narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

白と黒のアリス Twilight line 5.ジャック

f:id:narico555:20181126091452p:plain cv:興津和幸

 

女王直属親衛隊の隊長で、チェシャ猫・ミネットの
幼なじみ。 ルナの前では未だに緊張して
挙動不審になってしまうが、剣の実力はトランプ兵の
中でも1,2を争うほどの実力者。


-Another Line-

黒の世界に戻ってきて、双子の女王が揃って
即位する事で血の暴走を回避できるようになったものの、
ルナちゃんは、どこか疑心暗鬼で不安を感じてて.....。
そんな彼女の弱みにつけ込むような内容でしたね。
ここでの琉唯は、更に過激だったように思います。
この人、もう逆恨みの極致って気がします。
毎回毎回、とんでもない感じ。
そういうきな臭い中で、ジャック隊長、身を挺して
ルナちゃんを守る姿が、カッコ良かったですね。

恋人同士だろうと無かろうと、彼にとっては
ルナが唯一の女王様であり、命がけで
守る存在。もう、ほんと一途で。
しかも、普段オドオドしている癖に、
触れただけでキュン死しちゃうんじゃないの?
って思うほどのウブな感じなのに、急に獣に
変身して強引だったりするのがもう..........(//▽//)
このギャップがたまりませんよね。

他の人のルートでは、ルナちゃん、気持ち悪いとか
思ったりしてるんで、笑えますww

ルナちゃんの葛藤と成長と、それを支えるジャック。
良かったな、と思いました。


-Lover's Day-

白の世界

高校を卒業し、二人とも付属大学に進学し、
一緒に暮らすことに。
なかなか面白かったです、このお話は。
ジャックだからこそ、楽しめたかなって思います。
ジャックと一緒にいるのが一番落ち着くから、
寝る時も一緒に寝たいとねだるルナ。
なんと、ジャックは、いつもリビングのソファで
寝てたんですね。
何故なら、一緒に寝たら、何をするか自信が無かったから。

純粋無垢なルナを大事に思い、大切にしたいからこそ、
あえて一緒に寝ない選択をしているのに、
それがルナには通じないものだから..........。
もう、ジャックは修行僧か?って思っちゃうほど
可哀そうで、同情しましたねーww

なかなかどきどきもさせてくれて、
オドオドしいジャックの、男、な姿も見れて
良かったです~(^m^)


黒の世界

白より更に糖度が上がった感?
女王と親衛隊隊長として、忙しい日々が続いて、
なかなか二人の時間を持てない中での、
お互いの相手に対するジレンマ.....と言うか。

ほんとジャック、好きだわ~。
ルナの事が好き過ぎて辛い。そこは白の時と
同じで、根本的に手を出したいのに
出してはいけないって思っているから、
抑制するのが大変なんだよね。
そんな事を幼なじみのミネットに相談してたら、
ルナから妙な誤解を受けて.....。

でも想い合う気持ちの強さは伝わってくるので
観てて面白かったです。


ジャックルートは、愛の日々って感じでしたね。
ジャックだけに、まだまだ微笑ましいけれど、
抑圧が凄すぎるだけに、我慢を超えると
大胆になるのが、たまらないです。(//▽//)

 

白と黒のアリス Twilight line 4.カノン

f:id:narico555:20181124182207p:plain cv:花江夏樹

 

手先が器用で、刺繡や裁縫が得意。
街で帽子屋を営んでおり、ネロとラッテはお茶会仲間。
ある事情から他人に無関心だったが、
困っている人を手助けする優しい一面もある。


-Another Line-

ここまでジョーカー寄りの内容が濃かったですが、
ここへ来て、琉唯のお話がメインとなっていて、
ジョーカーの方は殆ど触れられる事はなかったです。

カノンに掛けられた呪いの魔法を
どうにかして解除したいと強く思うルナ。
カノン自身は、解除できればしたいけれど、
あまり拘ってはない状況で、『鍵』の能力を
持つ人物がいて、その能力があれば
カノンの魔法も解除できると知って
ルナは1人で街へ探しに行くのですが..........。

ちょっとスリリングな印象の内容でしたね。
その辺は、少しネロと雰囲気が近かったかと。
ただ、カノンの方が甘さがありました。
糖度が高いわけでは決してないのですが、
お互いを恋人同士と言葉に出して言えるくらい、
二人の関係は良い雰囲気に包まれていて、
そこは良かったかな~と思います。

後半は、少々ハードでしたね。
特に、バッドとゲームオーバーの方は
非常に血生臭かったし、ちょっと残酷でした。
キツかったです。
それが、ハピエンの方になると、逆にちょっと
呆気なかった感.....。
力を使って未然防止は良いのですが、その内容が
テキスト1、2行で済ませちゃってるのには
少々拍子抜け。
簡単過ぎる~~~、と内心ツッコミ(^▽^;)
そして最後はお決まりの、問題解決.....。
まぁ良かったんですけど、いかにも予定調和的な
結末だったかと.....。


-Lover's Day-

白の世界

カノンらしく、こちらでも帽子屋を営んで、
ルナは接客と事務をこなし、二人で仄々と暮らしてて、
時々、素直じゃない二人らしい口喧嘩をしたりして、
雰囲気の良い内容でしたね。
結婚50年の老夫婦の男性側から奥様への記念
プレゼントの帽子の注文を受けて、二人で
助け合いながらステキな帽子を完成させ、
最後は改めて想いを確かめ合い、将来を誓う。
粗すじ的には非常に平凡な感じですが、
白の世界だからこその仄々感は悪く無かったです。

黒の世界

切なかったですねぇ~、矢張り.....。
本編から時間が経っているのもあって、黒のハピエンの
内容をすっかり忘れていたので、最初の方はピンと
来ませんでしたが、過去を回想するシーンで思い出しました。
そうそう。カノンの黒エンドは、気に入らないエンド
だったんだ~ww 
赤ん坊まで時間を巻き戻されたルナちゃん。
そして、彼女が再び16歳になるまで、ずっと会わずに
待っていたカノン。。そして、やっとの再会。

でもねぇ。再会したって根本的なカノンの問題は
据え置き状態だし、過去の記憶を取り戻したルナの心に
その件は影を落とすしで、なかなか複雑でしたね。

それにしても、16年も経ってるのに、みんな全く
老けてないのには驚いたわ~。
カノンよろしく不老なの?違うよねぇぇぇ?
なので、時間の経過もピンと来なかった。

カノン.....。ほんと大好きなんですよね。
それだけに、もっと手放しで幸せになって欲しかったし、
そんな彼を見たかった。
まぁ、白の世界と、アナザーのエンドは、そういう点で
良かったと思います。
黒の方は、本編での納得いかないエンドの流れなので
仕方ないけど、逆に、あのエンドの後だからこそ、
今度こそ本当に.....とも思ったんですが。

物足りなかったな~って思います。

白と黒のアリス Twilight line 3.レイン

f:id:narico555:20181122185134p:plain cv:梅原裕一郎

 

女王の側近で、白うさぎ・スノウの双子の弟。
黒の世界の事を第一に考え、”黒の世界を良くする”
という信念を持っている。
冷徹な男と思われがちだが、不器用で意外とロマンチスト。

-Another Line-

ミネットルートとネロルートをミックスしたような
話の内容って感じました。
勿論、それだけではなく、ここでジョーカーと
カルミアは救われてめでたしめでたしとなり、
最終的にハピエンな感じで良かったですが。

糖度的には、矢張り低め?
ネロよりは、二人の距離感が近くて
信頼し合った良い関係を築けていて、
そこは、二人の成長を感じられて良かったです。

どのルートでも、不器用でぶっきら棒で、
いつも眉間に力が入っていて、怖い顔つきのレイン。
本人ルートでは比較的穏やかな表情が多く、
また、雰囲気的には愛情が漂っていて
冷たいレインとのギャップ萌え感があり、
全体的には良かったかな~と思います。


-Lover's Day-

白の世界

命に関わる程の大けがを負ったレインと共に
白の世界へ逃げるようにしてやってきた愛日梨。
何よりも黒の世界のことを大事にしていたレインなので、
命を助ける為とは言え、白の世界へ連れてきた事に
負い目を感じていて心が晴れない愛日梨。

なんか、愛日梨らしいウジウジさで、
終始、その事ばかりを気に病んでいて
物語性が無く、面白くなかったです。
その為に、かなり読み飛ばししてばかりだったのもあり、
1時間かからずに終わってしまいました.....。

ところどころ、レインの照れシーンが入って、
そんなレインは可愛かったですけど、
糖度らしい糖度なんて無いに等しく.....。

最後はお互いの胸の内を打ち明けあい、
愛情を確認し合えた二人でしたが、つまらない内容でしたね。

黒の世界

ルナと共に女王に即位した愛日梨。
けれど、レインは忙し過ぎて1週間、顔を合わす事すらなく.....。

いくら仕事とは言え、なんだかな.....でしたね。
そして、二人とも奥手で不器用過ぎ。
そんなキャラ同士のカップルだから、こういう状況設定
なのかもしれませんが、ただただ焦れったいばかりの
内容でした。

本編での困難を思えば、やっと過去からの繋がりも
思い出し、絆も深まったわけだから、
もう少し盛り上がりのある展開と言うか、
熱いムードでも良かったと思います。
そんな想いを抱えながら、あまり逢えなくて
寂しい想いを募らせているなら、こちらとしても
萌えれるのに、この二人、テンション低すぎ。

本編で確かめ合った愛を、ここのエンディングで
再確認して終わりって、結局、何も始まってなくて、
やっとこれから始まる感じの内容で、
愛の日々では全く無かったですね、ここも。


何なんでしょ。何気ない日常の中での心の揺らぎを
描きたかったんでしょうか?
でもファンは、もっと別の事を望んでいると思うのですよね。
本編が暗かったからこそ、もっと仄々とした愛の日々をね。

 

これで、愛日梨とのルートは終わりましたが、
本編同様、愛日梨だからなのか?
本編よりは、愛日梨ちゃん、良くなったかなと
キャラ的には思いましたが、何とも拍子抜けな
3人の内容だったと思います。

白と黒のアリス Twilight line 2.ネロ

f:id:narico555:20181121120559p:plain cv:下野紘

 

元々は商人だったが、現在は側近見習いとして
レインやスノウに鍛えられている。
楽しいことや面白いことが大好きで、細かいことや
難しいことは苦手。
本を読んでいると、よく居眠りをしてしまう。


-Another Line-

ミネットと違って、糖度は低かったですねー。
鏡が壊れて、虚の世界の発生によって
人々が其々の世界へ迷い込んでしまう現象を
調査するべく、元商人の人脈を買われて
情報収集に走るネロ。
そんなネロに、謎の人物ジョーカーと琉唯が
接触してきて..........。

ミネットの時にはベタベタいつも一緒でしたが、
こちらは、其々の仕事に取り組んで、
ラブモードは少なかったです。
ただ、愛日梨が結構、無謀と言うか.....。
女王としての自覚が足りない感じで、
レインにも散々指摘され叱られるけど、
全然凝りませんでしたね。
何ていうか、ネロの行動、思考が中心に
お話が回っていたので、無理やり二人を
絡ませる為に無茶な事をさせてる感がありました。

このルートは、琉唯が危険でミステリアスな
役回りで、ジョーカーと琉唯の行動に
みんなが振り回された感じの内容だったかと。
琉唯はミネットルートでは共通でしか
出てこなかったので、あの後どうなったんだろう?
と思っていましたが、ここでこんな風に登場するとは!
でも、『鍵』については明かされなかったので、
まだ謎めいたまま.....。

ネロと愛日梨の物語としては、面白みが
無かったですが、琉唯の存在でスパイス利かされてる、
そんなルートだったかなと思いました。


-Lover's Day-

白の世界

本編エンディングから4年後のお話。
愛日梨が白の世界で暮らす事に決めてから、
ネロは『逆転の力』を使って贖罪の旅を
3年で終え、白の世界で生きるべく、
カフェで働き一人暮らしを始めます。
そんな、仕事と生活の安定に追われて
忙しい日々な為に、互いに相手に遠慮して
なかなか二人きりで会えずにいたのですが、
久しぶりに黒の世界から遊びに来たカノンに
色々と忠告され、反省する二人..........。

そんな二人がデートする内容が仄々した雰囲気で
描かれた内容でした。
お話的には、ごくありふれた、目新しさも無く、
平凡でしたが、本編でのネロの内容から考えると、
この平凡な幸せがとても貴重で尊いなって
思わせてくれたな、と。
白の世界は平和でいいです。
過去のしがらみから解放されて、自由に好きな
未来を選択できる。
ネロに向いてる世界ですよね。
糖度は低め。お子ちゃまカップルって感じでしたね(;^_^A
にしても、4年後なんで、愛日梨も20越えなんだろうに、
一体毎日何をしてるのか、サッパリでした。
大学生なのか?働いてる感じはゼロ。
遊んでるのかぁ? 不思議でしたね。ww


黒の世界

女王に即位したばかりの愛日梨の元で、側近見習いとして
慣れない仕事に毎日悪戦苦闘しているネロ。
失敗続きで、なかなか上手くいかず.....。
折角処刑人から解放されたのに、新しい立場に縛られるように
がむしゃらに仕事に取り組むものの、空回りばかりで、
そんなネロを愛日梨だけでなく、周囲も心配するのですが。

なんか、暗かったですね。
正直、あまり面白みが感じられませんでした。
ここでは愛日梨が癒し系な感じで、がむしゃらに
頑張っているネロを癒してあげようとする内容で、
二人が恋人同士としての時間を楽しむ、なんて事は
とても出来るような状況じゃなかったのもあり、
糖度が非常に低かったです。
最後は自分を反省したネロと、口づけを交わして終わりだけど、
絵が無い..........。
これで終わりなの?はぁ???って感じでした。
ラバーズデイと銘打っておきながら、ちっとも
愛の日々じゃ無い。
ガッカリでした。
もっと二人で幸せいっぱいってシーンを見たかったです。

 

白と黒のアリス Twilight line 1.ミネット

f:id:narico555:20181119081921p:plain cv:木村良平

 

ー乗り越えた先にある、幸せな未来ー

って事で、『白と黒のアリス』のファンディスク。

 

『Lover's Day』と『Another Line』の二本立て構成。

まずは、アナザーの方からプレイしました。

 

前作で、双子の女王が一緒に即位したエンドを
引き継いだ設定でのスタートな感じでした。

ルナと愛日梨の二人の女王が即位して間もない為、
世界はまだ完全には落ち着きを取り戻しておらず、
慌ただしい日々を送る登場人物たち。

そんなある日、封印されていた地下室で
倒れている少年を発見。
目を覚ました少年には記憶がなく.....。

そんな中、白と黒の世界を結ぶ鏡が割れてしまい、
其々の世界の人間たちが、対する国へ迷い込む
事件が多発。
謎を解決すべく、調査を始めるのですが。。。。


ゲームを始めるにあたって、まずは
ヒロインを選びます。
ヒロインを選ぶ事で、進める攻略キャラの
選択肢が限定されるのは、前作と同じ形。

最初は、愛日梨を選び、攻略1番手は
ミネットにしてみました。

でも攻略と言っても、既に恋人同士の設定になっていましたが。

最初は結構長めの共通部分。
1時間半くらいありました。
そして、共通終了後にオープニングムービー。
それから、個別に進むためのキャラ選択が。

キャラを選択できるのは良いのですが、
オープニングムービーまで1時間以上あったのには
ちょっとビックリしましたね.....(^▽^;)

共通部分も、色々と謎を散りばめながらも、
状況説明的で冗長な印象でした。
そして、前出の出来事から見れば、
自ずと導き出されるだろうと思われる事柄に、
すぐには辿り着かなくて、この人たち、
ちょっと鈍くない?って思う事が度々。。。

そんな共通が終わって、やっと個別に入ったわけですが。

ミネットルートは、なんか甘かったです。
前作本編で、散々なミネットの行為。
その事に罪悪感を持ってるから、ってのもあるんでしょうが、
とにかく、甘い言葉のオンパレード。
本編では本気じゃないのはバレバレでしたが、
今作では、本気で、恥ずかしいほど連発してくる。
もう、甘ったるいったらなかったです。
その辺、自分的には好みじゃなかったですねー(;^_^A

愛日梨の方は、本編のようなイジイジでイライラ
させられるような行動は無かったので、
元々が大人しいタイプなのもあって、かえって
目立たないと言うか、地味な印象でした。
ただ、ミネットやみんなに任せてれば大丈夫に違いない、
って、何かとそういう態度が、投げやりと言うか
無責任な印象がなくもなかったです。

途中、二人と少年は白の世界へ飛ばされて、
黒の世界にいる皆と交信が取れなくなるのですが、
色々とやばそうな事件に遭遇している割に、
呑気な印象.....。
そして、やっとこさ黒の皆と連絡が取れた時も、
黒側の反応も、どこか緊迫感に欠けてると言うか、
やっぱりちょっと間抜けか?と思わせる内容に
感じられました。

まっ、全体的にツッコミどころが多いと言うか、
緩くて粗い作りって感じがしました。

エンディングはグッド、バッド、ゲームオーバーの3種で、
バッドとゲームオーバーは、まさに間抜けの極致の結果、
って私は感じました..........。
概ね、楽しめましたけども。


ーLover's Dayー

前作の白エンディング・黒エンディング後のアフターストーリー。
苦難を乗り越え、恋人という関係になった二人。


二人のとびきり甘く幸せな物語。

って事で、白の世界へ戻るお話と黒の世界に
残るお話の2本だて。
それぞれ1~1時間半くらいの長さでした。

こちらも、ミネットだからか、甘かったですね。
もともとスケコマシ.....的なキャラですから、
本気になったら、一層の愛の言葉のオンパレード。
そこは、アナザーでも同じだったので、
言わない人よりは言ってくれる方が嬉しいとは言え、
過ぎると段々恥ずかしくなってくるっていうか、
そこまでリップサービスしなくてもいいよ、って
言いたくなるって言うか.....(^▽^;)

お話としては、どちらの世界でも、結局は
すれ違いからくる疑心暗鬼、を乗り越えて
絆が深まるって感じの内容でした。

ミネットは黒の世界で宮廷魔法使いとなったので、
白の世界へ戻る選択をした愛日梨とは離れ離れの生活に。
仕事の合間を縫うようにして白の世界へ
愛日梨に逢いに行くミネットですが、
離れている時間の方が圧倒的に長く..........。
そんな状況なので、こちらの白選択の方が
切なさ度は高めだったかな~と思います。

一方、黒の世界に残る方を選択すると、
同じ世界にいるわけなので、いつでも逢えると
思いきや、愛日梨はルナと共に女王に即位し、
女王としての仕事が忙しく、ミネットも仕事に
追われて、二人はすれ違いの日々..........。

まぁ、どちらの世界を選んでも、現実でも
ありがちな状況設定でしたね。
白の世界を選択した場合、愛日梨は本編の
ネガティブっぽい性向で、黒の世界の方では、
幾らか成長してしっかりした印象でした。
選択した世界で、同じキャラなのにちょっと
プレがある感じが、う~~~ん(-_-;)でしたが、
ミネットはステキだったかな。
まぁ、甘すぎ過ぎなのが、自分的にはお腹一杯に
思いましたけどね。

にしても、とにかく大人しくて乙女ちっく、
メルヘンちっくで可愛らしい愛日梨を、
ひたすら甘やかしてデレデレしているミネットルート。

対する愛日梨も負けてない感じで、

二人してお花畑で愛溢れまくる内容でしたね。

 

神凪ノ杜 龍神奇譚(PC) 3.東雲 &総括

f:id:narico555:20181114153121j:plaincv:松岡禎丞

突然主人公の前に姿を現した、簪のつくも神。

マイペースな怠け者で、食べることが大好き。

面倒なことがあると、年寄だからと逃げようとする。

女の子には人一倍優しく、少し馴れ馴れしいところもある。

 

のほほ~んとしてて、さすが神様だけに

浮世離れしていると言うか、ユニークで

面白いキャラでした。

珍しくショタ系、拗らせツンデレ系じゃない

つぐつぐのキャラで、とても新鮮だったし、

声が低めで落ち着いていて、好きでしたが、

全体的には、異性トキメキキャラって感じじゃないし、

実際にプレイしてみても、これ乙女ゲーム?って

疑問に思う内容だった気がしますね(^▽^;)

 

ここでやっと、龍神への生贄等の全容が

明かされたけど、なんか、自分は頭が悪いせいか、

いまいちよく分かりませんでした.....(-_-;)

それに、ハッピーエンドがねぇ.....。

不可能なようで、どこかで逃げ道用意してるんじゃ?

って期待してたけど、希望的観測って感じで

終わってしまって、なんかモヤモヤ..........。

 

しかも、おまけのシナリオが、各人との後日談な

内容だったのに、東雲だけは違って、はぁ????と

激しく思いました。しかも超短い。これだけが。。。

ちょっと納得いかない~~~。

こういうエンディングのゲームって、他社ゲームでも

過去にあったけど、おまけでは後日談で

それなりにハッピーになってたりしてるんで、

ここも少し期待したんですよね。

なのに、とんでもない肩透かしでした.....orz

 

神様相手だからね。普通の恋愛は無理でしょう、

と思ってはいましたが、何とも悲しい結末でしたね。

とは言え、涙する程でも無かったのが惜しい感じ.....。

 

 

-----総括-----

 

と言うことで、これで終了。

矢張り3人って少ないし、少ない割に1人あたりの時間も

控えめだったので、あっという間に終わってしまった感。

最後の東雲だけ、少し長めだったように思いますが。

 

全体の雰囲気とか、世界観は良かったなと思います。

ただ、前作の『妖狐奇譚』とは全く別物って感じが

したって言うか。

折角、みんなと築いた絆がチャラになってしまってる状況。

それはそれとして、目覚めて記憶を失った彼女に対する

『妖狐奇譚』での攻略3人達との関係が微妙なんですよね。

妙な距離感があって、残念な気がしました。

そして、共通から個別の前半は、淡々とした感じで

物語が進んで行き、後半いきなりの急展開。

後半は選択肢が一挙に減るので、ほぼ読みが続く状態。

ここはとても長く感じました。

 

そして、主人公は、ちょっと私は共感できなかったです。

苛々するほどではないけれど、弱々しくて自己犠牲型。

高耶がいじめたくなるのも分かる気が(;^_^A

まぁ、高耶もね。逆恨みもいいとこだけど。

生まれ変わりだし、姪にあたるのもあって

顔も声も似てるのに、憎しみしか持てない気持ちが

イマイチ理解できなかった。もう少し複雑でも

良かったように思います。

 

それにしても、みんな結局、可哀そうでしたね。

初代の文乃が浅はか過ぎたんじゃないのかな。

生まれ変わりにも贄を強要するって、嫌だわ~😨

それだけに、全ての事から解放されて、めでたしめでたしで

終わって欲しかったな~って思います。

やっぱり、東雲さんには、能天気に笑っていて欲しかった。

 

ところで、システム面ですが。

概ね良い方だったとは思います。

ただ、選択肢ジャンプができるのが嬉しかった反面、

未読まで飛ばしちゃうのは、ね。

一応、未読部分がある場合、未読もスキップしちゃうけど

大丈夫?って注意メッセージが出る所は、

親切で良かったとは思うものの、ここ、もう少し

頑張って欲しかったですね。

スキップの場合は、既読のみなので安心だし、

また、スキップもジャンプも、できない場合は

色が変わるので、その辺は、飛ばせるか否かの

目安になって助かりました。

 

あと、旭だけ、すっごく声が小さいシーンが多く、

聞き取りにくくて参りました。

感情的な表現だからなんでしょうが、

それにしても呟きボイス過ぎ。

音声に関して、オンかオフの設定しかなく、

キャラ別にボリューム調整ができないのが痛い所ですね。

やっぱり、キャラによって声がいつもデカい人がいるだけに。

 

あとは特に、問題なかったと思います。

 

今回、一番良かったな~って思うキャラは、

旭ですね。旭が一番、切なかったです。

 

全体的には、乙女ゲームっぽく無かったかなと思いますね。

人情物っぽいと言うか。

大昔の水害の事件から続く悲しい物語が、やっと

終結を迎える事ができました~って、感じ?

深刻そうでいて、それほど重くはなく、でも、

ジーンとしみ込んでくるような内容でした。

なので、時々眠くなることも.....。

全体としては、良かったな、と思います。

 

 

神凪ノ杜 龍神奇譚(PC) 2.旭

f:id:narico555:20181112194515j:plaincv:江口拓也

主人公の祖父に使役されている式妖。

口数少なく、心穏やかで優しい性格。

主の命で主人公を雨月村へ連れてきた。

 

とてもせつないルートでしたね。

いつも、申し訳なさそうな表情を見せて、

何か後ろ暗い事があるんだろうと思うものの、

それが何なのかは、いずれ分かるって感じで

明かしてはくれないのですが..........。

 

このルート、先にやった方が良かったかも、

って思いました。

日向のルートで、旭の秘密、大体分かっちゃうんで。

勿論、詳細は本人ルートで分かるけれど、

旭の何とも言えない表情の原因は知っちゃってるんで、

知らない方が、良かったような気がしました。

 

でも良かったです。

ジーンときましたね。

記憶を失くしても、大して影響ないキャラだろうって

思っていたけれど、そんな事、無かったです。

本来は優しいのに、主の命令には逆らえずに

同じ妖たちに対して酷い事をしてきた罪悪感、

そして、主人公への想い.....。

結構、胸が詰まりました。

そんなにも深く長く想っていたんだと知って、

せつなくなりました。

 

日向より胸に刺さったなぁ、って思うルートでした。

 

 

神凪ノ杜 龍神奇譚(PC) 1.日向

f:id:narico555:20181111174947j:plaincv:柿原徹也

犬の妖。幼い頃から主人公と一緒に暮らしている。

主人公を大切に思っており、常に傍にいる。

怒りっぽくて、あまり笑わない。

 

妖狐奇譚の続編ですが、発売日が1か月延びて、

やっと.....な感じです。

正直な所、分割販売はなるべくしないで欲しいですね。

最近のPC版ゲームは分割が多くて、ちょっとガッカリ。

お値段的に高いと思うし、時間が開くほど、

テンションが下がると言うか.....。

 

随分時間が経ってしまった感があり、

前回の話も凡そは覚えているものの、細かい所は

忘れてたりしてて。。。

 

母親が亡くなって、妖の青年が迎えに来て、

『よろず妖屋』をやっている父方の祖父が住む

『雨月村』へ連れていかれた主人公・瑞希

前半の『妖狐奇譚』では、同じ高校に通う、

妖憑きの男子二人と『よろず妖屋』を取り仕切る

年長の青年の3人で、色々な問題を解決しながら

各人を救済するような内容でした。

 

そして、後半の今回ですが。

まずは1人目の日向でスタート。

時間は矢張り前作同様短めでしたね。

初回で約4時間半~5時間程度。

前半が共通のようで、選択肢が変わるのみ、な

ようなので、2周目、3周目は、半分くらいの

時間になるのかな。あっという間に

終わってしまいそうな予感.....。

 

さて。

今回は、公式サイトで内容が記載されていた通り、

主人公は禊をされて記憶を失っている状況でスタート。

やっぱり、悲しいですね。記憶が無いって。

しかも、子どもの時からずっと一緒で

お互いに心の支えであった日向を忘れてしまっている.....。

他の人はね。村に来てからの付き合いだから、

まぁ、忘れてしまっても、また始めれば良いけれど、

日向だけは、悲しいですよね。

特に日向の強い想いを考えれば、一層せつない.....。

 

最初の方は、そんな日向の、悲しみからくる

ツンツンした態度がちょっと辛かった。

ヒロイン・瑞希は優しいけれど、ちょっと弱弱しいと言うか、

繊細と言うか、ポジティブとは言い難い性格のせいか

日向の態度に臆して、なかなか打ち解けられず.....。

この辺は、日向の気持ちも分からないではないけれど、

いいのか、そんなんで!?っと、ちょっと日向を

どやしつけたくなるような展開でした~ww

 

まぁ、記憶が無いので、どう行動したら良いのか、

指標的なものも無いので、悩むのも分かるんですけどね。

焦れったかったです。

そして、ストーリーも、『よろず妖屋』の仕事をしながら

のんびり、ゆる~く進んで行く感じで、そこはちょっと

眠気を催しました。。。

前作の『妖狐奇譚』ほどの謎めいた部分や

緊迫感とか、そういうのがとても薄かったです。

ただ、個別に入って、エンディングに近くなった後半に、

いきなりの急展開。

そこから怒涛のエンディングでしたが。

このルートの最後の展開とエンドの内容は、

自分的にはピンと来ませんでしたね。

 

何て言うか、物足りない感..........。

期待値高めだったから余計に感じたと言うか。

萌えは、前作もあまり無かったですが、

今回は殆ど無かったですねぇ.....。。。

 

 

Cendrillon parikA-サンドリヨンパリカ-(N/Switch) 7.歌紫歌[カシカ]=ガレ &総括

f:id:narico555:20181110160615p:plaincv:杉山紀彰

神出鬼没の謎の魔法使い。

主人公の家に住み着いている。

飄々として何を考えているか分からないが、

困っている時にはアドバイスをくれる。

 

この人は矢張り最後が良いですね。

ここまでで、大体正体は推測できちゃいますが、

詳細に関してやっと明かされます。

 

協力者を用意して、自らはあまり関知してこないので、

存在感が非常に薄いルートもあったりしましたし、

問題提示しながら、一体何やってるの?って

感じだったのですが、カシカを選択したルートを

してみれば、ちょっと肩透かしな印象を受けたのですが、

どうなんでしょうね。

何て言うか、持って回った割に、思いのほか

深刻度が浅いと言うか..........。

 

1つのやりかたに固執した理由は分かったけれど、

なんとなくピンと来なかったんですよねー、内容的に。

あと、ヒロインのハイリがですね.....。

ちょっと理解しがたかったです。

能天気過ぎる気が。

問題は、実際にはかなり深刻な内容だと

思うんですよ。

リンドウの時も重くて重大だと思ったけれど、

カシカに至ってはそれを上回ってるかと。

それなのに、反応が薄いと言うか、告白を受けても

ショックを受けてる感じもないし、なんか

簡単に受け入れちゃってる.....。

 

いつも飄々としているカシカが珍しく感情的に

なるシーンがありますが、そんなカシカの抱える

苦悩も、深い感じがしなかったんですよね.....

あと、ハイリの言動も理解しきれない所が幾つか。

変わった子だなーって思う事が多かったような気がします。

 

甘くて美味しいシーンが幾つかありましたが、

ちょっと唐突な感じがしました。

ほんと、カシカの心の変遷が、本人サイドの語りが

あるにも関わらず、分かりにくい感じのルートだったと思います。

 

----総括----

 

任天堂スイッチ、初の新作オトメイト作品。

楽しみにしていましたが、期待は裏切られなかったと思います。

 

システム、グラフィック、音楽、ストーリー、

どれも良かったですね。

 

システムに関しては、特に優れていたと思います。

目パチ、口パチ、デフォ呼びで、音声の調節も

キャラ別にできるし、操作ボタンもスイッチは多いだけに、

それを活かして充実してました。

選択肢ジャンプがあって、ほんと助かりました。

ただ、飛ばす量によるんでしょうが、ちょっと待ち時間が

長めです。待ってる間は、画面下にワンちゃんが走ってました。

セーブの数も沢山あるので、遠慮なく使えます。

 

ただ惜しむらくは、バッドエンドが多いのに

エンドリストが無い事。

それから、文字がちょっと見にくい。

黒枠白抜きの明朝体なので、ちょっと見づらかったです。

フォントサイズも控えめだし。

フォントは選べるようになってると万々歳ですね。

 

音楽は、世界観に合った可愛らしい演出でしたが、

取り立てて感動するような、胸に響いてくるような、

そういう良さは特に感じられず。

まぁまぁ良かったよ、って感じでしょうか。

 

絵は良かったです。とても綺麗でした。

キャラ絵も綺麗でステキでした。

が、CGの方で、イマイチかな?って思うものが数点。

まぁ、その辺は他のゲームでも見られる範囲?

 

内容ですが。

こちらは、概ね良かったです。

ツッコミどころは割とあるんですが、

それでも大して気にならずに楽しめました。

攻略人数が7人なので、各人のプレイ時間は

短めでしたね。サクサクと時間が進んで行く感じ。

なので、深刻な問題を扱っている割に

軽い印象もあったし、浅かったと思います。

それでも、共通部分が少なくて、

個別ルートの方が長く、内容もそれぞれに

呪いの解除方法が違う為、アプローチの仕方も

違うし、そういう点で興味深く楽しめる内容でした。

 

糖度としては微妙かな。

ただ、呪い解除の方法を共に探りながら、

攻略キャラの背負ってる苦悩に寄り添って

元気づけたり癒したり受け止めたりして、

自然に求めあう形だったのは良かったですね。

まぁ、皆さん、それぞれに結構、拗らせてて、

そこは大変でしたねぇ。。。

しつこくて、しぶとくて、能天気だから

嫌味が無いポジティブなヒロインだったからこそ、

なんでしょうね。

何があっても、どんな過去を背負っていても

動じることなく受け入れちゃうハイリちゃん。

良い意味でも悪い意味でも、感心でした。ww

 

攻略順は、基本的に公式に則っとりましたが、

一部ユーレンとリンドウは入れ替えてやりましたが、

問題無かったです。

全部やり終えて思うのは、エラとカシカは、

最後が良いと思います。

あと、最初にやったクロネ.....。

このルートの内容は他と比べてちょっと異色な

感じがしました。

内容もかなり重いので、他との関連性が薄めだからこそ

トップがお勧めだったのかと思うけど、

特にトップじゃなくても、他の好きな順番でやっても

良いかなって思います。

 

推しキャラですが。

どのキャラも個性的で、それぞれに違った魅力あり、

ちょっと甲乙つけがたいですね。

特に、オマケのEXTRAで全10回のお茶会での

みんなのやり取りを見ると、尚更そう思います。

これ、とっても面白かったです。

1話8分くらいでしたが、ほんと各キャラの

個性がよく表れていたと思います。

 

そんな中であえて自分の順番をつけるなら。

ユーレン>ナトラ>リンドウ>エラ>シエン>カシカ>クロネ

 

ユーレンはなかなか味わい深かったと思います。

そしてナトラはダークホースだったと言うか、

いちいち可愛かった。鳥さんが新鮮に感じましたww

リンドウは見た目も中身も声も好みで、

最初は自分の中では筆頭かな~って、プレイ前は

思っていたのですが、ちょっと微妙になりました。

でもやっぱり好きです。

そしてエラも、やる前は最下位に近いポジションだったのに、

すっかり好きになっちゃいましたね。

以下の人たちはちょっと微妙。

シエンは良い人過ぎて、物足りなさすぎww

カシカは未だに理解しきれなくて不完全燃焼気味。

クロネは前半や、EXの、普段のツッコミなキャラは

好きなんだけど、後半の変りぶりが自分の好まない

方向なキャラになってしまったので..........。

 

これは多分、FDが出るんじゃないのかな~。

そういう余白部分を感じさせる作りになっていたかと。

出たら、買います。

世界観も絵もキャラも好みで、内容もザックリ感は

あるけれど、ストレスを感じずにプレイできて、

総合的に評価は星4つと言う事で。

 

www.otomate.jp

 

Cendrillon parikA-サンドリヨンパリカ-(N/Switch) 6.廻螺[エラ]=アマルリック

f:id:narico555:20181109172007p:plaincv:花江夏樹

透京の住人で、図書館の司書。

大人しそうに見えるが、意外と人見知りしない

性格で、好奇心旺盛。

本が好きで外の世界に憧れている。

 

爽やかでクセが無さそうな印象でしたが、

まぁ、印象通り性格のクセは無かったですね。

ただ、この人って一体何者なんだろう?と

不思議には思ってました。

公式推奨で順番が最後の方だから、

重大な秘密を隠し持っているんだろうとは

推測できましたが.....。

勘の良い人は、早い段階で気づいた人も

チラホラ散見しましたが、私は全然でした(;^ω^)

 

それだけに、ちょっと驚いたし、

かなり楽しめました。

そして、エラ、好きになりましたね。

図書館司書だけに、どのルートでもほぼ登場していて

調べものに協力してくれる好青年だったので、

好青年過ぎてイマイチ興味が湧かなかったのですが、

とても切実な感じで、緊迫感もあり、

助けたい、支えたいって気持ちを盛り立ててくれました。

 

ただ、そんな彼にとってのハイリは、

ちょっと救世主的だったと言うか、

つくづく救済ゲームだなぁ.....と思わせてくれたと言うか。

幾つかのバッドエンドや哀哭エンドでは、

ビックリするほど、唐突にオバカへ突っ走ってましたが、

純愛エンドまでの妥当な流れの中では、よく出来た

可愛いくて賢い女の子ぶりが顕著過ぎて、

それが他のルートよりも突出していた印象でした。

 

でもまぁ、エラの魅力が良すぎて、

まぁいいか、と思いましたけどね(*^^*)

爽やかで可愛らしい、同じ年齢同士の

お似合いなカップルでした♡