narico555のブログ

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お菓子な島のピーターパン 7.真相(ピーター)&総括

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https://www.jp.playstation.com/software/title/vljm35182.html

 

ピーターと誰か1人を攻略すると開放される

真相ルート。

真相って言うと、大抵は大団円的な内容ですが、

ここではピータールートの真相なので、

最終的には、ハッピーエンドはピーターと

結ばれる形になっています。

それだけに、あえて別立てにしなくても

良かったんじゃないのかな~って思いました。

大筋的にはピータールートと被る為、

既読スルー量が大量..........。

 

本人のルートで大体、この世界についての

予想はつくと思います。

あとは、ウエンディとピーターの過去の

詳細が明かされるのと、その背景を背負った

ピーターの心の闇ってところでしょうか。

 

まぁ、可愛そうなピーター=パンではありました。

生い立ちを知れば、あれだけの好き勝手で

強引な行動や思考傾向も、成程納得なんでしょう。

まさに教えてくれる人もいなければ、

愛情をかけてくれる人もいなかったから

当然とは言え、やっぱり同情はしても

愛情はあんまり湧いてこないんですよね..........。

 

既にプレイされている他の方々も、

ピーターに関しては好きになれない方が多いみたいで、

その辺は、よく分かります。

嘘はつかないけれど、あまりに常識外れと言うか、

人間らしい思いやりが欠如しているし、

傍若無人でワガママ過ぎる。

私はピーターを初回でプレイしたので、

そういったピーターの色々な背景がある程度

分かって2周目以降プレイした訳ですが、

それでも、分かっていても、他のルートでの

ピーターの行動は、やっぱりどうにも酷くって。

なので、そんなピーターを5回も経験してから

最後にピーターをやると、背景を知っても

嫌いなままで、同情度も低いかな~って思いますね.....。

 

真相ルートで全エンドを見ると、おまけで

エキストラエンドをおまけの回想シーンから

見られるようになります。

真相エンド自体が、ちょっとエエッ?って内容で、

その続きとなっていましたが、何とも言えない

終わり方だったかな、と。

ネバーランドの存在自体を思うと、こうなっちゃうのかな、

って感じでしたが、ちょっと曖昧な印象でした。

それに、ピーターの存在自体も結局ファンタジーなままで、

どういうカラクリなのかは分からないままだし。

 

 

これで全コンプ、結構ボリューミーで

やりごたえのあるゲームでした。

攻略人数が6人な上に、一人一人の量も短くは無く、

良かったです。

キャラもそれぞれに面白かったし。

主役のピーターはイマイチ感でしたけどね。

 

一番魅力的だったのは、フックかな。

フックルートが一番面白かったと思います。

フックは人物もお話も両方良かった。

 

次に良かったのは妖精のティンク。

ティンクはピーターに近くて酷いキャラで、

他人ルートでは、ウンザリする程の酷さだけど、

本人ルートでは、そんな彼が人間らしい感じに

変わっていくのがとても良かったし、元々が

ステキなビジュアルだけにキュンときました。

 

兄弟たちも良かったです。

兄のジョンは、お話が面白かったけれど、

キャラ的には、ちょっとウザいタイプ..........ww

マイケルは、キャラは最高なんだけど、お話的には

物足りない感でした。

 

そして、シザー。。。

この人は判定しにくい感じ?

壊れ方が尋常じゃなく、あまりに人非人過ぎて.....。

萌え要素は所々にあるし、後半の両想いに

なってからは、熱さと可笑しさが愉快でもあったのですが、

全体としてはビミョー、、、でしたね(^▽^;)

 

システム的には普通かな。

選択肢ジャンプが無いのと、デフォ呼びでは無い所が

ちょっと残念でした。

絵も綺麗でしたし、良かったと思います。

評価としては3.5な感じでしょうか。

ヒロインがちょっとね。あまり好きになれなかったので。。。

審査員である為に害される事がないのを笠に着て

言いたい放題の強気発言炸裂って感じなので、

あまり好意が持てなかったです。

彼女が何故好かれるのか、理解できませんでした。

そういう面を除けば、登場人物たちは面白くて

世界観も面白くて良かったな~と思いますね。