にゃんらぶ~私の恋の見つけ方~
にゃんらぶ~私の恋の見つけ方~公式サイト
SwitchのDL版ゲームで、フルボイス。
セールだったのもあり、キャストさんに惹かれて購入。
STORY
花屋で働く主人公・志乃多ほのかは、日々、仕事に追われる日々を送っていた。
そんなある夜、いつも行く公園でオッドアイの黒猫に、夜の時間だけ猫になってしまう呪いをかけられてしまう。
その呪いを解く方法はただひとつ。
――本当に好きな人とキスをすること
ほのかは呪いを解くため、朝昼は人間、夜は猫の姿で日々、奔走することに……。
猫になってしまうまでの短いプロローグの後に
本編スタートで、そこで攻略相手を選択するようになっています。
なので、殆どが個別ってことで、それぞれのお話だったのは
良かったなって思います。流れや展開は同じなんだけど、
それぞれのキャラによって事情が違うので、
金太郎飴的にはならず、全体としては2時間あるかないかって
短い内容だったけど、あまりダレずに楽しめたと思います。
あまりに短いので、感想は個別で立てずに、
これ1本で。
以下、簡単だけど各人の感想を攻略順に。
冨士本祥吾cv:安元洋貴
無口で不愛想な警察官。
巡回を兼ねて頻繁に花屋に訪れる。
28歳、AB型
交番のおまわりさんです。
とっても武骨な感じの人。
よくありがちなタイプですね。
見かけによらず優しいってお方。
このキャラをやっていて、私、安元さん、
あまり好みじゃないんだなって改めて思っちゃった。
低い声の人は好きなのにな~。遥かシリーズでも
イマイチ萌えれなかったんだけど.....。
このキャラ、割と温厚で、でも警察官だけに
強いので、いざって時には頼りになる。
そして、猫好きでよく世話してくれたりして、
いい人でした。でも、それだけですね~。
夏目航平cv:田丸篤志
幼馴染みで、主人公のアパートと
同じ街で一人暮らししている。
いつも主人公のことを気にしていて
頻繁に花屋にやってくる。
23歳、0型
幼馴染みの割には、いい感じの距離感が
あるポジションでした。気にしながらも
気にしていない風を装ってる。
見守ってる感じ。それだけに、相手に対して
臆病過ぎて、結ばれなくてもいいから
離れたくない、そばにいたい、って
立ち位置を死守せんばかりに、守りの態勢。
結局自己完結しちゃって、最後は逃げ出す始末。
割と魅力的なキャラだなって思っただけに、
そのヘタレっぷりに、ちょっとガッカリでした。
河原匡祐cv:前野智昭
店に来る度に嫌味を言ってくるホスト。
だが口は悪いが、実は真面目。
24歳、A型
このルートはとても面白かったです。
全ルートの中で、一番良かったと思います。
チャラくて、ちょっとヤンキーあがり、
みたいな印象で、見た目と職業的に
全然期待してなかったんだけど、
なんせ声が前野さんだけに、気になるキャラ。
やってみれば、メリハリが一番はっきりしてて
面白い内容でしたね。
ホストとしての彼の仕事ぶりや、同僚、客との
あれこれが、興味深かったです。
そして、猫のお世話の仕方が一番良かったと
言うか、甘~くて最高でした。
前野さんの猫への声の調子が、まさに
猫なで声って言うかww、ウットリな甘い声。
ステキでした♡
村主拓馬cv:斉藤壮馬
主人公が働く花屋の店主。
いつも朗らかで笑顔が絶えない。
25歳、B型
凄く優しくて気配りにも長けているので、
公式プロフにB型ってあるのを見てビックリww
雰囲気的にはAだと思ってたwwww
何故なら、予想外にヘタレな感じで。。。
もう少し、強い人だと思ってた。
他のルートでの印象からね。
彼には知られたくないらしい過去があって、
だけど、その過去を知った時、思わず
プッ!!って笑っちゃったよ。
なんだ、そんな事~~?って思う。
まぁ確かに褒められた過去じゃないけど、
家庭に恵まれてないようだったから、
よくある、お決まりなコースに
行っちゃっただけでしょ?
今は真っ当に、花屋を経営してるんだから
立派だと思うけどね~。
でも店長は繊細だからか、いつまでも気にして、
人を好きになる資格がないから、
恋愛も結婚もしないつもり、って思ってて。
いやはや、そんな事くらいでぇ?って半ば呆れ..........。
でも気持ちには抗えず..........。
その辺の葛藤が少々曖昧で分かりにくいな~
って思いました。
西條鳴海cv:櫻井孝宏
花屋の常連で有名な華道家。
物腰柔らかで、いつも飄々としている。
29歳、?型
見るからに怪しいので最後にしたんですが、
その正体は予想通り。
そもそも、声が同じって時点で、もろ分かり。
なんかこう、もうちょっと工夫して欲しかったな。
声にスクランブル掛けて、分かりにくくするとか、
声無しにするとか。おまけに、目も同じだし。
まぁ、どうしてこういう事になったのか、ってのが
分かるルートでもあるので、最後がベストの
ルートだったと思います。
そして、ラブ的には、イマイチな感じでしたね。
ここは人によって感じ方に差があるかとは思います。
櫻井さんはステキだったけど、こういう役の時って
なんかちょっと年寄くさい印象になるのよね(^▽^;)
と言う事で、5人終了。あっという間でした。
猫になって、猫の姿で彼と出会い、
猫として可愛がられる。
夜だけなので、昼間は花屋で仕事して、人間として
彼と接触し、夜は猫となって彼の元へ。
それまで知らなかった彼の姿を知り、段々と
惹かれてゆき.....ってパターンは同じ。
皆さん、ほんと猫好きでいらっしゃって、
それはもう、かいがいしくお世話してくれて、
尚且つ、溺愛ってくらい可愛がってくれるので、
主人公の方も、そんな状況に段々と慣れて親しみ、
あまりに楽ちんだから、このまま猫でもいいかも.....
なんて思う事もあったりして..........。
それにしても、凄いよね。愛する人とのキスでないと
呪いが解けない。。。全く、好きな人なんて
いない状況なのにね。
でも、猫になって、男性の誰にも話せない話を
沢山聞かされ、その中には、花屋の女の子の事も
含まれてたりして、どうやら男性陣は主人公に
幾ばくか気があるようなのよね。
そういう下地があるから、恋愛まで発展できたようです。
わりと展開が早いと言うか、簡単過ぎる気持ちの
流れなのと、みんな、彼女が猫になっちゃう所を
目撃するんだけど、その後の反応と言うか
対応がビックリするほど、平然と受け入れてるのが
不思議でした~。
主人公の方が、バレて、どうしよう、どうしよう、
って焦ってるのに、相手の方は連絡してこないんで
彼女は余計に落ち込むんだけど、正面から向き合おうと
意を決して会いに行けば、向こうは猫だった事なんて
どこへやら.....って反応なんだよねー。
この辺の後半の話の展開は、無理があるな~って
どのルートでも思いました。
でもまぁ、面白かったです。
お手軽に楽しめるゲームかと思います。