DAIROKU:AYAKASHIMORI 5.瀬見季継 &総括
cv:豊永利行
妖守の先輩で班長。
面倒見が良くフレンドリーだが、
いつも笑顔で本心が見えない。
のら~りくら~りとしていて、
やたらと冗談が多く、その癖
周囲の人間の様子はよく見ていて
洞察力は鋭いし、仕事も術者としても
能力が高くて、ある意味無敵な感じの
キャラでしたが、上司としては良いなって
思うけど、それ以上への発展は
ちょっとピンときませんでした。
いつの間に、彼女の事を好きになったのかな~。
色々ポイントはあるんだろうし、
予想は付くんだけど、ちょっと弱い感じして。
それに、やっぱり殆ど糸目状態なのよね~。
さすがに、お目目パッチリのシーンもあったし、
普段が糸目だけに、目を開けるとドキリと
するけど、やっぱ惜しい感ハンパない。
ステキなのにねぇ。
結局、どこまでいっても掴みどころが無くて、
こういう人と恋愛関係になったら大変だろうと
思うばかりで、萌え度が低かったです。
他の人と同じように3つのエンドですが、
それプラス、大団円のエンドが用意されてました。
後半まで同じなんですが、最後の選択肢以降が
すごく長かったです。
内容としては、この大団円が一番
シックリとくる内容だったし、面白かった。
そして、つくづく、恋愛ルートは
イマイチだったな、と思うのでした。
だって短いだけに短絡的過ぎるんだもん。
特に妖相手で、躊躇いとか不安とか、
そういう感情が無いのよね。それが不思議だった。
普通、葛藤しないかな。
総 括
あっという間に終わってしまいました。
ちょっと短すぎて物足りないな~。
サクラタニで各区を巡回しながら、
キャラたちと交流して、相手を知っていく。
そういうのがずっと続いて、いつの間にか
好きになったみたいって気づきが生じた頃に
トラブル発生。
でも、あっという間に解決、もしくはバッドエンド。
バッドと言っても、悲劇性が弱く、特に
感動も涙も湧いてこない内容。
恋愛エンドにしても、まだ仄かな想いに
毛が生えた、程度のラブ度なんで
萌えキュン度、低かった。
エンド近くは急展開なんですよね。
で、3つのエンドのうちの1つ、友情エンドは
バッドじゃないけど、恋愛モードには
まだ至らない.....、そんな状況下で
事件解決のある意味ハッピーエンド。
その事件解決は、力技っぽい、ちょっと
強引な印象。呆気ない感じでした。
恋愛エンドで、その先へ少し掘り下げた
感じの内容になってましたが、それでも
短落さは否めず。。。。
う~~ん、なんか辛口になっちゃいましたね。
世界観は良かったと思います。
面白い設定だったかと。
それだけに、シナリオの薄っぺらさが
残念です。
大団円で多分明かされるんだろうと
思っていたヒロインちゃんの件。
もう少し、深い何かが欲しかった。
決着の付け方が、やっぱり簡単過ぎた。
あと、常盤室長絡みで何かあるのでは?
と期待してたんですが、無くてガッカリ。
サクラタニを無くそうとしている
現世の勢力の影をチラつかせながら、
そのまま放置で終わってしまって残念。
この人、玉藻さんと恋仲だったんだよね?
その件についても知りたかったわ~。
色々、つっこみどころが残ってるんですよね。
続編を念頭に置いてるのでしょうか?
各キャラ、それぞれに個性的で魅力的なので
興味は尽きないから、色々展開してくれても
良いのですが、大本の土台、この本編を
もう少し骨太に描いて欲しかったですね。
システムとしては、普通に良かったです。
未読があるとフロチャートが開かないとか
そういうのは面倒くさいけど、
過去ログから再生しなおせるので
セーブとか使わなくて済んで楽でした。
戻れるのって嬉しいです。
声量も各キャラで調節できて、そこも好き。
推しキャラは悪路王と比良かな。
イチオシは悪路王。
この人とが一番、萌えキュンできたし、
せつない内容だったな、と思います。
全体的に軽い感じで楽しめるゲーム、でしょうか。
妖ものの割に深刻さや残酷さ、エグさ等はありません。
絵もキャストも自分的には今一つだったので
最初は購入するの迷ったんですが。
後悔するほど悪い出来ではなかったけど、
もろ手を挙げて『面白かった』とも言えず。。。
ビミョーでした(;^_^A