narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

私立ベルばら学園(N/Switch) 1.真輝望

f:id:narico555:20190528170230p:plain cv:森なな子

 

劇団ルミエールの座長。高校2年生。
主人公の憧れの存在。性別は女性。
学園内では「オスカル様」と呼ばれ、
女子生徒からの人気を博している。
元は劇団ソレイユの花形だったが突如、
新しい劇団ルミエールを立ち上げる。

 

誰もが憧れる有名私立学校、ベルローズ学園。
そこに通うことになったひとりの少女
「山田 凰寿華瑠おすかる」
入学式公演の舞台で華やかな衣装に身を包み
光り輝く「オスカル」を目にした少女の鼓動は
早鐘のように打ちはじめる。
『これが―――恋!?』
もうひとりのオスカル――
 真輝 望まき のぞみと出会い、
立ち上げたばかりの新劇団ルミエールへ
勧誘された少女は葛藤の末、入部を決意。
コンクール優勝を目指して奮闘! と思いきや
個性的な人々に囲まれ、いきなり大事件が起きたり、
転部を迫られたり!?
数多の困難を乗り越えコンクール優勝は果たせるのか、
そして少女、山田 凰寿華瑠の恋の行方は――
愛と青春の部活劇、いざ開幕!

 

 

 私立ベルばら学園 ~ベルサイユのばらRe*imagination~

 

って事で、マンガ・ベルばらを元にして作った

乙女ゲームって事で、発表された時は、

ちょっと理解しがたくて購入する気はゼロでした.....(;^_^A

 

何ていうか、攻略キャラ筆頭が女子だしね。。。

真輝望さん。

原作のオスカルまんまの女の子。

 

システムとか見ても、カップリングが固定的と言うか、

ヒロインが攻略相手と恋愛するってのと

ちょっと違うみたいだし、なんか面倒くさそう.....。

おまけに、絵がなぁ.....。

イマイチ好みじゃないかも.....。

 

とか、色々思ったんですけど。

 

 

正直、Switchのゲームソフトが移植ばっかりで、

Vitaの方だって、打ち切り目前のせいか、

全然な感じで、飢えてるんです、新作に..........。

 

それと、やっぱり、

 

諏訪部さんの誘惑には勝てませんでした..........(//▽//)

 

 

 

と言う事で、どんな感じなのか

とても興味を引かれながら、ゲームに突入。

 

ルートに関しては普段と勝手が違う印象。

一応、フローチャートがEXITRA内に用意されて

いるので、攻略の参考になるとは思いますが、

私は面倒に感じたので、攻略サイトさんを

参考にさせてもらい、初回は矢張り看板とも

言える、オスカル真輝望を中心にしたお話の

展開で進むことに致しました。

 

まずはハッキリ言いましょう。

 

 

 

とっても、面白かったデス♪(^^)

 

 

私はベルばら世代です。。。多分.....。

マーガレットに連載してる時に立ち読みしてた気が(^▽^;)

勿論長いので、連載開始からではなかったと

思うのですが、愛蔵版は持っています。

コミックスの方は、発売当時はお金なくて

買えなくて、友達に借りてました。。。

 

 

それだけにね。

好きだったけど、今更~~?

古臭くない~~??って、最初は思ってたんですが、

このゲームの設定、馬鹿げてるって最初思いながら、

やってみると実に面白かったし、何より、

お話がとても良かったです。

 

劇中劇もね。良かったんだわ、これが。

非常に興味深かった。

そして、登場人物たちが、ひとりひとり魅力的。

やはりしっかりした原作を元に作られてるからか、

骨太な印象でした。

原作のベルばらの話を踏襲しながらも、

現代の高校生たちに転化されてるのが自然でした。

 

そして、ヒロインの山田凰寿華瑠ちゃん。

 

f:id:narico555:20190528172311p:plain cv:千本木彩花

声アリなんですが、良かったと思います。

一生懸命なんですよ。

彼女の頑張りがストレートに胸に響きました。

乙女ゲーのヒロインって、一生懸命なのが

ウザ過ぎたり、出しゃばり過ぎたり、

逆に頭悪かったりとか、なかなか難しいけど、

このキャラはそういうのが無かったように

私は感じました。とても好感持てましたね。

 

そして、相手はオスカルまんまの真輝望って事で。

望さんも、やっぱり予想外に良かったです。

自分はオスカルって、特に好きなキャラじゃ

ないんですよね。あまりに高潔過ぎるんで、

マリーアントワネットの方が面白く感じていました。

なので、幾ら男装の麗人だからって、恋心とか

トキメキとかって、どうなの~?って

思ったんだけど、望さんがカッコ良すぎて、

憧れて、手助けしたい、って思う気持ちに

強く共感するようになりました。

現実でも、こういう女子が身近にいて、

自分に好意的だったら、きっと尽くしちゃうだろうな~

って思います。恋心は抱きませんけどww

 

男が惚れる男がいるように、

女が惚れる女もいるよね.....。

ほんと、男前なんだもん。

そして、そんな彼女の弱さが後半露呈し、

それをきっかけに強く成長していくヒロイン。

 

もう、乙女ゲームと言うよりも、ほんと

少女漫画を見てる感じで、話の内容に夢中になりました。

結構、真剣になっちゃいました。

かなり胸に響くセリフも多いですし。

 

ここのルートでは、エンドは3つ。

バッドとかは無く、望と凰寿華瑠のエンドと、

望と礼二(アンドレ)が結ばれるエンドと、

衛藤晶(アラン)がらみのエンド。

 

どれも面白かったです。

 

それにしても、望は本当にオスカルっぽくて、

そのまんまなキャラって感じで、懐かしくなりました。

原作では、悲しい結末ですが、礼二エンドで

いい感じで終わって、良かったなーって思いました♡

 

f:id:narico555:20190528173759p:plain 安藤礼二アンドレ

cv:鈴村健一

 

 

楽園男子(PSP) 4.榊真明

f:id:narico555:20190526211558p:plain cv:前野智昭

 

遊園地のイベントスタッフ『ガイドメンズ』の一人。

『AQUA』という店でもバイトしている。

あることが切っ掛けで本気の恋愛ができない。

大学3年生、21歳。

 

幸兎と行った遊園地のイベントで知り合って以来、

やたらと絡んで来るんですよね。

明日那を気に入ったんだろうとは思うけど、

そもそもカップルで来ている女の子に

やたらとちょっかい出すのは、どうなの?って

思います。しかも、一緒にバイトしている

親友の麗まで絡んできて、まるで二人で

彼女の取り合いをしてるが如く..........。

 

確かに美味しいシチュエーションとも言えるけど、

何ていうか、真明の態度には、感心できなかった。

だって、彼氏でもないのに、なんか彼氏ヅラ?

のような態度。

やたらと嫉妬したり束縛しようとしたり.....。

彼の言動からすると、彼女を自分のものにしたいって

気持ちが駄々洩れなのに、肝心のヒロインは

全くもってニブチンで、全然、分かってないしね。

この子も、好意からなのか、それとも流されやすいから

なのか、よく分からず、相手に押し切られるまま

受け入れてしまってます。

 

最終的に、真明が好きって自覚したけど、

そもそも、そうなったのも、相手のペースに

乗せられて流されてきたからじゃないの?

って思えました。

途中、麗に対しても、何とかしてあげたいって、

無力な癖に親切心丸出しで、その思考回路には

ついていけなかったし..........。

 

真明もほんと、強引過ぎるって言うか。

恋人であれば、こういう強引さとか、

ちょっと俺様っぽい所とかは嬉しくもあるけれど、

最初からこの態度はやっぱりちょっとね..........。

真明ってキャラは、男らしいし、優しいし、

リードしてくれる頼りがいのある感じとかは

好きなんですけど、その過程においては

疑問符の連続で、なんか素直に楽しめませんでした。

 

でもって、親友の麗も意味不で謎でした。

本気じゃないと言いながら、なんであんなに

頻繁に絡んで、口説き文句みたいなのを

垂れていくのか、その真意がまるで分からず。

真明の過去の経験から、色々と思うところが

あるんだろうとは思うけど、それにしても、

やたらと二人の間に割り込んできて、

邪魔するだけならまだしも、横取りするような

行為を繰り返してくるのが理解できず.....。

後半は、『本気』とか言ってましたけど。。。

 

そして、最後は最後でねぇ.....。

賭けはいただけないです。

自分的には、こういうのは嫌いです。

負けたケースがバッドなわけですけど、

こういうギャンブル的な事で、恋愛の行く末を

決めないで欲しい。絶対勝つ保障なんて

どこにも無いんだから。

 

キャラは好みだったけど、お話には

共感できないルートでした。残念です。

 

 

楽園男子(PSP) 3.笹塚真介

f:id:narico555:20190525145102p:plain cv:間島淳司

 

元生徒会長の3年生。

今は引き続きの為に現生徒会長の名張明彦の

サポートをしている。

苦労人で器用貧乏。

 

何かと優しくて良い感じなんですけど、

意外と繊細と言うか、気を遣い過ぎる傾向にあり、

主人公と似たタイプなのか、相手に気を遣って、

本人の思う通りに事態が進展していかず、

後半は、ちょっとイラつきました。

 

エンディングは、ハッピーエンド以外は、

自分的にはイマイチでしたね。

バッドは2つあるんですが、先輩も明日那も、

互いに相手を思いやり過ぎて、自分の気持ちを

抑え込んじゃうので、当然な結果だったと思います。

臆病過ぎる感じ。

 

裏切りエンドは、いまいちよく分かりませんでした。

これは、対になっている名張君の時も同じように

感じました。裏切りの意味がよく分からず..........。

ビーストエンドも、やっぱりイマイチよく分からなくって、

どちらも、面白いって思えなくて残念でした。

 

ハッピーエンドは良かったと思います。

ほろりときました。

出生に関しては名張君と被っているのですが、

自分的には、こちらの方のまとめ方の方が好きです。

 

間島さんが好きなので、結構期待のキャラでしたが、

ちょっと物足りなかったように思います。

優し過ぎて、遠慮が多すぎて。

途中経過は、割とドキドキするシーンがあって

良かったんだけど、エンド近くになってからは、

ウダウダぐだぐだ としてて、彼の思考回路が

理解できなかったです。

どうして、そんな風に考えちゃうの?って

思うばかりで..........。

ネガティブなタイプだったみたいですね。。。

 

 

楽園男子(PSP) 2.名張秋彦

f:id:narico555:20190524115019p:plain cv:水島大宙

 

現生徒会長。高1

金持ちの息子で生活において苦労知らず。

既に婚約者がいるが、本人に結婚の意思はない。

何故か日守とは犬猿の仲。

 

原作のマンガには登場しない、ゲームオリジナルの

キャラで、3年生の元生徒会長・笹塚真介と

対になってる感じのシナリオでした。

 

このゲーム、設定がちょっと面白くて、

攻略キャラが遊園地でガイドメンズって

仕事のアルバイトをしてるんですが。

遊園地でのイベントの一環で、このイベント

そのものが変わってるというか、ユニークというか。

 

この名張君も、このバイトしてるので、

学校では生徒会として、休日は遊園地で、

と、割と多くの時間を一緒に過ごすように

できているので、楽しいです。

 

このキャラ、大企業の御曹司で跡継ぎなんだけど、

ふさわしくあろうと、一生懸命なんですよね。

でも、真面目そうでいて、案外意地悪と言うか、

ツンデレさん。

ただ、ヒロインに心を許してからは、

好意をストレートに示してくるので、

なかなか美味しいシーンが多かったです。

 

そして、日守では、3つしかなかったエンドも、

他のキャラでは5つほどあり、そのうちの1つは

裏切りエンドで、他のキャラが入ってきたりと、

バリエーションがあって、面白かったです。

 

名張君の生い立ちに関する秘密を知った時には

驚きましたけどね(;^ω^)

 

唯一の年下キャラですが、生徒会長を

やっているだけあって、結構、上から目線で、

可愛いタイプなんかじゃなく、割と頼もしいタイプだし、

良かったと思います。

まぁ、好みではなかったので、萌えませんでしたけど(;^_^A

 

 

楽園男子(PSP) 1.日守幸兎

f:id:narico555:20190524095812p:plain cv:下野紘

 

主人公と同級生のイトコで、幼馴染。

エンジニアを目指していて、変な物を

数多く発明中。不思議なソフトを主人公に

譲ってくれた人物。

 

2013年5月に拓洋から発売されたPSPのゲーム。

原作は少女マンガ。

 

 主人公を巡って繰り広げられる男性たちの

 『本気』のぶつかり合い!? 女の子が思わず

 ドキドキしてしまう、男性の『欲望』がたっぷり

 詰まっています。
 原作キャラクターの4人にゲームオリジナルとして

 3人のキャラクターが加わり、総勢7人のイケメンに囲まれた

 高校生活があなたを待っています。

 

って事で、ちょっと昔のゲームですが、なかなか評判が良く、

久々にこういうゲームもいいかな、って思いまして。

 

 

主人公は、神咲明日那って高2の女の子。

引っ込み思案で、他人とのコミュニケーションに

悩む、優しくて大人しい子で、父親の海外赴任に伴い、

伯父の家にお世話になる事に。

でも、その伯父も仕事でいなくて、いとこの

幸兎と二人暮らし..........。

 

思ったよりも長くて、色々と面白かったです。

大分古いし、なかなか情報が無くて随分迷いましたが、

このゲーム、システムがちょっと変わっていて、

エンディングが、普通にハッピーとバッドがある以外に、

ビーストエンドって言う、ちょっと病みバッド?

みたいなエンディングがあり、また、アイテムを

得る事で、攻略相手の心の声を聞けたりとか

できるんだけど、何より、その為のアイテムが

無いとダメなのね。。。。

 

それ、どうやったら入手できるの????

 

取りあえず、ゲームを進めていれば、

どこかでゲットできるのかな?

と思って、別のキャラでやったんだけど、

入手できず..........(-_-;)

 

結局、どうやら、発明家みたいな幸兎を

やらないと、入手できないっぽいと思い、

幸兎をプレイ。。。。

ハッピーエンド後に自動入手。

それをオプション画面でセットしてから、

心の声が反映される仕組みとなっていました。。

 

う~~~ん..........。なんだかな。

それと、攻略の助けになるアイテムは

共通バッドで入手とあったので、

一番最初は、まずは共通バッドで、

個別ルートへ入らずにプレイしました。

それはそれで、大体の流れとか感じが

掴めて面白かったんですけどね。

 

で、幸兎ですが。

自分的にはビミョーだったかな。

すっごく意味深な雰囲気が全体に漂ってる印象。

で、このキャラ、なんか妙に重たかったです。

子どもの頃に主人公と交わした”約束”に

すっごくこだわりすぎですね。

で、思い込みが激しくて、なんか捻くれてる。

 

学校で先生が彼の事を『天才』って言ってたけど、

高校生にして研究三昧だけど、幼い頃から

既に研究とか発明とか、それしかなく、

更に、ヒロインに対しての想いも、まだ小さいのに

恋愛感情を抱いていて、相手がその気になるまで

ずっと待ってるって、、、なんか、早熟過ぎて

私はちょっと引きました.....。

子どもらしい感じが全くないんだもん。

 

それに、主人公も段々と気持ちが高まって、

どうみたって、相愛だろうって感じなのに、

あれやこれやと、相手の気持ちを否定して、

イライラしました。

重っくるしい感じの繰返しでね。

何かと言うと、明日那への気持ちを言葉や

態度で出してくるのに、明日那は鈍すぎるし、

互いに内心で相手の気持ちを否定的に

捉えるしで。

 

長いだけに、仲良くしながらも関係が

全く進展していかないので、かなり

だれちゃいました。

良かったのは、彼女に関わってくる相手に対して、

すっごく敵意を剝き出しにする所くらいかな。

それでも彼女は分からないんだから、

ほんと、ヒロインちゃんは鈍すぎでした.....。

 

マーメイド・ゴシック(PSP) 7.ロキ=ジルフォード &総括

f:id:narico555:20190517181024p:plain cv:豊永利行

 

自称魔法使い。液体を媒介として不思議な能力を使う。

いつも明るいお調子者だが、腹の底で何を考えているのか

分からない、食えない男。

主人公とエリアスに人間の足を与えた。

 

この人だけ、エンドにハッピーエンドがあり、

それを見るには全員攻略後となっている為、

必然的に、順番は最後となりました。

ハッピーを除いた、他の攻略さんと同じ

バターンのエンドのみなら、3周目から

攻略できるようになっているようですが、

まぁ、内容的にも最後が妥当だったと思います。

 

主人公とエリアスの幼馴染でもあり、

リディアとしては気ごころの知れた存在ですが、

人間の足を貰う為に代償を払わされているし、

悪戯好きとは言え、かなり度が過ぎる印象だし、

なんかチャラい感じで、誠実さを全然感じさせない上、

ビジュアル的にも全く好きになれなかったので、

真相的な部分を知りたいが為にやっていましたね。。。

 

話を進めていても、リディアが彼を好きになる過程が

イマイチ理解できませんでした。

気づいたら好きになっていたって感じ?

散々、イタズラされて、それでも一緒にいて楽しいとか、

嫌じゃないとかって感覚が共感できなかったです。

 

ロキ自身の生い立ちがエンド近くになって

明かされて、それを知れば、ロキの心境や

行動も成程と思うし、こちらが思う以上に

リディアが好きなんだなって分かる反面、

どこまでいっても真剣さがイマイチ伝わって

こないというかね..........。

わがままで子どもっぽい態度のせいなのか。

よく分からないけど。

顔もなんかねぇ。。。

王子やガウェインが美し過ぎたからか、

見劣りするんですよね。安っぽい感じして。

 

最後は、ベストエンドは物悲しかったです。

これをベストにして、ハッピーエンドを

持ってくるとはね。

ハッピーがあって良かったとは思います。

やっぱり、悲しいもん。。。

 

 

****** 総 括 *****

 

これで、全員終了。

攻略人数が多くて、やりでがありました。

全体としては面白かったけれど、自分的には

ガリレオと弥彦はイマイチだったかな~(;^ω^)

こういう変わったキャラもいるからこそ

面白いと言えなくもないですけどね。

 

2014年11月の発売と言う事で、

それほど古くはないですね。

事業停止する1年前くらいの作品で、PSPゲームとしては

最後の方の作品。

なので、システム的には快適な方でした。

選択肢ジャンプがあるので、やり易かった。

音の調節等もできたし。

CGも多かったです。ただ、絵の出来に関しては

ムラがありましたね.....。

 

エンドは基本的にバッド、グッド、ベストですが、

それ以外に、キャラによって、デッド、メリーバッドが。

エンド数も大体1人当たり4つだけど、

ガウェインだけ7つと凄く多くて、逆にエリアスは

3つのみと、他より少なくて、なんでこんなに

差があるのかなぁ、って思います。

 

推しとしては、バジル王子とガウェインがダントツ。

次点で牡丹で、次がエリアス。

他のキャラは、攻略さんとしては苦行に近かったです(;^_^A

王子サイドと海賊サイドで、どちらかを選ぶと

もう一方との関わりが非常に少なくなるのが

少々面白みに欠ける部分だったかな、って思います。

リディアの居場所だけで話が回っているので、

世界が非常に狭く感じられ、だから前半は特に

眠気を誘ったんだと思います。

でも、なかなかよく考えられてるなとは

思いましたが。

キャラもそれぞれに個性的だったし、魅力的でも

あったと思います。あとは好みの問題でしょう。

 

楽しめました♪

 

マーメイド・ゴシック | ソフトウェアカタログ | プレイステーション® オフィシャルサイト

 

 

レンドフルール(N/S) 総括

f:id:narico555:20190515171743p:plain

公式サイト http://www.otomate.jp/reinedesfleurs/switch/

 

 誓え。愛を、忠誠をーー

 

薄葉カゲローさんのイラストに惹かれて、

迷いつつも移植を機に購入しましたが、

概ね、面白かったと思います。

 

滅びる事が必然の世界にあって、愛を取るか世界を取るか。

自己を犠牲にして世界を取っても、結果は変わらない。

全てを丸く収めるなんて不可能で、何かを犠牲に

しなければならない、理不尽さ。

そして、そういう状況の中で、最後まで

諦めないのか、諦めてしまうのか。。。

 

選択を余儀なくされて、迷い悩み葛藤し、抗うヒロイン。

そして、騎士たち。

それぞれの葛藤に見ごたえがありました。

これは結局の所、攻略男子たちを救済する物語でしたね。

それぞれの問題を解決するには、ラブエンドになるしか

ない感じでした。

 

それにしても、エンド数が多すぎ💦

ルイとオルフェが8つで、他3人は10。

そして、アナザーが4つ(←うろ覚え)。。。

 

3部プラスエピローグで、1部は完全に共通なのもあり、

2周目からは飛ばせます。そこは良かったけれど、

2部も前半は、ラヴィール以外は、ほぼ同じなんで、

金太郎飴な感じでした。

でもって、エンドが多い為、分岐点からやり直すけれど、

ラブエンドと忠誠エンドの分岐点が早いのもあり、

結局、量的に多いんですよね。

でも、選択肢ジャンプが無い為、ひたすら既読スルー。

なので、その間が辛くって。眠くなってくるし。

 

移植発表されてから、随分待たされましたが、

他のゲームにも言えるけど、前回の製品でアンケートとか

とってるんだから、せめてシステム面では少し反映して

改良して移植して欲しいですね。

これだけエンドが多いゲームの場合、選択肢ジャンプが

無いと、ほんと辛いです。

まぁ、1つのルートそのものは、たいして長くは

無いんですが、しんどかったです。

エンドの内容も、要らないんじゃない?って

思うものもあったし、エンドタイトルも意味不だったり。

あと、バッドエンドの終わり方が唐突過ぎる気が。

結末、描かれてないですよね。

その後、どうなったの?って思うのが多かった。

 

あと、ラヴィール自体は面白かったけれど、

そこへ入る前の、情報をセットする仕組み。

最初は面白いと思ったけれど、進めていくうちに、

これ必要か?って思うようになりました。

だって、それしか選びようが無いって状況の方が

多かったです。2部以降は。

選ばないって選択も出来ないのに、わざわざセットさせる

手間暇が、段々と面倒くさくなりました。

 

そういった、システム面での不満はありましたが、

物語全体は、楽しめたし、キャラクター達が

みんな魅力的でしたね。

攻略さんだけでなく、四蝶や双子蝶、

花人のボヌールやエンジュも良かったです。

そして、絵が矢張りとても綺麗。

背景画が美しく、人物も美しいし、音楽もステキでした。

世界観をよく反映していたと思います。

 

推しとしては、キャラではギスラン、物語ではオルフェ。

ギスランは、ほんと可哀そうで、一番胸が痛かった。

で、他ルートをやってる時も、出てくる度に

胸キュンでした。やっぱ、好きだ~~♡って感じ(//▽//)

オルフェも、全体を通して優しい男性でしたよね。

ちょっと容姿が幼めなのが自分的にはマイナス要素

なんですが、声のトーンや喋り方とか、案外ツボでした。

 

あとは、レオンには、ちょっと同情?

最初から、あんなに好きなのに本人ルート以外では

報われないのがね。

ルイも、つかみどころが無さすぎて。

哀れと思うものの、振り回され過ぎて萌えれなかった。。。

そしてユベール.....。

この人も、複雑かなぁ。。。

自分の好み的には、イマイチでした。

中の人が大抵の場合、好みじゃなく、キャラによって

差があるんですが、今回はギリギリ好みの域には

達しませんでした。ビジュアルもギリギリのラインを

下回る感じ。黒髪長髪好きなのに.....。モノクルのせいかな。

かけていないキャラの方がまだ好みだったかも。

 

ラヴィールで勝利するとポイントが貰えて、

色々なオマケをSHOPで購入できるようになってます。

プロフィール画面内にある、各人の秘密3つと

ショートストーリー。

秘密の方は、花人の二人や蝶たちとのやり取りで、

まぁまぁ面白いです。

ショートストーリーの方は、テキストのみで

ラブエンド後の、2人のお話。

大体、直後って感じですね。エンディングを補足するような

感じで、良かったと思います。

CGは、差分を入れて50枚前後で、プラスおまけが

各人1枚。

 

デフォ呼びで、目パチ口パチは無し。

テキストは読みやすい方でした。

音声も各人で調節できて有難かったです。

 

色々、ツッコミどころはあるけれど、

みんな幸せなハッピー物語ではない、って

最初から分かっていたので、思っていたより

平気だったと言うか、ギスラン以外は

冷静に見れちゃいましたね。

深刻な物語の割に、切羽詰まった状況だからか

描きが浅くて薄い印象でもあり、ズーンと

重く感じる事が無い分、少々物足りなさも

感じられましたが、悪く無かったと思います。

それなりに楽しめました。

 

 

レンドフルール(N/S) 5.ユベール

f:id:narico555:20190515110153j:plain cv:杉田智和

 

パルテダームの生き字引との異名をとる宰相。

レーヌとして生まれた主人公の教育係で

兄のように接している。

智謀策略に長けた食えない人物だが、

主人公には甘い。 27歳。

 

やっぱりこの人は、最高に手ごわかったですね。

ラブエンド以外のエンドは、とことん冷たくて、

ヴィオレットが哀れでした。

でも、何より一番同情するのは騎士たちでしょう。

ユベールへの愛に狂ったヴィオレットのせいで、

とんだ目に遭わされたって気がします。

だって、そんな状態であっても、どこまでも

忠誠を尽くそうとしてるんだもん。

 

恋は人を狂わす。

レオンの時も、自己中な恋に周囲が犠牲に

なったけど、ここに至っては、もう凄すぎる。

で何より諸悪の根源なのは、やっぱり女神でしょうね。

ユベールもある意味、被害者ですよね。

そのせいで歪んでしまい、狂気に支配されて、

ただひたすらに、女神の復活を願い..........。

 

ユベール視点で見れば、彼も哀れですよね。。。

 

最終的にラブエンドでは救われたので良かったです。

 

ただ、ユベールはとことん、いつまでも冷たくて、

ラブエンドの直前で本心を明かすわけだけど、

そこまでの過程からすると、なんだか唐突な

変心って感じがして、ちょっとピンときませんでした。

「愛している.....」と告げられても、

ほんとかよ!って内心ツッコんじゃった(;^_^A

 

まぁでも、最後は大団円的な感じもあり、

本当の意味で物語の終わりを感じさせて

くれたかな、って思いました。

カップリング的には、矢張り保護者っぽくて

私にはフィットしませんでしたが。。。。

 

 

レンドフルール(N/S) 4.ルイ

f:id:narico555:20190514100952j:plain cv:浪川大輔

 

南国カンパニュールの騎士。22歳。

妾腹の王子として自由気ままに生きてきた。

「理想の王子様」を具現化したような青年だが、

表面からは伺えない深い倦怠感に溺れている節がある。

 

いつでもやる気が無くて、生に執着が無く、

退廃的なこの人とのルートは、とても興味が

湧いていたのですが、いざ始めてみると、

何ていうか、、、痒い所に手が届きそうで

届かない、妙な焦燥感と言うか、

喉に刺さったホネが取れそうで取れない感じ、

と言うか、結局のところ、よく分からない内容でした。

 

私の頭が悪いんだと思います。

あと、感性が鈍いとか?

 

この人の背景はよく分かりました。

人と本気で恋愛できない性質なのも分かりました。

 

にしても、だ。

 

それ以前に、冷たすぎじゃないの?

 

冷静に世界を見つめて理解し、このままでは

先が無いのを把握しているのは当然だし、

彼の考えは、オルフェが訴えていたことと

同じなんで、その辺は共感したんだけど、

その後の彼の考えは、あまりよく分かりませんでした。

 

結局、どうしたかったの?

何がしたかったの?

求めないと言いながら、あれこれと行動した

その真意はどこにあるの?

 

ずっと、そう思いながら、最後まで分からなかったですね。

 

彼とのやり取りは、まるで禅問答のようでした。

そう感じました。

だって、ほんと、分からないんだもん。

 

求められたくないなら、最初から誘惑めいた

言動、しないで欲しいですよね。

相手は、何も知らない純粋無垢な乙女なのに。

それで好きになったら冷たく突き放すんでしょ?

レーヌの騎士なら騎士らしく、色事めいた雰囲気を

含めないで欲しい。存在そのものが婀娜めいてるんだし。

 

結局、彼に振り回されたヴィオレットだったように

思ったのは、私だからでしょうか?

 

最後の最後、ルイの蝶である裏波の、ルイを

叱咤するようなセリフはグッときました。

何考えてるか分からない、皆からイマイチ

信用されていない風の裏波でしたが、

根はイイ奴でしたよね。

 

忠誠エンドは、どの人もバッドっぽい終わり方だけど、

この人の場合、ただただ自分が終わりたいだけって感じで、

これのどこが忠誠なの?って甚だしく疑問でした。

自己犠牲を装った、自己救済の極致のように思えました。

 

ラブエンドの方は、エピローグでのヴィオレットが

まるでルイに意趣返しでもしてるような印象で。

立場が逆転した感じ。

いい気味って思っちゃいました。

とは言え、真の意味で2人が熱く結ばれるまでは、

まだまだ時間がかかりそうな終わり方で、

他ルートに比べると、スッキリ感は乏しかったかな。

精神的にとても疲れたルートでした。

 

レンドフルール(N/S) 3.オルフェ

f:id:narico555:20190511201204j:plain cv:KENN

 

西国ウィエの騎士。19歳。

孤児として生まれ、祖国では吟遊詩人として

各地を回っていた。

明るく朗らかで、ちょっぴり悪戯好き。

人懐っこいが、それは心の奥にある

孤独感の裏返しでもある。

 

騎士たちの中では一番若く、最初から好意的だし、

明るくて優しいキャラで、最初はあまり興味が

湧かなかったのですが、やってみると

非常に心をくすぐるキャラでしたね。

 

彼が感じてる、グラースを供給するやり方への不満。

全く持って、同感でした。

他の二人をプレイして、つくづく思った事を

彼が指摘してくれました。

ただ、その解決方法がね...............。

 

いやぁ~、まさかのオルフェの正体と言うか。

本人さえも知らなかった真実が明らかになり、

驚いたけど、その後の彼がとった行動は

軽率過ぎたと思います。

未知の力を過信し過ぎって言うか、後先考えずに

実行してしまうとはね。

まぁ、焦る気持ちも分からなくはないけれど、

その辺は若さゆえ、なんでしょうか。。。

 

ただ、レオンやギスランとは違って、

一応、解決策が生じたルートだったので、

最終的な恋愛エンドでは、ハッピーエンドと

呼べる終わり方で、良かったです。

最後までハラハラさせてはくれましたが。

 

で、エンド数が、8で、他の二人より2つほど

少なかったですね。

最後のエンド前とかにバッドエンドが集中してて、

こんなパターンのバッドは要らんだろう!って

思ったものの、終わってみるとエンド数が

少なめだった事に気づき、意外。

まぁ、プレイ時間も割と早くに終わったな、って

感じでしたし。

 

あと、ちょっと糖度が他よりあったような気も。

オルフェとの二人の時間が、雰囲気が甘いんですよ。

けんぬ さんの演技がね。

囁きボイスがね。

めちゃ、雰囲気ありまして。

特に好きな声優さんじゃなく、いいなと思うキャラが

少ないんですが、その少ないキャラの中に、

このオルフェも加入しちゃいました。

良かったです。

一見女の子のような、可愛らしい感じですが、

しっかり男らしくて、グッときました。

 

この2人の未来には、幸運が感じられました。