narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

CharadeManiacs 4.茅ヶ裂マモル

f:id:narico555:20180819211112p:plaincv:浪川大輔

 

物腰柔らかで礼儀正しい大学生。

争い事を避けようとする温和な人物。

困った時にはいつも助けてくれる。

 

なかなかネガティブな人でした。

共通を見てても、実に温厚で

どちらかと言えば地味と言うか

あまり目立たないキャラだし、

優しくて王子様のような男性。

 

でも、出てきた時の行動からは、

どこかコンプレックスのような物を

抱いている感じで、生きる事に無気力な、

慾をあまり感じられない弱弱しいタイプ

って感じで、やっぱり予想通り、

色々と拗らせていましたね。

 

彼の背景が分かると、その拗らせぶりも

理解できるのですが、ちょっと湿っぽくて

萌えどころが分かりませんでした。

イケメンの優しい大学生って、ちょっと

ステキって思わなくもないけれど、

この人物には最初から自分的には魅力を

感じなかったのもあり、後半気持ちが

通じ合った後も、あまり甘い気分にはなれませんでした。

 

話としては面白かったです。

 

CharadeManiacs 3.獲端ケイト

f:id:narico555:20180819140149p:plaincv:前野智昭

 

真面目そうだが口が悪い、

同じ高校の同級生。

料理が得意。

 

この人は..........、自分的にはとっても辛かったですね(;^_^A

もう、口が悪くて意地悪過ぎて、

究極のツンデレって言うか、リアルでこういう人と

お近づきになりたくないですぅ~~。。。

 

ヒロイン・ヒヨリちゃん、、、これでもかっって

言うくらい酷い対応されてるのに、

よく関わるな~って感心でした。

自分なら心が折れる..........。

 

そんなケイト君ですが、何か原因があるんだろうと

分かるものの、なかなかの頑固者なので、

ほんとキツかったですが、最後は良い感じで

まとまりましたね。

ここのルートでは、他の人物の怪しさが増したり、

新たな秘密が分かったりと、謎の部分でも

楽しめました。

 

全体共通後、3つのグループに分かれるのですが、

各グループから1人ずつ順番にプレイして、

これで一応、3つのグループ全部を終えましたので、

次回からは、グループ共通部分でのスキップも増えて、

更にプレイ時間が短縮されるのかな、と思うのですが、

それだけに、次に誰をやるか非常に悩みますねー。

 

みんな興味深いキャラばかり。

糖度は低いですけど、面白いです♪

 

CharadeManiacs 2.萬城トモセ

f:id:narico555:20180818171700p:plaincv:鈴村健一

 

主人公と同じ高校の1年生で、幼馴染み。

クールなキャラだが、主人公に対しては

とても過保護。

演劇部に所属し、役者を目指している。

 

2周目は矢張り予想通りに短めで初回の

半分くらいの長さでした。

共通部分が割と長いんですよね。

とは言え、ここでの選択によって個別の

分岐に影響するので、すっ飛ばす事はできず。

まぁまだ2回目なので、復習になりますが、

この後これを7回繰り返すのかと思うと、

ちょっと.....な感じではあります。

 

そして、このルート..........。

予想以上に重たいと言うか、ドロドロ感と言うか。

幼馴染み相手でありがちな、超ニブチンな主人公と、

気づいてもらえない可哀そうな彼の構図で、

正直な所、大好きな鈴さんのキャラが幼馴染と

発売前に知った時点でちょっとガッカリしたのですが、

やっぱり少々、残念でしたねぇ..........。

 

キョウヤではサスペンス色が強かったですが、

このトモセでは、もう2人の関係の行方に

特化されたと言っても良いくらい、でした。

とにかく、トモセの気持ちが強すぎて、

自分的には、こういうキャラはお断りですね。

とにかく、自分の気持ちを押し付け過ぎ。

病的に感じました。

幼馴染みで、異性としての気持ちを持ってない相手から、

ここまで強引に押し付けられて迫られて、

思い通りにならない事で不機嫌になったり等、

非常に困ったちゃんなので、普通なら引くと思います。

すっごく、ウザく感じてしまった..........。

 

そして、ヒロイン。。。。

こちらも共感できなかった。

幼馴染みとしての関係が心地良いから、相手の気持ちに

気づきながらも気づかないふりして逃げている.....。

最初は超ニブチンなんだと思ってました。

誰が見ても分かるほどのトモセの態度。

って言うか、言葉でも結構、ハッキリと言ってるのに

まともに取り合わない。

その度に『幼馴染みとして大切』とか『弟のように大切』とか、

これすっごく残酷ですよね。

 

なので、どっちもどっちって言うかね。

トモセの自己中で強引なのも嫌だし、ヒロインの

気づかない振りの自己中も嫌で、ちょっとウンザリでした。

面白くない.....っていうか、楽しめませんでした。

 

色々な問題にさらされて、最終的には二人とも

成長してめでたし、でしたが、あまり好みな

終わり方でもなかったですねぇ。。。。

 

なんにせよ、幼馴染みキャラって、大体が最初から

彼女が好き、もしくは、彼女の方が彼を好きって

感じで、初めから筋ができちゃってる感が強いので、

話の展開も大体読めちゃうし、もういい加減、

こういう設定はやめて欲しいなぁ~と改めて思いましたね。

 

 

CharadeManiacs 1.明瀬キョウヤ

f:id:narico555:20180818083201p:plaincv:斉藤壮馬

 

技術高専に通う青年。

元気で真っすぐな熱い性格。

正義感が強くムードメーカー的な存在。

運動神経が優れている。

 

舞台は、人々の生活がシステムによってより快適に、
より幸せに活動できるようになった近未来―

夏休み間近、平穏な日々を送っていた高校二年生の主人公。
幼馴染と下校している時に、突然目の前に現れた謎の人物に
奇妙な世界へと連れ去られてしまう。

気付いたときには、自分と同じ状況の人間が9人。

異世界から現実世界に戻る為にドラマを演じる事に。

しかし、10人の仲間の中に自分たちをこの世界へ連れてきた
『裏切り者』が紛れている事実を突きつけられてしまう。
『裏切り者』の目的は?ドラマが行われる本当の理由は……。

 

まずは初回.....。

なかなか面白かったです。

乙女ゲーム色は低くって、サスペンスミステリー色が

強いゲームでした。

異世界配信って謎の配信のキャストとして

異世界へ連れ去られた10人.....。

異世界配信自体が都市伝説的で謎な上に、

過去にキャストとして出演した人たちは

誰一人として元の世界へ帰れていない事実を

突きつけられ、更に仲間と思われた人間たちの中に

裏切者がいる.....。そう言った、謎の多いドラマで、

誰が裏切者なのか?ネタバレにならないよう、

公式さんからアナウンスされているので、

ブログでも、その辺を避けた感想を上げなければなりません。

 

まぁ、一応、基本的に公式で発表されている以上の事を

書かないよう、普段から気を付けてはいるので大丈夫とは

思いますが、そんな訳なので、感想はこれまで以上に

抽象的になってしまうかもしれません。

 

攻略制限が掛かってるそうなので、初回を誰にするか

とても迷いましたが、筆頭さんになっている明瀬キョウヤは

大丈夫そうだったので、最近お気に入りの壮馬クンでもあり、

キョウヤからスタート。

 

近未来って事で、全てが情報管理されている世界。

そういった世界観はなかなか興味深くて面白かったです。

すっごく便利で良いなと思う反面、個人の健康状態など、

細々とした全ての情報が管理局と直結しているので、

怖い世界だな、とも思いましたね。

そんな中で異世界配信の為のキャストとして

色んなジャンルのドラマを演じなければならなくなった

わけですが、劇中劇となっているので、これがなかなか

面白かったです。1つ1つが短いのですが、

固定キャラが別のキャラを演じてるので、

また別の魅力が感じられて良かった。

 

そして、そんな中でも演じにくい、演じたくないシーンも

あり、拒否するとペナルティを課されるのだけれど、

その内容がなかなか厳しいと言うか残酷.....。

元の世界へ早く帰りたい為に、異世界の事を調査しながら

共に生活する内容は、それぞれのキャラの個性が

興味深くて、謎を知りたい気持ちも相まって面白かった。

 

キョウヤとは、同じ情報班のメンバーとして

一緒に色々と調べていくうちに親しくなり、

いつの間にか好意が恋愛感情へとシフトしていく感じで、

後半はキョウヤ自身の謎の背景が絡んできて、

二人の仲も深刻になっていくのですが、このキョウヤの

謎の背景は、ちょっとビックリでしたね。

キョウヤ自身、とっても明るくて頼りがいのある

ステキな男子だったけど、その行動から、

どこか謎めいてもいる印象ではありました。

この辺の伏線の張り方は、なかなか上手いなと思います。

 

最後は、ざっくりとした感じで取りあえずは

解決したって感じで終わりましたが、残り8人.....。

其々にこんな風な感じで出来ているんだろうと

思いますが、裏切者に行き当たるのは

どの時点になるんでしょうねぇ.....。

 

長さは思いのほか短く無かったです。

攻略人数が多いと、1人あたりの時間が短い事が

多いですが、初回とは言え1日かかりました。

2周目以降は共通などの被りがある分、大分時間は

短くなるかな、とは思いますが、やりごたえはありましたね。

あと、他の人はまだ分かりませんが、キョウヤのCGは

物足りない物ばかりでした。

もっと良いシーンが欲しかったですね。

そこがちょっと不満です。。。

 

 

お菓子な島のピーターパン 7.真相(ピーター)&総括

f:id:narico555:20180816132351p:plain

https://www.jp.playstation.com/software/title/vljm35182.html

 

ピーターと誰か1人を攻略すると開放される

真相ルート。

真相って言うと、大抵は大団円的な内容ですが、

ここではピータールートの真相なので、

最終的には、ハッピーエンドはピーターと

結ばれる形になっています。

それだけに、あえて別立てにしなくても

良かったんじゃないのかな~って思いました。

大筋的にはピータールートと被る為、

既読スルー量が大量..........。

 

本人のルートで大体、この世界についての

予想はつくと思います。

あとは、ウエンディとピーターの過去の

詳細が明かされるのと、その背景を背負った

ピーターの心の闇ってところでしょうか。

 

まぁ、可愛そうなピーター=パンではありました。

生い立ちを知れば、あれだけの好き勝手で

強引な行動や思考傾向も、成程納得なんでしょう。

まさに教えてくれる人もいなければ、

愛情をかけてくれる人もいなかったから

当然とは言え、やっぱり同情はしても

愛情はあんまり湧いてこないんですよね..........。

 

既にプレイされている他の方々も、

ピーターに関しては好きになれない方が多いみたいで、

その辺は、よく分かります。

嘘はつかないけれど、あまりに常識外れと言うか、

人間らしい思いやりが欠如しているし、

傍若無人でワガママ過ぎる。

私はピーターを初回でプレイしたので、

そういったピーターの色々な背景がある程度

分かって2周目以降プレイした訳ですが、

それでも、分かっていても、他のルートでの

ピーターの行動は、やっぱりどうにも酷くって。

なので、そんなピーターを5回も経験してから

最後にピーターをやると、背景を知っても

嫌いなままで、同情度も低いかな~って思いますね.....。

 

真相ルートで全エンドを見ると、おまけで

エキストラエンドをおまけの回想シーンから

見られるようになります。

真相エンド自体が、ちょっとエエッ?って内容で、

その続きとなっていましたが、何とも言えない

終わり方だったかな、と。

ネバーランドの存在自体を思うと、こうなっちゃうのかな、

って感じでしたが、ちょっと曖昧な印象でした。

それに、ピーターの存在自体も結局ファンタジーなままで、

どういうカラクリなのかは分からないままだし。

 

 

これで全コンプ、結構ボリューミーで

やりごたえのあるゲームでした。

攻略人数が6人な上に、一人一人の量も短くは無く、

良かったです。

キャラもそれぞれに面白かったし。

主役のピーターはイマイチ感でしたけどね。

 

一番魅力的だったのは、フックかな。

フックルートが一番面白かったと思います。

フックは人物もお話も両方良かった。

 

次に良かったのは妖精のティンク。

ティンクはピーターに近くて酷いキャラで、

他人ルートでは、ウンザリする程の酷さだけど、

本人ルートでは、そんな彼が人間らしい感じに

変わっていくのがとても良かったし、元々が

ステキなビジュアルだけにキュンときました。

 

兄弟たちも良かったです。

兄のジョンは、お話が面白かったけれど、

キャラ的には、ちょっとウザいタイプ..........ww

マイケルは、キャラは最高なんだけど、お話的には

物足りない感でした。

 

そして、シザー。。。

この人は判定しにくい感じ?

壊れ方が尋常じゃなく、あまりに人非人過ぎて.....。

萌え要素は所々にあるし、後半の両想いに

なってからは、熱さと可笑しさが愉快でもあったのですが、

全体としてはビミョー、、、でしたね(^▽^;)

 

システム的には普通かな。

選択肢ジャンプが無いのと、デフォ呼びでは無い所が

ちょっと残念でした。

絵も綺麗でしたし、良かったと思います。

評価としては3.5な感じでしょうか。

ヒロインがちょっとね。あまり好きになれなかったので。。。

審査員である為に害される事がないのを笠に着て

言いたい放題の強気発言炸裂って感じなので、

あまり好意が持てなかったです。

彼女が何故好かれるのか、理解できませんでした。

そういう面を除けば、登場人物たちは面白くて

世界観も面白くて良かったな~と思いますね。

 

 

 

お菓子な島のピーターパン 6.マイケル=ダーリング

f:id:narico555:20180815175510p:plain cv:立花慎之介

 

ウエンディの下の弟で甘いお菓子が大好き。

ジョンと同じで血は繋がっていない。

明るくて陽気で前向き。

 

末っ子で甘えん坊気質で天真爛漫、なようでいて、

周囲の事をよく見ていて、よく分かっていて、

無邪気なようで案外、こすい面があると言うか.....、

頭の堅い姉兄よりも柔軟性があって、一番年下なのに

一番精神的に大人なキャラだったと思います。

 

このキャラ、大好きなんですよ。

初回ルートから、この子が一番のお気に入りでした。

このキャラが、登場人物の中で一番人間性

豊かで、一番まともだと思います。

そして、誰より姉の幸せを願っている為、

彼女の為に色々と意見したり、最後は別の男を

好きになる彼女を応援したりと、本当にいい子で。

自分の恋情を隠しながらも、あぁ~本当に

好きなんだなぁ~と思わせる部分もチラ見えで、

それだけに、本人ルートが非常に楽しみでした。

 

そんな本人ルート。。。

マイケルに伴われて、ネバーランド

ウエンディは楽しく過ごすようになるのですが、

どこまでいっても姉と弟の意識から抜けれず.....。

その辺がちょっと焦れったかったです。

やっぱり、末弟って事で少し年の差があるからなのか?

ジョン相手の時の方が、もう少し進展があった気が。 

なので、全体としてはちょっと物足りない感でした。

ところどころ美味しいシーンはあるにはあるのですが、

ウエンディは姉弟としてのスキンシップとしか

思っていないのでね。すっごくニブチンww

 

そしてマイケルが自分の気持ちを吐露するシーンは、

すごく胸キュンでした。

マイケルの普段のセリフの調子がとっても

面白いんですよ。すごく抑揚のある、変化に飛んだ

セリフ回しで、そこからして初回から面白く

魅力的でした。 不思議の世界に来た事に対する、

冒険心に溢れた楽しそうな感じがよく現れていて、

堅くてちょっとネガティブな姉と兄とで

バランスが取れていました。

そんな、明るく楽しいテンションのセリフから、

姉への恋情からの切ないセリフ回し.....、

もうたまりませんね。

立花さん大好きなだけに、キュンキュンきっぱなしでした。

 

だ・か・ら・ こそ、もう少し欲しかった..........(*ノωノ)

熱いシーンがちょっと控えめだったかと。

やっぱり、末弟だからでしょうか...............。

 

マイケル、ほんと大好きです♡

カワカッコいいです。。。

 

お菓子な島のピーターパン 5.シザー=ガビアルウォッチ

f:id:narico555:20180814142930p:plain cv:三木眞一郎

 

ネバーランドの海軍副官で、インテリ風の外見に反して

破壊好きのマッドな性格の持ち主。

好きなものは壊すことにしている。

時計ワニの飼い主でもある。

 

ネバーランドの人物たちで、一番まともそうな

人間だろうと判断し、自分たちを守って貰う為に

親しくなるのが目的で海軍のシザーを訪ねるウエンディ。

けれど実際には、とんでもない人物で破壊主義者の

危険人物..........。

 

このルートは、シザーはともかくヒロインの

ウエンディが頂けなくて..........。

最初の動機はともかく、行ってみれば

予想とは違うと分かる筈なのに、その後も

足しげくシザーの元へ通う彼女の気持ちや

考えは全く持って共感できませんでした。

おまけに、他にも増して口うるさくて喧しい。

フックの時には、その気の強さは却って

好ましい感じもありましたが、ここでは

ただただ口うるさい母親のようで共感できず。

 

シザー自身も、破壊衝動がすごいのも相まって

本人自身も既に壊れてる。

この二人が互いに惹かれ合うのがピンとこなかったです。

勿論、後半になって、シザー自身の背景等、

惹かれる部分は十分あるのですが、それにも増した、

非人間的な人格と思わせるシーンが嫌と言うほどあり、

段々と食傷気味に..........。

 

過去のトラウマ的なものを乗り越えてからの

シザーの直接的な甘いセリフはキュンでしたが、

それでも破壊的な面は最後まで変わらないので、

思う程、萌えられないで終わった気がします。

キャラ自体の基本設定は面白いと思うんですけどね。

マッドな部分のシーンが多すぎるからか.....。

 

三木さんの演技は面白かったですけどね♪

 

 

お菓子な島のピーターパン 4.ジェイムズ=フック

f:id:narico555:20180811141520p:plain cv:置鮎龍太郎

 

ネバーランドの海賊船団の船長。

自分の腕を切ったピーターを憎んでいる。

粗野な言動が多いが、身内にはとても優しい。

自分の腕を食べた時計ワニをとても恐れている。

大のチョコレート好き。

 

怒りっぽくて粗野で、自分にとって邪魔なものは

すぐに切って殺す、恐ろしい悪党ながら、

時計ワニに対する恐れ方は笑いを誘うほど

尋常じゃなく、そのギャップが可愛かったりします。

 

フックが持っているオルゴールを聴きたくて、

度々海賊船を尋ねるようになり、自然と

海賊たちの生活や争いに巻き込まれていくのですが、

最初は乱暴で怖かったフックたちも、

段々と親しくなっていき、とても面白かったです。

特に、海賊たちがメチャ面白かった♪

 

フックもオバカっぽい割に、結構的を射た発言を

してくるので、見どころのある人物でしたね。

徐々に優しくなってきて、後半はすごく甘かったです。

オッキーの声色が段々と色っぽく、艶っぽくなって

キュンキュンさせてもらいました。

ほとんど海賊船での話なのもあり、

共通部分が前3人と被る部分が少なかったので、

とてもボリュームを感じ、やりごたえがあったと思います。

 

このルートは、気が強いウエンディとフックの

やり取りがなかなか合ってる感じだったし、

一番お似合いな感じがしました。

フックも凄くカッコ良くて萌えでした♡

 

お菓子な島のピーターパン 3.ティンク=ベル

f:id:narico555:20180810074345p:plain cv:杉山紀彰

 

遊びや楽しい事が大好きな妖精。

善悪の区別がなく、自分が楽しければ、

嘘をつく事も、残虐な行為も平気で行う。

 

このルート、前半はイライラの連続でした。

帰りたい一心で、ウエンディはティンクに

元の世界へ連れて行ってくれるよう頼み、

自分も飛べるようになれるよう、

ティンクに練習を頼みます。

その代償として、彼の遊びに付き合う事となり、

毎日一緒に過ごす日々..........。

 

ティンクの価値判断は自分が楽しいか

楽しくないかなので、価値観が違い過ぎて

全く二人は噛み合わないのですが、

とにかくウエンディが彼に対して怒ってばかりで、

偉そうな態度が鼻について、ちょっと

ウンザリしちゃいました。

 

ティンクに対してアレコレと意見しても、

まるで糠に釘、暖簾に腕押し、みたいな反応で、

そのやり取りがいつまで続くんだろう?

いい加減、嫌だなぁ.....と思い始めた

中盤頃からティンクに変化が現れて、

それ以降は、予想外に甘くて切ない展開に。

 

そこからは面白かったです。

ティンクはいつも言葉使いが丁寧なのもあって、

なんか王子様みたいな感じになっちゃって、

この、普通ではない感覚の、人間らしさが

欠片も無いような妖精君から求められるのが

萌えでした。

そして、妖精であるが為の切な過ぎる展開。。。

 

他ルートからの印象もあり、見た目は

カッコいいけど、あまり印象は良くなかった

ティンクですが、胸が熱くなりました。

 

お菓子な島のピーターパン 2.ジョン=ダーリング

f:id:narico555:20180808091414p:plain cv:遊佐浩二

 

主人公・ウエンディの血の繋がらない弟。

真面目で優秀だが、ハプニングに弱い。

とても頭が固い。

 

ウエンディと共にネバーランドへ行った弟二人のうちの

上の兄ですが、ここでは弟たちとは血の繋がりがありません。

でもって、ヒロインもだけど、年齢もそれなりになっています。

この辺、この子達、一体、何歳くらいなんだろう?

って、ものすっごく疑問に思っちゃいますね。

 

ウエンディは家事手伝いって感じですけど、

このジョンは普段は何をしているのか?

大学生?っぽいけど、通学してる感じじゃないし、

勿論、勤労者でもないようだしね。。。

それは、下の弟にも言える事だけど。

 

何にせよ、親の再婚同士で姉弟となった3人だけど、

親の愛情に恵まれなかったって面では共通。

それにしても、正直なところ気持ちが悪くなるほど、

この姉弟は仲良しです。仲良し過ぎる。

弟たちが姉に恋愛感情を抱きながら隠してるって

感じは伝わってくるんだけど、肝心な姉の

ウエンディは恐ろしい程に鈍感で、後半、

ジョンの感情がかなり分かりやすい状況になってきても、

まだ気づかない..........。

 

でも、この二人、揃って頭が固い頑固者なので、

お似合いではありました。

そんな二人がネバーランドで暮らすうちに

徐々に柔軟性を帯びてきて、ある意味、人間らしい

感じに成長していったのは良かったな、と思います。

 

ジョンは結構、ビジュアル的に好みではあるんですが、

やっぱり姉弟なせいか、イマイチ萌えれませんでしたね。

頑固過ぎる故に、そのキャラはとっても面白く、

また能天気な弟のマイケルのツッコミや反応も

面白くて、この姉弟たちの絡みは見てて楽しかったし、

ジョンの成長ぶりが何より良かったんですが、

恋愛的には、いまひとつ、だったと思います。

 

ストーリーとしては、ジョンを中心としてるので、

冒険よりも探索的な内容でしたね。