narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

レンドフルール(N/S) 2.ギスラン

f:id:narico555:20190510164731j:plain cv:近藤隆

東国クリザンテームの騎士。20歳。

祖国では軍人として数々の武勲をあげ、

「クリザンテームの怒れる刃」との

異名をとる。

自他共に厳しい潔癖な性質だが、

認めた主に対しては絶対の忠誠を捧げる。

 

すっごく、可哀そうなルートでした。

ギスランは酷過ぎるって噂に聞いていたけれど、

この人はもう、最初から悲劇しかありえない

宿命を負っていて、可哀そう過ぎましたね。

 

騎士になることで、ほぼ決定したような

抗いがたい未来。

”次こそは.....” って、おかしいよ。

花紋が完全修復できなかった事で、

既に、騎士の結末は決定づけられているのに、

延々と騎士を選び続けている事が、理解できませんでした。

 

そもそも、このお話自体、最初に女神が

グラースを施し続けるようにしたのが間違い

だったわけだけど、その恩恵の国々から、

恵みの無い土地へ住み着いた人たちで出来た国にも

グラースを与えたのが一番の間違いよね。

神の干渉を受けずに、自分たちの力で生きる事を

選んだ人たちなんだから、グラースを最初から

あげる必要は無かったし、それなら騎士も選ばれず、

無駄に騎士が苦しむことも無かった筈で、

国民が平等に苦しみながら生きれば良かったのに、、、

って思ったけど、まぁ、そういう物語だから

しょうがないんだけどね。。。。(-_-;)

 

でも、最初から分かっていての騎士選出.....。

残酷よね。人権蹂躙って気がした。

 

それにしても、ギスランは泣けました。

 

このキャラ、すっごい好きです。

 

ビジュアルも声も、誇り高く高潔で不器用な

キャラも、全てにおいて、胸キュンでした♡

それだけに、彼の本音の叫びを聞いた時は、

もう、ボロボロと泣けてきちゃって..........(T^T)

そして、忠誠エンドや忠誠系のバッドでは、

ほんと、せつなかったです。

 

ただ、忠誠系の方がお話が短めでしたね。

そして、そこまで忠誠を尽くす程の深い気持ちは、

いまいち理解できなかったと言うか。

誓言したからには、絶対の忠誠をって気持ちは

分かるし、凄く潔いと思うけど、気持ちの上での

絆の深さはまだそれ程でもないのでは?

 

話の展開が早めだったと思います、レオンより。

互いの心が通い始めたか!?って思う頃に

大変な事態になって引き離されたので、

まだ思いが深く育つ前って感じなんですよね。

これから絆が深まっていくんだろうって思うのに、

そうなる前に引き離され、その後は、互いへの

思いが突然の如く強くなってるというか。。。。

 

状況が思いを加速させたんでしょうかね?

 

ギスランの事は最初から好ましく思っていた

自分ではあるものの、ちょっとイイ感じに

なりかけただけなのに、どうしてそこまで?

って思うような急展開でした。

 

恋愛エンドの方は、もう少し長めで、心理的にも更に

深まるような展開だったので、最後の方は、まぁ、

それなりに受け入れられましたが。

 

それにしても、悲壮感と退廃感と破滅感が

プンプンのルートでしたね。

面白かったですが、所々、はて?と思うエンドが

チラホラだったかなぁ。

こんな悲しい内容だったのに、恋愛エンドだけは、

ハッピーエンドっぽくて、少しビックリ?

このエンドでのヴィオレットの行動は、支持します。

当然よねぇ。

 

レンドフルール(N/S) 1.レオン

f:id:narico555:20190509134316j:plain cv:興津和幸

北国ピヴォワンヌの騎士。24歳。

貴族階級出身だが、放蕩三昧だった自由人。

偶然見た主人公の姿絵に一目ぼれし、

本来の花紋選出者から強引に騎士位を奪った。

 

 女神が持つ、命を育む力【グラース】によって

 守られた、4つの大陸からなる世界ソルヴィエル。

 そして、女神の依り代となるレーヌと、4つの

 大陸から選ばれた騎士たちによって、グラースを

 供給して維持してきた。

 しかし、ある時を境にレーヌが生まれなくなり、

 グラースの供給が滞り、不安定になり始めて

 やっと生まれたレーヌ・ヴィオレット。

 彼女は慣例に従い4人の騎士たちを選出するが..........。

 

 

今回、お初で、プレイします。

Vitaの時は、色々迷って購入しなかったのですが、

やっぱり、薄葉カゲローさんの絵が魅力的だし、

雰囲気とか惹かれるものがあり、移植に伴って

購入することにしました。

 

迷っていたのは、矢張り内容ですね。

すっきりしない結末とか、救いが無いとか

色々な意見があり.....。

基本的に自分は、アンハッピー物が苦手。

報われないとか救われないとか理不尽とか、

現実世界こそが、その代表って思っているので、

作りものの世界の中くらいは、悲しくても

つらくても、最後はみんな幸せに.....って

救われるものが好きで、そうでないお話は

苦手なのです..........。

なので、覚悟して始めました。。。

 

プレイ順は公式さんの推奨に従って、

初回はレオンで。

 

彼は、ちょっと暑苦しいけれど、真っすぐで

情熱的で裏が無くて良かったです。

出会いの初っ端、抱きつかれて告白ってのは

驚きですし、一目ぼれって安っぽい..........

って思ったりしましたが、キャラとしては

面白かったなと思います。

 

ストーリーの方ですが。

 

前半の共通部分は、とても面白かったです。

騎士たち4人が、自ら誓願して騎士に

なってくれるよう、まずはお互いに

よく相手を知る事ができるよう、

それぞれの情報を集めながら、会ってお話する。

制限時間つきの、ラヴィールってシステムですが、

この結果によって物語の分岐が決まるように

なっていて、面白いシステムだったと思います。

コマンド入力とかは面倒臭いですけどね(;^_^A

 

エンディングが、愛情エンドと忠誠エンドとバッドエンド

の3種類?

とは言え、バッドエンドは凄く多いです。

レオンのエンド数は愛情・忠誠・バッド全部で

10種類ありました。

全体としては、長さは思いのほか短めな印象。

特に個別の量は少ないかなー。

バッドの多さで時間を稼いでいるような?

 

このお話、最初から救いようが無い設定になってます。

要は、滅び必然状況にまで追い込まれている時代に

生まれて選ばれてしまったレーヌと騎士たち。

なので、どうあがこうと、何を選択しようとも

誰も救われないって、無情とも言える内容です。

ただ、その割に、なんか雰囲気が重たくない。

結構、淡々と進んで行く感じでした。

一番の理由は、天上の国・パルテダームが

舞台で、実際に枯渇して悲惨な状況にある地上の

様子が全く描かれていないから、なんでしょうね。

 

世界が滅びようとしてるのに、どこか他人事っぽい。

地上と繋がっている騎士たちでさえ、グラースを

奪われた時の痛み以外では、危機感が感じられないし。

最後は最後で、え?いいの?って思ったと言うか。

 

愛情エンドは、究極の自己中な選択ですね。

2人だけになっちゃって、何がいいの?って思う。

罪悪感があるようだったけど、回復が早っ!!

忠誠のバッドエンドが一番しっくりきた気がします。

まぁ、この状況を鑑みるに、各バッドの方が

妥当な結末だよな~って、プレイしている方も

割と冷静に見れた感じでした。

 

面白かったですけど、深刻な内容の割に

あっさりしてたように思います。

 

あとは、ゼロの方がカッコ良かったとか.....(^▽^;)

興津さんの二役、サイコーですね。

渋い声の時が一番好きだったりするから余計に.....(^m^)

 

 

 

マーメイド・ゴシック(PSP) 6.バジル=エイデルワース

f:id:narico555:20190507100832p:plain cv:杉山紀彰

 

人間の国、アルメリヤの王子。

人魚に執着しており、人魚捕らえる政策に

力を入れる。指示するだけでなく

自ら率先して行動したい性分。

外敵に冷たい反面、王子としての責任感は強く、

国や国民のことをとても大切に思っている。

 

とても良かったですね。

ステキな王子でした。

そもそも、他ルートでも、この王子の良さは

現れていて、懐が広くて深い、よくできた

王子だな、って印象でした。

愛想が良いわけではないので、一見すると

冷たそうに見えるけれど、実際は優しく、

真摯に責任を果たす人で。

 

子どもの時にリディアが助けて血を与えたので

不死になっていて、その事が少々、彼に

翳りを与えていると言うか、憂いを感じさせ、

そういう所も魅力的だったと思います。

 

それにしてもですね。

ヒロイン・リディアがねぇ..........。

これまでのルートの中で、最も怪しさ全開な

態度と行動なんですよね。

これはマズイだろう、って見てて思うばかり。

王子はそれでも、彼女を城に滞在させてて、

『この女の正体を知りたい』から、とかなんとか

言ってましたが、正直なところ、この後も

彼女を好きになったりなんかする王子の内面は

あまり理解できませんでした(;^ω^)

 

ヒロインちゃん、可愛くて面白いキャラと思いつつ、

結構、能天気で無鉄砲と言うか、短絡的と言うか。

そのくせ、1人で勝手に思い込んだり決め込んだりで

彼女の判断と行動には、共感できない面が結構あったので、

ちょっと王子が可哀そうに思えちゃいましたね。

 

バジル王子は、なかなかカッコ良くてステキでした♡

とてもお綺麗な方と言うか。

クールな表情もとってもステキですが、後半は

爽やかな笑顔を向けてきてくれて、射抜かれましたね、ハートが。

プラス、杉山さんの声が渋くて男らしくて、とっても萌えでした。

こういうキャラの時は、サイコーです。

 

さて。次はいよいよラストですね。。。

 

 

マーメイド・ゴシック(PSP) 5.ガウェイン=ライツ

f:id:narico555:20190506090713p:plain cv:野島健児

 

王子の側近。バジルに絶対的な忠誠を誓い、

働きづめの毎日を送る。見た目よりも腕は立ち、

暗殺者達から王子を守ってきた。

真面目で気難しい性格。

 

見た目とおりのツンデレさんでしたね。

そして、自分的には、すっごくときめいたルートでした。

元々、このガウェインとバジル王子の二人に

惹かれていたので、その期待を裏切らない内容で

良かったです。

 

とにかく、王子命、王子が全てで、王子の為に

ひたすら尽くす人で、他人にも自分にも厳しい人。

なので、ヒロインを怪しいと思ってるから、

リディアも苦戦の連続でした。

王子に近づくためにも、まずは側近のガウェインと

親しくならねば、と思って近づくんだけど、

鉄壁ってくらい、寄せ付けないと言うか.....。

前半はこの攻防が面白かったです。

すごく頑固でねぇ。。。

だけど、リディアも、やり方に問題あるんじゃ?

って思う事度々。

あまり賢くないわね。全体を通してもそう思う。

世間知らずとは別問題じゃないのかしら。。。。

 

果たしてこの攻防、いつまで続くんだろう.....

と思っていたら、中盤から話が動き出し。

ここからは、とても面白くて、中断できませんでした。

このルート、エンディングが他のルートよりも

多かったので、全て終えるのに割と時間がかかりました。

どのエンディングも面白かったですが、

矢張りベストエンドが一番、良かったですね。

 

いつも眉間にしわ寄せて、厳しい顔つきで

冷酷な態度だったガウェインが、段々と変化して、

後半はまるで別人のようで。。。

でも、頑固な基本は変わりないので、後半まで

結構、ハラハラしたし、非常にせつない展開でした。

それだけに中断できず、夢中で進めてました。

また、のじけん さんの演技がステキで.....♡

やっぱり、のじけん さんは、こういうツンデレ

クーデレ系が一番萌えな気がします。。

 

 

 

マーメイド・ゴシック(PSP) 4.エリアス=ミスト

f:id:narico555:20190504151721p:plain cv:近藤隆

 

主人公の幼馴染。人魚だが、主人公を手伝うために

代償を払い、地上へ上がってきた。

主人公にはどこまでも優しく、笑顔で接する。

他の者に対しては基本的に関心がなく、

態度も冷たい。

 

唯一の同じ人魚って事ですが。

この男性、、すっごい痛いと言うか

怖いと言うか、相当です。

幼なじみと言っても、10年も投獄されていたから

10年間全く会っておらず、10年ぶりの再会なのに、

彼女を追って、足を手に入れて陸へやってくるって、

それだけでも、彼女への執着ぶりが相当だな、

と思いますよね。

 

ちょっとね、ストーカー気質大な感じでした。

そして、彼女の為なら何でもするし、

ものすっごい過保護の心配症。

すごい尽くし振りは、それはそれは健気ではありますが、

その執着心の深さの原因は、彼の生い立ちによるようです。

 

にしても..........、なんですよね。

なのでバッドエンドは、どれもメンヘラ?

って思うような結末でした。

 

何て言うか、陰々滅滅なタイプ。

思い込みが激し過ぎて、自己評価が異常に低く、

何でも自分にとってマイナスな方面に

勝手に捉えて、勝手に自己完結しちゃってる感じ。

 

ヒロインは世間知らずだけに、少々能天気なので、

お互いにその辺の本当の気持ちを察し合うって事が

できず、どんどん二人の関係が良くない方向に.....。

 

そんなストーリーだったので、ちょっと疲れましたね。

 

リディアにベタ惚れしてるからこそ、

惚れた弱みで超優しいタイプなのかな~って、

最初の頃は思っていましたが、とんでもなく

面倒くさいキャラでした。

 

でもって、とても可哀そうなキャラでもありました。

エンディングはベスト以外は全部バッド系。

この人がロキの魔法の代償とした内容の1つは、

他のキャラルートのエンディング間際を見ていて

大体予想していた通りでしたが、せつない代償ですね。

 

幾ら救われたとは言え、ここまでリディアに

入れ込むその心理は、理解しきれませんでした。

 

結ばれてからの、パワーが増した過保護と

独占欲と嫉妬深さは、さすがにちょっと辟易かな~。

個人的には、ここまでされると息苦しくて

離れたくなっちゃいます.....(;^ω^)

 

マーメイド・ゴシック(PSP) 3.牡丹

f:id:narico555:20190503140122p:plain cv:柿原徹也

 

弥彦の船に乗っている海賊。

剣の腕はかなりのもので、弥彦の右腕。

無口で冷静沈着。戦闘員としては優秀すぎるほどだが、

ときどきズレた発言をする。小馬鹿にしたような

態度をとるものの弥彦のことは尊敬しており、

傍で世話を焼いたりしている。

 

クールと言うか、いつも冷めていて

喋るのも苦手なのか、何を考えているのか

掴みにくい人物でしたが、雰囲気のある人だし、

こういうタイプは惹かれます。

そのせいか、色々と知りたくさせるキャラであり、

弥彦と喧嘩ばかりしていながらも、弥彦全てで

弥彦の命令には絶対服従、例え自身の考えと

違っていても.....って人なだけに、興味深い展開でした。

 

表情は豊ではないけれど、小さな変化は割とあり、

その辺の変化と、心の変化による大きな表情の

変化、態度の変化が楽しかったです。

ただ惜しむらくは、全身包帯だらけのその理由が

結局明かされる事が無かったのが、ね.....。

なんで、ミイラみたいに包帯グルグル巻き状態なのか。

知りたかったですねー。

 

パッと見、線が細くて、弱っちい印象なのに、

実際には力はあるし、剣は超絶強くて、

毒舌っぽいのに、照れ屋のツンデレさん.....。

エロっぽい描写は殆ど無かったですが、

このルートは良かったなーって思います♪

 

 

マーメイド・ゴシック(PSP) 2.弥彦

f:id:narico555:20190501203159p:plain cv:大川透

 

遠い東の国・藍からやってきた海賊の頭。

誰も手に入れていないものを手に入れたいと

願っており、人魚を手に入れるために

アルメリヤにやってきた。

性格は自信家で奔放。戦闘の時は冷酷だが、

気に入った相手に対しては情に厚く、

船員からは好かれている。

 

この人にも殆ど萌えれませんでした~~~(:〇;)

顔は悪くないんですけどね。

ガリレオよりは好みの方なのですが、

お声がどうにも.....ね.....(-_-;)

大川さん聞いてると、どうしても薄桜鬼の

近藤さんのイメージが強く、近藤さんだって

オジサンなわけじゃないのに人の好い

オジサンっぽいじゃないですか。

その延長に感じられて.....。

 

でも弥彦はお人好しタイプじゃありません。

海賊らしく、ろくでなしだし、残酷さを

持っています。ただ、仲間内では情に厚いし、

根は良さそうなんですけどね。

何て言うか、大川さんだからだと思うんだけど、

昔のヤクザの親分みたいな感じ?

次郎長とか.....?

 

後半、彼とバジルの昔の因縁が明かされるけれど、

それを見て、この人はバジルと同じくらいの

年頃らしいと知って、正直驚き。

だってホント、おっさん臭いんだもん。

でも、結構、子どもっぽくもあって、

前半なんかは、ヒロインのリディアと

馬鹿みたいなイタズラばっかりやって遊んでる。。

そういう前半は、なかなか物語に進展がなく、

正直非常に退屈で辛かったです。

5章過ぎるまでは、何度も中断して

先へ進む気がせず、いっそ止めようかと

思ったくらい。

 

半ば過ぎてから、やっと物語が動き出し、

それなりに興味は持てたけど、このルートでの

ヒロインには、共感できる部分が少なくもあり、

弥彦を相手にするにも興が乗らず、惰性で

進めていた感.....。

結末も、特に感じる所も無く。。。

 

とりあえず終わってヤレヤレです。

 

マーメイド・ゴシック(PSP) 1.ガリレオ=メランコリー

f:id:narico555:20190426072051p:plain cv:羽多野渉

宮廷医師。対人関係が苦手で、

基本的にオドオドしている。

人に接しない分、自己研鑽に励んでいたせいで

体格がいい。不器用なだけで、根は優しい、

中身と外見が一致しない男。

 

 2014年11月にクィンロゼから発売。

 

■物語
人魚達が暮らす海底の国、ミレティス
元々は美しい青色だった海域だが、今は闇のように黒い。
主人公は人魚姫。
幼いとき、人間を助けてしまったがために罪を負い、
塔に幽閉された。
十年もの年月を経た後、人魚の王である父より、
自由の条件として命令が下される。
「人間の国、アルメリヤの王子、
バジル=エイデルワースを殺せ」
罪を償うかわりに、業を負って解放されるか。
手を汚さず、一生檻の中だけでの生活に甘んじるか。
かつて助けた命を奪いに、人魚は陸に上がった。

 

思い出したように出てくる、ロゼのゲームですね(^▽^;)

何だかんだで、やっぱり好きだな~って思います。

まずは、初回と言う事で。

若干、攻略制限がかかっていて、やれる人の中から

迷いに迷って、無難そうなガリレオから。

 

このキャラは、なんでしょう.....。

むっつりスケベ?

基本データに年齢が無いので、お幾つなのか

サッパリ?ですが、見た目や行動からすると

アラサーっぽい印象.....。

もっと若かったりして(;^_^A

 

前半は、ほんとよく分からないキャラでした。

対人関係に難ありと言うより、女性に対して

自意識過剰な感じかな。

でも、医者モードになると、そんな素振りは

全く出ず、むしろ怖いくらい.....。

そして、筋肉マッチョで結構、強い。

なのに、素に戻ると、どもりだし、

挙動不審な態度。。。

面白いっちゃぁ面白いけど、異性としての魅力は、

私はあまり感じなかったなぁ。

 

なんか、私、羽多野さん、ダメなんですよねー。

攻略キャラとして、いっつも、イマイチで。

攻略さんじゃなきゃ、いい味出してて

決して嫌いじゃない、むしろ高好感度なのに、

攻略相手としては殆ど萌えれなくて.....。

渋い役の時くらいかな~、いいなって思うのは。

なので、このキャラも、キョドってない、

大分ヒロインに慣れてきた後半は、まぁまぁでした。

キャラ的にも落ち着いてきて、彼女を守ろうと

男らしさが出てましたし。

 

ただ、宮廷医師って事で、ヒロインを見張るべく、

ほとんど城内の医務室が舞台だったのは、

少々閉塞感があったように思います。

特に前半は、退屈でした。

共通が少なく、早い段階で個別に入るのは

良かったと思います。

 

まずは初回、キャラの個性もあってか、

思ったよりは面白味控えめだったかな。

 

 

VARIABLE BARRICADE 5.真相ルート&総括

f:id:narico555:20190420105600j:plain cv:田丸篤志

春日

19歳、ヒバリの専属執事。

非常に優秀でヒバリ至上主義。

 

4人全員攻略後に開放されるトゥルールート。

ここで、執事である春日の正体や、

おじい様の本当の姿、と言うか、

ただの孫デレだったのがハッキリするんですが。

 

春日の正体については、予想通りでしたね。

これだけガッツリとそばにいて、

ヒバリ命!って感じなのに、恋愛対象には

なっていないって状況から、きっとそうだろうって

思っていましたが、その背景には、ドン引きですねぇ(;^_^A

 

まぁ、そんな春日とのバトル的な内容は

面白くはありましたが、前半の、共通ルートの

一部を挟む展開は、面倒くさかったと言うか、

全部終えての開放ルートなんだから、

必要なかったなって思います。

無くても十分だったかと。

これがあったせいで、最初ちょっと

フローチャートの選択に迷いました。。。

 

それにしてもねぇ。やっぱり春日は

一生結婚しないのかなー。

キャラ的にはステキな人で好きでしたね。

 

 

***** 総 括 *****

 

全部終えてみると、うん、やっぱ面白かった( ´∀` )

 

それぞれ個性的なキャラで、最初のうちは

なんなのぉ?って思う設定でしたが、

知る程に、愛着が湧いてくる人たちでした。

そしてみんな、いい人ですね。

本人ルート以外では、ライバルなのに

応援しちゃってると言うか、ヒバリの幸せの為

って事で協力的。

ヒバリ自身は、彼らをウザく思って

邪険な扱いなのに、ね。

 

特に、けなげだわ~って、その尽くし度が

報われない感じの壱哉には、ほんと同情って言うかww

この人、ほんとイイ人。

ヒバリの為と言いながら、みんなの食事の世話も

しっかりやっていて、なんだかんだと世話焼きさん。

優しいお母さんみたいだな~って思いました。

あの過剰なリップサービスさえ無ければ、

普通に優しくて紳士的なステキな大人の男性、

って感じなのにねぇ。

 

那由太のワンコぶりも、なかなか魅力的でした。

第一印象ではダメかな~って思ったんだけど、

なんでしょうね。下野さんの言い回しと言うか、

イントネーションが絶妙で、可愛くて

心をくすぐられたように思います。

特に食べる所は、本当に美味しそうで

幸せそうで、ただの「もぐもぐ.....」なのに、

微笑ましくって.....。

 

そして、今回、女子キャラも凄く良かったかな。

ヒバリの友人である、紬なんか、凄く好きです。

華道の家元の娘さんで、すっごく可愛いんだけど、

オタクって設定が笑えた。

で、ゴスロリ姿は、超可愛くて好みでした。

もう一人の友人の乃愛も、いい味出してましたね。

この2人の女子キャラ、サイコーでした。

乙女ゲームで女子キャラの好感度が高いって、

そう多くはないですよね。

個性的なのに、ウザさが全く無く、

奥手でお堅すぎるヒロインを動かすサポとして

いい味を出していたと思います。

 

システム面は、まぁまぁ良かったですね。

音の調整ができるのが、自分的には何よりで。

いつも思うんですけど、音量がキャラによって

幅が大きくて、その辺の微調整ができたのは

嬉しかったです。

なんせ、那由太とか、すっごい騒がしいので(;^_^A

デフォ呼びも良かった。

目パチ口パチはないけど、そこは自分は

どっちでも良い派なんで。

選択肢ジャンプは無し。

 

フローチャートとか、RAVIとかWHISとかは、

最初はちょっと戸惑いました。

分かりにくい感じで。

慣れれば問題ないのですが。

あと、選択肢が少ないので、ちょっとダレました。

なんせ長いので。

ボリューミィなのは嬉しいのですが、

読みの方が圧倒的に多かったのはちょっと難。

ただ、短いセンテンスで完結して次のフローチャート

進むので、眠くなるって事は無かったですが、

却って、いいキリって感じで中断しがちに

なってしまいました。

 

特に共通は長くって、各キャラを知っていく

内容だったので、先を知りたくて夢中になる、

って感じでは無く。

個別に入ってからは、かなり気持ち的に

集中度は上がったかな、と思います。

個別も長くて良かったと思います。

 

2周目からは共通部分をスキップできて、

そこも良かったかと。

なので、必然的に1周目よりは短くなりますが、

それでも個別も十分なボリュームなので

存分に楽しめたと思います。

 

エンディングはバッドとアナザーとハッピーの

3種類で、それ以外にも若干バッド等の

エンディングがあり、全エンドを攻略するのは

少しだけ面倒くささがありました。

CGはたくさんあって、どれもステキでした。

CERO B なんだけど、キスシーンもあったし、

ヒロインは17歳の女子高生だけど、

攻略相手達は、みんな大人なので、

それなりにムーディなシーンもあり、

恋愛ゲームとしての美味しいさも

しっかり注入されてる内容でした。

 

発売が延期されたり、キャストの変更があったりで

楽しみにしながらも不安もあったりしましたが、

予想以上に楽しませてくれたゲームだったと思います。

 

自分的には、壱哉かなー。

ビジュアル的に一番好みな上、声が鳥さんになったので

すごく楽しみにしながらも、実際に始めてみたら、

このキャラはアカンなぁ..........って(^▽^;)

でも、あの、泣き顔にやられました。

あのシーンで、私は落ちました..........(//▽//)

 

シナリオ的には、那由太が一番面白かった。

彼は本当に純粋ですよね。そして頼りがいも

案外あるし。護衛の時とのギャップが最高。

そして、護衛から恋人へとシフトしていく

心模様の変遷も良かったし。

 

まぁ、どのキャラも、ほんと面白くて

楽しかったです♪

 

www.otomate.jp

VARIABLE BARRICADE 4.黛汐音

f:id:narico555:20190419170830j:plain cv:野島健児

22歳、基本愛されていればそれで満足。

恋人への許容範囲は無限大だが、

テリトリー外の相手には驚くほど無関心。

ゆるふわ愛されビューティー×天性のヒモ

 

とっても謎めいた人だったので、楽しみだったのですが。

予想外に、普通だったと言うか、

そのまんまって感じでしたね。

ゆるふわ、ではありますが、クールビューティな

印象だし、何を考えているのかよく分からないと言うか

つかみどころが無い感じもしたので、この人は一体、

どういう心づもりで結婚相手候補なんだろう???

って、思ってただけに、普通に、ヒバリちゃんの事を

好きで、それ以外の事は一ミリも無かったのが、

ちょっと物足りなかったかも...............。

 

他の3人は色々と隠された背景と言うか、

色々とあっただけに、汐音は過去と言っても

それについて何の翳りもないし、こだわりとか、

鬱屈とか劣等感とか、マイナス的なメンタル面が

全然無いんですよね。

ただただヒバリちゃんを癒したい、

彼女だけのものになりたい、、、ほんと、それだけでした。

 

なので、2人のシーンは、恋人未満でありながら

妙に糖度が高いと言うか、甘かったです。

そして、そうやってヒバリちゃんを甘やかす汐音に対し

牽制とも言える態度をとってくる執事の春日との

嫌味の応酬バトルは、とても面白かった。

 

そして、どこまでもヒバリに優しい汐音に対し、

いつまでも素直になれないヒバリは、すっごく

じれったかったですねぇ..........。

どんだけ、面倒くさい女なんじゃ!って思ったわ~。

後半の流れは、どう見ても自業自得としか思えない。

あそこまで想って大事にしてくれる、

最高に綺麗な男性って、もうそれだけで大満足でしょうにね。

本人が何よりそれを望んでいるんだから、

それでいいじゃないって思うばかりでした。

 

ただ、どうして汐音はあそこまでヒバリを

好きなのか?そこら辺は、よく分かりませんでした。

彼女にとって自分が必要と思ったのはいいんだけど、

事ある毎に、可愛いなぁって思ってるんだけど、

なんかいまいちピンと来なかったんですよね~。

ここまでの他のキャラルート内で、ちょっと

クールと言うか、どこか客観的過ぎる感じが

してたからかなぁ~。

そこら辺は、ちょっと大我と似てる印象だったので。

 

押せ押せなタイプではないけれど、

有無を言わせない強引な雰囲気みたいな所があり、

いつの間にか、絡め捕られている.....、そういう

タイプだったかな。

そのまま大人しく汐音に癒されてればいいのに、

って、ヒバリに対して何度も思ったルートでした。

意地っ張りもたいがいに、って感じですね。