スペードの国のアリス 5.ルイス=キャロル &総括
cv:津田健次郎
教団所属の神父で、自称・輝ける白の騎士。
冒頭で、溺れかけていたアリスを助け、
それ以降、ヒロインを怪獣ちゃん、ペット呼ばわり。
ブラッドに頭を撃ち抜かれてから、
まるで別人なキャラとなったらしい。
攻略制限がついてて、最後に解放される。
が、最後の割には、それらしい内容とも
思えませんでしたね。
後半の途中で、アリスの過去が、白うさぎによって
明かされるものの、具体的な内容は無かったし、
ルイス自身も、頭を撃たれる前の記憶を
無くしており、それを思い出すわけでもないので、
この人を敢えて最後にしなくても良かった気が。
短い真相ルートとして、全攻略後に
明かされても良かったかな~と。
まぁ、どっちでも良いんですが、制限されてるから、
それなりに覚悟と言うか期待が発生しちゃったので、
それを満足させてくれる程の内容では
無かったから、んんんん?って思っただけ、
なんですけどね(;^_^A
ルイスとの関係は、ペットとして最初から
入れ込まれているので、特に萌えなシナリオでも
無かったと思います。
アリス自身、記憶を失っている事で、自身の
過去が気になって仕方なく、その為に
迷ってるのは、もう、全てのルートで
共通してるとも言えるので、ルイスのルートでも、
定番的な展開だったように思えました。
ルイスのキャラが変過ぎるので、そこは
笑えるところだったけど、全体としては
攻略相手としては物足りなかったです。
BEST END だけ、ちょっと色っぽくなりましたが
ちょっと取って付けたように感じたのは
個人的な感想って事で。
----総 括----
今回は、White って事で、次のBlack版を見据えての
今回のお話。。。なので、アリスの過去に関しても、
具体的に明かされてないのは、次への布石として
残しておいたって事なのかもしれませんね。
全体としては、とても薄味だったな~と感じました。
面白くはありました。
ロゼ時代の、非常に個性の強い、毒々しさが
あまり感じられず、万人向けにアレンジしなおされた感じです。
絵も凄く綺麗になって、背景も人物も良かったです。
目ぱち、口ぱちもあり、システム面も快適でした。
なので、良く出来ていたと思います。
それでも、暴力が当たり前の世界なので、
どうしても馴染めないって人もいるでしょう。
殺し合いが日常の世界。だからと言って、
そういうシーンは血が飛び散る程度の描写なので
残酷感はありません。
でも、登場人物たちが、時にはイライラする程、
話が通じないって事も少なくないので、
正統派なタイプを好む方には合わないかも。
役持ち12人のうちの6人(双子は2人で1セット)が
終わり、残る6人は次のBlack ですが、自分的には、
残る6人の方が好みなキャラが多いので、楽しみです。
ところで
今回のWhiteでは、矢張り何よりブラッドが突出して
ステキだったな~って思います。
次は三月ウサギのエリオット。
次がクインかな。予想外に感情的な人で、そこが
良かったかな。
何にせよ、ブラッドだけで十分満足させて貰えましたねー♡