遥かなる時空の中で6 幻燈ロンド 4.萩尾九段
cv 四反田マイケル
星の一族として神子を補佐する役目を負い、八葉の一人でもある。
とても優しい人だけど、天然で子どものような人だけに、
前作では、あまり好きじゃありませんでした。
顔はとっても綺麗で、ビジュアル的には好きなんですけどね。
申し訳無いけど、声が…………。
前作では、梓と千代と、女友達の一人的な雰囲気でしたし、
どこか頼りなげな九段でしたが、今回は良かったかと思います。
能天気で可愛らしい所は健在ですが、前よりも成長して、
大人らしく、男らしくなりましたね。
勿論、萌える事は相変わらずできませんでしたが、
事件の解決の方途は、これまた驚きで、コハクの更に上を
行った感じでした。究極の博愛主義者か?って思うほど。
優しい九段らしい展開ではありました。
それに、陰陽師として、思っていたより力があったのね、と
見直す部分もあり、また嫉妬なんかもしちゃってて、
面白かったです。
それにしても、九段は好みではないキャラだけに、前半に
持ってきてしまいましたが、物語的には後半にあてた方が良かったのかな~?
今回、拠点を変えられる仕組みになっているのですが、
恋愛個別ルートへ行きたい人が住んでる場所を
選ぶ事になる為、選んだ拠点に住む人達との
話しが中心になっていくわけで、
下宿だと軍人の二人、蠱惑の森だと鬼の人達4人、
旧軍邸が九段で、ハイカラ屋が村雨……となっている為、
バランス的に、なんか偏ってますよね。
好きなのは鬼の人達だけど、蠱惑の森にばかり生息しても
飽きそうなので、ここで九段を持ってきたわけなのですが。
藤堂への対応は、ほんと面白かったと思います。
各人、違う対応なのでしょうが、この後、他の人達は
どう対応していくのか、興味がそそられますね。
それにしても、九段も長セリフが多かったです。
眠くなるほど長いのもありました。。。
自分の気持ちを滔々と語ってるのって、ちょっとだけ違和感。
それでも、今回の九段は、立派だったと思います。
見直しました。惚れるほどではありませんが(^_^;)