narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

蝶の毒 華の鎖 ~大正艶恋異聞~  2.藤田均

f:id:narico555:20170707092915p:plain cv:チアノーゼ三太夫

 

野宮家の家令。39歳。

父親がイギリス人。主人公が子供の時から

仕えている。実直で真面目で、いつも無表情に仕事をこなす。

 

面白かったけれど、短かった~~~( ;∀;)

お話しがヒロインの結婚問題と家の没落を軸に

進んでいく為、前回の斯波純一とかなり被っているので、

既読スルー部分が大量…………。

それらをすっ飛ばすと、少ないな~~ってハッキリ感じるほど。

子供の頃から家令として、百合子に厳しさと優しさでもって、

躾けて育ててきたと言っても過言では無い相手なので、

言ってみれば、爺やみたいな人なんですよね。

年齢的には爺やって歳ではないけれど。

でもね。この人もね。37歳に見えないよ~~、ビジュアルが。

矢張り、十くらい老けて見える。皺が多すぎ。

37歳なら、もう少し若く作って欲しかった。

50歳近い男性に見えるので、参りました。

おまけに声が、チアノーゼ三太夫さんだから、

思いっきり低くって……。低音の方が好きなのだけれど、

ビジュアルと合い過ぎちゃって。

しかも、忠実なお堅い家令ときてるもんだから、

前半、とってもジレッタイ。

こういうオジサマが頬を染めてタジタジする場面は

なかなか可愛いものがあるし、悪くはないのだけれど、

身分の壁が、藤田さんにとっては物凄く高いようで、

乗り越えるどころか、登ろうともせず、困ったさんでしたね。

それと、ハーフって事で幼い時から苦労しているせいか、

卑屈で女々しい所があり、可哀想な人でした。

最終的に結ばれて良かったのはいいのだけれど、

結局のところ、この人って、いつから百合子を女として

好きだったんだろう?って疑問です。

百合子の方から積極的に行ったからの結果だったわけで。

そうでなかったら、その想いは秘めたまま、

彼女の幸せを祈りながら諦めたのか?

はたまた、自身の恋心すら気づかずに、ずっと見守り続けたか?

う~~~ん……、多分、きっと、気づかずに、、、

恋心を抱く事自体を罪だと思って、気づかないようにして、

あくまで自分の立場を守りながら生きていくのかなぁ?やっぱり。。。

そう思うと、この人は矢張り、不憫な人ですねぇ。

自身の幸せを望んでないから、些細な事でも

幸せを感じるんでしょうね。

 

それにしても、ピアノの先生だけで生計……。

凄いですね。。。まぁ、当時なら、生徒さんは

裕福な家庭の子女でしょうから、レッスン料も高いのかもね。。。

なんて自分的には萌え度は低かったですが、それなりに

面白いルートではありました。

 

蝶の毒 華の鎖 ~大正艶恋異聞~  1.斯波純一

f:id:narico555:20170706201441p:plain cv:茶介

 

成り上がりで大金持ちの貿易商。28歳。。。

 

って、28歳には見えませんでしたっ!

目の下に微妙な皺っぽい線が入ってるせいか、

オジサンっぽい印象でした。十は老けて見える。

それを除けば、とてもステキな人でした。

 

 近代化の中で、混沌に染まった大正時代。

 没落しかかった華族に生まれたヒロイン・野宮百合子と

 彼女を愛した5人の青年たちの物語……。

 

と言うことで、初回は成金青年を選んでみましたが、

なかなか面白かったです。

ちょっと、キツそう、怖そうな見た目なので、

優男がタイプの私には、少々荷が重い気がしたのですが、

やってみると、これがなかなか良かったのでした。

金に任せて……って思わすような相手ですし、

最初から、借金チャラにしてやるからって求婚するから、

まぁ、プライドが高くて世間知らずなお姫様からすれば、

逆効果となるのは分かり切った設定でした。

が、この人の熱意が、ただ華族って名誉を得る為ではなく、

彼女自身に凄く固執してる事が最初の方から伝わってくるのもあり、

なんか、すっごく想われてて、情熱的に求められるのが

胸キュンだったんですよね。

ただ、彼の想い、肝心なヒロインにはイマイチ伝わってなくて。

だから、なんだか純一の方に同情しちゃって、妙に

可哀想に思えたりしました。

特にバッドエンドの1つでは、もう、純一が哀れで哀れで。。。

ヒロインの家の野宮家は、なぜか次から次へと不幸に

見舞われて、父が何者かに殺され、母も持病の心臓とは言え、

謎の急死で、その辺の謎も絡んだストーリー。。。

犯人は誰なのか?は、最後の方で一応分かるものの、

何故なのか、理由とか背景とかは、ここでは明かされません。

そういったミステリーな部分を孕みつつのラブストーリーは、

ちょっとしたメロドラマっぽい感じでしたね。

でも、この純一ってキャラ、好きです。

彼女を得たいが為だけに生きてきた、彼の一途な、

強い想いがストレートに突き刺さってくる内容だったと思います。

こんな人に、こんな風に愛されたいものですね~。。。(*ノωノ)

男らしくて頼りがいがあって、強引だけど優しくて。

ま、ちょっとせっかちさん、ですけどね(;^_^A

 

AMNESIA(PSP) 5.ウキョウ &総括

f:id:narico555:20170705215733p:plain cv:宮田幸季

 

4人全員のgoodエンド終了後に開放されるルート。

どのルートでも登場し、主人公に危険を知らせて

注意を促す一方で、時に凶悪な人格に変貌し、

主人公を殺す役回りだったりする、謎の人物……。

 

この人の立ち位置は、何度もやっていれば大体

想像つくと思いますが、主人公との過去の関係と

経緯の詳細が、やっとこのルートで分かるわけで、

とても切なくて重かったですね。

時にウザイと感じてしまう事もあった、精霊のオリオンの

役回りも、後半、はっきりしました。

それにしても……、ですね…。

あまりに哀れで。。。goodエンドでは、一応、

報われたとは思うものの、それまでの事を思うと

手放しで喜べない、複雑な思いです。

それと、ウキョウ自身のキャラも、ちょっと

掴み切れなかった。二面性があるのは仕方ないとして、

本来の彼自身のキャラって、結局よく分かりませんでした。

彼女の事が、心底好きだって、その愛情に関しては

よく分かったけれど、彼女を守る為の行動以外での

ウキョウがあまり描かれてなかったせいか、

どういう人なのかイマいちピンと来なくって。。。

彼女が危険にさらされて、何とか生き残る事にばかり

比重が行って、二人の関係性の描写が薄かったように感じました。

それでも、ウキョウの深い想いだけは、伝わってくるので、

その辺に関しては、切なく胸が痛みましたが。

あと、声の宮田さんは、ほんとスゴイですよね。

ろろアリでの鏡番のぬいぐるみ達と同じ人とは思えない!

ここでは、二重人格と言っても良いキャラの豹変ぶり。

演じられるキャラの幅が広くて、いつも感服してしまいます。

ただ、個人的には、攻略キャラとしての好感度は、

あまり高い方ではないんですけどね。

今回のウキョウも、ちょっと微妙でした……(;^_^A

 

 

そんな訳で、5人全員、全エンド終了し、オマケのSSも見て、

フルコンプ致しました。

パラレルワールドと言うことで、登場人物は同じだけれど、

限りなく色んな次元の物語な為、どのルートも殆ど最初から

単独個別ルートとなっており、それぞれのルートで

微妙に人間関係が違ってたりして、その辺はとても楽しかったです。

特に、バイト先のカフェの店長は、毎回、キャラが違ってて

笑えました。

この、ルートによって話が違うのって、vitaの「AMNESIA World」でも

同じような形態で、また別のお話しが展開されていて、

それも面白かったです。この設定だと、話が色々作れて

便利ですよね。それぞれのキャラは魅力的だし。

ただ、この無印本編が、これほど重たい、きな臭い話だとは

思って無かったですが。。。

楽しさと言う点では、vita版かなぁ~。でも、こちらを先に

やっておいた方が一層楽しめたように今回は感じました。

トーリー展開としては、起伏性が弱く、ちょっとダラダラ感があり、

主人公の記憶が無い分、謎解きの好奇心は湧くものの、

気持ち的な共感の盛り上がりには欠けてました。

なんせ、相手はステキと思うものの、主人公の気持ちは

よく見えないんですよね。記憶が無いから人格も薄いみたいで。

そこら辺が物足りない感を生んだのかもしれませんね。

 

推しキャラですが。。。

人気投票では、1位はトーマでしたね。

ちょっとビックリでした。

私はビミョーです。みんな一長一短な感じがして。

そんな中で、中の人に影響されて、ついつい

ケントに気持ちが行ってしまうのですが、人気投票では低かったですね。

まぁ、私も、彰クンでなければ、そこまで推しではなかったかも(;^_^A

理屈っぽくて面倒くさいけれども、結局のところ、

一番まともだったと思うんです。そこら辺が、ある意味、

平凡でつまらない感が無くも無い。

何だかんだ言っても、一番男らしかったのは

シンかな~と思いますが、自分的にはカッキーはタイプじゃない(-_-;)

イッキは顔も声もタイプだし、最後は良かったんだけど、

途中がねぇ…。もっとキッパリした態度とれや~~~って思ったし、

トーマも好みだけど、やっぱり微妙に怖いし……(;'∀')

ウキョウは結局、最後はどうなったんでしょう?人格的に……。

統合されたのでしょうか?でなければ、怖すぎる~~~。

なので、あえて順位は付けず、同列って事で~~。

 

それにしても、毎回思うけれど、衣装変わってますね。

ステキだけど、、、異世界だからと言っても、、、謎~ww

絵は、花邑さんの絵、綺麗で大好きなので、ビジュアルだけでも

萌えれました。やっぱ、絵が良いと基本点が上がる気がします。

なので、評価としては、3~3.5くらいって事で。

改めて、vitaの方をまたやりたくなってしまいました♪

 

 

AMNESIA(PSP) 4.トーマ

f:id:narico555:20170704171612p:plain cv:日野聡

 

目を覚ましたら見覚えのない道路で倒れていた主人公。

そこに居合わせたトーマに病院へ連れていかれ、

検査入院することに…。

 

このルート、予想外にハードでした。。。

シンと共に幼馴染で、年下の癖に俺様で厳しいシンとは

対照的な、お兄さん的立場で過保護で優しい人だけに、

本人ルートでは、どれだけ甘やかしてくれるのかなぁ~、、

なんて思っていたのが、別の意味で甘かった……(-_-;)

シンのルートで、この人の危うさは分かっていましたけどね。。。

 

正直な所、どうしてそんな事になっちゃったのかは、

原因も背景も、殆ど予想できて、その通りだったので、

ただただ、こういう役回りにさせられてしまった

トーマが可哀想で……。

好き過ぎて、守る事にばかり気が行って、極端な行動に

走るような病んでる要素は、矢張り長い間、ずっと

兄的立場を守り過ぎた結果なんでしょうね。

怖い気持ちは分かるものの、嫌われても良いからと、

ああいう行動に出るのなら、気持ちを伝えるべきだったし、

主人公にしても同じ。

でも何より、オリオンと衝突しちゃったのが

一番悪かったんだよねぇ…(;^_^A

あれで記憶を失う事が無ければ、8月1日に

晴れて両想いになれたんだろうと思とね。。。。

 

それにしても、重苦しいルートでした。

終わる日にちも、24日で、他の人たちより1週間早いし、

最初は最初で入院して3日も浪費してるし、

殆ど二人だけで選択肢も少なくて、リカじゃないけど、

ちょっと不平等な印象でした~~。

トーマ、本当に優しくて好きなんですよ~。

気配りも良くて。ただ、まぁ、この人が普通に甘い展開だったら、

いい人過ぎて平凡で面白みに欠けるだろうから、

病的な部分はギャップ萌えでアリ、、と言うか

必須要素なのかもしれませんねwww

 

AMNESIA(PSP) 3.ケント

f:id:narico555:20170702215823p:plain cv:石田彰

 

記憶を失った主人公が、手掛かりを得るべく携帯のメールを

チェックすると、「おはよう」と「おやすみ」のメールのみ。

そして、自分自身からは返信した履歴が無い……。

どうやら、彼氏っぽいけれど……。

 

最初の始まりは、イッキとほぼ一緒でしたね。

ただ、付き合っている相手らしいのに、なぜか口調は喧嘩腰。

いちいち理屈っぽくて、甘い言葉も甘い雰囲気も感じられず。

どうやら、付き合始めてまだ3日らしいけれど、

とても好き合って付き合ってるって感じがせず、戸惑うばかり。

そんな彼との、手探りな感じの交際は、結構、面白かったです。

記憶を失う前とは、態度が大分違う主人公の様子に

ケントは戸惑いながらも、嬉しそうな様子を見せてて

その辺は可愛かったけれど、一体、記憶を失う前は、どれだけ喧嘩してたのか?

主人公の過去の気持ちや、ケントとの経緯が分からない分、

少しずつ明らかになっていくのが良かったですね。

それに、最初は固くてつっけんどん気味なケントの口調や

声音が、段々と柔らかく優しくなっていくのが胸キュンでした。

数学の院生なので、本当に合理主義者で、割り切れない事が

苦手で、なんでも突き詰めて考えるような人だけに、

女性相手の恋愛事には疎くて不器用。

それでも、彼女の望むことをしようと頑張ってるのだけど、

口調が素直じゃないのもあり、ちょっと空回り気味。

でも真面目で真剣なのは伝わってくるので、記憶を無くした主人公の

素直な態度で変化していく様子はどこか切なさも感じられたりして、

胸に沁みてきました。

後半は特に、好きでしたね。

理数系で人の心が理解できない朴念仁みたいな人だけに、

本気で好きになった時には一途……って感じで。

そして、大好きな彰クンだっただけに、一層、萌えさせて貰えたと思います♡

トーリー的には少々地味な印象ではありますが、

じわりじわりと迫ってくるような熱いものが感じられたかと。

ステキなルートでした♡♡♡

 

 

AMNESIA(PSP) 2.イッキ

f:id:narico555:20170701203855p:plain cv:谷山紀章

 

目が合っただけで、イッキを恋してしまうという、

特異体質を持っているせいで、常に女性に囲まれて

チヤホヤされている……。

あ~、そういえば、そんなあり得ない体質の

持ち主だったなぁ~って、始まって暫くしてから

気づきました。お初の人には、理解するまで

少々時間が掛かる設定かと思います。

なんせ、主人公は記憶を失っている状態で、

携帯電話に唯一登録されている相手が、このイッキ。

会話から、どうやら恋人らしいと分かったものの、

大勢の女子たちに囲まれて、彼女たちの前では

主人公に冷たい上に、まるで彼女らと公然と

遊んでいるような言動に、何このひと!?と

思うのも必然でしょう。

そして、そんな男と、どうして主人公は付き合っているのか?

イッキが好きなのか、それとも大して好きじゃないのか、

彼との距離感も分からないし、自分自身の気持ちも

分からない状況なだけに、イッキの言動、行動に、

なんか振り回されっぱなしな感じがしたルートでした。

 

8月1日から31日までのお話し。

シンの時には長いと感じなかったけれど、このイッキは、

なんだかとても長く感じたし、正直、疲れました。。。

毎日毎日、イッキの行動が理解できず、自身の気持ちも分からず、

大勢の女の子たちの前では冷たいのに、二人きりになると

優しいし愛の言葉も囁くしで。

特異体質のせいで、本人が望まないのに女の子が寄ってくるのは

仕方のない事だとは思っても、だからと言って、彼女に対する

態度って無いよな、もっとキッパリした態度を取るべきでは?

と思うばかり。。。それなりの事情があるのだろうと

察せられても、こちらには分からないんですよ。

本当なら、彼女も了承しているようなので、彼も分かってるでしょ?

って感じで敢えて言わない。記憶喪失なんて知らないからね。

彼女も言わないし。だから、知らない状況で、長い時間待たされたり、

他の女子をチヤホヤしてれば、良い気持ちもしないもので、

そういう状況が、毎日繰り返されていくので、

途中でウンザリしてきちゃいました。

中盤辺りから、一体いつまでこんなことを繰り返してるの?

って強く思って。

後半で合宿に行って、ちょっと危険な目に遭いそうになったり

したものの、全体的には、起伏に欠けたストーリーだったと思います。

それだけに、ちょっと退屈でもありました。。。

 

紀章さんの声は、良かったんですけどね。

この声での甘いセリフは、キュンキュンどころか

ギュンギュンでした(n*´ω`*n)

だけど、イッキ自身はステキだけれども、記憶が無い分、

彼の真意が分からないので、幾ら気持ちを伝えられても、

本当なのか疑う気持ちが捨てられなくて、

素直に楽しめなかったのが、ちょっと残念でした…。

 

 

AMNESIA(PSP) 1.シン

f:id:narico555:20170630121211p:plain cv:柿原徹也

 

とある架空の世界の物語。

8月1日の朝に目覚めた主人公は、それ以前の記憶を

全て失ってしまっていた……。

それは、精霊となのる少年、『オリオン』が原因。

記憶を取り戻す為、共に奮闘する事に。

 

……と言う事で、このゲーム、PSvita版の方で

やっているのですが、内容が違うようだと知り、

やりたいと思っていたんです。

基本的な世界観とか設定は同じですが、物語は

全然違ってましたね。

初回、シンで始めましたが、サスペンスな内容に

ちょっとビックリしました。

それと、シンがかなり強引と言うか。

既に恋人同士なんですね。

AMNESIA World』の方では、恋人以前の

幼馴染状態からだったのもあり、逆に新鮮でした。

と言っても、記憶を無くしている為、主人公にとっては

訳が分からないのですが。

そんな彼女に対するシンの態度は、これまでと変わらず、

厳しい態度だけに、誤解を与えやすくて可哀想でしたが、

不愛想で厳しいけれど、本当は優しいんだって所、

良かったですね。

口ではキツイ事を言っているけれど、

何だかんだと思いやる所が、いいなぁ~って思うものの、

真っすぐ過ぎて損してるかな、とも。。。

 

犯人に関しては、自分の予想とは違ってました~。

割とみんな、妙に怪しい部分があったりしたので

誰なのか、なかなか分からなくって。

最後の方で、言われてみれば成程と思ったけれど、

まさかのまさか、、ではありました。

キャラ的にね。ちょっと驚き(;^_^A

 

全体としては、面白かったです。

長さ的には、少し物足りない感あり。

あと、目ぱち口ぱち、なのは良いのですが、

口がセリフと合ってなくて、口が動き始めて

1,2秒後にセリフが出てくるのが、

すっごく違和感ありました。間が長すぎで。

僅かの遅れはアリとしても、これはちょっと長すぎでしょう。

デフォ呼びじゃないのも、物足りなかったかと。

そもそも記憶が無くて自分の名前も覚えてないから、

って設定だから、あらかじめ決まった名前に

していないのかもしれませんけれど。。。

 

さて。お次ですが。

他のキャラでは、またどういう展開になるのか、

興味津々です。

次は、イッキでいこうかな~、と……(^^)

 

白と黒のアリス 総括

www.otomate.jp

 

全て終わり、付録も終わり、フルコンプしました~♪

攻略的には楽な方でしたね。難しさ、はありませんでした。

デフォ呼びなのも良かったです。

ただ、セリフによっては、物凄く小さい時があり、

つぶやきボイスな訳ですが、BGMが邪魔で聞き取りにくい場面が

幾つかあったのが残念でした。

最近のゲームでは、ボイスシーン時にBGMが小さくなるよう

設定できるものが増えてきてるので、このゲームでも

そういう配慮、して欲しかったです。

BGMの音量を一番小さくしても、邪魔で。

せめて、音のバランスをもう少し工夫して欲しかったですね。

 

CGは各人、13枚程度。

エンド4種類での13枚って、意外と少なく感じました。

内容的にも、自分には少し物足りない印象でした。

 

肝心のお話しの方ですが。

世界観等は良かったし、背景とかは凄く綺麗で良かったし、

黒と白の世界って設定も、なかなか着眼点は面白いと

思いましたが、ヒロイン二人なのは、なんとも言えません。

自分的には、黒のルナのルートの方が、内容的に面白く楽しめました。

攻略キャラ、スノウ、カノン、ジャックの3人が良かったです。

白の愛日梨のルートは、矢張り内容的にジメジメしてて

血なまぐさくて暴力的なシーンが多く、お人形のような

愛日梨には、とっても酷な内容だったし、それぞれの攻略キャラも

ダーク過ぎるのと、話の展開に無理を感じたりして

ちょっと楽しめなかったです。こちらでは、チェシャ猫の

ミネットが一番良かったくらいで。

トータルで見れば、どうしてもルナルートの3人に

軍配をあげてしまいますね……。

 

あと、血の問題で、根本的な解決を見れたのは、

うさぎ二人のルートだけな感じでしたね。

他の人のルートでも、それぞれの解決法がありましたが、

将来的な事を考えると、レインとスノウのルートが

ベストなんだろうと思います。

全員やってみての攻略順ですが、好きにやっても

特に問題は無いと思います。

自分的には、今回、白、黒、白、黒、、、と

交互にやって良かったと思ってますが、うさぎ二人は

最初じゃなく最後が良かったかも……と思っています。

ミネット(白)→カノン(黒)→ネロ(白)→ジャック(黒)

→レイン(白)→スノウ(黒)

がオススメかな~。。。

 

ヒロインは、矢張りルナの方が共感できて好きですが、

女王として育ってきたからと言って、いつまでも

女王に戻る事に固執し過ぎな部分は、共感できない部分でした。

それでも、何もしなければ変わらないと、行動的なのは悪くなかった。

愛日梨の方は、何も知らない不思議な世界で、知ってる人間も

誰もいず、軟禁のような状態で出歩くこともできないような

状況だけに、暗くなるのも仕方ないと思える反面、

何かとウジウジし過ぎていて、肝心な所で行動しちゃってると言うか、

すべき所を大いに間違えている思考と行動にイライラ

させられることが多いキャラでした。

本当に可愛らしくて、男の保護欲をそそるタイプなんでしょうけど、

こういうタイプって、女性には好かれないタイプですよねぇ…。

いつも困ったような表情が多いのも、ちょっとでした。

だからこそ、笑った顔が凄く可愛くて男子の胸がキュン……

のようでしたが。。。。

彼らが「可愛い」を連発する度に、可愛く無い自分は、

(ああ、そうかい(-_-;))って突っ込んでましたねぇ…ww

 

オマケとしては、各人8つのサブストーリーと、

攻略キャラからのお手紙、全員全エンド終了して解放される、

お茶会ストーリーがありました。

サブストーリーは短いながら、描かれきれなかった

補足的ものですが、それぞれ面白かったと思います。

手紙は、出会いからの気持ちが綴られていて、

終了後に観ると全部を振り返れるし、攻略キャラの内面も

分かりやすくなって良かったと思うものの、

文字がとても見にくかったです。せめてボイス付きだったらな、

と思いました。

 

金太郎アメのようではなく、共通は短くて各人のルートが

独立して進んでるのはとても良かったですが、思いのほか

少々短めだったかな~と思います。

6人いましたが、なんか、割とさっさと終わってしまった感。

どこがどうとは言えないけれど、なんとなく物足りない感じがします。

そんな訳で、星評価としては、★★★☆☆ 3つ……かなぁ。。

可もなく不可もなく、普通って事で。

半分のキャラは良かったけれど、残りは今一つだったし、

楽しめた方も、すっごく良かった~とまではいかなかったので。。。。

 

f:id:narico555:20170627225023j:plain

 

1位 スノウ 2位 ジャック 3位 カノン 

4位 ミネット 5位 レイン 6位 ネロ

 

やってるうちに、レインへの気持ちがどんどん下がっていってしまいました~(;^_^A

 

白と黒のアリス 6.ジャック

f:id:narico555:20170627210255j:plain cv:興津和幸

 

ハートの騎士。女王親衛隊の隊長。

真面目で優しく剣も強いが、ルナの前では

まともに話せず、挙動不審になってしまう。

 

女王様至上主義で、女王様がすべて。

まるでストーカーのように、ルナの後を付いて回り、

離れた場所からジッと見ているのだけれど、

話しかけられたりしたら、その狼狽えようったら

半端ない。時には気絶したりもして。

喋る言葉もどもったりと、たどたどしく、

付いたあだ名が「口下手守護霊くん」。。

って訳で、このルート、めちゃくちゃ笑えました。

何はさておいても、女王様中心。

でも、彼にとっての女王様は、黒の世界から追われて

既に女王とは言えない立場になったルナだけ。

ルナへの忠誠心ったら、凄いんだけど、

これだけ忠誠を誓われて、大事に守られるのも

いいものでした。

ただ、畏れ多いって事で、離れた場所から見られ続けてるのは

ちょっと……ですけどねぇ(;^_^A

でも、ジャックの気持ちや態度も分かる気はします。

自分も、憧れが強くて遠い存在だと思っていた好き過ぎる相手には、

近寄るのって、畏れ多くて死にそうになります。

自分のようなものが…って思うから、恥ずかしいんですよね。

それだけに、ジャックの大げさすぎるとも思える反応も、

なんかとても可愛らしくて微笑ましくて。。。

そんな微笑ましさも後半は一転。

結構、ハードになりましたが、どこまでもルナに変わらぬ忠誠を

捧げるジャック。そして、異性としての想いも深くなり、

普段、オドオドしくて頼りなげな様子なのに、

いざという時になると途端に厳しい表情になり、

喋りも行動も豹変するギャップには萌えました♡

トーリーの内容は、まぁまぁだったかな。

キャラの面白さで楽しかったし、ちょっぴり切なくもあったし、

本人の過去からの背景も成程……でしたが、他キャラと

比較すると、深刻さは低かった気がします。

それとエンドも、少々物足りない感じでした。

でも、誰よりルナの幸せを願っている人なんだな~って。

その想いの強さは胸に沁みました。

 

それと、矢張り大好きな興津さんだったからか、

自分的には良かったです~~。

こういう役もいいですね~。

何より、肝心な時にはカッコ良いのがツボでした♡

 

白と黒のアリス 5.ネロ

f:id:narico555:20170625203716j:plain cv:下野紘

 

城に出入りしている商人で三月うさぎ

明るくて楽しい。。。

 

このルート、声は大好きな人だったのに

予想外に楽しめませんでした。

明るくて楽しくて、ウジウジしたヒロインを

明るく励ますシーンが、他の人のルートでも見られるものの、

立ち位置が微妙な印象ではありました。

どこか、うさん臭い……。

そして、カノンのルートで、人の好さそうな顔のまま、

怪しい行動に出てきて、未遂に終わったものの、

やっぱりなんかオカシイぞ……って思わせてくれてた通り、

このルートでは最初から、不穏さが漂ってましたが、

どこまでも能天気と言うか、単純でよく考えない愛日梨は、

簡単過ぎて。。。こんなに騙されやすい人って

そうそういないんじゃないの?って思うほどでした。

それに、ネロのキャラも萌えどころが無かったと言うか、

なんとも複雑でしたね。

背景的に同情できるけど、予想通り過ぎる内容で、

ネロ自身は、ちょっとヘタレな印象。

弱すぎるし、彼女に対する気持ちも、好きなのに

守りたい気持ちが弱すぎ。

言ってる事と実際にやってる事が乖離し過ぎ。

あの、甘ったれた日々は、せめてもの償いなのか、

慰めなのか?彼の自己満足でしかないように思えて。

結局、終始、誰にも共感できなかったんですよね。

だから、楽しめなかったように思います。

白の世界に戻ってからの日々も、愛日梨は萌えキュンしてたけど、

ゲームをプレイしてる側からすると、明らかにオカシイ世界なので、

素直に甘いシチュエーションや言葉にキュン萌えできませんでした。

それに、ルナちゃん達はどこ行っちゃったの?って感じで。

 

あとこのルートは、愛日梨が美化され過ぎてて

何をされても、受け入れ受け止める、まるで

女神のような自己犠牲の権化のような、

そんなヒロインなのが共感できず。

そして、そんな彼女が好きなのに、彼女を選ばずに

アサギの言う通りにしようとしてるネロには、

本当にガッカリでした。

ミネットも似たような状況だったけど、彼は彼なりに

葛藤してて、その内容がジーンときましたが、

このネロは葛藤感が薄かった。自己防衛が強すぎな感じで。

だから、キュンや萌えを感じることができなかった気がします。