narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

スチームプリズンー七つの美徳ー 3.アダージュ

f:id:narico555:20171107193300p:plain CV:古川慎

 

HOUNDSが管理する保護地区の外れに住む医者。
無愛想だが面倒見が良いため、周囲の人々からは慕われている。
元は上界の住人だったが、とある罪を犯し下界へ送られた。

 

 典型的な理系って感じで、いちいち理屈っぽくて、

自分にはツボでした。

医療者としての葛藤もあり、そしてアダージュ自身の

背景や目的等、かなり重いものでしたが、

保護地区の外れでの、二人の生活ぶりは意外と

のほほんとした雰囲気もあり、面白く楽しかったです。

でも後半は一気にハードになり、ちょっと辛かったですね。

 

それにしても、元警官パートナーのフィンが、

あまりにも哀れで.....。

エルト&ウルリクのルートでも可哀そうだったけど、

ここでは更に、その過酷さがクローズアップされていて、

もう、哀れすぎました。。。

結局、ゲーム内でも言われていましたが、全ての原因は

キルスが視察時にトラブル起こしたからなんじゃないのかな。

そのせいで、多くの人が、何の罪もないのに

巻き込まれて不幸な死を迎えることになった気が.....。

なのに、ここでのキルスは、あまり自分を責めることは無く、

その時は酷く悲しんだり怒ったりしていても、

結局それで終わってしまってるように感じて、

ちょっと釈然としませんでした。

それと、エンディングも、しっくりと来なくて.....。

 

アダージュは好きなのですけどね。

いつも淡々としている所が好みでした。

ただ、とても猟奇的と言うか、残酷シーンが多いルートでした。

フィンが人として崩壊していく様も、結構、エグくて

執拗で、気持ち悪いほどでしたねー。

この辺で、D判定になったんだな、と納得。

恋愛関係は、さっぱりあっさりでした。

 

 

スチームプリズンー七つの美徳ー 2.エルトクリード・ヴァーレンティン

f:id:narico555:20171105174743p:plain cv:白井悠介

 

下界にある『リベラリタス』地区を支配する、

ヴァーレンティン銀行の頭取。

 

軽口が絶えず、女好きっぽいし、権力者でもある為、

なかなか本心が掴みずらい印象でしたが、

どっぷりと絡んでいるウルリクのルートと合わせてみても、

予想外に良い人でした。

 

初っ端から甘いです。

ヒロイン・キルスが保護地区で戦っている姿を見てから

すっかり惚れ込んでしまい、下界へ落とされた彼女を

自分の警護役として雇い、『騎士様』と、敬愛を示し、

更には異性としても何かと口説き文句を垂れてくる..........。

 

ジョークと本気の境目がはっきりしないけど、

ジョークと見せかけながらも、結構本気なんだろうな、と

思うこと多々。。。。

同じようなお子様ウルリクが相手の時には、ほんとに

固くて子供だなぁ~と呆れるほどでしたが、

相手がエルトとなると、キルスも勝手が違い過ぎるのか、

なんか、ジワジワと、徐々に、絡めとられるかの如く、

エルトに気持ちが近づいて行ってる感じでしたね~。

自覚はできないようでしたが。

こんな風に、毎日毎日一緒にいて、頻繁に愛の手ほどきを

受けてれば、さすがのキルスも落ちるのか、って

予想外に簡単な印象を受けました。

ウルリクの時が、あまりにあまりだったから、

違い過ぎる事にギャップを感じましたが、

お話自体は、今回も面白かったですし、何より、

軽そうなエルトの、抱えるものの重さとか、

彼の葛藤とか、見ごたえがあり、

とても面白かったです。

 

 

恋愛面に関しては、甘いのは彼の言動なのであって、

キルス自身は、やっぱり、最後までおぼこな感じでしたね。。。

 

スチームプリズンー七つの美徳ー 1.ウルリク・フェリエ

f:id:narico555:20171104223313p:plain cv:高塚智人

 

下界出身の情報屋。

飄々とした性格で皮肉屋。

ヒロインとは同い年の18歳。

 

数百年前に起きた大洪水によって、天上へと非難した

僅かな人々で作られた『上界』と、

大洪水で生き残った人々が生きる『下界』。

『上界』で、下級警察官のヒロイン・キルスが、

無実の罪を着せられて『下界』へと追放され、

一挙に転落の人生を歩むことになるのですが..........。

 

PC版からの移植の作品。

色々、評判も良さそうだし、世界観にも興味があったので

購入したのですが。

 

お話としては、面白かったと思います。

ただ、乙女ゲームと呼ぶには、恋愛要素が殆ど感じられないと

言うか、なんというか...............。

 

まず、ヒロインが、私はダメ。

お花畑タイプでない所は良いと思うけれど、

言葉使いが、女性じゃないよね。

他社ゲームの八犬伝の信乃を連想した。

男言葉みたいな?

あと、思考回路が変わりすぎ。

上界で育ったにしたって、上界の人たちの中でも、

特に特殊と言うか、普通じゃない感覚だと思う。

感性が鈍すぎ。中身がお子様すぎだと思う。

素っ頓狂な受け答えが面白く感じる部分もあるけれど、

行き過ぎでイライラしたし、結局、自業自得としか

思えない行動パターンだったので、まるで共感できませんでした。

 

だから却って、恋愛要素が無くて良かったのかも。

ウルリクとも、ベストエンドのみ、最後は恋愛ぽかったけど、

自分的には強引な気がしました。

彼がキルスに好意を持つのは自然の流れだけど、

まずは友人じゃない?って思いました。

キルス自身も、まだ恋愛感情と呼ぶには遠く及ばない感じだったし。

エルトにあれこれ言われたり、恋愛小説を読んだだけで

なんとなく意識し始めたってだけかと。

なので、恋がこれから始まるかもしれない予感を

感じさせるくらいの終わり方が良かったかな~。

いきなりアレは無いと思います。

 

ヒロインはいまひとつだったけど、ウルリクは良かったです。

口は悪いとは言っても、結構、言ってる事は正論だし。

正直なだけでしょう。

キルスの物言いだって、なんか上からっぽくて、

決して感じの良いものじゃないし。

雇い主のエルトには、普通にまともな丁寧語なのに、

普段の、あの男のような偉そうな口の利き方は

自分は好きじゃありませんでした。

見た目は可愛い若い女子だけど、口振りや中身は、

まるで頑固で融通の利かない生真面目一本気な

オヤジのようだと感じたので、そこからして乙女ゲーム

やっている気分には全くなれず。。。

そんな中で、エルトだけが甘ったるくて、これまた変な感じ~~。

エルト自身も好きだし、エルトとウルリクの二人の

やり取りも面白くて好きなんですけどね。

 

キルスの独特なキャラを無視すれば、

なかなか興味深い内容だったと思うし、これからの

ネタ明かしも楽しみではありますが。。。。。

 

うたの☆プリンスさまっ♪Amazing Aria & Sweet Serenade Love 11.新規ルート &総括

f:id:narico555:20171102224007p:plain

http://www.utapri.com/game/aass_love/

 

Vita移植に伴い、新規に追加されたルートCOLORFUL STORY。

SPECIAL COOLルート、SPECIAL HAPPYルート、

FUTURE STARSルートの3つ。。。。

 

SPECIAL COOLは、Aクラスの3人とセシルを入れた4人の

ユニットで「スペシャルカッコいい」曲を、

SPECIAL HAPPYでは、Sクラスの3人のユニットで

スペシャルハッピー」な曲を作って披露するお話。

どちらもチャプター2つで30分程度で終わる、

短いお話で、演奏パートも2つあります。

それぞれのユニットらしい特徴が出ていて、それなりに

面白くはありましたが、COOLの方の4人の方が、

コメディ色が強くって、面白かったかな~。

メンバー的に、笑えるメンバーが多いのもあるのかも。

ユニットソングも、自分的には、COOLの4人の曲の方が

カッコいい感もあったし、好みでしたが、

HAPPYの方の曲は、なんかピンときませんでした.....。

なんかちょっと変わった曲って印象で。。。

それから、これら2つのルートが終わった後に開放される

FUTURE STARS.....は、新年度の入学式で、先輩として

歓迎の為の歌を7人で歌うことになってのお話。

これも中々面白かったです。

曲を作るために合宿することになって、行き場所が

海と山の二択。選択によって、内容が若干変わるのですが、

どちらも可笑しかったですね。

 

そして、更に、一定の条件を満たすことで解放される特別ストーリー、

「まじかるイチコ☆リターンズ」。。。

前作のデータがVita上にあると、最初からアップされます。

私は前作データがあったので、最初からアップされましたが、

結局、最後のお楽しみに取っておいたのですが、

これは、めちゃくちゃ面白かったです~~~www

選択肢は全くないので、読むだけ状態ですが、長さとしては

40~45分くらいだったかな。

セリフを最後まで聞かずに読むだけだったら30分で終わるかな。

でもこれは、絶対にセリフを聞いた方がいいです。

だって、みんな女装してるんで、それに合わせた声音で。

なんと言っても一番面白いのは、やっぱり、一ノ瀬トキヤ演じる

イチコでしょう。。。とんでもない声とセリフ回し。

ハヤトの延長線上って感じがしますが、トキヤだと思うと

あまりのギャップに笑うしかない。

前回よりパワーアップしています。

普段のトキヤの低い声に真面目な言葉使いからは

信じられない豹変ぶり。しかも、表情はほぼ変わらず。

すっごい違和感なんですが、それだけに可笑しくて。

今回、これが一番面白かったかも.....、、、、(;^_^A

 

 

と言う訳で、全終了~~~。

人数が多いから、やっぱり全部やると疲れますね。

それぞれ、長くは無かったけれど、3エンディングと

オマケの回収なんかもしてると、それなりに時間を消費します。

 

曲に関しては全体的には、前作よりは難易度低い気が。

本編内では、演奏パートは歌無しでした。

レベル1,2はそれでも良いと思うのですが、最後は

歌があった方が嬉しいかな~。

オマケモードでは、イージー、ハード、それぞれレベル3ずつと、

プロの、全6段階、プレイできるのですが、こちらで歌ありで

やってみると、やっぱり歌ありの方が断然やりやすいと思いました。

 

今回、曲の内容的には、自分はあまり好みじゃなかったです。

AとSのメンバーのユニットソングや全員のユニットソングは

割と好みでしたが、個々人の歌に関しては、前作の方が好きかな。

アップテンポな曲ばっかりでしたね、今回は。

なので、難易度がそれほどでもないとは言っても、

ハード3、プロのレベルになると、鬼か!って曲も数曲あります。

連打が速すぎて指が追い付かなくって、疲れるから

繰り返しチャレできないしで.....。

まぁ、毎回、そういう鬼曲、入ってますけどね。

 

システム面は特に問題なし。

相変わらず、デフォ呼びは無し。

絵は、だいぶ綺麗になった感。

全体的に糖度が高かったですが、内容的には落差アリ。

最初の音也がすっごく甘くてビックリしましたが、

全員が同じように、では無かったですね。

それぞれの葛藤があり、思いのほか重かったりもして。

でも必ず甘いシーンはありました。

 

ただ、この人たち、みんな10代だし、春歌なんて、

まだ16歳だし、ここまで甘くなくても、私はいいですね。

って言うか、音也と翔以外は、大人っぽすぎだよねー。

なんか、ここまで甘いと、逆に恥ずかしいと言うか、

小蕎唯、、じゃなくて、こそばゆい、むず痒い、ってか。。。WW

まぁでも、楽しかったです。

 

 

うたの☆プリンスさまっ♪Amazing Aria & Sweet Serenade Love 10.一ノ瀬トキヤ

f:id:narico555:20171102160449j:plain cv:宮野真守

 

理論的でクール。なんでもソツなくこなすが、

人知れず努力を積んでいる。

 

とても熱く、また甘く、ロマンティックでした。

もともと、アイドルのハヤトとして活躍していたのですが、

そのハヤトをやめて、一ノ瀬トキヤとして新たなスタートを

切る為に、ハヤトを卒業.....。

朝の番組を終えるくだりは、良かったです。

センチメンタルな感じで。

自分的には、ハヤト様、割と好きなんですよね。

正直なところ、宮野さんの声が、トキヤの時は

息もれ感が強くて、あまり好みではなく、ハヤトの時の

声の方が聴きやすくて好きなのもあり..........。

 

お話としては、他のキャラの時とはちょっと

展開が違って、二人の交際を認めてもらうための

試練じゃなかったのもあり、全体的にとても糖度が

高めでした。

論理的で生真面目で頑固な割に、今回は恋愛に関しては

ストレートに愛情表現してきたなぁ~と思います。

もちろん、天然春歌が相手なので、少しは節度も

あるにはありますけど、酷くこじらせる事もなく、

二人で力を合わせて試練を乗り越えた感の方が

強かったと思います。

 

恋人同士らしい、ロマンティックな内容だったので、

最後に持ってきて良かったなぁ.....って感じですね。

後味感がイイです。

幸福感を表現する歌って事だったので、

それにマッチしていたと思います。

 

うたの☆プリンスさまっ♪Amazing Aria & Sweet Serenade Love 9.神宮寺レン

f:id:narico555:20171101120704j:plain cv:諏訪部順一

 

神宮寺財閥の三男でフェミニスト

大人っぽくて、女性に人気者。

 

いやぁ~、なんか、レンには今回も泣かされました。

口説き文句が常のレンなので、セリフでは

糖度全開って感じで、物凄く甘くて熱かったですが、

この人自身の、他人との距離の取り方と言うか、

臆病な癖が再び頭をもたげてきて、後半からつらかったです。

 

愛に飢えてる分、誰より欲しているのに、

そんな自分の本心を怖くて相手に見せれない。

だから、他の女の子たちの時と同じように、ついつい

取り繕って、かっこ悪い部分をひたすら隠す.....。

とっても、もどかしかったです。

気持ちは分かるんですけど、彼女としては、つらいし

悲しいし、傷ついちゃう。

レン自身は傷つけたくないって思ってるのにね。。。

 

初めての本気の恋だからこその葛藤.....。

春歌が無邪気過ぎるのも、ちょっと困りものですよね.....(;^_^A

その辺は、レンに同情します。

多分この先も、何度も、こじらせるんじゃないのかな、と

思いますが、取りあえず良かったです。

 

それにしても、レンはエロ過ぎ~~~(^/////^)

 

 

うたの☆プリンスさまっ♪Amazing Aria & Sweet Serenade Love 8.早乙女光男

f:id:narico555:20171031193933j:plain cv:若本規夫

 

学園長室に現れた謎の少年..........。

 

突然、大きな音と衝撃に、学園長室へ入ってみると

そこにいたのは学園長ではなく、イケメンな少年で、

早乙女光男』と名乗りながら、名前以外は全て

覚えておらず.....。

 

いやぁ~、、もう、言わずもがな、

シャイニング早乙女の若い時、ですよねー。

タイムトラベルの話をしていたのもあって、

多分、自分で作って、本人は過去へ行き、

過去の彼が入れ替わって現代へ来たと思われ.....。

 

ぶっとんだシャイニング早乙女のルートだけに、

普通じゃぁないのも当然だとは思いますが、

これだけの美少年で、なんと14歳だって言うのに、

声が低くて、言葉使いも田舎モンのようで、

オッサンくさいです。

はっきり言って、顔と乖離し過ぎてて、

萌えなんて、ありません。

好きな人はいるかもしれませんが、自分はダメでしたね。

 

ストーリーとしては、まぁまぁ面白かったと思います。

それと、少年のシャイニーは、現代よりも遥かに

まともで、純朴でしたし、性格的には、好感は持てました。

この少年が、あんな非常識なぶっ飛んだ人間に成長するのか、

と思うと、不思議だし、ちょっと信じられない感じでした。

この少年と、元Aクラスの3人組と、春歌との友情物語としては

面白かったと思うのですが、恋愛に関しては無理を感じましたね.....。

 

でも、最後はやっぱり、ちょっぴり切なかったです。

大恋愛、恋愛、友情の3エンド.....。

どれも大差ないと言うか、殆ど変わらない内容に思えたし、

このルートには音楽パートも無いので、

他と同じようにエンドを3つ用意しなくても良かったように思いました。

 

 

うたの☆プリンスさまっ♪Amazing Aria & Sweet Serenade Love 7.日向龍也

f:id:narico555:20171031163706j:plain cv:遊佐浩二

 

現役アイドルで、早乙女学園のSクラス担任。

事務所の取締役も兼任している。

 

林檎サンと同じで、パートナーが途中リタイヤした為に、

卒業オーディションで最優秀作曲賞を取りながら

事務所に準所属できず.....って設定からのスタート。

担任である龍也さんが、そんな彼女を自分のアシスタントとして

雇い、事務所で一緒に働きながら、元Sクラスの3人と

ユニットソングを作って、事務所のコンペに参加することに。

 

龍也先生、アイドルでありながら歌は止めてしまっていて、

その原因となった過去の背景に絡んだストーリー仕立てと

なっていましたが、その辺の経緯は、林檎サンのルートで

簡単にだけど開かされているので、ある程度推察はできてました。

それでも、その詳細や、龍也さんの深い思いとかは、

なんだか切なかったです。

 

二人の恋愛過程に関しては、ゆっくり、じわじわと

進む感じだったでしょうか。

大人だし、アイドルだし、上司だし.....。

立場としては、対等な恋愛相手って感じじゃないし、

色々と世話焼きと言うか、面倒見がよいのもあって、

兄とか父とか、そういう感じでした。

龍也自身も色々なしがらみもあるから、自制しているように

見受けられましたが、それでいて、なんとなく

見え隠れするんですよね、感情が。

それが男くささを感じさせて、結構よかったです♡

 

甘ったるさは無かったですが、龍也さんらしい、

強さと、ほんの少しの弱さと、優しさと.......が

バランス良くミックスされた内容だったと思います。

大恋愛のラストはドキリとさせられましたが、

結局、まだスタート地点に立ったばかりの春歌の為に、

待ちモードなんですねー。

それは全エンドで言えることかな。

取締役としての忙しい仕事内容なんかも、色々参考になって

面白かったです♪

 

うたの☆プリンスさまっ♪Amazing Aria & Sweet Serenade LOVE  6.来栖翔

f:id:narico555:20171027145558j:plain cv:下野紘

 

見た目は幼いが、中身は男らしくてしっかりしている。

背が低い事を気にしている。帽子がトレードマーク。

 

このルートは予想外に重たくて、自分としては

しっくり来なかったし、正直あまり共感できませんでした。

前作で、翔くんの家来になった春歌でしたが、

翔ルートでの春歌は、あまりに能天気のボケボケ過ぎて、

奥手って言っても、ここまで来ると厭味か?って思うほどで、

ウンザリなんですよね。鈍すぎる。

あまりに異性を意識しなさ過ぎ。お子様過ぎて……。

そんな春歌が相手だから翔くんも遠慮しちゃうのか、

お子様カップル過ぎて、糖度は低かったです。

気持ちは伝わってくるんですけどね。。。。

 

そして、前回から引き継いでの心臓病の件。

手術の為に離れ離れになるので、他の人のように

しょっぱなからラブラブ~♡じゃなく、帰ってきてからも

鈍すぎる春歌のせいで、翔くんに同情な内容。

そして、そこから、過酷過ぎる試練……。

この試練に関しては、全く共感できませんでした。

いくらフィクションとは言え、これは人道的にどうなの?

無理してでも頑張るって、日本的な、あまり良くない特性を

そのまま地でいってる感じで、私はこういうの好きじゃないので、

後半は厳しかったです。ラブ度も低かったですし。

 

もう少し、爽やかな内容だったら良かったのにな~と思いました。

それとは別に、トキヤの友情の方にキュンでしたねー(;^_^A

 

うたの☆プリンスさまっ♪Amazing Aria & Sweet Serenade LOVE  5.愛島セシル

f:id:narico555:20171026222548j:plain cv:鳥海浩輔

 

異国の地「アグナパレス」王国の王子様。

母親が日本人のハーフ。

呪いによって、猫に変えられていた。

 

何故かこの人だけ、魔法だの、呪いだの、サタンだのと、

ファンタジーになっていて、現実感の全く無い

お話しとキャラでしたが、今回は、まぁ一応、サタンも

やっつけた事だし、比較的ファンタジー色は低めでした。

とは言っても、魔法が使えたり、ミューズの件とか、

アグナパレスの国そのものがファンタジーだけに、

今回も、お国のカラーとその問題に絡んだ内容でした。

 

愛情表現がとってもストレートな事と、

お国柄と言うか、文化や価値観の違いから、

まぁ色々と問題が……。

そもそも春歌自身、奥ゆかしいと言うか

奥手なのもあって、セシルのストレート過ぎる愛情表現に

戸惑うのも当然ですよね。

自分から見ても、なかなか厳しかったです。

愛する心を突き通そうとするあまり、かなり強引で

我儘な印象を受けます。子供っぽい感じもあり。

そして、そんな二人の愛が試される事件が起こるのですが、

結構、重たかったです。全体的にセシルがグダグダしてて、

後ろ向き傾向で、とっても面倒くさい人でした。

その為、糖度高くてラブラブと言うよりも、

押しつけがましい愛情表現にしか思えず、

意外と楽しめませんでした。

元々、このキャラは自分的にはイマイチだっただけに、

余計にそう感じたのかもしれませんが。。。

 

エンディングとしては、大恋愛→恋愛→友情の順に

試練のハードルが下がっていくと言うか、

軽くなっていく感じで、自分的には友情と恋愛が

ちょうど良く感じました。

大恋愛は重すぎでしたね。