白と黒のアリス 6.ジャック
cv:興津和幸
ハートの騎士。女王親衛隊の隊長。
真面目で優しく剣も強いが、ルナの前では
まともに話せず、挙動不審になってしまう。
女王様至上主義で、女王様がすべて。
まるでストーカーのように、ルナの後を付いて回り、
離れた場所からジッと見ているのだけれど、
話しかけられたりしたら、その狼狽えようったら
半端ない。時には気絶したりもして。
喋る言葉もどもったりと、たどたどしく、
付いたあだ名が「口下手守護霊くん」。。
って訳で、このルート、めちゃくちゃ笑えました。
何はさておいても、女王様中心。
でも、彼にとっての女王様は、黒の世界から追われて
既に女王とは言えない立場になったルナだけ。
ルナへの忠誠心ったら、凄いんだけど、
これだけ忠誠を誓われて、大事に守られるのも
いいものでした。
ただ、畏れ多いって事で、離れた場所から見られ続けてるのは
ちょっと……ですけどねぇ(;^_^A
でも、ジャックの気持ちや態度も分かる気はします。
自分も、憧れが強くて遠い存在だと思っていた好き過ぎる相手には、
近寄るのって、畏れ多くて死にそうになります。
自分のようなものが…って思うから、恥ずかしいんですよね。
それだけに、ジャックの大げさすぎるとも思える反応も、
なんかとても可愛らしくて微笑ましくて。。。
そんな微笑ましさも後半は一転。
結構、ハードになりましたが、どこまでもルナに変わらぬ忠誠を
捧げるジャック。そして、異性としての想いも深くなり、
普段、オドオドしくて頼りなげな様子なのに、
いざという時になると途端に厳しい表情になり、
喋りも行動も豹変するギャップには萌えました♡
ストーリーの内容は、まぁまぁだったかな。
キャラの面白さで楽しかったし、ちょっぴり切なくもあったし、
本人の過去からの背景も成程……でしたが、他キャラと
比較すると、深刻さは低かった気がします。
それとエンドも、少々物足りない感じでした。
でも、誰よりルナの幸せを願っている人なんだな~って。
その想いの強さは胸に沁みました。
それと、矢張り大好きな興津さんだったからか、
自分的には良かったです~~。
こういう役もいいですね~。
何より、肝心な時にはカッコ良いのがツボでした♡