可愛くて、

どのルートでもその可愛さが炸裂。

ムードメーカー的になってましたね。

で、そんな将にやたらと嫌味ったらしく

ツッコんでくるのが4男のカエデ@石田彰くんで、

このやり取りも面白かった。

 

長男のヒビキ@子安さんは、ほんとどのルートでも

思いやりのある優しいキャラでステキだったけど、

本人ルートでは、案外萌えれなかったのが

ちょっと残念でした。

そして俺様のタケル総理@森川さんは、

もう、サイコーでしたね。

何しても許せちゃう感じ。

この人は2番目推しですね。

ただ総理って立場を考えると、ついていけない面も

結構あるんですよね~(^▽^;)

 

 

システムとしては、目ぱち口ぱちありですが、

デフォ呼びは無し。そもそも、名前は自分設定。

キャラが少し立体的な感じで、画面上で

しなを作るように左右に体を揺らしてて、

それが良いような悪いような?

ウザっ!って感じる時もありました。

 

既読スルーはあるものの、選択肢ジャンプは無し。

なので、そこはちょっと面倒でした。

エンドは、バッド、ノーマル、ハッピー、結婚の4種。

バッドはCGが無いので、見なくても特に

問題はないけど、Vitaなのでトロフィーコンプに影響アリ。

フルコンプしても、特にボーナスは無し。

おまけ的な要素として、バッド以外のエンド終了後に

攻略相手からのメールが届きます。

ちょっとしたおまけ要素ですね。

 

 

こんな感じで、内容はスリリングな展開もあって、

なかなか見ごたえはあるけれど、深くはないし、重すぎず、

あり得ないだろう各界プリンスの兄弟たちとの

恋愛を楽しめる、手軽なゲームだったと思います。

 

精神的に今年は疲れていたので、癒しになったな~

って思えるゲームで良かったです。

 

www.jp.playstation.com

5人の恋プリンス~ヒミツの契約結婚~ 5.成瀬・ルカ・響

f:id:narico555:20200828143831p:plaincv:子安武人

32歳、長男。日本一の心臓外科医と名高い

天才医師。患者と真っ直ぐ向き合う真面目な

勤務態度で、患者だけでなく看護師にも人気が高い。

 

見るからに優しそうで、外科医と言うより

小児科医師って感じ。実際、とっても子供好きで、

ヒビキ先生に頼まれて、ヒロインは病院の

子どもたちにボランティアでお菓子を差し入れる事に。

 

他の兄弟たちのルートでも、実にソフトで

優しいのですが、その優しさも、実際のところ

どうなの?と思うような印象でした。

自分の外科医としての激務故に、家庭を持っても

幸せにはできないだろうから、家庭は持ちたくない。

でも、自分の目的の為に遺産は欲しいから

結婚はしたい。

ヒロインにも、パティシエとしての夢があるので

お互いの夢を叶える為にも偽装結婚して、

その後は籍を抜けばいい。

 

こういう所は、大体他の兄弟たちも同じ感じでしたが、

段々近づく距離に戸惑う二人って感じになるのが

他の兄弟たちだったけど、この人は最初から

優しすぎるんだよね。

弁護士からは愛の無い結婚は許さないと

言われているからって、この終始優しい態度、

そして、甘くもある雰囲気は、ずるいな~って思った。

他の兄弟もそういう所はあったけど、

どうにも、このヒビキに関してはイラついちゃって。

 

それと、医者だけに医療ミスとか、そういった類の

トラブルとかが起こるのかな?って思ってたら

全く違いましたね。

日本一の天才心臓外科医ってところは、どこまでも

傷つけない方針だったようで。

で、巻き込まれた事件は非常にキナ臭く、

重かったです。正直、胸が痛かった。

 

少しだけネタバレになりますが、

アキラって人物の死の現場に居合わせる事に

なるんだけど、なかなか壮絶なシーンでした。

にもかかわらず、立ち直りが早いと言うか、

自分ならショックすぎて、精神的ダメージが大きくて

暫くは唸されそうだし、病気になっちゃう気がする。

ちょっとあれは、やめて欲しかった。

 

死人の出るのは、この前のタケル総理の時にもあって、

その時も、壮絶な死に方ではなかったけれど

その死の扱い方が軽すぎると言うか、殆どスルーに

近くてちょっと疑問に思ったんですよね。

死とは裏合わせの医者のルートとは言え、

医療に直結した死でないのを描く必要あったのかな~って。

 

全体的に軽い感じだと思うので、こういうのはマイナスですね。

 

この重たい話の件を抜いても、全体的に

ヒビキのキャラは、自分にはイマイチ魅力が感じられませんでした。

バックボーンがちょっと弱すぎだったように思います。

 

 

5人の恋プリンス~ヒミツの契約結婚~ 4.神崎尊

f:id:narico555:20200825200556p:plaincv:森川智之

30歳、次男。史上最年少の総理大臣。

元総理大臣の祖父を持ち、国民的人気を誇るエリート。

自信家で負けず嫌いな俺様だが、誰よりも

国を愛している。

 

すっごい面白かったです~~♪

予想以上でした。

30歳の若すぎる総理大臣って設定そのものが

あり得ないと思うけど、何よりタケルの魅力が

勝ってて、グイグイと引っ張られる感じでしたね。

俺様でズケズケとした物言いだけど、それが

全然、不愉快じゃないんですよね。

4男のカエデの毒舌振りが凄かったのもあって、

この人の発言なんて、可愛いもんよね、って感じww

 

顔良し、頭良し、性格だってオレサマだけど

決して嫌なヤツじゃなく、むしろとても

好感の持てる、素晴らしい総理大臣ぶりと男ぶり。

でもって、ヒロインとの掛け合いも面白くて、

楽しいルートでした。

 

そして、総理大臣だけに、結構スリリングで

きな臭い事件に遭遇するんで、話の展開も

メリハリがあり、最後まで退屈することなく

楽しめました。

そして、タケルもほんとステキな人なんで

うっとり~でした。

2人の時に見せる少年のような面なんか、

可愛いと言うか、キュンでしたね。

頼もしさがありつつ、支えてあげたい気持ちも

そそる、魅力的な男性でした~(//▽//)

 

 

 

5人の恋プリンス~ヒミツの契約結婚~ 3.室井楓

f:id:narico555:20200824224711p:plaincv:石田彰

24歳、四男、漫画家。

5億5千万部の売り上げを持つ世界的大ヒットの

作品を持つ。現在はわけあって休載中。

人を信用せず、毒舌でひねくれ屋で偏食家と、

実は子供っぽい性格の持ち主。

 

この人は、自分的にはちょっとイマイチでしたねー(-_-;)

短い共通でも、その毒舌と捻くれた性格が

強烈だったので、こういうキャラを最初にやると

へこむな~、やる気を失うだろうな~って

思ったので、順番を少し遅らせたのですが、

まぁ、順番的にはこの辺で良かったです。

終わりの方でも、あまり良い感じしないと思うし。

 

で、前半はきつかったですね。

あまりに意地悪で捻くれてるので、ちょっぴり

泣けちゃいましたよ、いじめられて(;'∀')

コミュ障なキャラだから、その毒舌も

照れ隠しなんでしょうけど、なんか酷過ぎる。

ヒロインちゃん、よくやっていけるなって思う。

自分なら、さっさと他の兄弟に乗り換えるなー。

 

良い所は勿論あるし、優しい面もちゃんとあるし、

本当の意地悪で根性腐ってるわけでは無いのは

しっかり伝わってくるんだけど、それでも

毒舌過ぎるし、分かっててもへこむわ~。

これはもう、好みが分かれる人だと思います。

こういうタイプが好みの人もいるでしょうしね。

ギャップ萌えってやつ。

 

それにしても.....。

石田彰は大好きなんだけど、どうも乙女ゲームでは

自分好みのキャラが少なくてガッカリ。

演技が上手いのは感服なんですけど萌えれない.....orz

超反抗期の高校生みたいだった.....。

 

 

5人の恋プリンス~ヒミツの契約結婚~ 2.二階堂希

f:id:narico555:20200824094212p:plaincv:中井和哉

28歳の三男、ハリウッドからもオファーが来る

超人気俳優。世界的な映画賞の受賞が噂される程の

実力を持ち合わせ、容姿も美しい。

寝食を忘れてしまう程、仕事にストイック。

 

とってもステキな人でした~。

外見とお声が兄弟の中で一番好みだったのもあり、

なんだかずっとウットリでした。

中井さんがcvって事なんで、見た目や職業と反して

硬派な感じ。でも、結構優しいし、男らしいし、

魅力的でした。

 

結婚も、提示された目的は相続の為なんだけど、

希さんがプロポーズした理由は別の所にあり、

お互いに目的の為って掲げてはいるけれど

気持ちの方はどんどん近づいてく。

でも、気持ちが近づけば近づくほど、

愛の無い結婚を辛く感じてゆくヒロインと、

目的の為と自分に言い聞かせながらも

自身の感情をコントロールできない事に

葛藤する希.....。

 

中盤から後半は、なんかとても切なくて

泣けてきちゃいました。

超人気スターが相手なんで、色々と大変だろうな、

って予想はしてたけど、その辺の大変さは

五男の将の時の方が大きくて、このルートは

それ程でも無かったのが、ちょっとだけ不思議?

まぁ、アイドルじゃないしね。

 

共演者のハーフ俳優と女優さんとの絡みも

結構、面白くて良い感じだったと思います。

「愛してない」と何度も言われて、そこは地味に

悲しかったですが、最後の愛のセリフは胸キュンでした♡

 

 

5人の恋プリンス~ヒミツの契約結婚~ 1.五十嵐将

f:id:narico555:20200823085603p:plaincv:小野友樹

プロ野球選手、22歳の五男。

明るく人懐っこいムードメーカー。

野球一筋で生きてきたので女性は苦手。

お酒を飲むとスキンシップが多くなる。

 

 

アプリゲームからVitaへの移植。

5000億の遺産を相続する為に5人の異母兄弟たちの

誰かと結婚しなければならなくなったヒロイン。

その5人は各界でプリンスと呼ばれる程の

実力トップのイケメンたち..........。

 

いかにも乙女ゲームって感じの内容ですね。

兄弟たちが凄すぎて、短い共通からすぐに

対象を選ぶのに非常に迷っちゃいました(//▽//)

 

あり得ない設定と単純な話運びではあるけど、

深く考えずに、ラブを楽しむのを目的とすれば

そこそこ満足できるかな~って1周目の感想。

 

多分、兄弟たちの中で一番まともで優しく

素直なキャラかな、って思い選択。

1周目として無難なキャラだったと思います。

 

スポーツマンは現実では得意ではないけど、

ここでは良かった。

色々参考になる部分もあったし。

あと、ライバルの葉月くんって他球団の

ピッチャーが細やんの声で顔もカッコ良くて、

正直そっちの方が好みだったんだけど

その彼との絡みもあって楽しかったです。

 

全30話で1話に1つの選択肢。

だけど1話が凄く短いので、所要時間はそれほどでもなく。

手軽に出来る感じでした。

エンディングも移植に渡って結婚エンドが追加されたらしく、

ノーマル、バッド、ハッピー、結婚の4種類。

ハッピーでも結婚するんだけど、結婚エンドの場合は

その後の二人まで描かれて、ラブラブで幸せそうで

良かったです。

 

コロナや色々ある現実なので、仮想とは言え

ラブラブでハッピーなエンドは心温まりますね。

バッドエンドも、別れるってだけで

悲惨さとか無くて、私は良かったと思います。

 

五男、22歳って設定で、ヒロインより

年下らしい。ヒロインはケーキ屋で働く

パティシエって設定だけど、何歳なんでしょうね?

1,2歳、上な感じなんでしょうか。

名前も無くて、自分で設定するようになってるので、

当然ながら呼ばれませんが、特に気にならなかったかな。

 

次は芸能人の三男でいきまーす♪

 

戦国姫歌~時果の契り~

f:id:narico555:20200720221204p:plain

Nintendo Switch|ダウンロード購入|戦国姫歌~時果の契り~

 

時は戦国。
ヒロインは一国の姫。
ある日、異形の鬼の襲撃を受けて城が陥落。
よき父、弟、優しい許嫁、優秀な臣下、民が
皆、殺されて落城寸前の中、最上階に追い詰められた
ヒロインは、家宝の一振りの懐剣を見つける。

願いをひとつ叶えてくれると言われた懐剣。
必死に願ってみると、陥落した筈の城は
何事も無いかのように復元し、
死んだはずの人間たちが別の人間になって登場。
彼らは死んだ筈の人間たちの記憶を引き継ぎ、
国を守る為に戦う、異世界の戦国から
呼び出された5人の英傑たちだった..........。


スマホゲームのswitch DL版。

貯まったポイントの使い道が無くて、
廉価なのもあり、購入してみました。
安いのもあって、声無しです。
こはちょっと残念でしたね。
フルボイスでなくても良いので、要所要所で
あったら良かったな~って思います。

で、どうだったかと言いますと
全然期待してなかったんだけど、
予想外に面白かった♪

全部で8章+エンディングで、
エンディングは甲と乙の2種類。

章の数は多いけれど、1章が短いので
全体も短かった。
なので展開も早かったけれど、
サクサク進めるの、良かったです。

攻略対象は5人。
どの男子も戦国時代の英傑ですが、
舞台は我々の知る戦国とは違う、
別世界の戦国。
何故か鬼に集中攻撃を受けている
地方の小国に呼ばれてきちゃって、
記憶が塗り替えられた状態なので、
なんか違う人って感じで。
なかなか変わった設定が面白かったかと。


以下プレイ順に。

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真田幸村

主人公の双子の弟として呼び出される。
姉である主人公へ特別な感情を抱くが、
弟であるという血の繋がりに苦悩する。

とっても可愛い人でした。
過去の本当の弟の記憶を持っている為、
姉への想いも弟から引き継いだもので、
彼自身の気持ちじゃない、とヒロインは
思うんだけど、幸村はなかなか熱くて、
弟として葛藤しながらも、気持ちの方が
あふれ出てくる感じで、後半は、
もう姉弟であっても構わない!!って
なっちゃうのが凄くって。
実際は別人だから血の繋がりなんて
ないので問題ないんだけど、真実を
知らない訳なんで、幸村、凄いな~と
思うばかり。モラルも何もあったもんじゃない。
ってか、それを壊さずにいられないほど
好きなんだよね。

 

f:id:narico555:20200720221527p:plain

竹中半兵衛

冷静沈着、時にその態度が冷酷にも思える
天才軍師。主人公の許嫁として呼び出される。

実際の亡くなった許嫁も軍師で、しかも
一か月前に病死してる。
だからなのか分からないけど、似たような
境遇の人を呼び出しちゃいましたね。
しかも、元の許嫁より軍師としての実力は
有り過ぎるほどのお方。
だからなのか、過去の記憶を持っていないのに、
この世界での自身の存在に違和感を覚えて、
ヒロインに探りを入れてくる。。。
もう、何て言うか、お互いに腹の探り合い
となって、嫌味の応酬だったり、面白かったです。
ただ、実際の半兵衛の運命はそのままなので、
最終的には悲恋モード。
もう後半は涙涙の連続でした。

おまけで後日談とデートシナリオ1,2のSS
が出てくるんだけど、
どれも泣けちゃいましたね。
もう悲しすぎるよ( ;∀;)

 

f:id:narico555:20200720221551p:plain

風魔小太郎

主人公の城に加勢する”忍び”として呼び出される。
元々は、鬼によって壊滅させられた隣国に仕えていた。

忍びなので、他のルートでは出番が少ない人でしたが、
暗い仕事の割には茶目っ気があって、魅力的でした。
半兵衛がヒロインに破談話をしている場に
居合わせてしまった事で、それなら俺がっ!って
感じで急に距離を詰めてきた感じ。
しかも、臆する事がまるでなく、マイペースと言うか、
頻繁に姫の部屋を訪ねてくるので、なんだかんだと
文句を言いながらも、仕事で来なくなると
心配になってしまう、、、そんな感じで
自然に惹かれていった感じでしょうか。

この人、なんか誰かに似てる気が~~~?
って思ってたんだけど、そうだ!ユリオだ!!って
思い出しました。
アニメ『ユーリ!one ice』の、ロシアのユーリ♪
髪色と髪形のせいでしょうかね(^m^)
だからと言うわけではないけれど、
なんかちょっと可愛らしさも感じられました。

記憶がすり替えられているとは言っても、
元からある性質とか、心の裡に秘めて
溜め込んでいたものとかが残ってる感じで、
前の世界から引き継いだ願いみたいなのが、
自由に生きる事だったようで、主人公に対しても
姫という立場を捨てて二人で自由になろうと
言ってきた時には、どこか切実な感じがして、
明確な理由や背景は分からないのに、
胸が打たれました。

あと、懐剣の件。
最後の決着の付け方が他とは違っていたのもあり、
もしかして、政宗の後にやった方が
良かったのかな~?って思いましたが、
面白かったです。
明るく正直そうなキャラを表面に出しながら、
どこか謎めいていて、スリリングな面もあり、
現在の生き方よりも他の生き方に憧れている
切なさとか、良かったなと思います。

 

f:id:narico555:20200720221615p:plain

伊達政宗

主人公の国で最も腕の立つ武将として
呼び出される。
腕力、武術、馬術に秀でた一騎当千の武将。
特に弓は並ぶものがいない程の腕の持ち主。
本来は国主であったため、自分の中の意識と
現在置かれた立場の差に困惑気味。

国主オーラが隠しきれない人でしたね。
自然と醸し出してる感じで。
だけど、戦の時意外は、とっても優しくて、
その上男らしいし、ステキな男性でした。

ただちょっと、他の人と比べると
少々物足りなかったかな~って思います。
弓や料理を姫が習うなどは面白かったし、
姫のお転婆振りも可愛かったけれど、
政宗らしい豪放磊落さはあまりなくって、
一緒にいる時は優しさばかりが目立ってて、
そこに物足りなさを感じました。
あと、自分自身に対して違和感があるようでも、
あまり思い悩まないのが彼らしいのか、
翳りのようなものが一切感じられなくて、
そこが物足りなさの一因だったのかもですね。

後半からエンディングにかけての
話の内容は小太郎と大分似通ってましたね。
ただ小太郎には少々悲恋臭が漂ってたけど、
こちらは甲乙どちらも、良かったと思います。
あと、おまけの後日談とデートシナリオが
とても面白かったです。
この人のが一番面白かったかも。

 

f:id:narico555:20200720221641p:plain

織田信長

戦国時代の風雲児。
主人公の父として呼び出される。
当初から、自分の置かれた状況について
何かを知っているようで、遠まわしに
主人公を試すような言動をとってくる。

プロローグの後に個別ルートを選択する
システムになってるんだけど、各武将の
紹介文の最後に、信長の欄には
ネタバレになるから最後推奨、みたいな
事が書かれています。

確かに、どのキャラをプレイしても
信長は入れ替わってる事を知っているような
発言をしてくるんですよね。
なので、その辺の詳細がここで
明かされるだろう事と、建前上は
父娘なので、恋愛としてどう展開していくのか、
色々と興味の尽きないキャラだったし、
実際にやってみると、なかなか刺激的で
面白かったな~って思います。

やっぱり魅力的。
でもって、ヒロインが全ルートの中で
一番勝気で行動的。
全体的に、このヒロインはお転婆だし、
勝気なお姫様キャラで、可愛らしい容姿のわりに
高ぴしゃで女王様気質も兼ね備えてる
印象なのですが、このルートでは更にって
感じなんですよね。そしてそれが、
信長の気に入る要素のようだし、信長に
影響されて、エンディングじゃぁ、ほんと
お似合いなカップルって感じでしたね。
力強くて良かったです。

ただ、ここでも矢張り運命には逆らえず.....。
甲乙共に、半兵衛ルートのように
本人の末路がそのまま反映されていて
悲しくて切なかったですね。

 


と言う事で、全ルート終了。
各ルート、2,3時間で終わるので
あっという間でしたが、とても楽しめました。
基本的には、鬼に蹂躙された国を救うべく
鬼と戦って、何故鬼が襲ってくるように
なったのか?何故この国なのか?と言った
謎を解いて、大本を叩くって筋の流れは
同じなんですが、各ルートでの個別の
話もなかなか面白くて、上手く作ってあるな、
って思いました。

エンディングは、各キャラ、甲・乙の2種類。
おまけで、後日談とデートシナリオ2つのSSが。
ギャラリーは大したこと無かったですが、
ムービー再生ができるので、美味しいシーンを
再び見るのには便利ですね。

あとは、既読スルーあり。一挙に飛ぶのは無し。
でも短いので十分でした。
攻略も、選択後にラブ度が%で表示されるので、
クイックセーブしてから選択して、数字が
上がって無ければクイックロードして
やり直せば良いので簡単でした。

あとBGMが、いいですね~。
凄く雰囲気があって、重厚感を与えてる感じ。
惜しむらくは、場面展開が唐突で、音楽も
いきなりプチッ!と切れるところ。
もう少し余韻を感じさせて欲しかったな。


戦国モノは少々食傷気味なんだけど、これは
手軽でありながら、ありふれたハッピーエンドに
していない所とか、意外と見ごたえがあり、
またそこが胸にグッとくる所でもあったかと。


Switchダウンロード版って事で、値段も安く、
その割に、結構楽しめてお得だったと思います。
ポイント消化にはピッタリでした。
良かったと思います♪

 

遙かなる時空の中で7 10.大団円 &総括

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遙かなる時空の中で7 公式サイト | その恋は、運命を越える。

 

全ルート攻略後に開く、、みたいです。

そうだと信じてやったけど、分かりません(^▽^;)

 

「はじめから」を選択して

最初からやりましたが、スキップ機能を

使って、かなり飛ばしたので終わるのも

早かったです。

 

大団円って事ですが、内容は通常ルートと

大差ないです。

敢えて言えば、七緒の神子として覚悟が

より強く、ただただ神子として使命を

果たして現代へ帰るって事に特化してた感じ。

 

なので、内容的には、イマイチ面白みに

欠けていたと言うか、感動も無かったです。

 

少々ネタバレになりますが..........。

 

富士山で龍脈を正す戦いの後、帰れなくなって

戦国時代で岐阜城の信秀の元で生きていくのが

通常エンドで、役目を終えて皆との別れも

晴れ晴れとして現代へ帰るのが大団円。。。

 

大団円って感じ、全然しませんでしたね。

期待外れでガッカリでした。

 

 

-----総 括-----

 

これで全部終了。フルコンプ。

全CGと全回想シーンが埋まりました。

勿論、楽曲集も。

 

エンディングリストとか無いので

バッドエンドは出さなくても良かった感じ。

 

シリーズも7作目なので、安定感は

あったと思います。

手堅かったと言うか。

でも正直な所、非常に物足りなかったですね。

シリーズの4と5だけ私はプレイして

いないのですが。

自分がプレイしたシリーズの中で、

今作が一番、物足りなかったな、と感じました。

 

歴史上の登場人物がわんさかで、

上手に史実を織り込みながら

オリジナリティもあってキャラも魅力的でした。

でも彼らの抱える背景の描写が薄かったと

思うし、何よりヒロインが人間じゃ無かったのが

ちょっと..........。

だから、あんだけ出来過ぎた神子様なんですよね。

出来過ぎにする為に、そうしたと感じるし、

戦国時代の物語を都合よく進める為に

現代と行き来できて文明の利器を利用したのか、

って感じました。

 

色々面白い楽しい要素もあるんだけど、

結局はご都合主義っぽい感が否めなくて、

この世界観の中に入り込めなかったです。

だから感動も薄かった。

キャラの魅力は良かったのに、物語が

どーにもね..........。

 

戦闘システムも楽過ぎでしたね。

8人攻略するのに、共通まで全キャラの

イベントをこなせるシナリオは、

8人もいるだけに楽で良かった反面、

各キャラとの仲良くなるイベを見てると

段々、神子が八方美人に見えてきた(^▽^;)

 

そして途中まで共通でいける上に、

クリアデータを引き継ぐ事ができないので、

戦闘レベルを99まで上げるとか、

無理でしょう???

 

実際、共通終わりの富士山の戦闘では

レベル30未満でも楽勝。

その後の個別ルートでのラスボス戦でも

レベル32,3~35,6くらいで楽勝。

「6」の時の苦労に比べたら、もう拍子抜け。

 

あと、神子が戦闘では大した戦いができない。

八葉に葉っぱかけて、技を出させるくらい。

それだって、大層な技を身に着けても

必要な集中力の数を溜めるのに時間かかるし、

その前に戦闘終了しちゃったりする。

レベル上げの為のアイテムも、私は一度も

使う事がありませんでした。

それでも全然、問題なかった。

四神を得る為の戦いも楽だったし..........。

あまり戦闘に苦労したくはないけれど、

今回はつまらなかったですねー。

 

敵も、歴代から見れば貫禄負けしてた気が。

3人に分散されちゃったからでしょうか。

 

 

やはり今回、ヒロインが神子では無かった事と、

現代と行き来できて文明の利器を利用しまくり.....、

って点が、自分的にはイマイチだったかな~と。

戦国のキャラ達が、現代に来て色々な物に

驚いたり楽しんだりしてる所は面白くは

ありましたけどね。

五月と大和の会話も現代語のオンパレード。

時々、他のキャラが聞き返したりしてたけど、

あまりにも多くて変な感じでした。

 

色んな部分でツッコミどころが満載で、

作りが雑だなっと感じる事が多々。

 

結局、なんとも不思議な作品になったな~、と。

 

エンディングのラストシーンもあっさり感。

 

1種類しかないとは。。。

 

帰るエンドと残るエンドが、これまでは

ありましたよねぇ。。

何とも味気なかったなぁ。

 

遙かなる時空の中で7 9.真田幸村

f:id:narico555:20200713162508p:plaincv:寺島拓篤

天の青龍。

強きをくじき弱気を助ける、心優しき青年武将。

義にあつく情にもろい永遠のヒーロー。

 

最後に持ってきて良かったです。

この人は絶対、最後ですね。

カッコ良すぎでしょう、ほんと、やられました。

 

この人の愛の深さには感服です。

対になってる地の青龍である五月と

対照的な内容だったな、と思います。

五月と幸村だけが8章までありました。

それだけ長く深い内容だったし、

正直後半は疲れ気味.....。

移動中の戦闘も、浄化済の場合は

遁甲を使って避けてました。

 

歴史好きとしては、幸村の最期が

分かっているだけに、終わる前から

残念感。。。八葉の中で、この人だけが

逝っちゃうんですよね。史実通りなら。

どのルートでも、文明の利器を使いながらも

結局は史実通りに進んでるので、

ここでもそうなんだろうな~、って

思ってました。

 

でも二人の愛は、全てのしがらみを超えて

まさに浄化されたような、昇華された

感じでしたね。

何があっても、どう変わっても、

相手の意思を尊重する美しさ。

お互いに使命を果たして、やっと結ばれて

ウルウルしました。

 

ただ...............。

自分の個人の好みとしては、矢張り

人として幸せになって欲しかったな、って

思います。

こういう形は、ちょっぴり悲しい(:_;)

 

 

 

遙かなる時空の中で7 8.黒田長政

f:id:narico555:20200713103806p:plaincv:立花慎之介

天の白虎。

威厳と自信に満ちた武将。

一国一城の主にふさわしい風格がある。

下剋上の世を生き抜いてきたため、

器量のない者に仕えるのをよしとしない。

主人公に覚悟を問い、神子としての

力を示すよう求めてくる。

 

とても力強くて厳しくて魅力的なキャラでした。

好みもあると思いますが、私は非常に

好みで大好きです。

こういう、厳しさの奥に優しさがある、

塩対応に見えて気遣いが感じられる人、

本当に大好きです。

とても良く出来た人物でしたね。

まさにリーダーに相応しい人でした。

こういう人なら、安心してついていける。

 

それだけに、こういう人物が

仕える相手の器量を問うのも当然だなって

思うし、それに応えていく神子の

ひたむきさも良かったと思います。

そして、ふれあううちに惹かれ合っていく二人。

それでも互いの立場が、深く繋がるのを

躊躇させて、何とも言えない微妙な

距離感が緊張感を孕んで、退屈させない

運びだったと思います。

 

殿様らしい長政の活躍も面白かったし、

彼の、運命を切り開く積極的な態度は

本当に好感が持てて良かった。

 

それにしてもカピタン.....。

凄かったですねぇ。

このルートでは特に悪役ぶりが凄かった。

まさに悪魔の所業って感じ。

この人の背景、もう少し教えてくれたら

良かったのにな~って、ちょっと思った。

消え去る時に残した彼の言葉の続きが

気になりました。

 

長政ルートは、まさに戦国武将相手って

感じで、骨太感な印象でした。

何度か抱きしめられたシーンが最高に萌え♡

でしたね~(//▽//)