吉原彼岸花 久遠の契り 4.辰吉
cv:興津和幸
妓楼「桜華屋」の見世番。遊女の世話や妓楼内での
様々な仕事をしている。花魁道中での傘持ち役もしている。
寡黙で真面目。
このルート、PC版では無くって、今回追加されたのですが、
もう、何て言うか、すごく胸が熱くなって、良かったです。
廓内での、同業相手の恋愛沙汰はご法度なので、
最初から禁じられた愛、なわけですが、この人の背景には
色々あって、そういう単純な理由だけでは想いを交わし合えない、
諸々な枷がありました。
でも、凛が引っ込み禿の時からそばで仕えていたのもあって、
長い間ずっとそばで見守り、さりげなく支え続けてきた、
時間に比例する想いの重さ……みたいなものが、
じんわりと、じんわりと伝わってくる感じでした。
そして、後半、一気に堰き止められていた水が溢れるが如くの
怒涛の展開に、胸が苦しくなりました。
それに、どのエンドも、切なくて悲しい……。
ベストエンド?なんか、もう、涙ポロポロ、
タオルで目をゴシゴシしてました(T^T)
こんなの、アリ??? いやぁ~、もう、ね。。。
あんまり語るとネタバレになるので語れませんが、
胸が締め付けられて、痛かったです……。
こういうの、私、弱くて……。
また、興津さんが、、、低くて渋くて男くさい声でしたね。
よくやるキャラとは一線を画した、無骨で、不器用っぽいのに、
実はそうでもなく男くさくって。
決して出しゃばらない、影のような、下僕のような態度なのに、
要所要所で、かましてくれて、その度に心臓を
鷲掴みにしてくれて、最高に魅力的でした。。。。
胸の底が熱くなる、二人の物語でした。