narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

三国恋戦記 魁 1.孫伯符 

f:id:narico555:20170827203629p:plain cv:鈴木達央

 

『三国恋戦記』の2作目。前作より時代を遡って、

キャラも一新。

不思議な本の力で三国志に良く似た世界へ

タイムリープした女子高生と武将たちのお話し。。。

 

正直な所、この『魁』の時代的に、自分は

いま一つ、気乗りしなかったのですが、

大好きな鳥さんと興津さんが…って事で

購入を決めてしまったのでした。。。

 

基本、R18でないPCゲームは購入しない主義なので、

前作は当然、やってなかったのですが、廉価版が

発売されたのでプレイしたら、面白かった。

長すぎてかなりダレましたが。

なので、その面白さから、俄然、こちらへの

期待度も高まったのですが、なんか、よくよく

考えてみると、攻略キャラは5人で、前作より

遥かに少ないのに、値段が高いっ!!

ツッ込むところは、そこか?

でも、隠れキャラもいないし、、、ねぇ…?

 

おまけに、プレイ時間も短い……らしい。。。

ロミジュリをやっていたのもあって、

発売日に入手はしていたものの、様子見も兼ねて

周囲の反応を窺っていたのですが、どうやらあまり

評判はよろしく無いようで。

そんな中でも、割と評判が良いような、伯符から

とにかく始めてみました。

 

まずは一人目で、全体として感じたことは、

スッキリしてるなぁ~って所でしょうか。

攻略に関しては、イージーモードにしてみたら、

簡単だった……。

前作は軍議において生かされたモードだったから、

面倒なのもあって、イージーにしてみたら、

軍師にはならないから軍議は無く、単に攻略の選択を

教えてくれちゃうっていう、面白いサービスでした。。

まぁ、あれこれ模索し過ぎる内容だと、

ストーリーの流れが途絶えて気持ちが削がれちゃうので

自分的には嬉しかったです。

 

それから、時間は短めでしたね。

最初の始まりの段階で、好みのタイプを選んだら、

すぐに、その相手との個別ルートへ突入する為、

長ったらしい共通が無く、その分サクサク進めた感じです。

この長さには、色々と不満のある方もいらっしゃるようですが、

前作は長すぎたと思います。

なんせ、3陣営全てを回った上での個別だったから、

1周目はボリューム感があって楽しめたけれど、

2周目以降は辛かったです。しかも人数が多かったし。

あの、金太郎アメ的な共通をサックリ外せば、

今回と同じくらいの量なので、そう考えると、

最初から陣営を選べて、そこを中心に進んでいく形態は

悪くなかったと思います。

 

で、ここからは、伯符のお話し…………。

今回の攻略キャラの中では、歴史的な観点からみて、

一番、魅力的で興味の湧く人物でした。

実際、登場してきた時は、綺麗でカッコイイ♡と胸キュン。

たっつんの声も渋くて、伯符らしい男くささが良く出てて、

ステキでした。

前作の仲謀とも、似てますね。兄弟らしい。

仲謀は若すぎてイマイチ自分の好みではなかったので、

今回の伯符は、萌えました。

ただ、お話し的には、不完全燃焼な印象だったかな。

彼は26歳の若さで死ぬのが分かっているだけに、

その未来を変えられるのか?

そこにのみ興味があり、だからこそ、話の流れに

非常に興味を持ちながら進めていたのですが、

結局のところ、よく分からないで終わってしまったと思います。

ハッピーエンドは尻切れトンボみたいだし、

バッドエンドはよく分かりませんでした。

あれ、どういう事なんでしょう?

 

今回、ヒロインがあまりにも非行動的って事で

イライラされた方が多いようで。

自分は、あまりその辺は気になりませんでした。

そもそも、前回の花には、ちょっとやり過ぎ感、

ご都合っぽい感があったので、なんでもかんでも

本に頼って、全て丸く収めるってのも、どうなの?

って気持ちがあったので。

ただ、今回は、前作とはまるで真逆なように、

本が役立ってない…。

そもそも、本の使い方が分かってない。

まぁ、最初は誰でもそうなのですが、

本の内容や本の存在や、自分が飛ばされてきた事とか、

そういう諸々の事を考え、試行錯誤していれば、

自然と本の意味も分かってくる……ってのが

前作の流れだったと思うのですが、今作のヒロインは、

そういう事、全然でしたよね。

それだけに、自分がどうしたら良いのか分からない状態。

結局、最後までそんな感じで終わってしまって。

だから、いまひとつ、だったのかなぁ、とは思います。

 

結局、ヒロインが能動的でなかったので、

プレイしているこちら側も、なんか傍観者的な目で、

ただただ物語の行く末を見てるしかないような、

ゲームしてる感じが非常に薄い、、そんな印象だった思います。

決して、退屈だったわけではないのですが、

充実感は全く無しで、最後は頭の上に???な感じでした。

 

何て言うか、世界観が狭かったですね。

二人だけのシーンや、内部の話ばっかりで、

三国志なのに、戦略的な戦の、敵とのやり取りや

緊迫感なんかが全然なかったし。

文章の説明のみな感じで、サラ~と流されて

切実感が伴わない印象でした。

結末が変わらない事に、巴ひとりだけで

ヤキモキしてて、精神を病むってバカ?とも思え……(-_-;)

こんなに弱いヒロインとはね…。

 

……次は奉先で行ってみます。

 

ロミオ&ジュリエット(PSP) 8.ロミオ=モンタギュー &総括

f:id:narico555:20170727225133p:plaincv:櫻井孝宏

 

ヴァンパイアの王。

 

このルート、すっごく熱かったです。

結ばれなかったロミオルートの後って事ではあっても、

宿敵だったキャピュレット家の娘・ジュリエットと、

共に融和政策を達成したことで、良い友人のような

親しい関係になってはいても、恋愛色は他の人たちと

同じように無い感じでスタートだったのですが、

割と早く、お互いに意識しだして……。

 

特に前半の、ロミオの嫉妬と思われる言動が、

まぁ、面白い事ったらなかった。

とは言っても、それによってジュリエットは

振り回されるわけなのですが、

はたから見れば、ロミオはジュリエットが好きなんでしょ、

って、よく分かる。

彼女が他の男にスキンシップを受けるの

見る度に機嫌が悪くなるのだけれど、

ジュリエットは鈍くて分からないんだよねぇ…(;^ω^)

ジュリエット自身もロミオに惹かれ始めては

いるものの、その気持ちが本当の恋なのかどうかは

自身でも分からない上、ロミオの気持ちも分からないのだから、

なかなか焦れったい展開ではありました。

それでも、ロミオが結構、行動的。

素直じゃないし、プライド高いしで、好きな気持ちを

いつまでも自覚しようとしないのかな~?と思いきや、

違っていました。

もう、熱くて萌えキュンでしたね。

ジュリエットの方に苛々しちゃいましたよ。

『俺のものになれ。必ず幸せにしてやる』って

ロミオに言われると、絶対そうなんだろうな、って

胸が熱くなりました。

でもなかなかジュリエットは受け入れないのですが。。。

 

最後は、ベストエンドの最後の最後、泣けました……。

人間とヴァンパイアのカップルなので、

必然的な未来ではあるのですが、せつなくて……。

ロミオが、すっごく優しくて、だからこそ一層のせつなさ。

このロミオルートでは、エスカラスのような選択の

エンドが無かったのですが、どうなんでしょう。

これで良かったのかな。

 

それにしても、櫻井さん、最高でした。

ロミオは20歳くらいで、まだ若いキャラなのに、

声が低くてカッコ良かった。男らしくて。

こういう、低めで男らしいキャラの櫻井さん、大好きです♡

 

 

という訳で、全ルート終了~♪

やっぱり、とっても面白かったですね。

『VS』の方はキナ臭くてハードでしたが、こちらは

FDっぽくて、楽しかったです。

章も10個で短めでスッキリな感じ。

 

だけど、、、初回ルートの時にも書きましたが、

恋人あるいは一歩手前の状態からスタートって、

パッケージにも書いてあるのに、全くのウソ。

誰一人として、恋人状態になっていないし、

一歩手前にも到達してない感じでした。

友好度が高いだけ。

これは、如何なものなんでしょう。

内容的に、前作をやっていないと分からない人間関係でした。

だから当然、やっている事を前提としている筈。

始まりの時点で、お互いに内心、異性として意識している、

って感じではなかった。

すぐに意識するようにはなりましたが、

攻略キャラが抱える其々の背景や苦悩を、

ここでまた踏襲する形。しかも、あっさり……。

共通ルートは物凄く短くて、殆ど最初の方で

個別ルートを選択するのに、何故、恋人状態に

してくれなかったんでしょうね。

そこがちょっと不満でした。

 

ただ、個別以外の他のキャラさん達が、みんな

ジュリエットに淡い恋愛感情を抱いている様子があり、

何かと言うと、ちょっかいを出して来たり、

隙あらば奪うぞ、的な面もあったりして、

そういう点では、ウハウハな美味しい雰囲気ではありました。

それと、対外政策として行う演劇の、劇中劇が面白かったです。

内容は、まさにロミオ&ジュリエットで、悲恋物語

なので、恋愛状態でないロミオから、劇中劇内で

さんざっぱら求愛されるのが、まぁ、ステキだったこと……(〃∇〃)

妨害されたり襲われたりと、ちょっとしたハラハラした事は

ありましたが、全体的に恋愛度が高めで、

とても楽しめました。

 

それと、今回はデフォルト呼びになっていて、

それも良かったです。

やっぱり、名前は呼んで欲しいですね。

 

その他、回想シーンのその他では、各キャラのベストエンドを

終えると開放されるシーンがあって、本編中で

描き切れなかった裏話的な内容は良かったです。

そして何より面白かったのが、おまけ、の

『ロミジュリ愛の劇場』

各キャラが主役になっていて、それぞれのキャラに合った

古典劇の一部なのですが、これ、ほんと、キャラに合ってて、

感心しましたね。

その中でも、特に面白かったのがパリス。

パリスの病的な面がピッタリの話で、もう、その壊れっぷりったら( ´艸`)

やっぱパリスはこれよね~~、と、改めてパリスが

愛しく感じられました♡

 

最初から恋人モードじゃなかったって事には不満ではありましたが、

それぞれのキャラが十分に活躍したと言うか、

楽しませてくれたお話しだったと思います。

全部終えて、なんかちょっと感慨と言うか、

これで終わりかと寂しい気が…。

みんな、ステキ過ぎましたね~。

甲乙つけがたい魅力満載だったかと。

 

『VS』も含めて、良い作品だったと思います。

 

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ロミオ&ジュリエット(PSP) 7.パリス=ヴェロナ

f:id:narico555:20170725142102p:plaincv:木村良平

 

エスカラスの親族で、次期大公候補。

ジュリエットとは婚約をしていたが、

彼女の方から破棄を申し入れる。

同じモンスターハンター

 

一度婚約破棄をした二人が、その後どうなるのか?

見た目は人当たりの良い、優しくて良くできた

次期大公さま然、なパリスですが、

ひょんな事から、本性をあらわして……。

 

前作での豹変ぶりは、なかなか見ごたえがありましたが、

こちらでは、そこそこ…だったでしょうか。

彼のストレス発散はヴァンパイア退治に向けられていたので、

それが出来なくなった事もあってか、ちょっと

インパクトが薄かったですね。

とは言っても、前作をプレイしている事が前提だと

思うので、そこら辺は自然に受け入れられた感じでした。

 

でも、何だかんだ言ってもパリスって本当は

優しい人なんだな、と感じます。

ただ、寂しい生い立ちのせいで、少し歪んでしまっただけ。

優しいだけの完璧と思われるパリスより、

ちょっと壊れてるパリスの方が魅力的と思うのは、

ジュリエットも同じだったようで、

一緒に仕事をしているうちに惹かれるようになり。。。

パリスも、意地悪っぽいのに、優しさとか好意が

微妙に見え隠れしてて、面白かったです。

なかなかシンミリとくる、ルートでした。

ただ、この人の魅力は、矢張り狂気じみた

歪さ、だと思うので、壊れ具合が少なくて

物足りなくも思えましたね。

ちょっと、あっさりし過ぎだったかな~。

 

ロミオ&ジュリエット(PSP) 6.エスカラス=ヴェロナ

f:id:narico555:20170726215514p:plaincv:井上和彦

 

ヴェローナ公国の大公。

 

前作では、思いのほか年寄りくさい感じがして

いまひとつ萌える事ができないキャラでしたが、

今回は予想外に良かったです。

 

前は、ヴァンパイアと人間のハーフで寿命が長い事や

過去の様々な経験から、なかなか面倒くさい相手でしたが、

今回はそういう事は全く無く、最初から恋愛的な

好意を持ってる感じで、対外政策として偽装婚約して、

偽装なのに、本当の婚約者のようなエスカラスの態度は

非常に甘くて美味しかったです♡

それに、何かと可愛らしくって、チャーミングでした。

エスカラスらしい魅力が十分に描かれていたなぁ、と

感じましたね。

 

あと、エンディングが、多かったです。

サブ、ノーマル、グッド、までは他と一緒ですが、

ベストエンドのみ、3種類の選択肢があり、

それぞれのエンドが用されていました。

これらを見る限り、エスカラスが一番最後って

扱いなのかな?と……。

まぁ少なくとも、一番最初はやめた方が良いとは思いますが。

 

このルートは、さすがに国の権力者であり、

対外政策の中心者でもある事から、そういった政治的な

内容の比重が大きく、その辺が他の人のルートとは

違う側面からの進行で、とても興味深く、楽しむことが

できました。

それに、糖度も高めで、ステキだったと思います。。。

 

ロミオ&ジュリエット(PSP) 5.ウイリアム=シェークスピア

f:id:narico555:20170825114538p:plaincv:小野友樹

 

ヴェローナの薬師兼医者。

 

前作ではサブキャラでしたが、攻略キャラに昇格されました。

金髪金眼で、優し気で魅力的な人ではありますし、

多分、人気があるのでしょうね。。。

でも自分的には、この人は、どうなの???と

ちょっと懐疑的な想いを抱きながらのプレイでしたが。

 

この人の、前作での諸々な所業を思うと、

どうも素直に受け止められなくて。

と言うのも、他の人のルート、特にロレンスのルートで

また今回もか……って感じだっただけに、余計に……。

 

前半は、普通に良い感じでした。

この人の本性を知ってるだけに、ジュリエットに

惹かれるあまり、少しはマシになったのか?と

思う気持ちと、イヤそんなこともないだろう、って思う気持ちと。

で結局、ちょっとネタバレになっちゃいますが、

そんな事はありませんでしたね。

見た目は綺麗だし、彼にとっての差しさわりがなければ

優しくしてはくれますが、やっぱり本質は怖い人だし、

人としても男性としても、好きにはなれませんでした。

ゲームではあるけれど、こんな人を選んだら

最終的にはしっぺ返しを喰らわせられて、

幸せにはなれないだろうって思うばかりです。。

美味しいシーンやドキドキシーンも、

あるにはあったし、全体としては楽しめましたけどね。

 

4種類のエンド、どれも自分は今一つ……。

せめてベストエンドくらい、手放しで幸福感を

味合わせて欲しかったなぁ~と思います。

 

ロミオ&ジュリエット(PSP) 4.マキューシオ=エテルナ

f:id:narico555:20170723095140p:plaincv:遊佐浩二

 

ヴァンパイアの有力貴族でロミオの片腕。

ロミオをとても慕っていて忠実な従者でもある。

 

前作では、最高にイカした、グッとくるルートを

提供してくれたマキューシオですが。

今回も期待を裏切らない、美味しいルートだったと思います。

 

お互いに気心の知れた良い友人関係の二人ですが、

自分を必要としてくれる人に弱いんですよね、この人は。

選ばれたい男……。

なので、ロミオよりも自分を…と言われた途端、

極端なくらいの懐きぶりには、ほんと笑えたし、

可愛いのなんの。

そして、想いを告げるシーンは最高に胸キュンだし、

それ以降も、すっごく甘くって、キュンキュンでした。

 

いや~、何て言うか、マキューシオってとても

チャーミングなキャラだと思うのですが、

そう感じさせてくれる、遊佐さんが凄いと思います。

感情豊かで、微妙なニュアンスの言い回しがグッとくる。

普段はちょっとおちゃらけていて、軽い感じなのに、

真面目になった時のギャップったらない。

真剣に愛を囁く所なんかは、胸が震えるほど……。

 

それに、このルートでも周囲のみんなが

微妙に想いを伝えてくるんですよね。

ジュリエットは鈍くて全然気づきませんが。

 

前作では、親しくなるまでがハードでしたが、

ここでは既に親しくなっている状態からスタートなのもあって、

深刻さが無い分、軽めな印象ではあるものの、

純粋に恋愛模様を楽しめたな~と思います。

 

自分的には、サブとグッドエンドが好きですね。

ストレートに愛情を訴えてくれて、凄く熱くなりました。

 

 

ロミオ&ジュリエット(PSP) 3.ティボルト=キャピュレット

f:id:narico555:20170822175833p:plaincv:細谷佳正

 

ジュリエットの従弟。

姉弟のように仲が良く、一緒に住んでいる。

 

前回サブキャラからの昇格ですね。

2つ年下って事で、ジュリエットの事を「姉さん」と

呼んでいるし、なかなか可愛いキャラ……。

前作では、ちょっと台風の目のような存在でしたが、

すっかり立ち直り、あれから半年しか経ってないのに、

随分と成長した感じです。

 

そんなティボルトのルートは、とっても面白かったです♪

ティボルトがジュリエットを異性として好きだって気持ち、

前作からも伝わってきていました。

ただ、ジュリエットの方が、弟としてしか見てないってだけで。

弟的な存在が、いつ異性としての存在に変わるのか?

それは案外、早い段階で意識しだしていたものの、

それでも結局、ジュリエット自身はなかなか自分の

本当の気持ちに気づけないと言うか認められなくて。。。

なので、ティボルトにとっては、せつない物語でもありました。

 

それにしても、彼らに絡んでくる周囲のキャラ達が、

このルートでは特に面白くって、ティボルトにとっては

悲恋っぽいけど、悲壮感が全然なかったように思います。

ティボルトも何か結構、男らしいし、すごく優しくて

頼もしいし、でもって、年下らしい可愛さもあったりして、

とっても魅力的でした。

それと、ティボルトの新しい友達として、新キャラ登場。。。

ヴァンパイアなんだけど、ビジュアルが可愛らしくてね。

おっ♪と思ったのですが、声とキャラにギャップが…(;^_^A

かな~り三枚目なキャラでしたが、イイ味を出していましたね。

 

それに、ここのルートでは、目立ってジュリエットが

モテモテな感じになってました。

ちょっとウハウハ状態な感じで……。

ティボルトも結構ドキドキさせてくれたし、

色々と楽しませてくれた良いルートだったかと。

 

ベストエンドでの二人の子供たちが、これまた可愛かったです。

最後はほのぼのでした~♪

 

ロミオ&ジュリエット(PSP) 2.ベンヴォーリオ=モンタギュー

f:id:narico555:20170728195044p:plaincv:子安武人

 

ロミオの叔父。

 

なんと言いますか。。。

基本的にベンヴォーリオはタイプじゃないのもあってか、

このルート、自分にはとても退屈でした……。

 

前作での、恋愛ナシのロミオルートの後って事もあって、

ロレンスもでしたが、過去の背景とか色々と隠された真実が

分からない状況でスタートしてます。

ただ、前作ほど深刻ではないのですが、そういうものを

抱えている為、ジュリエットとの恋愛に臆病なベンヴォーリオ。

 

前作では真相さんでしたよね。

今回は、そこまでの内容でない事もあってか、

ただただ、チャラいと言うか、明るくて単純で、

イイ年なのに、変に子供っぽくて、サブとしてなら

楽しいキャラとしてOKなのだけど、恋愛相手となると

どうにも魅力が感じられなくって……(_ _。)

 

それに、ベタベタしてくる癖に、肝心なところでは

踏み込まない。臆病だからって、若者じゃあるまいし、

子供の時の傷が原因であっても、何百年も生きてて

いまだに引きずってるのって、どうなの?

結局、自分が一番大事なのでは?と思わずにいれませんでした。

 

エンドはサブ、ノーマル、グッド、ベストの4つ。

バッドは存在しないので、悲しい終わり方は無いけれど、

このルートでは、サブが一番面白かったです。

これは意外でした。でもって、美味しかったですね(*^^*)

ノーマルとグッドは、なんだかお茶を濁すような、

中途半端な終わり方でした。

ベストでは最終的に幸せになる形ではあったけど、

その過程や形のあり方には疑問と言うか、

自分的には好みではありませんでした。

こういう人、面倒くさい……(-ω-;)

ほんと、お子様か!?って感じで。

 

大人らしい魅力は、あまり感じられない人でしたね。

他の人のルートの時の方が、まだ少しカッコいいかも……。

 

ロミオ&ジュリエット(PSP) 1.ロレンス=グロブス

f:id:narico555:20170723210149p:plaincv:羽多野渉

 

『ロミオVSジュリエット』の続編。

 

 ヴァンパイアと人間の協議が無事成立したヴェローナ
 二つの種族は交流を持ち、互いを認めつつあった。
 そんな中、発展途上にあるヴェローナに新たな危機が…。

 

今作も、前作同様、面白かったです。

ヴァンパイアとの融和政策が進み、それまで鎖国状態だったのが

他国と交流する事になったものの、多くの面で遅れているヴェローナは、

立場的に弱く、また、そんな状況を狙って融和を壊そうとする

他国の裏工作が…。

そういう状況下で、皆で協力して立ち向かっていくのですが、

それがまぁ、面白かったです。

なんせ、それぞれが個性的で魅力的。

前作は結構、きな臭い内容でしたが、今回はそうでもなく、

みんなイイ味を出していました。

特に、対外政策として演劇を催すことになるのですが、

これがまさに劇中劇で、見ごたえありました。

 

そんな全体的な内容はとても面白かったのですが。

今作、、、ゲームの案内内容には、前作からの引き続きで

恋人、もしくは恋人直前の状態からスタートって

書いてあるのに、偽りアリですね。

前作の大団円で誰ともカップルになっていない状況で、

あれから半年後……の設定となっていました。

百歩譲って、恋人状態ではなくとも、直前ならまだしも、

直前って感じでも無かったです。

これはキャラによって差があるのかは、まだ不明ですが、

このロレンスでは、なんか逆戻りしちゃったような?

そんな印象が強かったです。

 

多分、好感度的には高いんだと思いますが、

二人の間に気持ちの盛り上がり……みたいなものは、

始まりの時点では殆ど感じられませんでした。

ただ、ロレンスなんでね。

この人、ほんと、自分の立場を弁え過ぎちゃってるんで、

上司としての態度を維持しようとし過ぎな感じ。

なので、そんなロレンスの態度に胸を痛めるジュリエット。。。

そんな二人のルートは、前作と被ってる感が強かったです。

でもまぁ、前作ほど、お堅くてまどろっこしい感は

薄めではありました。

それでも二人の絡みは控えめだったかなぁ……。

エンディングでは、期待に応えて下さって、甘かったと思います。

 

前作では、ハンターとしての師匠と弟子、上官と部下の組み合わせで、

戦うばっかりのハードでちょい暗めなルートでしたが、

今作では、危機が迫っているとは言え、危険な感じもなく、

平和だっただけに、ロレンスの無骨で渋くて、ちょっと不器用な所が

前作よりも目立ってたと言うか、よく伝わってきたかと。

前作ほど、意地を張り過ぎてない所が魅力的で良かったですね。

 

緋色の欠片~おもいいろの記憶~ 総括

f:id:narico555:20170818174328p:plain

http://www.otomate.jp/hiiro/vita/

 

本編の他に収録されていた、「~あの空の下で~」に後日談、

追加ショートシナリオ、ゲーム等の付録....全て終了しました。

 

1本に詰め込まれた内容としては、ボリューミーで

お得感があったと思います。

けれど、FD版の内容だけを見ると、FDとしては

非常に不満足だったように感じました。

何故かと言いますと、どれも非常に短い。

人数が多いから、全部やるとそれなりかとは思うけど、

短い内容のものが沢山あるのって、かえって疲れるばかり。

なんせ、一人目以降は金太郎アメ状態な為、殆ど既読スルー。

対象によって違う部分は凄く少なくて、殆ど最後のシーンくらいしか

見る所が無い。なので、スルーばっかで退屈でした。

 

個々の個性的なキャラに合った内容は面白くはあったけど、

コメディ色が強くて、乙女モードは激少。

戦わなくて良い平和な状況で、のほほんとした雰囲気は

良かったけど、恋人同士になったとは思えないほど、

全く進展がない状況。キスシーンなんて、殆どなく……。

雰囲気やセリフが甘かったのは、祐一先輩くらいかな。

祐一先輩は、どのお話しでもロマンティックでした。

卓さんは、大人の割に、相手がJKだから遠慮してるのか?

優しい雰囲気なだけで、糖度は思うほどなく。

遼は最初から喰いモード全開な為、セリフ的には過激でしたが、

強引そうで強引でない所が、そそりを煽ってる感じはありましたが……。

どのキャラも、それぞれの個性は魅力的だし、

話の内容も面白いんだけど、乙女ゲームとしては

足りない感じでしたね。

ただ、女子キャラ達や、敵だった面々も総登場で、

彼らの不明だった背景とかも明かされたりして、その辺は

良かったな、と思います。

本編では非常にハードでヘヴィでしたが、そんな事を

忘れさせるようなイイ味を出していて、こういう所は

FDならでは、と思いました。

 

こうして全部を終えてみると、キャラとしては

全員、甲乙つけがたい気がします。

本編では出番が少なかった遼なんかは、FDでかなり

補足された感があり、最終的には、こういう強引だけど

一途さがストレートに伝わってくるキャラって、いいなと

思うようになりました。

 

評価としては、3.8 / 5 くらいでしょうか……。

もう少し、スッキリ感のある終わり方を望みます。

ボールを投げて、着地しないままで終わりにしてる感。

本筋ではなくて、攻略キャラとのやり取りって点で。

 

あと、オサキ狐のおーちゃんが、ヒト形になったのが、

めちゃ可愛かったですねー♡

 

概ね、楽しめたゲームではありました♪