吉原彼岸花 久遠の契り 3.朔夜
cv:水島大宙
桜華屋に来ている、通いの髪結い。
凛より年下で、腕は良いが不愛想。
嘘を付けない正直者なのもあって、手先は器用でも
人付き合いに関しては不器用な朔夜。
そんな彼と、ふとした事がきっかけで
距離が縮まり、互いに惹かれ合ってゆくのですが、
二人の間を、吉原の鉄の掟が阻みます…。
クールそうに見えるけど、単に不器用なだけで、
時々見せる柔らかい表情や優しさが胸に響きました。
凛にとっても、年下とは言え同世代の若い男子。
毎日毎日髪を結って貰っている相手だし、
個人的に関わる理由ができてしまえば、距離が縮むのも
自然な流れだとは思いましたが、この恋の行方は
お客さん相手とは全く違って、かなり厳しいものになるのは
最初から分かっているだけに、なんだかとっても
ハラハラしちゃって……。
また、最初は冷静そうだった朔夜も、段々と
若い男子らしい激情に絡めとられるような行動に
出てくるようになって、こうなってしまったら、
女としては、拒否できないよな~、、と思いつつも、
やっぱり、ハラハラ……(;'∀')
破滅への道をひた走っているように感じられ、
正直、純粋に楽しめなかった……(x_x;)
そんな自分が情けなかったです。。。
まぁ実際、バッドエンドは当然の結果って感じの内容でしたし。
そもそも、朔夜との事が直接な原因ではなくても、
ある行動により、楼主の時雨から受けた行為は、
もう、辛かったし。当然な報いではあるのですが、
まさか時雨がここまでするとは思わなくって……。
未遂に終わった時ですら、これだけは変わらなくあったので、
凛に大して過保護とか言われていただけに、驚きでした。
それでも最終的にグッドエンドは良い感じの終わり方で、
やっと安心できたと言いますか。。。
ここまできてやっと、あ~、朔夜、良かったわ~、と
しみじみでした。
一途な想いが遂げられて、普通に幸せになれて。
大人になった朔夜もステキでした♡♡♡