narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

ワンドオブフォーチュンR2 FD~君に捧げるエピローグ 7.総括

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http://www.otomate.jp/wandoffortune2_fd/vita/

 

自称「時空を駆ける妖精」のベルによって用意された

3つの時間。

「あなたとの物語2」「大舞踏会」「ちいさなあの子の大冒険」、

プラス「ベルと遊んでみる」では4つの項目で遊べるように

なっていて、なかなか盛沢山で充実した内容でした。

 

ストーリー性があるのは、「あなたとの物語2」と

「大舞踏会」で、「ちいさなあの子の大冒険」は

ある朝突然、ルルが幼女化し、同室のアミィが部屋を

空けている間に好奇心に負けて冒険の旅にでて、

そこでワンドの皆と会って遊んでもらったり、

アイテムを拾ったりなど、ちょっとしたゲームな感じでした。

ここで拾ったアイテムを、ベルと遊ぶ時に使えるのですが、

それとは別に、攻略キャラ各人2枚ずつCGの割り当てがあり、

それを出すのが、案外、時間がかかりました。

行動制限が3回になっていて、イベント発生がランダムなので、

遭遇しても、目的のイベントが起きなかったりする為、

2枚すぐにゲットできたキャラもいれば、なかなか

ゲットできないキャラもいたりして。。。

でも、なかなか楽しかったです。

 

オマケも充実していました。

CGはキャラの語り付きで、これが秀逸でした。

そして、各人のインタビューや、350年前の時の

ちょっとしたエピソード等、盛りだくさんで、

オマケも含めて全部見るとなると、割とボリューミィ。

 

システム面も、特に問題無し。

全体的に糖度もあるし、FDらしい甘さと

カップルが抱える問題とそれを乗り越えての幸福。

とても良かったと思います。

人数が多めだからか、各話、少々短めな印象ですが、

その分、オマケの充実感があり、トータル的に

良い出来だったのではないでしょうか。

 

ワンドの世界観を十分味わわせてくれたと思います♡

 

続編、欲しいな♪

 

ワンドオブフォーチュンR2 FD~君に捧げるエピローグ 7.ソロ・モーン

f:id:narico555:20181211090240j:plain cv:立花慎之介

 

年齢不詳の全属性。
のらりくらりと寝転がる、クラゲ系古代種。
数百年の時を越え、ようやく人並みになれた
彼の今後に乞うご期待。


「大舞踏会」

350年前の人で、まだ出会っていない相手なので、
どんな内容になるんだろうと、ある意味
楽しみでした。

まぁ、ちょっぴり切ない感じだったと思います。
考えてみれば、この時点でこの人は、彼らの前に
姿を現してはいないけれど、居るんですよね、どこかに。
で、ついウッカリ、ルルと遭遇してしまい.....。

過去からの長くて深い思いが分かっているので、
切なさが漂ってくるんですよね。
勿論、知らないでプレイすれば、全く訳が
分からないと言うか、心情的な面で
何も感じようもないのですがww

そんな訳なので、糖度は低かったです。
仕方ない内容ですが、それでも良かったです。
ソロ、大好きなので尚更胸に沁みました。。


「あなたとの物語2」

なんとも切ない感じではありました。
糖度は矢張り低かったです。
全員、始まり方はエロっぽいのですが、
その後の内容的に、ソロの場合、甘さは
あまり無かったです。
そもそも、ソロ自身はいつでもイチャイチャ
ベタベタしたい様子なのに、ルルがねぇ。
恥ずかしがり屋だから?
ソロがあれから350年生き続けてきて、
これから先の寿命がどれほど残されているのか
分からないって翳りを帯びているのに、
なんかルルの態度はちょっと理解できませんでした。

まぁ、そういう曰く付きだからこそ、
素直に楽しめないのかな、と思わなくもないですが。
いつでも前向きで、無駄に明るいルルらしさが
あまり感じられないのも無理は無く.....。

最後は驚きの結果でしたね。
どのカップルでも無かった事が、このカップルだけ。。。
未来への希望を象徴したかったのかな。
本編でも、ハッピーエンドとは言え、
ソロの寿命を考えると手放しに幸せな気分には
なれなかっただけに、幸福を希求する二人の
姿を描いてくれて良かったかな。

 

ワンドオブフォーチュンR2 FD~君に捧げるエピローグ 6.ビラール

f:id:narico555:20181209161008j:plain cv:高橋広樹

ビラール・アサド・イスナーン・ファランバルド

水属性。
カタコトの裏に隠された腹の黒さも
既にお馴染み。
ファランバルド第二王子のやりたい放題は
止まらない。


「大舞踏会」

ひたすらに甘かったですねー(//▽//)
他のキャラ相手の時には、大体心配事が
あって、ちょっとだけハラハラ含みでしたが、
この人の場合は、もう安定の甘さだったかと。
王子様相手なので、ルルが自信の無さから
気後れする程度で、大したトラブルもなく?
優しく溺愛されて、ウットリでした。
ただ一つ、正装の時でも、あのターバンは
付けたままなんだ~、、、と(^▽^;)


「あなたとの物語2」

ルルとの愛を選択し、二度と祖国の地を
踏めなくなったビラールですが、妻となった
ルルと共に各国を回って外交で祖国の為に
貢献するようになりました。
そんな二人が久しぶりにミルス・クレアを
訪れて..........。

名を捨てて自分との愛を選択させた事に
ルルは負い目のようなものを感じていたようで。
まぁ、苦しい選択ではありましたよね。
ビラールに対しては、本編では少々同情しました。
だって、ずっと祖国第一だった人だから。
それだけに、ルルの罪悪感も理解できましたが、
それでもビラールの方が一枚上手と言うか、
やっぱり懐が深いわね、この人は。
大人だよね。でもって、王族らしいと言うか。
敬愛を捧げたくなるような、ステキな人で
やっぱりウットリでした.....(*^^*)

 

ワンドオブフォーチュンR2 FD~君に捧げるエピローグ 5.ノエル・ヴァルモール

f:id:narico555:20181207221219j:plain cv:鈴木千尋


土属性。
夢は大きく、気は小さく。
だが心根は誰よりやさしく。
持ち前の不運属性をカバーする誠実さで、
本気を見せる(予定)。


「大舞踏会」

ノエルらしい、ある意味、王道な感じでした。
前半は、もう笑っちゃったよ。
とても真面目なのに、報われなくて、
でも一生懸命で。
とてもステキでした。
どこまでも優しくて、安心できるパートナーですね。


「あなたとの物語2」

生真面目と言うか、模範生過ぎて、お堅い感じ?
でありながら、ユリウスに指摘されてたけど、
やることはやってる.....ww
凄く優しくて、ルルにぞっこんだから、さぞや
甘い内容なのかな~って思っていたのですが、
350年前の傷をまだ引きずっていて、
なかなか決心がつかないノエル。
そんなノエルの傷が癒えるまでと、寂しい思いを
しながらも、待とうと我慢するルルでしたが。

ノエルのお兄さん2人が登場し、なかなか
面白かったです。ノエルによく似ていて、
すっごい美形でステキでした。
いじめっこキャラですが、それでも内心で
ノエルの事をとても心配されていて.....。
なかなか踏み出せなかったノエルの背中を
押してくれた感じかな。
最後はステキでしたね。
ノエルは誠実で過保護で、優しくて、ステキでした。

 

ワンドオブフォーチュンR2 FD~君に捧げるエピローグ 4.エスト・リナウド

f:id:narico555:20181206155909j:plain cv:入野自由

 

闇属性。
嫌です、ダメです、聞こえません。
ツンドラ少年を縛る鎖が解き放たれたそのとき、
魔王はやってくる。


「大舞踏会」

なんか、変な紹介文ですね.....ww
エストは年下で可愛い顔をしてるけど、
性格はすっごいツンデレタイプで塩対応。
しかも、そういう彼のコンプレックスから
舞踏会なんて嫌がるんだろうっていうのが
目に見えていて、実際、冒頭から
逃げ回られて、ほんと面倒くさいキャラでした。

正直なところ、これは面白く無かったです。
折角のロマンティックな舞踏会なのにね。
そうなる筈なのにね。
アルバロも大概だったけど、その上をいく感じで、
ここまで来ると、却って逆効果と言うか。
そういうキャラだこそ、頑張って欲しかったです。


「あなたとの物語2」

3年後のエストは、すっかり大人っぽく成長し、
とてもカッコ良くなりました。魅力的です。
ただ、基本的な性格はあまり変わってない感じ?
年下である事にコンプレックスを持ちすぎよね。
永遠に年下なのは変わらないのにねぇ。
背伸びしてばっかりと言うか、やたらと
負けたくないモードと言うか.....。

狂信者集団の件で、苦労に苦労を重ねて
疲れ切っていても、誰も頼ろうとしない
意地っ張りで、まだ17やそこらで、
全てを自分の力で、しかも早く解決しようと
焦るのも、自分の成長を誇示したいが為なんでしょうね。
いじらしいと言えばいじらしいけれど、その為に
なんかギスギスした雰囲気で怖くって.....。
元々がツンデレの塩対応系だけに、余計に
恋人同士らしい甘さを享受させてくれない内容に、
自分的には、気持ちが乗ってこなかったです。

エストのそういう所が大好きな人には
良かったのかもしれませんが。

ただ、最後はさすがに良かったですね。
そして、最後のスチルのエストは、
めっちゃカッコ良かったと言うか、別人か?
って思うほど、綺麗で色気のある大人の男の
魅力で描かれてました。ズッキューンでした(//▽//)

 

ワンドオブフォーチュンR2 FD~君に捧げるエピローグ 3.アルバロ・ガレイ

f:id:narico555:20181204163955j:plain cv:鈴村健一


光属性。
他の誰を信じても、この男だけは信じない。
嘘と企みは永遠の輝き、恋に恋する
隠れたヒーロー。

 

「大舞踏会」

イヤァ~、アルバロだから素直じゃないのは
分かり切っていましたけど、それでもやっぱり
私はダメだな~。腹立つな~。
この人にとっての恋愛は、矢張り遊戯の一部、
なんだろうなぁって思わせるばかりな気が。
見ててつくづく、不似合いな、不釣り合いな
カップルって思います。
またルルがひと際お子ちゃま過ぎる。
他の相手の時より輪を掛けてお子ちゃまでしょ。
お互い、一体どこが好きなのか、どうして好き
なのか、ほんと理解しがたいカップルって
思いが強くなる内容でしたね..........。

 

「あなたとの物語2」

350年前の事件を経て心を通わせるようになったけど、
何度も失踪しては帰ってきて、再び失踪を繰り返すアルバロ。
そんなアルバロを待ってるルルって、凄いわ~。
アルバロの生きてきた道を思えば、自由を求める
アルバロも分かるけれど、それでも恋人としては
辛いよね。なんせ、何も言わずにいなくなるんだし。

まぁそんなアルバロの不誠実さに前半はイラッでした。
まさに都合のいい女化してて、それを甘んじて
受け入れてるルルには共感できなかったので。
でも後半、ちょっとした事件が発生して、
そこからが凄かった。
そして、ヴァニア先生、ステキだったわ~。
よく言ってくれました、って感じ。
ルルも随分と成長し、大人になりましたね。
最後は、年貢の納め時、みたいな?

どこまで泣かせば気が済むんでしょうか。
アルバロ、あまりにも落ち着きなくて、
こういう人は嫌だな~って思ってたんですが、
ガツーンとやられましたね。♡

 

ワンドオブフォーチュンR2 FD~君に捧げるエピローグ 2.ラギ・エル・ナギル

f:id:narico555:20181203175523j:plain cv:柿原徹也

 

火属性。
燃やすぞ、焦がすぞ、と脅し文句は
わりと口だけの予感。
ドラゴンの誇りは永遠、リアル肉食系男子


「大舞踏会」

1時間足らずと短いので、2周目はこちらから。
始まり部分は共通の為、スキップ選択ができます。
なので、更に短かかったですね。

ラギ、と言う事で。
彼の特殊能力があるので、ダンスはとても無理、
と言われてしょんぼりするルル。
仕方ないとは言え、やっぱり一緒に
踊って欲しいのが女心。
そんな彼女の気持ちを察して、ラギは
頑張るのですが..........。

まぁ、ラギらしい面白さでした。
最後は、ラギにしてはかなり頑張って
天晴れでした。イイ奴だ、やっぱり。
恥ずかしがり屋の照れ屋だけに、
普段はぶっきら棒だけど、本当は
情熱的で優しい男子なので、
その思いが伝わってなかなか胸キュンでした。


「あなたとの物語2」


3年もの間、全くの音信不通だったラギが
迎えに来てくれて、熱い再会を果たした二人。
けれど、ミルス・クレアの皆からは、
嫌って言うほど、3年もの不義理を責められるラギ。
みんながルルを大事に思っているからこそで、
そんな皆に感謝しつつ、翌日にはラギの
故郷へと二人は旅立つ.....。

とても面白かったし、後半は切なくて
感動して涙ぐみました。
すごく、良かったです。
大人になったラギ、とっても男らしくて
逞しくてカッコいい!
イイ男に成長したなーって改めて感じさせて
くれましたね。
良いお話でした。。。

 

ワンドオブフォーチュンR2 FD~君に捧げるエピローグ 1.ユリウス・フォルトナー

f:id:narico555:20181202115136j:plain cv:櫻井孝宏

風属性。
ただの魔法オタクから、少し賢い
魔法オタクへ。
無駄な美形ぶりと、忘れたころに出る
お兄ちゃん属性が武器。


ある日ルルの前に現れた限りなく羽虫っぽい、何か。
自称「時空を駆ける妖精」のベルはルルのことを
知っており、恩人であるルルに恩返しをするために
夢の中にやってきたことを話す。
そして、恩返しとして「時空の欠片」を見せてあげると
ルルに提案する.....。

選択できるのは3つ。
「あなたとの物語2」、「大舞踏会」、「ベルと遊んでみる」。

3つめは、ちょっと別のゲームっぽいので
最後にやろうかなと思い、攻略相手さんとの
その後のお話である、先の2つから。


「あなたとの物語2」

「ワンド2」のエンディングから3年後の世界。
恋人同士となったふたりの甘い生活に、
それぞれ転機が訪れる、と言うことで、まずは
悩みに悩んでユリウスから.....。


キャラ紹介文の『無駄な美形ぶり』って
笑える.....(*´艸`*)
顔はほんと好き。声も勿論、大好き♡
天然ぽいキャラも好きなんだけど、恋人としては
ちょっと引く部分もあったりして。
何ていうか、他人の気持ちをあまりに考えない所?
で、肝心な所でへたれたりして、本編では、
正直微妙な立ち位置だったのですが、ここでは、
やっぱりユリウス、好きだな~って改めて
思いましたね。

何ていうか、可愛い(//▽//)

甘えん坊なのね~。
でもって、天然だからか、言動がストレート。
ルルへの熱い思いがそのまま出てくるので、
甘かったです。
時や場所にお構いなしなので、ルルは戸惑いがち
でしたが、魔法に夢中で相変わらず放っておかれるのか
と思っていたから、そうでなくて良かったです。

結婚に向けて、ちょっとした問題が生じるけれど、
二人とも良い感じでした。
成長したな~って。
まぁ、ユリウスは相変わらずな部分もあるけれど、
友人たちとの男同士の会話とか、楽しかったです。

ほんわかして、良い後日談でしたね。


「大舞踏会」

「ワンド1」のエンディング後。
ミルス・クレア魔法院創立500年記念の
祝賀パーティで催される大舞踏会。

その式典で大掛かりな古代魔法を
イヴァンが使うと知ったユリウスは大興奮。
魔法バカな彼なので、その事に夢中で
ダンスのパートナーの件は忘れているように
感じたルルは落ち込むのですが.....。

うんうん、やっぱりここでも甘かった。
ユリウスが可愛すぎた。
舞踏会ですもんね。
甘くなくちゃ、ですよね。
ユリウスの天然で朴訥っぽいけれど
他を顧みないストレートな愛情表現。
そういう所が胸キュンでした。

改めて惚れ直した感。

うっとりと、なんの心配もなく楽しめました。

白と黒のアリス Twilight line 7.総括

f:id:narico555:20181128211232p:plain

http://www.otomate.jp/bw_alice/twilight/

まずは全体的な印象ですが、まぁまぁ面白かったです。


本編では、白サイドの愛日梨の言動がイマイチ
好きになれず、物語的にもいまひとつな
印象だったので、FDに至って、最初は気持ちが
乗らなかったので、購入を迷いました。


けれど、やっぱり黒サイドの3人の
攻略キャラさん達との事が気になって。

カノン、ジャック、スノウの3人は
甲乙つけがたい程、同じくらいに大好きです。

やっぱり、白サイドの3人は、自分たちや
国の利益のことばかりで、アリスに対して
酷い仕打ちが多かったせいか、複雑な背景を
知り、その後に改心しても、あまり気持ちが
乗れなかったんですよね。

それに比べて黒サイドの3人は、
ルナちゃんの気持ちを主体に考えてる。
カノンはちょっと複雑だけど、頑張っている
ルナを認めて応援してる所が、矢張り
心に響いたように思います。
だからその分、ヒロインとの絆も強い印象。
そういう面で、黒サイドの方に惹かれるのかと。


今回のFDでも、二人で協力して臨む話運びは
ルナサイドの方が強かったと思います。
アナザーは結構、ハードな内容でしたが、
よくある、誰とも結ばれてない状況での
お話ではなく、最初から恋人同士としての
お話なので、そこは良かったな、って思いました。

夕方が戻った事で復活したカルミア
ジョーカーの、二人の話がメインで進む
白サイド、白の世界から迷いこんだ琉唯が起こす
事件がメインの黒サイド。
二人とも、両サイドに登場するけれど、
メインとなるのは違うので、白サイドと黒サイド、
交互にプレイした方が分かりやすいかもしれません。

自分は今回は、先に白サイドの3人をプレイし、
次に黒サイドの3人をプレイしましたが、
事件の内容に関しては概ね同じ事の繰返しなので
交互の方が良かったと後から思います。
各ルートで、新しい事が分かるものの、
共通した部分の方が多いので、ちょっと退屈でした。

あと、どちらのサイドも側近のうさぎのルートが
問題解決な内容だったので、うさぎ達は
最後が良いと思います。


それにしても、Cero Dなのに、恋愛的な面では
Bじゃないの?って思うような内容でしたね。
まぁ、リップ音はありましたけど、絵は
子供だましな感じだったと思います。
枚数も各人10枚と少ない印象。

そして、どのお話も短め。
アナザーはストーリー性があるから少しだけ
長めだけど、後日談はどれも1時間強で
すぐに終わっちゃう感じ。
内容も人によって、落差あるな~って感じました。

糖度が高めだったのは、ミネットとスノウとジャックくらい。
もう少し、糖度が欲しかったです。
良かったと思うのは、アナザーが、攻略キャラと
恋人同士でスタートしてる所。
一緒に事件を乗り越えて、更に絆を深める感じで
良かったです。
ただ、結構、血生臭くてハードだったので、
回を繰り返すうちに、嫌気がさしてきちゃいましたね.....。

新キャラ登場で、まえぬって事で期待したんだけど、
あまりいい役じゃなくて、ちょっと残念。
可哀そうな子だったけど、キャラ的には受け入れがたかった。。。


システム面ですが、こちらは普通かな。
デフォ呼びだけど、目パチ口ぱちではありません。
選択肢ジャンプができて、未読がある場合は
ちゃんと止まってくれるので、良かったです。
ただBGMの音量が、セリフの時に下がらないのが
少々気に入りませんでした。
呟きボイスの時とか、聞き取りにくかった。


オマケはCGとか音楽とか、普通にあるもので、
プラス、「Tea Party」ってショートムービーが1つ。
二人の女王がみんなを労う為にお茶会を開く、
ってお話で、ほのぼのした一コマでした。
でも、これだけなんですよね。
あと、おまけのCGが一枚追加されてたけれど、
矢張り物足りなさを感じます。

本編のエンディングが、白の世界選択と黒の世界選択の
2種類ずつある為に、後日談も白黒両方あるわけで、
両方を合わせれば1人3時間近くなるわけなので、
アナザーと合わせれば、そこそこのプレイ時間に
なるんだけど、それでもあっという間な感じでした。


何ていうか、やっぱりどこか足りない感。
本編と同じく、自分的には黒サイドの、
ルナちゃんとのお話の方が面白く感じました。
愛日梨の方も、本編よりは楽しめましたけどね。

評価はビミョー。
ヒロインがルナちゃんの方が魅力的で、
愛日梨は可愛いだけで地味だし。
ただ今回は、ルナがあまりにおぼこ過ぎて、
ここまで過ぎると、かえって鼻につくな~って、
ちょっとイラっとした個所もありました。

それでも、カノン、ジャック、スノウの魅力には
抗いがたかったです。
とは言え、パート2が出るとしたら、
もう買わないと思いますが.....(;^_^A

 

白と黒のアリス Twilight line 6.スノウ

f:id:narico555:20181128171739p:plain cv:増田俊樹

 

女王の側近で、黒うさぎ・レインの双子のの兄。
いつも穏やかに微笑んでいるが、職務のためなら
時に強引に事を運ぶことも。
豊かな知識を持ち、周囲からの人望も厚いが、
怒らせると怖い一面も。


-Another Line-

ここでやっと、琉唯の背景の詳細が
見えた感じですね。
黒サイドでは、琉唯の歪んだ醜い悪意のある
行動のせいで、きな臭いストーリー運びが
中心で、ムカつきの極致だったんですが、
白サイドのレインの時のように、このルートで
やっと救われた感でした。

とは言え、やっぱりハードでしたね。
正直、カノン、ジャックでもうゲンナリで、
また、あの琉唯と付き合わなけれならないのか、
って思うと、最後、お楽しみだったスノウなのに
やる気が起きなくて、なかなかゲームを
始められませんでした.....。

そんなスノウさんですが、ヤキモチの連続で
なかなか可愛いと言うか楽しかったです。
あの冷静なスノウが、ヤキモチ妬いてるぅ~^^
独占欲丸出しで、抑制がきかないと言って
手を出してくる様は、ドキドキキュンキュンでした。
やっぱり、こうじゃないとねー。
ただルナちゃんが、あまりに奥手過ぎる!
女王としての教育しかされてこなかったからか、
性教育、全くゼロみたい。
子供の出来る過程どころか、どうやって
産まれてくるかすら、知らないようで.....。
前途多難ですね(;^_^A


-Lover's Day-

白の世界

黒の世界から逃げてきて、今後一切、黒の世界に
干渉しないと約束してから数年後。
植物学者になったスノウと助手として一緒に
働くルナの二人は、婚約者同士となり、
とうとう結婚することに..........。

とてもステキな内容だったと思います。
スノウの、嫉妬する姿は矢張り良いですね。
穏やかでにこやかな人の静かなる怒りを含んだ
口元だけで目は笑っていない表情たるや。
そして、抑揚の少ない静かな口調で語る
愛の言葉の数々。
ミネットだと、ベッタベッタで暑苦しく
感じてしまうのに、スノウの淡々とした口調が
逆にそそられると言うか、胸キュンでしたね。

良い後日談だったと思います。
これぞまさしく、愛の日々。こういうのを
待ってたのよ~(//▽//)って思わせてくれました。
満足です。


黒の世界

愛日梨と共に二人の女王として即位して、
落ち着くまで暫くは忙しい日々。
当然ながら二人だけの時間を持つ事ができず、
寂しい思いをしながらも我慢をしている
ルナに、ミネットがとんでもない、おまじない、
なるものを教えて、素直に真に受けるルナ。

いやぁ~、ミネット駄目でしょーって感じでしたね。
からかうにも程があるって言うか、ルナとスノウに
同情しました。
特にスノウが可哀そうだったわ~。
ここでのルナは、相変わらずの奥手ぶりで、
知らないが故の大胆発言にスノウもタジタジ.....w

まぁ、面白くはありましたけどね。


これで、終了。
スノウが一番、甘くてロマンティックな
内容だったように思いますね。
後日談の白が、とても幸せな二人って内容
だったので、黒⇒白、の順番の方が
後味的には良いかも。。。
ウットリでした。