narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

BUSTAFELLOWS(N/Switch) 1.リンボ

f:id:narico555:20191227123840p:plaincv:KENN

殺人罪でも無実にしてしまう、悪名高い弁護士。

自分なりの基準で法を利用し、正義を果たしている。

27歳、O型。地方検事補の姉に頭が上がらない。

 

アメリカ東部の街、ニューシーグ。

悪徳弁護士と名高い『リンボ・フィッツジェラルド』は、
急な弁護の依頼を受け警察署へと向かった。
そこで出会った男は「この面会がなければリンボは
死んでしまう運命だった」と言う。
奇妙な話に困惑するリンボ。そして男は、
まるで女のような不自然な口調で言った。

 

主人公は、21歳のフリーライター・テウタ。

幼いころに兄を亡くしている。

明るく快活で、自分なりの正義を果たしたくて

記者として頑張っている。

そして、他人になって時間を遡るという

不思議な力を持っている。

 

とても面白かったです。

 

絵が好みじゃないし、特に贔屓の声優さんが

いるわけでもないので、最初は購入するのに

すごく迷ったんですよね。

公式サイトでストーリーを見て、

ファンタジーなのかサスペンスなのか

よく分からないし、世界観的に気持ちが乗らなくて。

 

でも実際にやってみると、予想外と言うか

予想以上に面白かった。

 

まず、海外のサスペンスドラマを見てるような印象。

構成・演出が、まさにそんな感じなんですよ。

初っ端から、ヒロイン・テウタが時間を遡る

力を使ってのスタートで、グイとひっぱられるように

ドラマの中に引き入れられて、退屈する暇もなく、

どんどん進んで行って、好奇心を引き立てられた。

 

そして仲間たち。

それぞれが個性的で面白くて魅力的。

どのキャラもいいですねぇ~。

公式さんは、推奨の順番は無いから、

どのキャラから始めても大丈夫って発表されてるので、

メインキャラだろう、リンボからいっちゃいました。

 

ちょっとチャラい感じがするのもあって、

始める前は好みのキャラじゃなかったんだけど、

これも、やってみると良かったですね。

進むほどに、リンボが魅力的に感じられてきて。

ごくごく自然に、リンボと結ばれたなって感じ。

 

乙女ゲームとしては、このゲーム、???な内容。

最後は、いい感じで恋人になって、

それなりの甘さを醸し出してるけど、

もう殆ど、その直前くらいまで、

男女の恋愛の匂いが殆どしない。

でもそういうの、なんかあまり気にならない。

ストーリーが面白くて。

もう、乙女ゲームじゃなくて、サスペンスノベルゲーム、

って感じです。

それも、ゲームとしても、序盤と後半以外、

全然選択肢が出てこないんで、まさに

ノベルって感じでした。

 

目パチ、口パチがあって、表情やちょっとした

動作などに動きがあるのもあって、

アニメを観てるような感じもします。

 

セーブに関して、選択肢が表示されてる状態だと

セーブが出来ないようになっていて、

そこがちょっと不満でしたが。

まぁそこも、バックログで巻き戻しが出来るので、

選択肢の直前に巻き戻してセーブしてました。

 

初回って事で、結構、長いなって感じたけど、

2周目以降はどうなんでしょうね?

 

 



黒雪姫~スノウ・ブラック(PSP) 7.ルヴィアン=タンドゥル&総括

f:id:narico555:20191225161136p:plaincv:津田健次郎

トレゾア国の元宰相で現在の『女王』。

謀反を起こしてトレゾア国の王族を殺し、

国を乗っ取った。

幼い頃から知っている白雪姫に異常な

執着心を持っている。

美意識が高く、恐ろしいまでのナルシスト。

 

目の前で義理とは言え家族を殺されて、

唯一生き残ったものの、城に幽閉されている事もあり、

白雪姫は、ルヴィアンを憎み、彼から国を

奪い返したい一心で城から逃げ出し、七人の

同盟者たちと出会うわけですが。

 

どのルートでも、彼を憎んでいながらも

憎みきれない気持ちが彼女にはあり.....。

初恋の人だからって事もあるんでしょうけど、

それにしてもルヴィアンは恐ろしいまでに残酷です。

なので、そんな彼を、やっぱり最終的には

愛してしまう白雪姫の心情は、なかなか難しいと言うか、

複雑でしたね。

 

初めてのルートをプレイした時、正直言って

女装姿の『女王』ルヴィアンは、気持ち悪くて

受け入れがたかった.....。

津田さんの声の出し方が、ほんと女装男性らしくて、

なんともその喋り方が気色悪くってね.....(^▽^;)

本来の男の姿の時は、カッコイイし、

声も低くて男らしい喋り方でステキなんですけど、

『女王』の方は、ちょっとね。

それでも7周目ともなれば、さすがに慣れては

きましたけどね。

 

彼はなんで女装してたんでしょ?

女装の方がおシャレし甲斐がある的な発言が

あったけど、本当にそれだけの理由?

その辺は、結局よく分からずじまい。。

 

ただ、ここでやっと、よく分からなかった

ルヴィアンの行動原理が明かされて、

ラチナムだけが悲惨な目に遭った理由も

分かったし、シナリオもよくまとまっていて

良かったかな、と思います。

 

ルヴィアンも、可愛そうな存在よね、

結局のところは。

ただ、そうは言っても、彼によって

犠牲になった人たちの事を考えると、

あまり手放しでは喜べないですけど。

 

 

******総 括******

 

白雪姫をモチーフにしたゲームって事で、

クィロゼらしいアレンジと捻りだったと

思うけど、面白いながらも物足りなさも

感じられたゲームだったと思います。

 

章の数は、全15と、数的には多い印象だけど、

各章、割と短めだった気がします。

なので、1ルートの所要時間も思った程じゃなかった。

2周目から、オープニングムービー等の

共通部分がスキップできるので、実質2章からの

スタートなんですが、少々金太郎飴的な

ストーリー運び。

 

城から逃げて、森にいる同盟者たちの

誰かの小屋で一緒に暮らし、

女王によって滅ぼされた攻略さんの国へ

一緒に行ってお手伝いをしながらの交流。

そうこうしているうちに、城から白雪姫を

連れ戻しにやってくる。

自分が戻らないと、城で働く者たちが

女王に酷い目にあわされると知り、

別れがたくなっている彼の元から城へ戻る。。。

そんな白雪姫を取り戻す為に、同盟者たちの

協力を受けて彼女を取り戻しに.....。

なんだかんだで女王を倒して..........、、、

って粗筋は、ルヴィアン以外はみんな同じなんですよね。

 

流れがほぼ一緒なので、2周目以降、大体

先が読めちゃって。。

そして描かれ方も浅いので、胸に迫ってくるものが

あまり無い感じ。

 

女王討伐も、女王を殺しちゃうルートと、

殺さないで生かすルートの2パターンなんだけど、

その違いがどこにあるのか、ちょっと疑問に思いました。

何ていうか、結局、白雪姫の気持ち次第、みたいな

印象なんですよね。

で、その気持ちが、ルートによって違うのが

理解できなかった。

各ルートによって、微妙に白雪姫の人間性とか

能力とかにブレがあるように感じられました。

 

そんな中で、シナリオとキャラの両方が良かったと

思えるのはアパラシオンの王子・デューンのルートかな。

デューンはほんと魅力的でしたね。

チャラ男なのに、イイヤツっていうか、他のルートでも

良かったと思う。

そして、彼の従者のオムニアも。

 

オムニアは、ゲームを始める前は、ちょっと地味そうで

あまり気乗りしないキャラだったのに、やってみたら

すごく良かった。

 

あと、暗殺者のファルコも良かったですね。

もっと非情でも良さそうなのに、何だかんだで

白雪姫には優しい。

 

キャスト的には、櫻井さんが大好きなんで

ファーレンに期待してたんですけど、

蓋を開けてみればデューンがイチオシになっちゃいました。

 

デューン>オムニア>ファルコ>ファーレン>ルピノ

 

って感じでしょうかね。

 

 

システム的には、特に問題もなく。

選択肢ジャンプができるのが嬉しいです。

デフォ呼びは無し。

音量は細かく調節できるので、こちらも助かりました。

エンディングは4つほど。

攻略は難しくなく。

ただ、オマケは無いです。

CGとシーン回想とBGMがあるくらいで。

シンプルだったな、と思います。

 

f:id:narico555:20191225164733p:plain

黒雪姫~スノウ・ブラック~ | ソフトウェアカタログ | プレイステーション® オフィシャルサイト

黒雪姫~スノウ・ブラック(PSP) 6.ファーレン=ハイト

f:id:narico555:20191224195145p:plaincv:櫻井孝宏

七人の同盟者の一人で、プラチナムの王子。

優し気に見えるが、結構腹黒な策士。

国を取り戻したい気持ちが誰よりも強い。

同盟のリーダーでもある。

 

目の前で女王に家族全員を殺されたのもあり、

女王への憎悪の念が非常に強く、

その為に疑い深い。

なので、白雪姫には、表面的に優しく接しつつも

疑っている事をはっきり現わしていて、

時につめたくもあるんだけど、矢張り他の

ルートよりは、彼女への好意が見え隠れしてるし、

態度も柔らかめだな~って感じでしたね。

 

冒頭の出会いで心惹かれたんだろうな、

って何となく伝わってくるんだけど、

それでも、好きな相手なのに疑心だけは

しっかり固持してるのは凄いですよね。

それでも随所で、頬染めちゃうシーンがあって、

王子として国を取り戻し復興する事を

第一にしながらも、恋心も大事にしてる様は

ちょっと微笑ましいと言うか、可愛らしかったです。

 

それにしても、プラチナムだけ街が酷い状況。

他のルートでも、何故プラチナムだけ?

って言われてて、このルートで理由が

分かるのかな?って思ってたのに、明かされず。

ルヴィアンに直接訊ねたのに、答え得られず。。

ルヴィアンのルートで分かるんでしょうか?

 

あと、女王倒した後が結構長くって、

特にこれと言った面白い内容でもなく

ちょっと退屈でしたね。。。

さっさと婚約だけでも、しときゃぁいいのに

って思ったわ~(⌒▽⌒)

 

とは言っても、やはりファーレンは

ステキな王子様だったと思います♡

 

 

黒雪姫~スノウ・ブラック(PSP) 5.デューン=バクスター

f:id:narico555:20191223155908p:plaincv:杉山紀彰

七人の同盟者の一人で、アパラシオンの王子。

何に対してもゲーム感覚で、軽薄。

女性関係が派手な自信家で、落とせない女は

いないと思っている。

遊び人風だが頭は切れ、王子なのに剣の達人で

自国の騎士団の団長でもある。

 

この人は、女と見ればすぐに甘い言葉で

口説き落とそうとするため、白雪姫に対しても、

いつもナンパな態度だし、優しいけれど軽薄って

感じの人だったんですが。

こういう人も実は食わせ者なんだろうな~って

思ってたんだけど、食わせ者って言うよりも、

軽薄な見た目とは裏腹で、実に繊細と言うか

ナイーブと言うか、魅力的な人でした~(//▽//)

 

ここまで、他の人をやってきて、どのルートでも

なかなか面白くて食指が湧くタイプかもって

印象でした。なので、とても楽しみでもありました。

オジサン過ぎる人とか、子どもっぽくて面倒くさい人とか、

どこまでも疑いの態度がキツイ人とかの中で、

紳士的なんですよねー。

まぁ、彼の従者のオムニアにも言えるけど。

アパラシオンの二人は、この登場人物たちの中で、

自分的には一番好きですね。

二人とも基本的に優しいから。

 

で、デューンだけど、このルートは糖度高めでした。

元々、フェミニストな男性ってのもあるけど、

いい感じでの距離の縮まり方だったと思います。

でもって、才能が有り過ぎるが故のデューンの苦悩も、

それを励まし力づける白雪姫も良かった。

それに、デューンの彼女への本気な想いが

熱くて熱くて、グッときちゃいました(//▽//)

 

魅力的なキャラだったと思います♪

 

黒雪姫~スノウ・ブラック(PSP) 4.ルピノ=ロシャス

f:id:narico555:20191218220104p:plaincv:鳥海浩輔

七人の同盟の一人で、亡国となったプラチナム

騎士団の元副団長。

幼く見えるが、ちゃんとした大人。

剣の腕は折り紙付き。

ファーレンに忠誠を誓い、バラバラになった

団員たちを探して騎士団の復活を目指している。

 

見た目がとっても少年です。

まるで年下の男の子♪って印象ですが、

一応、ヒロインよりも年上の成人男性。

でもって、見た目通りに中身もまるで

少年のように、一直線で熱血な感じ。

そこが可愛いと言えば可愛いんだけど、

やっぱり子供っぽ~い(x・x;)

 

騎士としての責任感が強くて、

そういう所は良かったんだけど、

全体的には、攻略さんとしては

特に胸に響いてくる事も無く、

胸キュンになる事もありませんでした..........。

 

ピノはプラチナムの騎士なので、

ファーレンと同じ山小屋に住んでいて、

同盟者側で一番、白雪姫への猜疑心・警戒心が

強い所。。。そんな中で、ルピノは純粋と言うか

単純と言うか、すぐに姫を信用しちゃう。

まぁ、そこが彼の長所でもあるんだけど、

単純過ぎて物足りない感もあるキャラでした。

それに、子どもっぽ過ぎて、照れ度も強くって。

そういう焦れったさも結構あったルートでした。

 

大好きな鳥さんだったのに、このキャラは

自分的には今ひとつでしたね(^▽^;)

 

 

黒雪姫~スノウ・ブラック(PSP) 3.シャマード=リッチ

f:id:narico555:20191214084834p:plaincv:檜山修之

七人の同盟者の一人で反乱軍のリーダー。

西の国プラチナムで鍛冶職人をしていた。

女王の侵攻により、妻と娘を亡くしている。

人当たりがよく、反乱軍の若者たちから

慕われている。

 

この人は、何歳の設定なんでしょうね?

髪の色はともかく、顔が皺だらけで、

すっごく老けて見えます。

本人が自身を『ジジイ』と言ってますが、

三日月さんと違って、見た目はまさにその通り。

 

多少のオジサマならまだしも、こう見た目が

おじいさんのようだと、どうにも気持ちが萎えちゃって。

この人見てたら、アンシャンテの凛堂さんが

全然大丈夫って感じになりましたねぇ..........(^▽^;)

 

年の差カップルは否定しないけど、

ここまでだと、ちょっとね..........。

ストーリー的には、面白いルートだったと思います。

ジジイだからこそ、一緒に住んでも安心だろう、

って事で、シャマードの家に厄介になって、

そこでの暮らしは面白かった。

雰囲気的には、父親と娘って感じです。

いいお父さんってポジションがぴったり。

それだけに、後半の恋愛過程はピンと来ず。

 

まぁ、この、年の差ありすぎるのがネックで、

恋愛的に気持ちが通じ合うのは、かなり

後半だし、男女の関係も匂わす程度で

際どいシーンは無かったのが重畳、、でしたね。

正直、こういう、年寄と少女の組み合わせには

吐き気を催しそうなほど苦手なので.....。

 

シャマードさん、もう少し若めにして欲しかった。

若い時は、それなりのイイ男っぽいのに。

あと、亡くなった奥さんも、死亡時は20歳を

ちょっと出たくらい、、って言ってましたね。

それって3年前だよね?

一緒に亡くなった娘は3才..........。

なのに、あの老け具合..........。

ロリコンなの??って思っちゃったよ。

 

最後は、とってもハッピーエンド。

家庭的な終わり方..........。

全てが丸く収まった、みたいな。

それはそれで良かったですが。

シャマードより、それ以外の人たちの

収まりどころに安堵した感じのルートでしたね。

 

 

黒雪姫~スノウ・ブラック(PSP) 2.オムニア=キャンベル

f:id:narico555:20191213165129p:plaincv:伊藤健太郎

七人の同盟者の一人で、アパラシオンの

王子・デューンの従者。

銃の名手だが、人を殺す事に対しての

躊躇を捨てきれない、穏やかで優しい気質の持ち主。

貴族でありながら、貴族の傲慢さを許せない

気持ちを抱いている。

 

とても穏やかで優しい人でした。

女好きの主を呆れながら諫めていて、

従者らしく世話焼きと言うか、何でもできる人。

ヒロインにも最初から好意的。

ただ、敵国の姫だけに、最初のうちは

疑いも抜けず、信じたい気持ちとの間で

葛藤してましたね。

 

孤児たちの世話もしているので、

そんな彼とのふれあいは、ハートフルでした。

そして、静かに情熱を燃やす人って感じで、

徐々に熱くなってくる感じが、なんかとっても

良かったです。胸キュンでした。

貴族とは言っても従者だし、色々と悩める様が

心惹かれました。

それに、ちょうど良い塩梅の嫉妬も.....。

可愛げもあって、萌えでした。

 

同盟者側って事で、他のメンバーとの関わりも

前回のファルコの時よりも多く、それぞれの

状況もそれなりに掴めた感じ。

中でも、主人であるデューンが思ってたより

魅力的な印象で、この先の攻略も楽しみになりました♪

 

黒雪姫~スノウ・ブラック(PSP) 1.ファルコ=ローダー

f:id:narico555:20191209172436p:plaincv:置鮎龍太郎

『狩人』の通り名を持つ、凄腕の暗殺者。

金に細かく、金の為ならどんな仕事も受ける。

主人公の義父である、王を暗殺し、

幽閉された主人公の見張り兼相手役でもあり、

次第に彼女の身の上に同情するようになり、

城から逃げる手伝いをする。

 

暗殺って仕事をしている割には、人情的。

クールさの影に優しさが見え隠れしていて、

また、ヒロイン・リヴに対して好意的で、

可愛く思える個所が多かったです。

 

白雪姫をモチーフにした、面白いアレンジは、

クィンロゼのゲームらしい感じでしたが、

思いのほかダーク度は薄めだったように思います。

攻略人数は7人。

ヒロインを幽閉している悪の女王(実は男)と

女王の手下のファルコ、そして、反対勢力側の

7人の同盟者たちの中の5人。

 

まずは、城から逃がしてくれたファルコから

プレイしてみたのですが、女王のすぐそばの

立ち位置のキャラって事もあり、内容的には

狭い範囲内って印象でしたね。

お姫様と暗殺者の取り合わせなので、予想通りに

ファルコの方が引き気味でした。

ただ、女王との関係に何か秘密めいたものがあり、

その為に、女王・ルヴィアンの真実の一部も

垣間見れたように思います。

 

リヴのストレートな発言や態度に、

何度も困った顔をするファルコなんですが、

その顔が結構、好きでした。

そして頬を染めた顔は、とってもキュート。

オッキーの声も更に魅力を上げてたかな~。

物足りなさもあったけど、良かったな、と。

 

Princess Arthur(PSP) 6.マーリン &総括

f:id:narico555:20191206111112j:plaincv:置鮎龍太郎

代々城に仕えてきた伝説の魔法使い。

強力な魔力と全てを見通すかのような

言動で主人公を導く。

一方で、からかったり口説いたりと、

セクハラな態度も多い謎の男。

 

色っぽく絡んできては、のらりくらりと

交わしてくる、なかなか読めない御仁でした。

でも、オッキーだからか魅力的でしたねー(*^^*)

 

この人、一体、どのくらい生きているんでしょうね?

代々仕えてきたって、何代くらいなの?

不老不死なの?.....半妖って事でしたが、

その辺はよく分かりませんでした。

 

不幸な生い立ちを知り、彼が拒むのも

分かる反面、すっごく長く生きてきた割に

重さとか深さが全然感じられなくて。

結局、アルの想いと心の強さに観念せざるを得ない、

って感じでした。

心を許してからのベタベタ度は凄かったし、

とっても甘かったし、可愛くもありました。

ただ、魔法使いとしてもう少し活躍して

欲しかったかな~って思います。

ヒロインの危機的状況も、他のルートよりは

薄めに感じたし。

 

ここでは、前王の姉・モルゴースの

想いの強さがハッキリ明かされた感じの内容でした。

どのルートでも、弟王への想いを熱く語ってたけど、

それが、ここで帰結したって感じでしょうか。

にしても、我が強すぎよね。

あと、アルの兄のケイが、モルゴースといやに

親密な雰囲気を醸し出していたけれど、

あれって結局、なんだったんでしょうね?

そこが描かれなかったのが、ちょい不満。

モルゴースがケイを傀儡にして、兄が妹を

襲うとか、そういう悪企みしてるんじゃ?って

思ったのに、全然そんな事無かったし。

 

 

***** 総 括 *****

 

面白かったけれど、思っていたより短めだったかな。

初回は、それなりの長さだと思うんだけど、

半分は共通で、殆ど既読スルーとなるので、

後半のみだから、あっという間だったように感じます。

 

題材としては、なかなか良かったと思います。

アーサー王の伝説を元に、聖剣に王として選ばれたのが

城下に住む少女。。。

そんな彼女が突然、王として円卓の騎士たちを従え、

何も分からないまま、色々な事をしり、学び、

王として成長していく。

そして、その過程で恋愛も..........。

 

攻略さん達も、個性豊かでそれぞれ味があり、

苦難に遭っても前向きに頑張るヒロインにも

好感が持てるし。

ただ、ちょっと浅いね。

表面的って言うか。

問題解決への過程が簡単だし、ものすごーく

大変な目に遭っているのに、深刻さが無いって言うか。

 

それと、終わり方も呆気ない。

攻略さんとのハッピーエンドで、ラブラブな

シーンで終わりって、なんか尻切れトンボな印象。

二人が結ばれた後の、周囲の反応や状況、

そして、その後どういう風にやっていくのか、

そういった道筋的な事を少しは匂わせて

終わって欲しかったなぁ~と思いました。

折角、壮大な感じの題材なんだし、

王なんだし。

王としての成長物語が中途半端に終わって

しまった感じなのが物足りなかったです。

 

キャラさん達は、全員終えて、一番好きなのは

ガウェイン@紀章さん、かなー。

ちょっと脳筋っぽいけど、まっすぐなのが

私は好きでした。

他は結構、捻じれてるよね.....(;^_^A

ガウェイン>マーリン>ガラハッド>ランスロット

    モードレッド>トリスタン

かな~。

でも、サブきゃらの、平川さん演じるボールスが

結構、好きでした。

彼を攻略メンバーに入れて欲しかったですね。

 

システムは普通かな。

2013年と古いので仕方ないけど、選択肢ジャンプが

無いのが辛い所。

でも、デフォ呼びあり、なので、そこは良かった。

 

おまけで追加のCGが沢山あり、また各キャラに

ショートストーリーが2つずつあって、

充実してたと思います。

その他の所のショートで、この物語の本当の

真実みたいなのも描かれていて、

なるほど、面白かったです。

 

重そうなテーマの割に、あっさりとしてるので

気軽に楽しめる作品かな、と思いますね。

 

 

Princess Arthur(PSP) 5.ガラハッド

f:id:narico555:20191202101523j:plaincv:岡本信彦

円卓の騎士最年少の天才棋士

剣と弓の腕が超一流で、女と見紛う程の美形。

全てを兼ね備えて生まれた故に、あらゆる事に

執着が薄い。

 

いやぁ~~、お子様の相手は疲れました.....(;^ω^)

不愛想でつっけんどんな態度から、

反抗期の少年のようなツンツンな攻撃状態に

なってきて、まぁ困ったちゃんでしたね。

反抗期状態は、好きの裏返しなんだろうって

分かるけれど、大した年齢差のない

ヒロインにとってみれば、どうしたいいの?

って感じですよね。

 

とにかく、素直じゃなくってね。

嫌い嫌いも好きのウチ.....を地でいってました。

そんな、物凄いツンデレ君でしたが、

やっぱり可愛くもあり..........。

ただ、何に対しても執着なかった子が、

好きとなったら異常な執着振りを見せるんで、

そのギャップに萌え♡ってなるんでしょうが、

私はそうでもなかったです。

もうほんと、子守りをしている気分に.....。

アルは、相手が年下とは言え、そう違わないのに、

まだ彼女も少女なのに、よくまぁ、

手のかかる彼を上手に扱ってるな~、って

ちょっと感心しましたよ。

勿論、振り回されもしてましたけどね。

 

前半はモードレッドと行動を共にしてる分

被ってて、その時の出来事が後半の伏線に

なっていたので、なるほどな、、って感じでした。

モードレッド編では、影響がなかったガラハッド

でしたが、本人ルートではガチでしたね。