悠久のティアブレイド -Lost Chronicle- 4.クレイドル
cv 柿原徹也
ネオスフィアの管理AI……。
管理AIが何故、攻略対象…………?
ちょい、理解できません。
記憶の無いイヴだし、ずっと一緒に暮らしてきた相手でもあり、
色んな事を知ってるんだろうし、謎もあるのでしょうけれど、
でも、所詮、相手はコンピューター。
3000年も一緒に暮らしてきた相手なのに、今更、恋愛かよ。。。。
そう思います。
しかも、後半、人間型になるわけですが、何故2人。
しかも、大人と子供……。
大人はイケメンだし、子どもは凄く可愛いけれど、
そこまで、ずっと管理AIとして行動を共にしてただけに、
キュンも萌えも湧きませんでした。
彼女にとって、一番大事な存在であるって事は分かるんです。
彼がいなかったら、今の自分はないわけだし、物質的な面だけでなく、
精神的にも支えになっていたとは思います。
でも、無くてはならない存在=恋……???
まだ、機械のボディのうちに、それを少し認識するようなシナリオに、
この先に人間型になった時にスムーズに恋心となる為の伏線だろうと
ミエミエだったし、そもそも、そんな事自体にはぁ???だったし。
クレイドルのルートがあった事で、確かに分かった事も
それなりにあったけれど、それは何もこのルートでなければ
描けない話しでも無かったとも思うし、2人化した事も含めて、
このルートは、ちょっと、無くても良い、オマケ的なルートだな、
と感じました。
話数も他のルートよりも少なかったし、前半の殆どが既出で
スルーできる為、所要時間も凄く少なくて終わりました。
楽~~なルートでしたね。
ストーリーも想定内の予定調和的で、肝心な所はちょっと
ご都合主義っぽかったし。
声のカッキーは、自分は基本的に好みではないのですが、
機械ボディのクレイドルは合ってたと思います。
人間型になった途端、彼独特の甘ったるさが、自分的には、
あんまり……でした。
彼は、こう言ったらファンの方には申し訳ないのですが、
イケメン役より、特殊なキャラの方が、逆に良い気がしますね。
声が良過ぎるだけに、正統なイケメンだとかえってね。盛り過ぎ感?
親指姫の白鳥さんは、凄く良かったです。
今回も、或る意味、一人複数役って事で良かったし、
ご本人も、そういう方が面白くて好きと仰ってましたが、
もう少し、ギャップのある複数役の方が面白かったように思いますね。
乙女系の面では、萌えもキュンも殆ど無いルートでしたが、
お話し的には、物足りなさがあるものの、まぁまぁ良かったかな、とは思います。
クレイドルは、他の人のルートをやっている間も、妙に好感が持てると言うか、
ちょっぴり可哀想で同情を呼ぶキャラではあったので、
幸せになって良かったです。