花咲くまにまに 3.谷和助
cv:鈴村健一
万珠屋の番頭で、見世を切り盛りする
妓楼の右腕的な存在。
面倒見が良く、頼りがいがある。
このルートは重厚でした。
当然と言えば当然で、波乱万丈な内容で。
この人の本当の正体は、誰をやっても分かる事
なのですが、幕末の歴史を少しでも知っていれば、
多分、この人の人生の顛末も知っていると
思います。 だからこそ、なんか、
そこへ行くまでの道筋が切なかったですね。
それとこの人、非常なたらしですね。
そう言う面で、もう憎いほどでした。
悪いヤツです.....(*^^*)
正直、絵がちょっと苦手で.....。
どう見ても、ガキっぽい印象なんですよね。
おまけに服装が乱れ過ぎている。
肌け過ぎでしょう。だらしなさすぎ。
妓楼とは言え、番頭なのに、寝起きのような
乱れ姿。髪もボサボサだし。
けれど、声の鈴さんが最高に良かったです。
そういうのがあまり気にならないほど、
男くさくてサイコーでした。
全てにおいて、抗いがたい魅力をかもしていて、
終始、夢中になりっぱなしでした。
ここまでやられるとは、ちょっと思ってなかった(^▽^;)
バッドとノーマルエンドが、このルートは
妥当かなって思います。
まぁ、予定調和と言うか、当然の流れと言うか。
非常に悲しいですけどね。
分かっていても、ホロリと泣けちゃいました。
ハッピーはちょっとご都合と言うか。
初期設定的に有りな展開だとは思うのですが、
帰った後の生活の基盤を考えると
かなり無理があるかと。
既に存在の痕跡が無くなっている世界で、
戸籍もないし、お金も住む所も無いし、
病気を治すにしても、実費となるから
莫大な治療費がかかるわけで..........。
そういうの、全て無視したような最後でしたねぇ.....。(-_-;)
なんか、そういうのが気になり過ぎて
素直に喜べなかったです。
捻くれてるからな~('◇')ゞ
ツッコミどころは相変わらず満載でしたが、
和助の魅力が勝っていて、スルーしながら
十分楽しめました。
糖度が高くて、結構、キュンキュンさせて貰えました♡