スチームプリズンー七つの美徳ー 2.エルトクリード・ヴァーレンティン
cv:白井悠介
下界にある『リベラリタス』地区を支配する、
ヴァーレンティン銀行の頭取。
軽口が絶えず、女好きっぽいし、権力者でもある為、
なかなか本心が掴みずらい印象でしたが、
どっぷりと絡んでいるウルリクのルートと合わせてみても、
予想外に良い人でした。
初っ端から甘いです。
ヒロイン・キルスが保護地区で戦っている姿を見てから
すっかり惚れ込んでしまい、下界へ落とされた彼女を
自分の警護役として雇い、『騎士様』と、敬愛を示し、
更には異性としても何かと口説き文句を垂れてくる..........。
ジョークと本気の境目がはっきりしないけど、
ジョークと見せかけながらも、結構本気なんだろうな、と
思うこと多々。。。。
同じようなお子様ウルリクが相手の時には、ほんとに
固くて子供だなぁ~と呆れるほどでしたが、
相手がエルトとなると、キルスも勝手が違い過ぎるのか、
なんか、ジワジワと、徐々に、絡めとられるかの如く、
エルトに気持ちが近づいて行ってる感じでしたね~。
自覚はできないようでしたが。
こんな風に、毎日毎日一緒にいて、頻繁に愛の手ほどきを
受けてれば、さすがのキルスも落ちるのか、って
予想外に簡単な印象を受けました。
ウルリクの時が、あまりにあまりだったから、
違い過ぎる事にギャップを感じましたが、
お話自体は、今回も面白かったですし、何より、
軽そうなエルトの、抱えるものの重さとか、
彼の葛藤とか、見ごたえがあり、
とても面白かったです。
恋愛面に関しては、甘いのは彼の言動なのであって、
キルス自身は、やっぱり、最後までおぼこな感じでしたね。。。