新装版クリムゾン・エンパイア 4.ジャスティン=ロベラッティ
cv:平川大輔
第一王子で、エドワルドの腹違いの兄。
母親の身分が劣るため、王位継承権はエドワルドより低い。
何度かエドワルドの暗殺を試みているが、
すべて主人公に阻まれている。
エドワルドの政敵で、兄弟だけに憎悪も
ひとしおって感じなお方なせいか、
最初の頃は、敵視されてるし、邪魔者扱い。
身分が高いくせいに剣士並みな腕自慢だからか、
共もつけずに一人で出歩く為、彼の使用人では
ないのに、危なっかしくて見逃せずに
付きまとうシエラ。
そうして、徐々に打ち解けて、やがては
好き合うことになる訳ですが。
なかなか男くさくてステキな人でしたが、
いつも威圧的なせいか、糖度、低かったです。
雰囲気が甘くならないんですよね。
そのせいか、告白も唐突な印象だったし、
その後の二人の関係も、いつの間にか
ベッドインを思わせるカットが入って、ちょっとビックリ。
そして、そんな関係になりながらも、
相変わらず、雰囲気は甘くない.....。
でも、想いは伝えてきてるんですよね。
それだけ真剣で、真面目って事なのですが。。。
このルート、何て言うか、他ルートよりも
更に輪を掛けてスッキリしなかったな~って印象。
そして、ちょっとジャスティンに同情。
彼の想いは深いし、とっても誠実なのに、
シエラは結局、真剣に彼に向き合ってない感じ。
エドワードとの事があるにせよ、もう少し
相手の心情を汲んでも良いのでは、と思いましたね。
生い立ちや状況から高望みできない習性に
なってしまっているのは分かるのですが、
それにしてもだなぁ..........と。
まぁ、他のルートでも思ったけれど、
愛し甲斐の無い女ですね。。。。
私なら、ジャスティンを幸せにしてあげたいって思う。
シエラ自身も、何度もそういう気持ちになってるのに、
行動が伴わないと言うか。
ステキな人だけに、同情が拭えない後半だったと思います。