narico555のブログ

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遙かなる時空の中で7 7.直江兼続

f:id:narico555:20200712141029p:plaincv:竹本英史

地の白虎。博覧強記の才人。

飄々として軽妙洒脱な武将。

上杉家の執政。

教養豊かで、日々の生活を優雅に楽しんでいる。

 

この人は、前半の共通ルートでの

やり取りがとっても面白かったです。

主家への忠義心が強いので、八葉として

仕えるに値する神子なのか

俺を口説き落としてみろ、って態度で、

そんな兼続に対するヒロインも

現代っ子にしては驚くような

気の利いた洒落た返しで、この二人の

やり取り、とっても面白かった。

ただねぇ.....。

 

全体を通して自分としては疑問に思う

現代の文明の利器。

それが、この兼続ルートでは多用されてて。

実りの薄い東北での経営を助けるような

現代の知恵が兼続の心を徐々に軟化させて

いきます。こんな夢のような事を

授けてくれたら、そりゃぁもう、女神様~って

崇拝したくもなるわよね。

 

七緒のした事は、同じ事が出来るなら

別に七緒じゃなくたって、普通の女子でも

すると思う。根性悪でもない限り。

そう思うと、そう言った事で好きになって

いくのは、どうなのかな~って感じてました。

でも兼続自身はステキだったと思います。

こういう、軽妙洒脱な人は好みです。

なので個別ルート、楽しみだったのですが。

 

はっきり申しますと。

 

つまらなかったです。

 

三成との件は、なかなかグッときましたが、

それ以外の部分は退屈でしたね。

 

大体、兼続が西の戦に入り込んで来る

必要性が感じられません。

まさに、現代の物を沢山持ち込んで

あり得ない戦い方。

他のルートでも思ったけど、電気は

持ち込める程の大きさのソーラーパネル

大量に発生させられるものではないです。

せいぜい、スマホの充電くらいでしょう。

3台の防犯カメラを使って

モニタに写すとか、必要な電気量、相当で、

これおかしいよ、って思うばかり。

 

時計も、持ち込んだ所で戦国の人たちが

時計をすぐに読み取れないと思います。

時間の概念も違いますしね。

まぁ、そういう細かい所は無視されて

作られていますが、そうまでして

必要だったとは思えないんですよ。

こんな何でもアリ、なシナリオは

白けちゃって。

 

さすがに、ここまでしても結果を

変える事はできないように作られていて、

まぁここで変えちゃってたら

ほんとご都合主義すぎる!って思ったから

いいんですけど、もう少し別の角度からの

アプローチにすれば良かったのにって

思います。

 

それにしても、三成への執着が凄かったですね。

豊臣の執政と上杉の執政と。

立場的に似てるけど、凄すぎる絆。

ここでフッと思い出してしまいました。

三成の親友って、大谷吉継だったんじゃ?

全然、出てこないよね。。。

幸村は上杉、豊臣の人質だったので、

立場的にも年齢的にも距離がある筈なんで、

本来なら、幸村じゃなく大谷さんじゃ?

って思ったけど、大谷さんはらい病になって

頭巾で顔まで覆うから、乙女的にはNGに

されちゃったのかなぁ。

それこそ、龍神の力で綺麗にしてあげるとか

アリなんじゃないのかな、、、なんて

どーでもいいこと思いついたりしたルートでした(^▽^;)

 

エンディング見てたら、収穫したジャガイモで

「ぽてち」を作るとかって出てきて、

それに対して傍にいたダンナが

「油どーすんの?」ってツッコミが。

油、当然当時もあります。

天ぷらとか作ってますし。

でも今と違って大量生産できないので

非常に貴重なんですよねー。

 

いやー、いちいちツッコんでたら

成立しない内容だったなーって

つくづく思った次第でした。。。

前半の二人のやり取りが面白く、

個別に入る直前が一番盛り上がりましたね。