narico555のブログ

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AMNESIA(PSP) 2.イッキ

f:id:narico555:20170701203855p:plain cv:谷山紀章

 

目が合っただけで、イッキを恋してしまうという、

特異体質を持っているせいで、常に女性に囲まれて

チヤホヤされている……。

あ~、そういえば、そんなあり得ない体質の

持ち主だったなぁ~って、始まって暫くしてから

気づきました。お初の人には、理解するまで

少々時間が掛かる設定かと思います。

なんせ、主人公は記憶を失っている状態で、

携帯電話に唯一登録されている相手が、このイッキ。

会話から、どうやら恋人らしいと分かったものの、

大勢の女子たちに囲まれて、彼女たちの前では

主人公に冷たい上に、まるで彼女らと公然と

遊んでいるような言動に、何このひと!?と

思うのも必然でしょう。

そして、そんな男と、どうして主人公は付き合っているのか?

イッキが好きなのか、それとも大して好きじゃないのか、

彼との距離感も分からないし、自分自身の気持ちも

分からない状況なだけに、イッキの言動、行動に、

なんか振り回されっぱなしな感じがしたルートでした。

 

8月1日から31日までのお話し。

シンの時には長いと感じなかったけれど、このイッキは、

なんだかとても長く感じたし、正直、疲れました。。。

毎日毎日、イッキの行動が理解できず、自身の気持ちも分からず、

大勢の女の子たちの前では冷たいのに、二人きりになると

優しいし愛の言葉も囁くしで。

特異体質のせいで、本人が望まないのに女の子が寄ってくるのは

仕方のない事だとは思っても、だからと言って、彼女に対する

態度って無いよな、もっとキッパリした態度を取るべきでは?

と思うばかり。。。それなりの事情があるのだろうと

察せられても、こちらには分からないんですよ。

本当なら、彼女も了承しているようなので、彼も分かってるでしょ?

って感じで敢えて言わない。記憶喪失なんて知らないからね。

彼女も言わないし。だから、知らない状況で、長い時間待たされたり、

他の女子をチヤホヤしてれば、良い気持ちもしないもので、

そういう状況が、毎日繰り返されていくので、

途中でウンザリしてきちゃいました。

中盤辺りから、一体いつまでこんなことを繰り返してるの?

って強く思って。

後半で合宿に行って、ちょっと危険な目に遭いそうになったり

したものの、全体的には、起伏に欠けたストーリーだったと思います。

それだけに、ちょっと退屈でもありました。。。

 

紀章さんの声は、良かったんですけどね。

この声での甘いセリフは、キュンキュンどころか

ギュンギュンでした(n*´ω`*n)

だけど、イッキ自身はステキだけれども、記憶が無い分、

彼の真意が分からないので、幾ら気持ちを伝えられても、

本当なのか疑う気持ちが捨てられなくて、

素直に楽しめなかったのが、ちょっと残念でした…。