narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

新装版クリムゾン・エンパイア 6.ミハエル=ファウスト &総括

f:id:narico555:20180924202346p:plain cv:緑川光

 

マイセンと契約を結んでいる、本物の悪魔。

神父のような格好をしているが、人ですらない。

ネガティブな性格で、基本的にマイセンの言うことしか聞かない。

 

物語の冒頭で、ヒロイン・シエラはミハエルと出会い、

死後は彼のものになると約束します。

そして、将来大成する運命にあると告げられ、

いずれの道を選択するかを迫られて、厳しい道を

選択したシエラ..........。

 

このミハエル、いつもマイセンにベッタリで、

マイセンを絶賛し、心酔しきっていて、

何かと言うと『マイセン、マイセン』、

『マイセンはすごい、マイセン大好き』と

そればっかりで、ちょっとウザイ印象なので、

自分的には、ちょっと苦手と言うか、

大好きな緑川さんでありながら、イマイチ

萌えられないキャラだったんですが。

 

まぁ、結論から言えば、やっぱり萌えまでは

いきませんでしたが、ここまできてやっと

この物語の全容と言うか、主題と言うか、

そういったものが良く分かった感じです。

 

母親に捨てられた事がトラウマになっていて、

捨てられる事を異常に怖がる性質になって

しまってるんですね。

だから、いつか冷めるかもしれない恋愛感情より、

存在を必要とされる絶対的な主従の結びつきの方を

重要視してる。

シエラにはずっと共感できずにいて、

ちょっとイライラしたりもしたんですが、

ここに来て、なんだかとっても哀れに思えて

泣けちゃいました..........。

 

自分を必要としてくれるならば、悪魔であっても

構わない。

自殺願望があるわけではないし、生きる気持ちが

ありながら、自分を大切にせず、どこか生き急いで

いるような生き方だったのも、なんか納得でした。

そして、自分を必要とし、その生き方を明確に

示してくれるエドワルドへの絶対的な服従も。

彼が失脚して処刑される時も、自らの命を断った事も。

他のキャラと良い仲になっていながら、

急転直下で、それまでの恋愛模様はどこへ行っちゃったの?

って、あまりの唐突な結末にはぁ???って

何度か思ったのですが、彼女にとっては、恋愛よりも、

エドワルドとの主従関係の方が重かったんですね。

 

そして、ミハエル..........。

ミハエルが、どうしてシエラに執着するのか、

その辺はイマイチよく分からなかったのですが、

『嫌い、大嫌い』と連呼している割には

ベタベタしてきたり、何だかんだと大事にされてたり、

そういう所、行間を読む感じではありましたが、

結局、愛情の裏返しなんだな~と、自分は解釈しました。

悪魔だから幸せにはしてあげられない。。。

だから、死ぬときには迎えに行くけれど、

それまでは...............。

シエラとしては、生きている間も寂しいから

一緒にいたいのにね。でも、死んだらその後は

ずっと一緒にいてくれる。。。

 

そうして、死後の世界は地獄なので、

普通に考えれば、なんかシュールだなぁ、、って

思う結末ではありましたが、シエラ自身がそれで

幸せならハッピーエンドなんですよね。

 

 

と言う訳で、とても深い物語だったと思います。

全体としては面白かったです。

普通の恋愛のようにはいかず、とても屈折してるので、

ちょっと人を選ぶかもしれませんね。

 

最初のうちは面白くて夢中になってプレイしてましたが、

回を進めるごとに、なんか段々と疲れてきちゃいました。

心がとても疲れました。

どの人が相手でも、シエラ自身の生い立ちからくる

心の問題で、すっきりしたハッピーエンドは無いので、

すっきりしないんですよね。

 

攻略キャラは、どの人も魅力的でした。

それぞれに個性的で甲乙つけがたいですが、

物語的には、エドワードとのルートが自然かな、と思います。

結局、エドワードとの主従の絆が何よりも優先されるので、

それを考えると、他の男性と恋愛関係になるのは、

相手の男性に対して不誠実な気がします。

なので、拒否しながら流されるように相手を受け入れて

しまっていた各ルート、矢張り基本設定的にピンと

来なかったですね。ああまで自分の身分やエドワードとの

関係にこだわるなら、キッパリと拒否すべきだなぁ、と。

その辺の有耶無耶さが、ちょっと不満でした。

 

その他のキャラたちのエピソードは、最初は

ウザく感じましたが、こちらは回を追うごとに

やはり物語に幅を深さを与えてる印象となりました。

色々なキャラの色々な人生が示された中での

シエラの人生..........。

ああ、やっぱり哀れすぎる~(;'∀')

 

この続編のロワイヤルがPC版であって、こちらでは、

幸せになりきれずに終わった本編と違って

割とラブラブな感じに描かれてるらしいですが、

悲しいかな、移植する前に倒産。。。。

いやぁ~、続き見たいですよ。ほんと不完全燃焼って

感じなんですもん。

まだ市場に出回ってるんですけど、如何せん、PCの

OSが古すぎる..........orz

バッチの方も、サイトが閉鎖されてるから入手できない。

でもって、ロワイヤルは、エンパイアをプレイ後、

じゃないとプレイできないようになっているらしいので、

今更PCでやろうと思ったら、エンパイアのPC版も入手して

先にプレイしないとならないようで。

残念ですね..........。

 

 

始まりからして暗いし、その後も殺傷シーンが多く、

流血シーンも多く、ヒロインはご主人様のもの扱い、

なので、基本設定からして苦手と思う人もいるでしょう。

メイド長としての職場は、なかなか面白い人たちばかりだし、

周囲から慕われているので楽しくプレイできる反面、

ヒロインの身の程を弁えすぎる頑固さに苛つく事も多々で。

恋愛的には、徐々に深まっていくドキドキ感が

ステキでしたが、結局、エンドで成就するわけでもないので、

評価が難しいゲームだったと思います。

身分違いの恋愛を期待している人だったら、

ガッカリすると思います。

でもキャラは魅力的だし、面白い事は面白いので、

世界観やロゼ好きな人なら十分楽しめるでしょう。

 

f:id:narico555:20180924211430p:plain

https://www.jp.playstation.com/software/title/vljm35181.html

 

 

新装版クリムゾン・エンパイア 5.エドワルド=ウィンフリー

f:id:narico555:20180923144449p:plain cv:鈴村健一

 

主人公が忠誠を誓っているご主人様で、

第二王子だが、王位継承権は第一位。

社交性が高く、非常に王子様らしい王子様。

だが実際の性格は最悪で、すべてのものを見下している。

 

攻略キャラ達の中で、一番分かりにくかったと言うか、

次期国王としては当然なキャラではあるのですが、

主人公のシエラが全身全霊を傾けるほど

忠誠を誓っているのが、理解しがたかったです。

 

シエラは幼い時に売られて、カーティス=ナイルの元で

暗殺者として過酷な目に遭って育ってきた事もあり、

それ故の価値観とは言え、あまりに頑なで、

却って、恋人としての愛情も求めるエドワードが

可哀そうに思えてきちゃいました。

 

護衛として命を懸けて守る事でしか

自身の価値を見出せない。

存在意義を実感できない。

だからと言って、どうしてエドワードに

そこまで.....って思っちゃう。

彼に仕える事になった際に、そこまで

思わせる何かがあったのか?

その頃のエピが無いわけでは無いけれど、

あまり説得力を感じられませんでした。

 

エドワード自身もかなりねじれていると言うか

屈折しているので、この二人の愛の過程は

とても胸に痛かったですね。

切実な感じ。

そして一方で刹那的で破滅的な部分もあり.....。

 

エドワードが国王としての権力を持って

将来的にシエラを囲いたいような工作を

したとしても、シエラは相変わらず頑なに

それを拒否するんだろうなぁ.....って思えるので、

なんとも危うい未来しか見えない二人だったな、

と思います。

シエラ自身が、どんなに相手に愛されようとも

最後まで心を開けない、開こうとしないので、

カップルになっても、ハッピーとは言い難い。

特に、主として仕える事を至上としているので、

エドワードとの関係は、彼がどんなに望んでも、

使用人以上の愛へ昇華する事は無さそうです。

 

予想通りな感じではありましたが、

なんともスッキリしませんでしたね。

エドワルド自身も、兄への屈折した思いや、

国に対する愛情の無さなど、共感できない部分が

結構あり、そういう意味では、共感できない

似た者カップルだったのかもしれません。

それでも恋愛に関してはエドワルドに同情します。。。

 

新装版クリムゾン・エンパイア 4.ジャスティン=ロベラッティ

f:id:narico555:20180922175517p:plain cv:平川大輔

 

第一王子で、エドワルドの腹違いの兄。

母親の身分が劣るため、王位継承権はエドワルドより低い。

何度かエドワルドの暗殺を試みているが、

すべて主人公に阻まれている。

 

エドワルドの政敵で、兄弟だけに憎悪も

ひとしおって感じなお方なせいか、

最初の頃は、敵視されてるし、邪魔者扱い。

身分が高いくせいに剣士並みな腕自慢だからか、

共もつけずに一人で出歩く為、彼の使用人では

ないのに、危なっかしくて見逃せずに

付きまとうシエラ。

そうして、徐々に打ち解けて、やがては

好き合うことになる訳ですが。

 

なかなか男くさくてステキな人でしたが、

いつも威圧的なせいか、糖度、低かったです。

雰囲気が甘くならないんですよね。

そのせいか、告白も唐突な印象だったし、

その後の二人の関係も、いつの間にか

ベッドインを思わせるカットが入って、ちょっとビックリ。

そして、そんな関係になりながらも、

相変わらず、雰囲気は甘くない.....。

でも、想いは伝えてきてるんですよね。

それだけ真剣で、真面目って事なのですが。。。

 

このルート、何て言うか、他ルートよりも

更に輪を掛けてスッキリしなかったな~って印象。

そして、ちょっとジャスティンに同情。

彼の想いは深いし、とっても誠実なのに、

シエラは結局、真剣に彼に向き合ってない感じ。

エドワードとの事があるにせよ、もう少し

相手の心情を汲んでも良いのでは、と思いましたね。

生い立ちや状況から高望みできない習性に

なってしまっているのは分かるのですが、

それにしてもだなぁ..........と。

まぁ、他のルートでも思ったけれど、

愛し甲斐の無い女ですね。。。。

 

私なら、ジャスティンを幸せにしてあげたいって思う。

シエラ自身も、何度もそういう気持ちになってるのに、

行動が伴わないと言うか。

ステキな人だけに、同情が拭えない後半だったと思います。

 

新装版クリムゾン・エンパイア 3.ランビュール=ダヌンツィオ

f:id:narico555:20180920200948p:plain cv:谷山紀章

 

前国王を暗殺者の刃から救った功績で、

士爵となった元平民。

社交よりも、部屋に閉じこもって謎の薬を

ぐつぐつ煮ているほうが好き。

 

いつも糸目状態で、表情だけでは

感情が読みにくく、全体的にポワ~ンとした感じの

キャラでしたが、思いのほか良かったです。

謎の薬の制作で発生する臭いが悪臭で、

頻繁に苦情を訴えられて、何度も止めるように

言いに行くヒロイン・シエラ。

なのに何故か、休憩時間中は、ランビュールの

くっさい部屋で彼と一緒に過ごしているのが

最初は全く理解できなかったのですが。

 

ただ休みたいだけのシエラと、そんな彼女を

受け入れている、良く分からないキャラの

ランビュールで、恋愛的な要素は他のキャラよりも

遥かに低いって印象だったので、どう変化して

いくのかなぁ~って、興味深かったです。

ドキドキ感は、他のキャラより矢張り低かったですね。

それでも、やっぱりジワジワとやってくる感は

面白かったと思います。

 

そして、ただの薬師のようでいて、

実はそうでもないって所が謎めいていて、

興味が惹かれたし、また愛情を示すように

なってからのランビュールは意外に男くささも

あったりして、その辺、ギャップ萌えでした。

紀章さんの声が、全体的には高めで優し気なのに、

男くさい低音ボイスになる所とか、

ちょっと怖そうな言い回しとかが出てきて

その辺はたまりませんでした~(*ノωノ)

 

グッドエンドはのほほんとした感じで終わりましたが、

ベストエンドはちょっとランビュールの隠された

本性?がすっごく気になっちゃいましたね。

 

新装版クリムゾン・エンパイア 2.ブライアン=カペラ

f:id:narico555:20180919070500p:plain cv:鈴木達央

 

侯爵の息子で、将来は位を継ぎ、国の重鎮に

なることが確定している。

エドワルド付きのメイドとなった妹・リリーの影響で、

主人公のファンだと公言してはばからない。

 

この人は、ものすっごいシスコンで、妹・リリーに

頻繁に会いに来ては、仕事の邪魔している、

とってもウザい人でした。

前半は特に凄い。その妹への溺愛ぶりは

異常だろ、って言っても良いほど。

なので、頻繁に職場に来るものだから

必然的に親しくなっていくわけで。

 

そんな次期公爵・ブライアンのルートは

結構、濃厚でしたね。

他の人の感想とか見ると、全体的に糖度は

低いって評ですが。

先にやったマーシャルにも言える事ですが、

直接的な糖度は確かに低いのかなって

思いますが、じわじわと距離が縮まっていく過程は、

結構、ドキドキワクワク感があると言うか。

相手のこちらへの好意がどんどん深まっていくのが

伝わってくるんですよ。

迫られてる感が強いんです。

 

このブライアンは、地位と言い、美しさと言い、

女性に非常に人気があって、遊び人との噂が高い、

とても貴族らしい貴族の青年なんですが、

リリー繋がりで兄としての情けない姿なんかを

晒し、またヒロイン・シエラの前では

色んな表情を見せてくれて、それがとても

魅力的でした。

遊び人らしく、弄ぶような態度なのかと

予想していたけど、全く違いましたね。

なので、とても胸が熱くなりました。

 

ただ..........。

ヒロインがねぇ..........。

シエラは元奴隷で、第一王位継承者である

第二王子・エドワードの筆頭メイド。

自分はエドワードの持ち物としっかり認識し、

それを死ぬまで崩さないと決めているのに、

ブライアンを拒否しない。。。

心の中では、彼の言動を否定し、ツッコんでるのに、

やってる行動は、それに反して受け入れちゃってる。

なんか、流されてしまっている。

その癖、最終的に完全には受け入れない.....。

こういう所が、共感できませんでした。

結局、結果的にはシエラの方が彼を弄んでる事になるわけで。

 

エンディングのベストもグッドも似たような内容。

ベストはハッピーエンドとは言い切れない中途半端感が

強いので、なんだかお預けを食ったような印象です。

マーシャルもだし、きっと他のルートも同じなんだと

思いますが、これなら、はっきりと結ばれない、

振るか振られるかのバッドエンドと、中途半端な

現状のエンドと、はっきりしたハッピーエンドの

3つで作ってくれたら良かったのにな~って

思うばかりですね。。。。

 

エンドだけは納得がいきませんが、

それ以外は、とても面白かったです。

ブライアンの表情が好きだし、たっつんの演技が

すごく胸をくすぐってくれました。

ステキだったと思います。♡

 

新装版クリムゾン・エンパイア 1.マーシャル=エイド

f:id:narico555:20180916211156p:plain cv:成田剣

 

第一王子付きの侍従長で、主人公の悪友。

ジャスティンに忠誠を誓っており、

公的な場面では主人公ともいがみあっているが、

憎んでいるわけではない。

 

物語の舞台は、貴族が治める国・ルクソーヌの属国。

 第二王子付きのメイド長という肩書きを持つ主人公は、

 彼の護衛も兼ね、日々職務に勤しんでいる。

 彼女の目的は、主を王位に就かせること——。

 利害や人間関係の絡み合う権力争いの中、主人公はさまざまな

 策を講じて、周囲の人々を利用していくこととなる。

 はたして王位の行方は? そして、戦闘や工作においては有能でも、

 恋愛や友情の育み方はうまくいかない、不器用な主人公の運命は——?

 

クイン・ロゼの大陸シリーズの1つで、PC、PSP版から

移植されたVita版。

 

移植に伴い、それまであった作業系な内容が無くなり、

ノベルオンリーになったようですね。

それと、グラフィックがとても綺麗になったと思います。

 

このゲーム、3年前に移植されたようですが、

私が乙女ゲームにハマったのもそのくらいで、

移植されたクイロゼのゲームを何本も購入したうちの1本。

ずっと積んだままだったわけですが..........。

それでも当時に購入しておいて良かったです。

今ではビックリする程の高値..........。

ロゼのゲーム、未購入のものも結構あるのですが、

もう、それらは買えないですね。

全体的にPSP版の方が安価ではありますが、

人気作はやっぱり高く、このゲームもVita版は

1万円を超えてるし、PSP版もそこまでではなくても

定価より高い(@@)

 

移植されていない物は、PSP版でも異常な高値だし。

返す返すも、購入済のものは良かったと思うし、

未購入の物は残念な限りです。

 

で、今回は、絵が綺麗でまずウットリ。

少し前にアラロスをやったばかりですが、

こちらはPSP版でした。それだけに絵の違いに感心します。

特に、被っているキャラの美麗さには、見る度に

いいな~って思うし。

カーティス=ナイルなんか、かなり綺麗な男だし、

相当なキャラぶりで、この人がアラロスで

王女を好きになるのかと思うと、また改めて感慨深い。ww

 

まぁ、そんな、背景的な面白さもあるシリーズですが、

まずは初回、ヒロイン・シエラと同業の

マーシャルでスタート。

なかなか面白かったと思います。

 

始まり方は暗く重たくハードで、ちょっと

くどくどしいと言うか、内容がしつこい感じがして

早く本編に入らないかな~と焦れったさが。

 

ヒロインは暗殺ギルドの長であるカーティス=ナイルの

元に売られてきて、暗殺者として育てられ、

最終的には王族の護衛の職につくわけですが、

その生い立ちの内容が暗くて重くて..........。

そういうお話が回想として本編のストーリーの

合間に挿入されてくるのですが、ここら辺は

興味深かった反面、その度に物語の進行を

止められるし、また同じ職場の部下たちとの

やり取りも、物語に大した影響の無い内容が

多く、それが度々間に挿入されてくるので、

ちょっとうざく感じられました。

 

こういうお話が物語に奥行きを与えるのに

必要なんだろうと思うものの、ちょっと多すぎな

気がしましたね。

何て言うか、場面の切り替わりが唐突に

感じられるんです。

シリーズお馴染みの人物たちも結構頻繁に

介入してきて、それもちょっと頻度が多すぎかと。

前後の繋がりなく、いきなり入ってきたり

終わったりするので、ブツ切り感が強かった。

続けているうちに段々慣れてはきたけれど、

もう少し、攻略キャラとの事に集中させて

欲しかったなと思います。

 

攻略キャラのルートは、割と早い段階で

個別に入れたので良かったんですけどね。

そして、このマーシャルは、なんだかとっても

ツボだったと言うか、予想外に良かったです。

最初は、敵陣営の筆頭同士って事もあって、

何かというと対立してやり合っているのですが、

実は主君が決まる前から一緒に働いていた同僚で、

昔から気ごころが知れていると言うか、

よく分かっている相手だって事もあり、

敵同士ながら唯一互いを理解し合える仲。

 

そんな二人の仲が徐々に少しずつ近づいていく様子が

とっても面白かったと言うか、胸キュンでした。

特にマーシャルがね。とっても一途。

でもって、強引さもあったりして。

シエラの方は、特別な仲にならないように

必死にけん制しているのに、マーシャルにはそれが

通じないと言うか、いくら避けても諦めずに

近づいてくるんですよ。

なんか、ジワジワと真綿で首を締めるように

迫られて、結局シエラの方がそれに勝てずに

流されるようにというか、結局は良い仲に..........。

 

とは言え、お互いの立場が、二人の接近を邪魔します。

簡単には上手くいかない。

この二人が幸せなカップルとして成就するのは

とっても難しいだろうなぁ.....って、思うほど

厳しい立場なんですよね。

それでも、やっぱりマーシャルの一途さには

天晴れって感じですね。

この人が諦めないキャラで本当に良かったと思います。

そのお蔭で、とってもドキドキできました。

彼のキャラ、最高です。

成田さん、ステキでした。

一見地味な印象のキャラですが、喋り方のお蔭で

萌え度が倍増していたと思います。

表情の変化も良かったし。

良いカップルでした~♡

すっごく楽しめました♪

 

 

中断して暇を持て余す

 

『花咲くまにまに』をプレイ中でしたが。。。

 

最後の倉間楓をプレイ中、後半なんですが

ストップしちゃって、それから先へ行けなくなって

しまいました..........orz

 

幾らやり直してもダメ。

フリーズしたって感じでもないんですよね。

スステム画面とかは出せるので。

トップ画面に戻って、途中のセーブデータから

始めても、その場面でストップ。

電源落としてやり直しても同じ。

どうもソフトに問題がありそうですが、

古いゲームだし、もう、仕方ないって感じで、

やめる事にしました。

 

相手は人間じゃないので、ハッピーエンドが

どうなるのか多少気にはなりますが、

自分的には好きなキャラってわけでもないのでね。

色々なオマケとかも、どーでもいーや、って感じ。

まぁ、中途半端な事で気持ち悪い感は拭えないですけど(-_-;)

 

 

だけど、今月はゲームが月末発売で4本も

被ってるのに、それまでの間が、まだ2週間もある。。。

 

発売日、もう少しバラけて欲しかったですねー。

10月に入ってすぐにワンドもあるしねぇ。

まぁ来月も月末に集中してるので、それまでの間を

埋めれて良いのですが、

今! も大事って言うか.....。

 

もう積みゲーも少なくて、残っているのは作業系ばっかり。

 

時間が長いから、買ったは良いけどやっていない

華ヤカ.....をやろうかな、と思い、セットしたは良いけれど、

細かなパラメータ調整があると知り、途端に面倒くさくなった。

内容的にはすっごく興味あるんだけど、ゲームシステムに

関してはテンションが下がる..........。

 

実は先日、マイカーをぶつけられて、その件でゴタゴタしてて

気持ちがナーバス。

あまり頭を使いたくないと言うか。

なので、パラとかレベルとかミニゲームとか育成とかの類がある

ゲームをやる気が全く起こらず.....。

選択すれば良いだけのノベルゲーム系をやりたい。

できれば、楽しいヤツが良い。

 

でも、手元に無~~~~い。。。(つд⊂)エーン

 

週に1本ペースが自分的には快適なので、

月末から年末までは、なんとか凌げそうではありますが。

 

今だよ、今!

 

とりあえず、『新装版 クリムゾン・エンパイヤ』を

やり始めました。

ちょっと不安だけど、これしか無いのよね。。。

『アラビアン・ロスト』がPSPだったので、

Vitaの新装版、絵が綺麗。キャラも顔が美しくなってる~。

そういう点では良いですが、内容的にはちょっと

血生臭いのが今の私には少々ハードではありますが(^▽^;)

 

でも多分、次までは もたないと思う。。。

 

なんか、面白いオススメあったら、お願いします~m(__)m

(PCでないヤツ。PSPがVitaで、ハード、ヘヴィは無理)

 注文多いか.....(;^_^A

 

花咲くまにまに 4.白玖

f:id:narico555:20180910095127j:plain cv:櫻井孝宏

 

とある理由で万珠屋の女形として座敷に

出ているが、れっきとした男。

花魁と肩を並べて見世を仕切っていて

女性客から大人気。

用心深く潔癖症。独占欲が強い。

 

この人の正体は、すぐに分かっちゃいます。

そもそも公式サイトでも、はっきり書いてなくても

分かるような描かれ方してるし.....ww

なのに、ヒロインの七緒は全く分からない。

声が同じだし、顔だってノーメイクでも良く似てる。

喋り方も、あまり変化が無い。

なのに、何故気づかないのか不思議でしたね。

男である事さえ、最初は疑問に思いながらも

否定してるしね。そこはまぁ、すぐに分かったけれど、

このルートでのヒロインは、非常にニブチンだと思います。

その癖、後半では驚くほどに出来た女になっちゃって、

ちょっと違和感がありました。

何て言うか、相手によってキャラブレが大きい気がします。

 

そんな白玖ルートですが。

自分的には、和助さんの方が好みだったかな~。

白玖のキャラは好きなんですけど、お話がね。

幕末の志士としての彼の立ち位置的な問題も

あるから仕方ないとは言え、あまりに危険な場所へ

彼女を連れて行きすぎな気が。

 

過激な志士たちの会合の場所に連れて行く時点で、

はぁ?って思ったし、危険極まりない京都へも

連れて行き、しかも島原に置いていくとか.....。

自分らがよく利用する店とは言え、新選組

利用しているし、その他、色んな浪士たちも

利用しているし、店内でのトラブルだって

頻発してるのに..........。

私なら、こんな場所に置いて行かれたくないわ~。

 

そんな風に疑問に思う場面が多くって、

なんか、愛されてる感が薄かった.....。

座敷での情報収集もだけど、危険な事を

させている一方で、嫉妬心も激しく、

独占欲が強い。 そこら辺は良かったんだけど、

なら、もうちょっとどうにかして~と思う事も。

一応、心配で彼女に協力をさせないように

言ったりするんだけど、ヒロインがまた頑固。

ここら辺は、共感できませんでしたね。

その頑固さに引きずられる男の方も、どうなのよ.....(-_-;)

 

政治的な駆け引きの内容が多く、ストーリー的に

じれったさもありました。

前半は、なんか面白がって弄ばれてる感が強い

内容でした。この人、一体何考えてんの?

って思うくらい、真意が図りずらかった。

でも割と面白かったし、自分としては、

女形姿の白玖の方が好みでした。

後半は、意外と面倒くさい人だな~って感じでしたね。

『おれのもの』宣言が度々出てくるのは

嬉しかったですけど、そういう所以外では、

糖度は高く無かった気が。

 

エンドは、バッドとノーマル、どちらも

驚きだったと言うか、ありえねー、って

思わず内心で呟くような感じ?

受け止め方は人それぞれですが、ノーマルに至っては、

どう理解したら良いのか分からない終わり方だったと思います。

ハッピーは予定内調和と言ったところでしょう。

万珠屋の始末の付け方は、簡単すぎて面白味に

欠けていたように思いましたが..........。

 

白玖ルートは、話の内容よりも、櫻井さんの

演技による魅力にやられたって感じです。

言葉使いや話し方とか、妙な色気があると言うか。

つくづく魅力的な声だな~って惚れ直した感。

ステキでした♡

 

 

 

花咲くまにまに 3.谷和助

f:id:narico555:20180909170038j:plain cv:鈴村健一

 

万珠屋の番頭で、見世を切り盛りする

妓楼の右腕的な存在。

面倒見が良く、頼りがいがある。

 

このルートは重厚でした。

当然と言えば当然で、波乱万丈な内容で。

この人の本当の正体は、誰をやっても分かる事

なのですが、幕末の歴史を少しでも知っていれば、

多分、この人の人生の顛末も知っていると

思います。 だからこそ、なんか、

そこへ行くまでの道筋が切なかったですね。

 

それとこの人、非常なたらしですね。

そう言う面で、もう憎いほどでした。

悪いヤツです.....(*^^*)

正直、絵がちょっと苦手で.....。

どう見ても、ガキっぽい印象なんですよね。

おまけに服装が乱れ過ぎている。

肌け過ぎでしょう。だらしなさすぎ。

妓楼とは言え、番頭なのに、寝起きのような

乱れ姿。髪もボサボサだし。

けれど、声の鈴さんが最高に良かったです。

そういうのがあまり気にならないほど、

男くさくてサイコーでした。

全てにおいて、抗いがたい魅力をかもしていて、

終始、夢中になりっぱなしでした。

ここまでやられるとは、ちょっと思ってなかった(^▽^;)

 

バッドとノーマルエンドが、このルートは

妥当かなって思います。

まぁ、予定調和と言うか、当然の流れと言うか。

非常に悲しいですけどね。

分かっていても、ホロリと泣けちゃいました。

 

ハッピーはちょっとご都合と言うか。

初期設定的に有りな展開だとは思うのですが、

帰った後の生活の基盤を考えると

かなり無理があるかと。

既に存在の痕跡が無くなっている世界で、

戸籍もないし、お金も住む所も無いし、

病気を治すにしても、実費となるから

莫大な治療費がかかるわけで..........。

そういうの、全て無視したような最後でしたねぇ.....。(-_-;)

なんか、そういうのが気になり過ぎて

素直に喜べなかったです。

捻くれてるからな~('◇')ゞ

 

ツッコミどころは相変わらず満載でしたが、

和助の魅力が勝っていて、スルーしながら

十分楽しめました。

糖度が高くて、結構、キュンキュンさせて貰えました♡

 

花咲くまにまに 2.藤重辰義

f:id:narico555:20180908211533j:plain cv:保志総一朗

 

万珠屋の裏方で、宝良の双子の弟。

宝良とは正反対の性格で、言葉数が少ない。

 

宝良のルートで、この人の事はかなり分かるし、

全く持って逆恨み野郎だな、って気持ちが強く、

果たして好意を持てるのだろうか?と

心配になってしまいましたが..........。

 

思っていたよりは、面白みのあるストーリーでした。

前半の絡みは、結構良かったです。

七緒の出生の秘密を知るまでは、不愛想で

ぶっきら棒ながらも、何気に親切だし、

好意が芽生えて深まっていく様子が良かった。

ところが、出生の件が分かった途端、手のひらを

返すように冷たくなって..........。

この冷たさは、宝良のルートの時よりも酷くて、

ハンパ無かったです。見てるこちらも、ちょっと

辛くなりました。

ここまで避けられ、冷たくあしらわれても

仲良くなろうとする七緒には流石にちょっと驚き。

普通なら、折れちゃいそうってくらいでしたから。

 

そうして、ハピエンでは、最後は色々な事が分かり、

辰義も改心して二人で一緒になるのですが、

宝良の時は、身請けだったのに、ここでは

そんな話は微塵もなく...............。

なんなんでしょ?

 

それと、バッドとノーマルの方は、病的な印象の

終わり方でしたね。

やっぱり辰義は怖いわ~~(^▽^;)

 

まぁ、全く屈折していないキャラはつまらないけど、

ここまで凄いのも、ちょっと引く?

とにかく逆恨みが凄くって、頑固過ぎて.....。

けれども、ぶっきら棒だけど、何気に独占欲が強くて

棒読みに近いような投げやり口調なセリフ回しとかは

案外、ツボでしたけどね.....(;^_^A