narico555のブログ

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遙かなる時空の中で7 6.柳生宗矩

f:id:narico555:20200710193815p:plaincv:安元洋貴

地の玄武。

鋭い眼光、寡黙な美剣士。

子供の頃に一族が没落。故郷の一族復興の為に

次の天下人と目される人に隠密として仕え、

課せられた任務を淡々とこなす。

天下でも屈指の剣の達人。

 

非常に寡黙で、最初の方で七緒を家康の元へ

攫おうとしてたので、ちょっと怖い人設定

なのかと思ったら、全然違いましたね。

とても誠実で優しくて、尚且つ男らしくて

ステキな人でした。

 

おまけに、結構、ストレートに想いを

伝えてくるんで予想外のキュンキュンでした。

五月が指摘したように、本人は無意識なんで

しょうね。ポロポロと甘い言葉がお口から.....。

特に共通で、『髪のひとすじさえも.....』とか

『命にかえても.....』とかサ!

熱すぎるっしょっ(*ノωノ)

 

その後も、二人になると、熱いセリフの

オンンパレード。

そのうちに、周囲に他の人間がいても、

すぐに二人の世界になっちゃって、

周囲はタジタジ状態..........。

どんだけ、熱いのぉ??って思うよね。

これでお互いに、相手に好きだと伝えて

いないんだからねぇ。

言葉にしなくても、いつの間にかすっかり

二人の心は恋人同士。。。

 

最高に笑ったのが、宗矩からの手紙を

達筆過ぎて読めないからって、武蔵に読ませる

七緒ちゃん..........。

いやぁ~、いいのぉ?他人に音読させて、、、

って思ったんだけど、その内容たるや、

これまた熱すぎる!!

武蔵も読みにくいだろうなぁ、って思ったら、

読み終わった後、恥ずかしそうだったね。

にもかかわらず、七緒は内容に熱くなっていて、

周囲の目はまるで眼中になく..........。

ここまでいくと、凄いよねー。

宗矩もさ。この状況をもし知ったら、

穴に入りたくなっちゃうんじゃ?

ここのシーンはもう、ほんと笑えましたwww

 

隠密って暗い役目で、一族の復興を背負ってる

ちょっと重たそうに思える背景を抱えながら、

あんまり重たく感じなかったのは、

何だかんだ言いながら、神子命!って

何かにつけて訴えてる姿があったから、

なんでしょうかね(^m^)

ほんと、こちらまで熱くなる内容でした。

 

だけどエンディングは、ちょっと.....だったかなぁ。

自分的には好みじゃなかった。

五月ルートで覚醒して、ここでも覚醒なのね。

戻るまでに数年を要してるのが不思議だった。

取り戻すために剣を極めていく宗矩だけど、

その過程の描きがあっさりしてて、

ただ時だけがどんどん過ぎて行ってる感。

その間に宗矩も年齢を重ねて少しは

老けててもいい気が。

ここでの年齢設定がイマイチ分からないけど、

捕まった時に20代半ばから後半の見た目、

って言われてたからねぇ。

もうすっかり、アラサーじゃないのでしょうか。

それが見た目に反映されていれば、

神子の為に長い時間、苦労して頑張ったんだねぇ(:_;)

って感動も高まったような気がするんですよね~。。。