DAIROKU:AYAKASHIMORI 3.悪路王
cv:鈴木達央
鬼が統べるマカツヒの統の補佐。
仲間思いで礼儀正しく、秩序を重んじる。
言葉使いが丁寧で挙措も紳士的で、
クールそうに見えながら、親切で優しくて、
前の2人に比べると、とてもイイ感じでした。
マカツヒの統は、なんと織田信長で、
信長が死後に鬼になり、サクラタニに
やってきて、それまで統だった悪路王が
統の地位を譲ったそうですが、その信長は
遊んでばかりで、アマツナ同様、補佐が
殆どカバーしてるって状況。
とは言え、マカツヒではみんなが現世の
ゲームに夢中になっていて、凶暴な筈の
鬼とは思えない、なかなか面白い所でした。
サブキャラ達も陽気で楽しいし、
信長も第六天の魔王なんて名乗りに似合わない、
気まぐれなだけの遊び好きで、そんな彼らを
上手く統率してる悪路王はステキでしたね~。
たっつんのお上品な声音と物言いが、
とってもキュン♡でした。
お話的には、少々物足りなかったかな。
ここでも、人間側の身勝手な策謀で
悪路王が窮地に追い込まれるわけですが、
緊迫感はあまり感じられませんでした。
ただただ、理不尽な言いがかりと展開に
ムカつく内容で。
友情エンドと恋愛エンドは、事件が丸く
収まるんだけど、悲恋エンドは追い込まれます。
でも悲惨さは無く、割と希望を残した感じの
終わり方で、ちょっと物足りなかったですね。
前2人の時の方が、まだバッド感があったかな。
お話的には物足りなかったけれど、
キャラ的には、徐々に気持ちが通い合ってくのが
ウットリでした。ここは、声優さんの力が
大きいかな~って思います。
悪路王の過去のお話は、大体予想通りでした。
歴史好きなのもあって、悪路王の伝説は
一応知ってるのもあり.....。
理不尽に虐げられてきた過去には、
いつも腹が立つし、どっちが鬼だよ!って
同じように思うばかり。
こういう過去の歴史に、ゲームを通して
興味を持って知ってくれる人が増えたらな、
とも思います。
あと、このルートで私は初めて季継の
開眼した顔を見ました~♪
前二人の時は、ずっと糸目のままだった気が。
やっぱ、目はあった方がいいよなぁ~~(^▽^;)