VARIABLE BARRICADE 4.黛汐音
cv:野島健児
22歳、基本愛されていればそれで満足。
恋人への許容範囲は無限大だが、
テリトリー外の相手には驚くほど無関心。
ゆるふわ愛されビューティー×天性のヒモ
とっても謎めいた人だったので、楽しみだったのですが。
予想外に、普通だったと言うか、
そのまんまって感じでしたね。
ゆるふわ、ではありますが、クールビューティな
印象だし、何を考えているのかよく分からないと言うか
つかみどころが無い感じもしたので、この人は一体、
どういう心づもりで結婚相手候補なんだろう???
って、思ってただけに、普通に、ヒバリちゃんの事を
好きで、それ以外の事は一ミリも無かったのが、
ちょっと物足りなかったかも...............。
他の3人は色々と隠された背景と言うか、
色々とあっただけに、汐音は過去と言っても
それについて何の翳りもないし、こだわりとか、
鬱屈とか劣等感とか、マイナス的なメンタル面が
全然無いんですよね。
ただただヒバリちゃんを癒したい、
彼女だけのものになりたい、、、ほんと、それだけでした。
なので、2人のシーンは、恋人未満でありながら
妙に糖度が高いと言うか、甘かったです。
そして、そうやってヒバリちゃんを甘やかす汐音に対し
牽制とも言える態度をとってくる執事の春日との
嫌味の応酬バトルは、とても面白かった。
そして、どこまでもヒバリに優しい汐音に対し、
いつまでも素直になれないヒバリは、すっごく
じれったかったですねぇ..........。
どんだけ、面倒くさい女なんじゃ!って思ったわ~。
後半の流れは、どう見ても自業自得としか思えない。
あそこまで想って大事にしてくれる、
最高に綺麗な男性って、もうそれだけで大満足でしょうにね。
本人が何よりそれを望んでいるんだから、
それでいいじゃないって思うばかりでした。
ただ、どうして汐音はあそこまでヒバリを
好きなのか?そこら辺は、よく分かりませんでした。
彼女にとって自分が必要と思ったのはいいんだけど、
事ある毎に、可愛いなぁって思ってるんだけど、
なんかいまいちピンと来なかったんですよね~。
ここまでの他のキャラルート内で、ちょっと
クールと言うか、どこか客観的過ぎる感じが
してたからかなぁ~。
そこら辺は、ちょっと大我と似てる印象だったので。
押せ押せなタイプではないけれど、
有無を言わせない強引な雰囲気みたいな所があり、
いつの間にか、絡め捕られている.....、そういう
タイプだったかな。
そのまま大人しく汐音に癒されてればいいのに、
って、ヒバリに対して何度も思ったルートでした。
意地っ張りもたいがいに、って感じですね。