悠久のティアブレイド -Lost Chronicle- 5.ロウ
cv 松岡禎丞
3000年前に滅びた古代王国ユニオンの王子様。
そして、人類の為に、永遠に生きる事を課された彼……。
もう、ロウは、最初から可哀想で仕方無かったです。
だって、彼の意志とは関係なく、半ば強制的に課されてしまったようなものでしょう。
イヴはそれに巻き込まれてしまったようなものだけど、
ロウの誘いに自ら引き受けた分けなので、選択肢はあったわけで。
選択肢の無かったロウとは違うよね。
なので、ただひたすらに、彼が憐れでねぇ。
長い間、ずっと一人でイヴを探し続けて。
おかしくなっちゃうのも当然だと思うし。
何て言うか、彼だけが過去の願いにずっと囚われ続けていたわけで。
ロウはそんな状況なのに、一方のイヴは半ば眠りつづけ、
生きてる方は忘れちゃって、或る意味別の人生を歩きだしちゃってるし。
ロウだけが、取り残されてきたって感じ。
あ~、私、大対アリスですっかり松岡クンが好きになってしまったせいか、
最初からロウには思い入れもあり、切なくて悲しくて、早く幸せな
結末を迎えさせてあげたいと、ずっと思ってしまってました。
松岡クン、ほんと、こういうちょっと狂気入ってる少年系の役、
お似合いと言うか、上手いと言うか、ハマってるよね。
まぁ、アニメの方のソーマも好きなんだけどさ。(^_^;) (余談)
最初の方は、ヤジュルと共通なルートだったので、かなり飛ばせました。
ヤジュルも、このルートでもせつなかった。
この前にヤジュルをやってるからこそ、事情を知ってるからこそ、
一層、せつなかった…………(:_;)
だけど、かなり後半まで、ロウとは戦っているので、
その辺、ちょっと辛かったかな。
そして、一体、どう結ばれるのだろう??と思ってたんですが、
あぁ~、こういう形なのね、、、と、なんか良かったような
物足りないような、ちょっと複雑な感じ。
まぁ、ロウの想いは遂げられたので良かったんだけど、
後半はちょっと、傍観者的にハラハラと見てましたね。
ハッピーエンドではあっても、最初のシュドやアタルヴァの時のように、
純粋に晴れバレした気持ちにはならないエンディングだったと思います。
その分、話しが深まったとも言えるのかもしれませんが。
だけど、ロウってば、どうして髪の毛、白いのかしら?
短くなってるし。
切ったんでしょうけど、色は?
あまりの苦労の連続で、マリー・アントワネットのように白髪になったとか?ww
その辺、このルートで分かるのかな、なんてちょっと期待したんだけど、
全く持って触れられず。
そこは、どーでもいい事だったのかしらね?
私は非常に興味があったのですが(^_^;)
あ~、だけど、不老不死だから、永遠の15歳、なんだね。
大人のビジュアルには、ならないんだね。
表情が老けこんでる……なんて、イヴは評してたけど……グワハハッ!
まぁ確かに、ユニオン時代とは表情、違うけどねーwww
当時の幼げな顔よりは、老けこんでる3000年後の方が好きだな。
後半、戦いがハードでしつこかったせいか、読んでるだけなのに
ちょっと疲れましたが、物語の全体像がほぼハッキリして
良かったです。
戦ってばっかりだったせいか、キュン萌えシーンはあまりありませんでしたが。
さて。
いよいよ、真相ルートへ…………。