narico555のブログ

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遥かなる時空の中で6 幻燈ロンド 7.里谷村雨

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cv 安元洋貴

 

カフェ「ハイカラヤ」に寄宿している、元小説家で情報屋。

執筆業をやめ、政治家を目指し活動している。

 

前作で、ヒロイン梓と同じ時空から飛ばされてきた事情が

明かされていたから、すっかり梓だけは知ってるものと

思ってたら、個別ルートじゃなく大団円ルートからの

引き続きだから、その辺の事情を梓は知らない設定でした……。

 

でも、これだけやってると、こっちは知っちゃってるから、

今更明かされても当然ながら新鮮味もないし、

なんか、そうだよねーって冷静に観れちゃうというか、

むしろじれったかったりして……(^_^;)

前の時空での過去話しに関しても同じ。

 

この人、一人だけ35だか36だかで、梓と20歳ほど

離れている為、前の時もだけど、どーにも違和感と言うか

素直に入って行けなかった。

ただ、前作では、その年の差と村雨の過去の事件が

大きな精神的な障害となってたからか、割と村雨、頑固な

傾向にあったように思うのですが、今回は、その辺での

引っ張りは無く、梓との間での自身の気持ちの変化は

普通に受け入れていた感じでしたね。

 

それと、政治活動をしているせいか、前作では、

一人だけ、他とは全然違う視点と展開だったので、

今回も、政治活動的なアプローチなんだろうと予想してました。

で、確かに、そういう側面が押し出されていたストーリー運びでは

あったのですが、矢張りなんか浅い感じで。

展開が簡単と言うか、あっさりと言うか。

事件の解決の方法も、簡単な印象でした。

他の人では、せつない感を掻き立てるような内容で、

それでもマジックのような手法で終わらせたって感じでしたが、

そのマジックすら、この人には無かったのが、意外と言えば

意外だったでしょうか。

まぁ、村雨だけは、他の人達とは異質な存在だけに、

終わらせ方も、わざと、なんでしょうけどね。

 

それにしても、ハラハラドキドキ感が全く無い内容でした。

キュンする所と言えば、帽子を被って無い村雨のスチルくらいでしたね~(^_^;)

この人、あのハンチングのような帽子、被らない方がステキなのに……と、

前作の時から強く思っていました。

被ってるとオッサンくさい。被らない方が若々しいし、

美形が際立つのにねぇ……。残念だわ~。