narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

花朧~戦国伝乱奇~ 4.竹中半兵衛

f:id:narico555:20170204201352j:plain cv浪川大輔

 

斎藤家に仕えていた、天才軍師。

一人を好み、誰に対しても素っ気ない。

 

最初は客人として織田家に滞在し、後に秀吉配下として

軍師として仕えることになるのですが。

 

とにかく、冷たいです。

出る言葉も辛辣。

 

他の人のルートでは、ほんとに意地悪で捻くれてる感が

強い為、攻略意欲があまり湧いてこないキャラでしたが、

この人は、ただの人では無さそうだって臭いは

プンプンなので、隠されている物を知りたいって気持ちが

強かったですね。

 

で、いざやってみれば、なるほどね~~~っていうのが

感想でしょうか・・・・(^_^;)

 

ただ人では無かったのは、予想通りでしたが、

こういう話の展開になるとは思ってはいませんでしたので、

面白くはあったと思います。

 

ただ自分的には、この幼いビジュアルには萌えられなくて。。。

なんで、ここまで子どもっぽくしちゃったんでしょうねぇ。

浪クンだし・・・。

 

史実的にも、確かに半兵衛は若いのだけれど、

でも市と出会った時期的には、十代後半から二十歳くらいの筈。

ショタ、とまではいかないけれど、ちょっとね。。。

可愛くはありました。

二人のラブシーンなんかも、可愛らしい。

まるで小さな恋のメロディみたいな。。。

わかる人は、大人ですね^^

まっ、微笑ましくてね。

萌えとかキュンでは全くなく。。。

 

そして、半兵衛自体は、可哀相な境遇だったけれど、

その割には、悲しいって感情があまり湧いてこなかった。

どうしてなのかなぁ。。。信玄は全体通して悲哀感があっったのに。

このルートだって、話の筋としては、可哀相なのにね。

 

それにしても、ゲホゲホごほごほで、弱っちい筈なのに、

随分とやられて、しぶといと言うか、なかなか死なないのには

ちょっと驚きました。

もちろん、デッドエンドでは死にますけど、絶命しそうなほど

やられてる感満載だったのにねぇ。生きてるのが不思議なくらい

やられてましたものねぇ。。。

 

どうにもピンと来ない、半兵衛ルートだったと思います。

玉藻狐に関しても、なんか、はぁ???な感じだったし。

 

あと、やたら長く感じました。

何度も同じことを繰り返してたからかな。おにぎりエピソードとか。

半兵衛が頑な過ぎるからってのもあるけれど、

市がしつこすぎるのも、共感できなかったし。

道三との件も、消化不良な印象でした。

 

攻略制限かかってたこともあって、最後から2番目に

持ってきましたが、順番としても妥当だとは思いますが、

勿体ぶった割には、イマイチな内容だったと思います。

 

 

 

中断してアールじゅうはちとかやってます(..;)

『花朧~ 』中断しています。。。

 

しもんぬ@信玄が良かったのもあるのですが、

なんかもう、勝家と信玄で満足しちゃった感と言うか、

この後の半兵衛と信長にいまひとつ食指が動かないと言うか、

中断して他のゲームに手を出すのは、私にとっては

非常に珍しいこと・・・・

 

従来なら、さっさと終わらせてから次ぎへ行くのですけどね。

 

 

なんか、すっごく期待してただけに、肩すかしな感じなのかな。

つまらない、と言うわけでは無いのに、我ながら不思議です。

 

でもって、初めてr18のげーむに手を出しています。

 

PCげーむはしない主義なのに、大好きな、最愛の方が

出演されていることもあり、前々から興味のあった

『仁義なき乙女』のFDとのみっくす版が安く出てて、

面白いとの評判だったので、買ってしまいました。

 

古いゲームです。

自分のPCがvistaなので、ハードを整理して、空きができたので、

思い切って買ったはいいけど、私のvistaは、以前、色んなものを

削除した際、してはいけないものまで削除してしまったようで、

DVDが見れない等の不具合があって不便だったのですが、

買ってディスク入れたら、反応しない・・・

 

つまり、できませんでした(゚◇゚)ガーン

 

このゲーム、対応がWin7まで。

 

もう1つあるPCは、8。。。。

 

う~~~~ん、、、どうだろう?

 

諦めていたけど、だめ元と思ってやってみたら、DL&インスト、

出来ちゃった。でもって、実行も・・・・

 

そんなわけで、そのまま突入。

 

ここんところ、そればっかりやってました。

なんせ、エンディングの数が非常に多くて、ボリューミー。

 

でもさすがに、もう食傷気味です。

まだ本編なのに。

 

あと1人で終わりますが、この休日は、『花朧』に

戻るつもり。家族いるから、さ・・・(〃'▽'〃)

 

なので、明日の夜には、半兵衛あげられるかな~?

 

『仁義なき乙女』の方も、全部終わったら感想あげます。

こちらは、攻略きゃら別ではなく、全体の総括として。

古いゲームだから、あげる意味無い気もしますが、

自分的な記録として。。。

 

 

花朧~戦国伝乱奇~ 3.武田信玄

f:id:narico555:20170130200016j:plain cv下野紘

 

とても切なくて悲しいルートでした…。

 

史実の信玄とはイメージが全然違っていて、温厚でちょっとどもり気味の

口下手で、すごくゆっくり話すんですよね。

言葉を選ぶのに時間がかかってるようですが、非常にゆっくり、

尚且つ、間も長くって、言い終わるまでにかなり時間かかる事が多く、

正直ちょっと、じれったかったりしましたが。

 

でも凄く良かったです。

チャキチャキしていた勝家の後だけに、まるで対照的な雰囲気とキャラ。

でも、重みがあって、見ごたえがありました。

さすがに甲斐の国主ですね。責任が違います。

そして、このルートでの市姫は、良かったです。

ただ、早い段階で彼女の正体が分かってしまうため、

思い悩みながらの展開でしたが、長政の時みたいに

ヤケのやんパちのようにはならなかったのは良かったし、

自分の気持ちに気づいてからは、ただ信玄のそばにいたい思いを

迷いなく貫いていく姿には、涙しちゃいました。

最後まで、よく頑張ったね、って感じでした。

 

だけど、ねぇ…。

結局、信玄は肺を病んでるわけなので、長生きはできないわけで。

本来なら既に死んでるのよね。

それだけに、後半は今にも死にそうな状況だけに、

気持ち的にも落ち着かないと言うか、ハラハラした気持ちになってました。

ラブエンドとなっても、先立たれてしまうんだな~なんて思って、

ちょっぴり悲しかった。。。

 

そして、しもんぬの演技…。

良かったよぉ~~。

難しい役だったと思うけど、ジ~~ンと胸に沁みてくる感じでした。

普段の喋りは噛んでばかりなのに、いざという時には、噛まないどころか

強い武将らしくて、凛々しくてかっこ良かった。

過去に受けた傷をずっと背負って、穏やかで優しいけれど寂しげな信玄の

悩みや苦しみが伝わってきて…。

市との事もね。。。

結局のところ、悲恋物語って感じます。

可哀そうな場面も多かったように思うし。

 

勝家の時は、割と萌えキュンが多かったけれど、

このルートは萌えと言うより、感動、でしょうか。

そして、ツーンと胸がちょっぴり痛くて。

 

久々に、ウルウルしてしまった信玄ルートでした。

 

 

 

 

花朧~戦国伝乱奇~ 2.柴田勝家

f:id:narico555:20170129133842j:plain cv櫻井孝宏

 

織田家古参の家臣。以前は信長の弟・信行に仕えていた。

女と酒が大好きで、信長に対してタメ口で話す。

 

この人のルートは強烈でした。

すごく面白かったです。

最初は、史実の勝家らしくないキャラなので、不思議な感じでした。

豪放で大雑把なのは良いのだけど、もっと無骨で頭の堅い人だったので、

これほど軟派で派手な人って、らしくなくてピンと来なかったのですが。。。

 

そういう元のキャラを思わなければ、ここでの勝家はとっても

魅力的。櫻井さんの演技も、すごく新鮮で良かったです。

史実的には勝家は全く好きではないので、複雑な思いながら、

話の内容には夢中になりましたね。

 

史実では、長政と死別後に再婚して共に北之庄で亡くなるわけですが、

ここでは、どこまでやるのか?どういう結末になるのか?

興味津々。それに、長政との関係も気になりましたが、流れ的には、

全部やって本当に史実の最後までだった為、えらく長く感じたし、

やりでもありました。

 

二人の関係も良かったです。

勝家の、市への距離感も絶妙でしたね。

意外に思ったのは信長。

なんせ、長政ルートで、狂気に落ちたサターンのような信長を

見た後だけに、ええ~?いいの~?って思うことしばしば……。

 

そして、秀吉…。

いや~、こうやって織田家サイドから見ると、秀吉って悪いヤツだよね。

百姓から成りあがったせいか、いまだに人気者だけど、

よくよく見れば、漁夫の利を得たズル賢い簒奪者…。

この人、人格がこの時変わったよね。

そして、晩年更に変化して。。

そんなことを思いつつ、何より一番驚いたのは、勝家本人でした。

 

何か裏があるのだろうと、思ってはいたけれど、

まさかのまさか。。。

これには驚いたし、また面白かった♪

ただ、この正体、、、史実的には後年秀吉に…って結末が

待っているわけだけど、どうなんでしょうねぇ……。

 

さて。

ストーリーは面白かったのですが。

長政の時にも思ったのですが、時の流れが全く登場人物に

反映されていない!!

まぁ、主人公たちがビジュアル的に歳を取らないのは良いとしても、

周囲のさぁ~。子供とか。

なんで、最後まで子供のままなのでしょうね?

何年も経っている筈なのに。

すっごい、違和感。

 

それから、後代返しもねぇ。。。

1周目の長政の時はチャチな印象でしたが、今度は凄すぎる代償。

正直、代償が凄すぎる割に、思わしい結果が得られていない。

見える未来はほんの短時間で、前後の状況がよく分からないし、

長い時間の中で切り取られたほんの短い出来事を阻止したからって、

その結果がどうなるかも分からない。なのに、大きな代償を

求められるのってね。使う意味があるのかな?やり方を間違えれば

更に悲惨な結果になりかねないし、実際、そうなってるエンドもあるわけで。

なんだか却ってすごく不条理に思えてしまいました。

 

後代返しなんて、なくても良かったかな~。

黒狐の黒い炎が使えれば、それだけで十分でしょうに。

 

ああ、そうそう。

長政がね、このルートでは不憫で可哀そうでしたね。

史実通りにここでは政略結婚しましたが。

その時に、蒼い玉も戻ってくるのかな?と思ったけれど、

それもなかったですね。あれは長政ルートだけなのでしょうか。

 

それにしても、ここでの前半の市姫は、まるでストーカーのようでした。

いやほんと、姫らしくなさ過ぎるキャラでしたが、

長政ルートよりは気にならなかったのは、勝家の魅力のお陰かもしれません。

それほど、強烈な魅力を放っていた勝家さんでした。

 

 

 

花朧~戦国伝乱奇~ 1.浅井長政

f:id:narico555:20170123180414j:plain cv 浅沼晋太郎

 

1周目と言う事で、公式で推奨していた、浅井長政でいきました。

 

そもそも、史実的に見ても、この人が本道でしょうしね。

 

で、ざっくりした感想で言いますと、何とも微妙でした。

楽しめはしましたが、思っていたよりも薄味だった印象。

 

今回まず思ったのが、ヒロインの市の有り様。

各攻略キャラは、素敵だと思います。

それだけに、ヒロインは実在のお市の方にせずに、

よくある架空の女の子の方が、この物語の世界感に

より入りこめた気がするんですよね。

 

市と長政の取り合わせは、戦国の世では

美男美女相思相愛なベストカップルの代表みたいなもので、

政略結婚であったけど、お互いにひと目惚れのような形で

仲が睦まじかっただけに、このルートでの物語は、

自分的には凄くまどろっこしくて、物足りなかったです。

 

後半の長政は、それでも男らしくて良かったです。

でも、市がね。

いやに後ろ向きで、ああ言えばこう言う状態で、

変な所で妙に頑固でイライラしちゃいました。

あれこれ自分で考え過ぎ。で、その自分の偏った考えで

勝手に行動しちゃって、あまり共感できなかったです。

 

相手が長政だけに、二人強い愛で結ばれて、運命を

変えて行くのかな~?って思ってたのに、多いにハズレましたね。

 

そして、今回取り入れられた、作戦始動手合わせ、、。

これ、戦の臨場感を出すのが目的なのか、よくわからないけど、

無くて良かった気が。

確かに、ここを飛ばしてみると、戦すっ飛ばして結果へすぐに

辿りついちゃうので盛り上がりに欠けるのだけれど、

だからと言って、手合わせしても、3秒って制限あっても

最後の1秒で答えが分かっちゃうし、そもそも選択肢の内容が

はぁ?って思うものもチラホラあって、そういう点で

意味を感じられませんでしたね。

それなら、あえて時間制限を設けずに、普通の選択肢に

してくれた方が良かったかと。

 

そして、普通の選択肢ですが、選択肢と選択肢までの時間が

長くて、結構、ダレました。。。読みが長くって。

その割に内容は浅い感じで。

推奨1周目のルートだからこそ、あえての作りなのかと思うので、

この時点では、まだ何とも言いようもないのですけども。

 

それから、後代返し。。。

これも、ちょっと期待外れだったと言うか。

小手先でちょこっと変えただけな感じでした。

対価を払わされるのだから、もっと大掛かりなのかと思ってました。

しかも、介入した結果がどうなるのかまでは、いまいち分からない……。

う~ん、、、なんだかな……(-"-;) ??

主人公が市だけに、彼女の運命を大きく変える為に、

もっとガッツリ太い内容になるのかと思っていただけに

肩すかしを喰らったような気がします。

まぁ、この小谷城と長政の運命が逆転したってだけでも、

有り得ない訳ですから、ゲームならではなのだとは思いますが、

その後の浅井や二人の人生にまで話しが及ばないのも

物足りない一因でしょうか。

 

さて、ストーリーとは別に、絵の方はとても綺麗でしたね。

人物も良かったし、背景は秀逸だと思います。

システム設定も、各人物のボイスを調節できる機能があるのが

自分的には非常に嬉しいです。

声のトーンの違いによって、同じ音量でうるさい人と聞こえにくい人が

いるので、調節できるのは本当に助かります。

 

ただ、効果音が、ね……。

特に、足音。

急いで歩いてる人のがドタバタするのは当然ですが、

畳なのにドタバタ、女性なのにドタバタ、

ペッタペッタした足音だったりもして、はぁ???でした。

これは正直興ざめ。特にペッタペッタしたのは気持ち悪かった。

足音に関しては、もっと気を使って欲しいです。

他のゲームでも、変な足音だったりする事がよくあって、

雰囲気ぶち壊しなんですが、スタッフさんは気にならないのでしょうかね?

業界全体として、要改善を望みます。

 

そんな訳で、1周目は少々辛口な感想となってしまいました。

1周目は、いつも微妙ですね……(^_^;)

 

次は、勝家でいきます。

 

 

遥かなる時空の中で6 幻燈ロンド -総括ー

f:id:narico555:20170119153448j:plain

http://www.gamecity.ne.jp/haruka6/gentourondo/

 

フルコンプ、致しました~\(^o^)/

 

あ~、ヤレヤレ。。。

 

まぁ、手堅く、ボリューム十分に楽しめましたね。

 

このシリーズ、私は第一作の「八葉抄」が一番好きです。

最初に出た時、すごくハマりました。

ただのラブロマンスだけではなく、何より怨霊との

戦いがあることが、ゲーマーな自分には合ってたんですよね。

それでも、シリーズの回を重ねるうちに段々飽きてきて、

4辺りから、もうやらなくてもいいかも……状態だったのが

6で復活したのですが。

 

戦闘システムも新しくなり、札での戦いもわりと面白かったので、

同じ形態の今回も、当然ながら、戦う部分は楽しかったです。

無印がPSPだった為、データが引き継げないから少々不安でしたが、

その辺は全く問題なかったですね。

 

戦闘に関しては、システムも改良され、地図場面に入ってから、

行動を選択する前なら同行者の選択をやりなおせるように

なってたのは嬉しかったです。

地図を見て、敵の属性を確認してから同行者を選び直せて、

とても戦闘がしやすくなりました。

それと、梓に限っては、地図上でいつでも札を選択しなおせるので、

これまた敵の属性に応じて変えることができ、良かったです。

以前は、属性の不利な相手とも戦わなきゃならない事も

少なく無くて、苦戦する事もあったけど、今回はそれもなく。。。

 

それと、同行者同士の奥義システムも戦いを楽に進められて

良かったですね。

ただ、進化札は、前半は良かったのだけど、奥義を使うと

バンバン取れたりするので、後半は必要なくなってしまい、

それが出る度に、イライラしちゃいました。

だって、捨てるしかないんですもん。

せめて、最終進化後は、強化札に変わるとかしてくれたら

良かったのにねぇ。

今回、この進化札登場のせいなのかは分かりませんが、

強化札の獲得率が低かったたと思います。

まぁ、購入させる意図があったからかもしれませんが。

でも元々多い攻略数の上に、更に人数が増えたから、

購入しなくても、後半までくると、かなり強く育つんですよね。

まぁ、全札マックスとまではいきませんから、

そこまでさせたい人は購入するのかもしれませんけど、

どうなんでしょう。いらっしゃるのかな?

早くから強くしたい人は購入するのか?

でも、前のデータを引き継いでるのなら、十分な気がします。

引き継げていない私でも、満足してるくらいだし……。

 

後は矢張り、面白くても、10通り以上もやっていれば、

飽きてきますね……。

特に、共通ルートの前半は、イベントが少なくて、

戦ってばっかりだったので、段々だれてきてました。

 

今回、前作の無印よりも、話しの内容も薄い感じだし、

イベントも少なめだったと思います。

目標設定も低めだったせいか、すぐに目標も達成し、

イベントもあまりなく、強化札もなかなか高ポイントの方が

出ない為、何度もセーブ&リロードを繰り返したりして、

その辺が、とても退屈に感じられ。

 

個別のイベは、それぞれに内容は悪くはないのですが、

次のイベとの間が長いせいか、気持ちがあまり

盛り上がってこなかったです。

間延びした感じ……。

それから、梓のキャラが、いまひとつ統一感が無かった気が。

え?って思う言動が目立っていたように思います。

攻略対象達も、いまひとつ覇気が無いと言うか……。

 

虎なんか、毒気が抜かれてしまった感じがしましたね。

そんな中で、今回はよく活躍して良かったと思わせてくれたのは九段。

子どもッぽ過ぎて、全然男性って感じがなかった前作よりは、

大人の男っぽさが出て来てたし、星の一族の長として頑張ってました。

コハクは相変わらず健気でいい子だったし、前作の現代エンディングは

可哀想だったので、今回のは良かったと思いました。

有馬も、なかなかキュンさせてくれましたが、何より後半の

強制退場状態は、ちょっと可哀想かと。

彼が欠けた状態での他の人ルートは、本当に寂しかったです。

 

そして、今回、誰より良かったのは、矢張り萬ですね。

新キャラだけに、新鮮だったし、一番活躍したキャラでした。

彼の為の物語だったと言っても良いくらい。

そしてガッカリだったのは、藤堂さん。

安い感じのキャラでしたね。セレブなのにwww

解決方法は、各ルートで色々バリエーションがあって、

まぁよく考えたよな~と、感心もしましたが、

散々な事をしておいて、ちゃっかり助かったりしてるエンドは、

どうにもイケ好かないと言うか、ムカつきました。

深く反省してるならともかく、なんかサッパリしてると言うか、

平然としていると言うか、簡単過ぎるよ~と思いました。

もう少し、深みのあるキャラなら良かったのに。

単なる自己中のワガママ坊やにしか思えません。

 

 

そんな訳で、人数が増えた分、ボリューミーではありましたし、

戦闘面やシステム面では良かったのですが、如何せん、

やはりシナリオに物足りなさを感じました。

前作の無印の方が、やりでがあったし、充実感もあったかと。

 

あとですね。

FDでなくてもいいから、前作の大団円ルートの続き、ではなく、

各人の個別ラブエンドの続きとして作って欲しかったです。

この短さで、またラブエンドへ持ってくのは、矢張り過程として

薄味になるのは仕方ない。

自分としては、前作の、結ばれた後の続きの、新たな冒険劇を

期待していたので、そうでなかったのが残念でした。

各人、過去からの色々な事情を抱えていて、それを知り、

一緒に乗り越えて結ばれた熱い過程があっただけに、

また一からやり直しってのはね。

恋人、婚約者となった関係から、二人の絆と仲間達との絆を

更に深めて行く形で今回の事件に挑んだ方が、もっと

面白かったように思うのですが、どうでしょう……。

 

で、新婚ドラマは後売りって……。

1つもDLしませんでした。

興味は非常に湧くけれど、なんか勿体なくて。

一番欲しい美味しい部分を、こういう形で持ってくるのは

ズルイ気がします。

 

なので、今回の評価は 3.8……くらいかな。微妙です。

面白かったし、長く楽しめたのですけどね。

あと、最近は早期予約特典が付くゲームが殆どなのに、

これにはそれが無かったのも残念でした。

色んなボックス販売で展開してたからでしょうけれど、

なんかケチくさい気が…………(-"-;) 

 

萌えキャラ順位は、

 

1位 萬

2位 ダリウス

3位 有馬

4位 ルード

5位 コハク

 

それとは別に、萌え無かったけどエールを送りたいのは九段。。。

 

無印が良かった分、見劣りしてしまった気がする今回でした。

 

 

遥かなる時空の中で6 幻燈ロンド 10.藤堂尚哉&大団円

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cv 近藤隆

 

帝都有数の財閥「藤堂コンツェルン」の跡取り息子。

復興事業に携わる裏で、何かを企んでいる……。

 

この人のは、単独でのルートではなく、

大団円とセットになっていた感じでしょうか。

一応、攻略対象となっていない為、隠れ攻略キャラと

言えるかもしれません。

多分、萬が終わらないと、この人のエンディングを

迎える為の藤堂イベントが発生しないみたいですね。。。

 

少々ネタバレになりますが、大団円と殆ど内容が一緒で、

最後の方の、ある選択が1つだけ違うのみ、なんですよね。

それだけの違いでの、2つのエンディングは、

どうなの?と思いました。

そもそも、藤堂エンドも、ラブエンドとは言い難いです。

そりゃそうですよね。

そうなる過程が殆ど無いんですもん。

僅かな追加されたイベントだけ。

ただ、このルートだけを見れば、藤堂の酷さは

梓には分からない事で、この人の計画も最後は知るわけだけど、

他のルートで働いて来た無体で性悪な面は見てないから、

彼の事情に同情もするだろうし、口説かれれば

ドキドキもするんでしょうけれど……。

 

でもねぇ。

正直なところ、9つのルートで、散々、酷い面を

見せつけられてきただけに、もうここまで来ると、

この人のルートなんて、いらないよ~って思っちゃうんですよね。

しかも、大団円と結果的には変わらない。

大団円だけで十分でした。

 

イベントでの、甘い囁きやセリフなんかは、

さすがに声がが近藤さんだけに、ドキッとさせられたし、

美味しくはありましたが、とにかく藤堂のキャラが酷過ぎて、

事情があっても、同情できないほどの自己中さ、だったから

萌えれませんでした。

それにこの人の台詞の言葉使いも、タメ口が過ぎて

チャラくて、27歳とは思えない子どもっぽさも感じられて

早々に不快感……。

 

最初はビジュアル的にも、cvの近藤さん的にも、

期待してたのに……。

敵の存在であっても、ダークなりの魅力ってありますよね。

それが、今回は感じられなかったので、残念でした。

 

さて。

これとは別に、通常エンドなるものもあって、そちらは

バッドエンド的な終わり方でした。

これで全て終了。。。

あとは、強敵で出て無いのがある為、フルコンプすべく

もう少し頑張ります。

フルコンプした所で、総括、あげさせてもらいます。

 

 

遥かなる時空の中で6 幻燈ロンド 9.萬

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cv 下野紘

 

未来から来た、自動人形(オートマタ)。。。

 

黒蓮として黒龍の神子を守る為にやってきたと名乗り登場した青年。

記憶を失っていて、人間的な感情も薄く、敵を排除するのが唯一の

目的で、その為に相手構わず攻撃する、、、最初はちょっと

やっかないな存在でしたが。。。

 

この人は、今回の物語のキーマン的な存在でしたね。

人工的に作られた、人間に限りなく近い、けれどかなり

頑丈な体に、黒龍から魂を与えられたとの事で、

最初は何も知らない子どもと言うか、まさにロボットのようでしたが、

段々と人間的な感情が芽生えて、しかもとっても純粋というか、

優しいんですよね。

だからこそ、記憶を取り戻してからは過去の自分を悔み、

また、藤堂との間で揺れ……。

 

他の人のルートでも、萬の動きが後半のネックとなっているので、

本人ルートでは、果たしてどうなるのか、とても興味がありました。

ここまでやってきていれば、萬の事情は殆ど分かってるようなものなので、

だからこそ、一層、萬の想いがせつなくて……。

そして、これまでも他の人のルートで、藤堂の事情が其々に

明かされてきていましたが、ここでは一層の深い想いが描かれて、

それゆえに萬の悩みも深くなり……。

 

元々人としての育ちも無い分、とっても純粋な萬だけに、

最初のうちは想いもストレートで、それが凄く微笑ましくて

共通ルートでの萬のイベントは初々しくてドキドキでしたが、

後半はもう、重くて重くて、ハードな展開でした。

最後はハッピーエンドになると思いつつも、そこまでの展開は

辛くて、涙が出てしまいました。

何て言うか、究極の愛って感じでしたね。

胸が熱くて痛かった。

 

そして、しもんぬの抑えた演技……。

そんな中に含まれる感情の起伏。。。

ほんと、スキ……(*ノェノ)

去年やった、24時のシンデレラのフェザーを思い出しちゃう。

元気な少年役が多いけど、自分的には、こういう役の方が

好きですねぇ。せつなさが募る。

 

全体的に、個別は少々短いなと感じていましたが、

このルートは長かったと思います。

二転三転する感じで、二人きりでの戦いや

一人きりの戦いもありました。

なので、やはり順番的には後半でしょう。

っていうか、八葉全員終えてからの、この順番で

自分的には正解だと思います。

 

あ~、それにしてもなんか、鷲掴みにされちゃった感じです。

ダリウスでも、かなり余韻があったのですが、

萬は更にですね。

ちょっと虚脱感……。

暫く、浸っていたいです。。。♡♡♡

 

 

遥かなる時空の中で6 幻燈ロンド 8.ダリウス

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cv 鈴村健一

 

鬼の首領……。

 

自分にとっては本命だからか、キュンキュンでせつなかったです……。

 

鈴さんのファンになったのも、全てはダリウスから始まった。

数々の鈴さんが演じたキャラ達の中で、ダリウスがダントツで

大好き……。もう、溜息出ちゃいますね。

 

他の人のルートでも感じてましたが、前作での自分がした事について、

ものすごーく罪悪感を持っていて……。

そのせいなのか、梓と微妙な距離を置いていたダリウスですが。

 

そんなダリウスが、ほんと、せつなくて、放っておけないですね。

鬼に対する偏見を破って、一族を呼びよせて人間と共に

暮らしていきたいって夢を叶えるべく、努力してて。。。

 

この辺は、ルード君のルートと少し内容が被ります。

ただ、メインで進めているのはダリウスなので、

ルードルートで見えなかった部分がはっきりクローズアップされ、

ダリウスの苦悩がより明確に示されました。

 

紳士的で物腰が優雅で優しいダリウスだけど、本当に繊細で、

或る意味、ちょっとネガティブだったりして、

何かと言うと、自分の責任と捉え、それが非常に重くって、

その為に自滅していきかねない危うさを抱えてて。

 

そんなダリウスに対して、諦めずによく向かっていった梓でしたね。

あっぱれでした。

ダリウスとは、前作でも色々あって重かっただけに、

その分、今回も覚悟はしてましたが、やっぱり泣かされました。

全ての罪を一人で背負おうとするダリウス。

その決意は一見固そうなんだけど、案外、思うほどには頑固ではなく、

梓には逆らえない所は、ちょっと笑えました。

 

それにしても、やっぱりダリウスは、全力で支えてあげたいと

思わせてくれる人ですね。

大好きです♡

 

 

遥かなる時空の中で6 幻燈ロンド 7.里谷村雨

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cv 安元洋貴

 

カフェ「ハイカラヤ」に寄宿している、元小説家で情報屋。

執筆業をやめ、政治家を目指し活動している。

 

前作で、ヒロイン梓と同じ時空から飛ばされてきた事情が

明かされていたから、すっかり梓だけは知ってるものと

思ってたら、個別ルートじゃなく大団円ルートからの

引き続きだから、その辺の事情を梓は知らない設定でした……。

 

でも、これだけやってると、こっちは知っちゃってるから、

今更明かされても当然ながら新鮮味もないし、

なんか、そうだよねーって冷静に観れちゃうというか、

むしろじれったかったりして……(^_^;)

前の時空での過去話しに関しても同じ。

 

この人、一人だけ35だか36だかで、梓と20歳ほど

離れている為、前の時もだけど、どーにも違和感と言うか

素直に入って行けなかった。

ただ、前作では、その年の差と村雨の過去の事件が

大きな精神的な障害となってたからか、割と村雨、頑固な

傾向にあったように思うのですが、今回は、その辺での

引っ張りは無く、梓との間での自身の気持ちの変化は

普通に受け入れていた感じでしたね。

 

それと、政治活動をしているせいか、前作では、

一人だけ、他とは全然違う視点と展開だったので、

今回も、政治活動的なアプローチなんだろうと予想してました。

で、確かに、そういう側面が押し出されていたストーリー運びでは

あったのですが、矢張りなんか浅い感じで。

展開が簡単と言うか、あっさりと言うか。

事件の解決の方法も、簡単な印象でした。

他の人では、せつない感を掻き立てるような内容で、

それでもマジックのような手法で終わらせたって感じでしたが、

そのマジックすら、この人には無かったのが、意外と言えば

意外だったでしょうか。

まぁ、村雨だけは、他の人達とは異質な存在だけに、

終わらせ方も、わざと、なんでしょうけどね。

 

それにしても、ハラハラドキドキ感が全く無い内容でした。

キュンする所と言えば、帽子を被って無い村雨のスチルくらいでしたね~(^_^;)

この人、あのハンチングのような帽子、被らない方がステキなのに……と、

前作の時から強く思っていました。

被ってるとオッサンくさい。被らない方が若々しいし、

美形が際立つのにねぇ……。残念だわ~。