narico555のブログ

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神凪ノ杜 妖狐奇譚(PC) 3.市丸 &総括

f:id:narico555:20180617212145p:plain cv:興津和幸

 

数年前から主人公の祖父の代わりに

よろず妖屋をまとめている妖憑き。

あまり人とつるまず、一人でいる事が多い。

負けず嫌い。

 

大人な上に寡黙だし、いつも冷静な感じで

最初は分かりにくい人物でしたが、

冷たそうでいて、さり気ない優しさが感じられ、

素敵な人でしたが..........。

 

このルート、とても切ないストーリーでした。

妖狐奇譚の最後を飾るだけあり、

直のルートで少し見えてきた謎や

市丸の事など、色々分かり面白かったです。

そして、ラストはほんと切なくて..........。

結局のところ、物悲しかったですね。。。

また、最初は冷たい印象だった市丸さんが、

とっても優しくなって、それが一層、

切なさを煽っている感でした.....(*ノωノ)

 

 

という事で、これで妖狐奇譚の3人、全員終了。

全体としての感想を言えば、しっとりした感じで、

じんわりと沁みてくるような良さ、ですね。

面白いとか楽しいとか、そういうのとは

ちょっと違った感じ。

妖が起こす事件を解決するって話の割に、

怖さとかドロドロとかは一切なく。

時間的にも短いので、あっという間に終わる感じ。

だから深くはないんだけど、妖屋の仕事と

日常の中で、うまい具合にキャラ達の悲哀や

苦しみや、仲間としてのふれあいなどを

描いていたと思います。

ほのぼのドラマじゃないのに、ほのぼの感があって、

良かったな~と思います。

 

また、次の龍神奇譚の攻略キャラ達も、

興味をそそられる個性的なキャラ達で、

次が楽しみです。

特に東雲@松岡禎丞クンのキャラは、いつも演じてる

キャラとは大分違って、すっごく新鮮でした(*^^*)

 

今回は、高校生二人のキャラもそれぞれ良かったけれど、

やっぱり、最後の市丸が一番良かったかな。

最初の二人をプレイ後は、なんとも感想が難しいな、

と思うくらい、よく分からなかったです。

ぼんやりと、ピントがずれた感じとでも言うか。

でも、市丸までやって、やっと全体像が見えてきた感じ。

ちょっと理不尽さも感じられる市丸ルートでは

ありましたが。

 

そして、恋愛的な面では、全然な感じの本編でしたが、

おまけがあって、それが、各人の後日談な内容で、

本編と違って視点が各キャラとなっていて、

これがとても面白かったです。

本編では分かりにくかった3人の男子達の

それぞれの想いがよりよく分かって、これを見て

彼らの淡い、ウブな感じの恋愛心理がとっても

微笑ましく感じられました。

これ、あって良かったです。

正直、本編のエンドは少し物足りない感があったので。

 

さて。

2か月後に『龍神奇譚』が発売されますが、

公式の内容を見ると、ちょっと驚きの内容で。

今回では明かされきれなかった謎が明かされるようですが、

全てちゃんと解明されるんでしょうか?

瑞希自身にも色々秘密がありそうだし、次回の方が

重たくなるのかなぁ?と思われるけれど、どうなることやら.....。

 

楽しみですね。