narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

うたの☆プリンスさまっ♪Repeat LOVE 7.愛島セシル  &総括

f:id:narico555:20170219121233p:plain cv 鳥海浩輔

 

褐色の肌を持つ、ハーフの謎の少年。。。

 

他の人のルートでは、猫「クップル」として

登場していたことに、驚きました。

正直、この猫、なんで居るんやねん!って思ってたので、

まさか、こういう事だとはね。

 

確かに、他ルートでいきなりポッと現れて、

煙のように姿を消していたセシル君なので、

なんなんだろう?と不思議に思っていたのですが、

こういうオチだったとは。

 

そして、このルートだけ超異色で超非現実で

もはやファンタジーの世界と化した事に、更に驚きでした。。。

 

いや~、シャイニング早乙女の存在も恐ろしくファンタジーでは

ありましたが、どこかに種や仕掛けがありそうな

ニュアンスも含まれてて、でも絶対にナシだろうと思われる

行動も多かったけれども、ここまで来るとね。

唖然…………でした。。。

 

おまけに、このセシルさん、猫として拾われて、ずっと

可愛がってもらったからなのか、しょっぱなから

求愛態勢で、愛の言葉オンパレード……。

 

高めで優しく上品な声音での鳥さんだっただけに、

心地よくはありましたが、そうでなかったら、引いてたかも……(;^_^A

 

最初のころの春歌の戸惑いは非常によくわかりました。

まぁ、当然でしょう。

けれど、難局にともに立ち向かっているうちだからなのか、

半ばくらいから、いきなり好きモードに突入した感じ。

実質、5,6日くらいで。

恋愛に時間は関係ないけれど、唐突なように感じました。

まぁ、このゲームはどのルートでも予定調和的に、

必然結果のように、いきなり恋に目覚める感じでしたけども。。。

 

それにしても、セシルがどうと言うよりも、お話がぶっ飛び過ぎで、

ちょっと付いていけない感がありました。

特に、大恋愛エンドは、ぶっ飛びのままのエンディングで、

これもまた、驚きでした。

恋愛エンドと友情エンドが、まぁ妥当な感じでしたか。

 

 

うた☆プリは、去年テレビでやった、マジキュンを初めて

まともに見た程度で、それ以外では、ヨウツベで一部見たりとかで、

詳しくは知らなかっただけに、今回、最初の移植で、なるほど……と

思いました。

まぁ、個性的なメンバーが勢ぞろいですよね。

お話の内容は、恋愛の面では自分的には今一つな印象でした。

トキヤと翔くらいかな。普通に入り込めたのは。

他の人たちは、自分的には萌えキュン度低かったです。

けれど、恋愛は今一つだったけれど、アイドルを目指して、

それぞれの生い立ちや自身の能力とかとの葛藤とかって流れは

楽しめたと思います。

音楽も良かったです。

特に、課題曲となっている、3人で歌っている曲は、Aクラスのも

Sクラスのも好きです。

どちらも良かった。

ただ自分的には、Sクラスの方が更に好みでした。

3人の声のバランスが良く合ってたと思います。

低音の諏訪部さん、中音の宮野さん、高音の下野さん、

各音域が揃ってて、バランスが上手く組み合わさった感じでした。

でもって、ミニゲームでも、こちらの曲の方が難しかった……。

楽しかったですけどね。

 

各人のソロ曲では、宮野さんの曲が一番グッときたかな~。

さすが、実力が安定してるな、と感じました。

他の皆さんも、それぞれのキャラの味を出しながらの歌唱、

良かったと思います。

 

そんなわけで、うた☆プリ移植版、自分の評価としては、

微妙なのですが、3~3.5……でしょうか。。。

楽しかったけれど、いまひとつ入り込めなかったです。

それと、なんか疲れました。。

ヒロインの春歌も、いまいち理解できないキャラでした。

アニメの春歌は悪くないんですけどね。

それでもどこか地味と言うか、アイドルたちの引き立て役な

印象がありましたが。

ゲームでは、引っ込み思案で内気って設定の割に

ぶっ飛んだ行動があったり、鈍すぎて理解できない部分も

多々あって、作曲の才能以外では魅力を感じられませんでした。

それだけに、男子たちが夢中になっていく過程が、

才能以外に何が?って感じだったのですよね。

謙虚、控えめ、優しい、鈍くてほっとけない、、

そんなところなのでしょうか?よく分かりません……(´・ω・`)

 

オマケの後日談やエピソードなどが幾つもあって、

そちらは面白いと思うものと、だから?と突っ込みたくなるものも

あったりでしたが、概ねいい感じでした。

プロフィールに、全エンド終了後に聞ける、担当声優さんの

感想ボイスがあるのですが、それぞれ凄く良かったのですが、

鈴さんだけ、とっても短かったのが少々残念でした。。。

 

 

 

うたの☆プリンスさまっ♪Repeat LOVE 6.来栖 翔

f:id:narico555:20170216210627p:plain cv 下野紘

 

俺様気質のおしゃれさん。

身長が低めなので、身長の話は禁句。

音楽は自分の才能を十分に発揮できる場所と思っている。

 

楽しいルートでした。

他の人のルートの時にも思っていたけど、個性的で

ちょっと非常識な言動が多いメンバーの中では、

まともな人だと思います。

 

いつも明るくて前向きで頑張り屋で努力家。

泣き言こぼす暇があるなら、努力、って感じが

凄く良かった。

それに、子供っぽい見かけによらず、とても

男らしくて。男らしくありたいって強い思いが

そうさせてるのでしょうけれど、一見、ショタ系なのに

中身はそうではなかったのが自分的には嬉しかったですね。

大好きなしもんぬだから余計に。。。

 

双子の弟の方が、ショタっぽかった。梶君だったし……。

苦手なタイプでした…(;^_^A

 

最初はね。

家来募集って事で、春歌が立候補なんかしちゃって、

この子はやっぱり家来系だったのね…と納得しちゃったんですよね。

他のルートでも、まさに家来のようだったし。

ここでは、ハッキリ家来となってるから、奉仕する姿も

違和感はなかったけれど、まぁ、呆れ……な感じでしょうか。

嬉々として家来になってるのって、不思議よね、やっぱり。。。

でも翔君は、俺様だけど優しい人でした。

それに真っすぐで熱いところも良かった。

でもって、やっぱり奥手と言うか……。

でも、ウジウジした感じは無いので、微笑ましかった。

超が付くほどの天然な春歌とは、お似合いだったと思います。

 

やっと、年齢相応な内容って感じがしました。

 

でもねぇ。

この二人は15歳。音也も同じだけど、他の人たちだって、

16,7で、大して違わないのにねぇ。

なのに、大人っぽ過ぎだわ~。

その割に、思春期っぽい悩める男子してたよね。

見かけが幼い翔の方が、中身は遥かにしっかりしてたと思う。。。

 

あと、やっぱり、おしゃれ~でした。

衣装と帽子のコーディネートがどれも素敵でしたね。

いつも制服ばっかりの他の人たちと違って、衣装の変化があって

それも良かったですね。

 

勿論、しもんぬもステキでした…♡

 

 

うたの☆プリンスさまっ♪Repeat LOVE 5.神宮寺レン

f:id:narico555:20170214213415p:plain cv 諏訪部順一

 

神宮寺財閥の三男。

女性に優しいフェミニスト

家の都合で入学したが、本人はアイドルになる気が無い。

 

カッコイイ人ではありましたが、どーにも苦手なタイプでした。

他の人のルートでは、やたらとちょっかい出してくるし、

真斗ルートに至っては、やたらと対抗意識を燃やして

絡んでくるウザイ人でしたが、本人ルートでは逆に

冷たいこと、冷たいこと。

 

自らパートナーに選んでおきながら、全然やる気なし。

参りましたねぇ…。

すごく大人っぽい雰囲気を持ってるけれど、実際の中身は

お子ちゃまな印象。

結局はわがままなお坊ちゃまでしかなく。

ふりまわされてばかりのような内容だったと思います。

 

大好きな諏訪部さんなのに、全然、萌えれませんでした。。。

 

冷たいのは良いのですけどね。

段々、ヒロインにほだされて、音楽作りに参加していくように

なるのは当然の流れですが、それに比例するように、

今度はベタベタと………。

元々軟派な人だから、当然と言えば当然なのかもしれませんが、

ほんと、こういう行為ってセクハラだよね。

ヒロインもさ。ドキドキしながら全く拒否しないのも変だし。

全体的に、春歌には共感できないのですが、このルートは

輪を掛けていたように思います。

そもそも、ずっと敬語なのですよね。

謙虚って評されてるけれど、謙虚なんてもんじゃない。

すっごいへりくだっている感じ。

王様と召使のような関係性に思わせるほど、まるで神を

崇めるような言葉つかいと態度に違和感ありまくり。

だから、ヒロインに共感できないというか、感情移入できなくて。

 

それに、他ルートでもそうだけど、恋人関係でもないのに、

なんで、ああも、抱きしめたり、手の甲にキスしたり、

髪をいじくりまわしたり、首筋ツツツとか、気色悪いよ。

恋人関係になってれば、いくらでもどうぞ、って思うけど。

でもって、こういう行為をしておきながら、春歌から

「好き」と告白されたら、手のひら返すように拒絶。

誘惑するような行為をずっとしてきてて、それは無いでしょう。

 

恋人になってしまえば、ステキな人なんですけどね。

いまいち楽しめないルートでした。

レンの曲も好みじゃなかったし……(-_-;)

 

 

 

 

うたの☆プリンスさまっ♪Repeat LOVE 4.聖川真斗

f:id:narico555:20170212214417p:plain cv 鈴村健一

 

聖川財閥の御曹司。財閥の跡継ぎの立場にありながら、

アイドルを目指して学園に入学。

何事に対しても真面目で、古風。

非常に生真面目な性格。

 

この人のルートは、意外と期待外れでした。

前半はドタバタし過ぎ。

そもそも学園長のシャイニング早乙女が

あまりに尋常じゃないキャラクターで、やりたい放題のせいか、

このルートに限らず、ちょっとあり得ない内容が多いんですよね。

現実世界じゃないと割り切って見ていても、

やり過ぎ感。疲れます。

このルートはそれプラス、何かと真斗に張り合って絡んでくる

神宮寺レンの存在がうざかった。

対抗意識があるのは分かるのだけど、全てにおいて

ちょっかい出してくるんですよね。

でもって、真斗は真斗で、お堅くてウブすぎると言うか、

親に逆らってアイドルを目指してるのに、結局は逆らいきれないと

言うか保守的過ぎて、イライラしちゃいました。

 

3種類のエンディングも、どれもシックリこなかったと言うか。

特に、他の人のルートでは一番良かった友情エンドは、

このルートでは自分的にはナンセンスな印象と言うか……。

アフターエピソードで、やたらと絡んでいたレンの意図が

それなりに分かったものの、それにしても……でした。

 

親に決められた人生はイヤだと反抗する気持ちはわかるものの、

その葛藤がしっかり描ききれてなかったように思います。

そういう葛藤と言う面では、トキヤの方がよく伝わってきました。

真斗の場合は、ジイヤやレンなど、周囲が騒々しいばかりで。

もっとしっかりした人かと思っていただけに、意外に

ヘタレなんだな……と残念でしたね。

 

 

 

うたの☆プリンスさまっ♪Repeat LOVE 3.一ノ瀬トキヤ

f:id:narico555:20170212100711p:plain cv 宮野真守

 

いつも冷静な理論派で完璧主義者。

完璧を目指す為に、並々ならぬ努力をしている。

トップアイドルHYATOの双子の弟とのことだけれど……。

 

音也と同室の、Sクラスの生徒で、音也攻略後に解放されます。

音也のルートでは、友達エンドで音也とユニットを組んで

一緒にデビューしてたけれど、こちらの友達エンドでは、

また違った形で面白かったです。

 

あと、このルートは面白かったです。

大恋愛も恋愛も良かった。似たようなものですけどねww

 

最初はとても厳しくてクールな態度でしたが、

共に音楽を作っていく過程で近しくなっていく様は

自然だったと思います。

同じ目的を持って互いに高めあっていく感じ、

そして、そんな中で恋心に苛まれていき、葛藤するところや

それを乗り越えていくところなど、これが本来の姿だろうって

思いましたね。

まぁ、生真面目なトキヤらしかったです。

 

心が通じ合ってからの、二人だけの時間の中での熱いシーンも、

良かったですね。

個人的な好みとしては、マモくんのトキヤの甘いセリフは

ちょっと苦手ではあるのですが。

HAYATOの方がマモくんらしい感じがして好きだったりして。

でも、トキヤのキャラはカッコ良くてステキでした。

オマケのショートストーリーも面白かったです。

 

芸能界で生きる二人のラブストーリーらしい内容だったと思います。

 

 

 

 

うたの☆プリンスさまっ♪Repeat LOVE 2.四ノ宮那月

f:id:narico555:20170211151548p:plain cv 谷山紀章

 

ヴァイオリンとヴィオラで天才的な才能がありながら

アイドルを目指すようになった人。

普段はとても温厚な人なのだけれど、自身の

音楽には非常に厳しい。

 

この方も、驚くほどヒロインちゃんにベッタリでした…。

もう最初から好意全開なんですよね。

可愛い、可愛いと言いまくり、ぎゅーっ、、としまくって。

なんでも小さいものや可愛いものが大好きなんだそうですが、

だからと言って、ところ構わず女の子をギューッって

ちょっとね…(-_-;)

 

まるで外国人か帰国子女か?と思うほどで、

そしたら5歳までフランスにいたとか。。。

でも、それ以降は日本にいるので、やっぱりオカシイ。。。

結果的には一目ぼれだったそうですが、最初のうちは

大好きな小動物とかにするような感覚に近いみたいだったけど。

同室の翔くんに対しても、可愛いがってギューだったし。

でも、翔くんにチューはしてないよねぇ。

春歌には、頻繁にチューしてる。

頬とかであっても、やっぱり変。。。

たとえ恋人同士であっても、ところ構わず、ギューしたり

チューしたりは、嫌だわ~。

周囲にみんながいるのに……。

 

とても傷つきやすい繊細な人なのですが、やっぱりこの人も

自分的には今一つでしたね。

ただ、音也よりはマシだったかな。

面白いのは、矢張りもう一人の人格の砂月の存在。

砂月の方が、好きです。

那月とのギャップも面白いけど、キャラ的には

砂月の方が人間臭くて、男くさくて良かったです。

 

あと、同室の翔くんが良かった。

随分と活躍してた感じですね。

なので、エンディングも、彼とユニットを組む友情エンドが

一番良かったと思います。

 

大恋愛も恋愛も、あまり大差ない気がします。

それに、友情エンドと言っても、ヒロインと恋愛関係に

ある事には、他エンドと変わらないんですよね。

 

それにしても、那月は甘いセリフのオンパレードでした。

聞いてる方が恥ずかしくなる程でした。

これらのセリフも、ベタベタなのも、

二人きりのシチュエーションだけだったら、もっと

萌えることができたのにな~と思います。

男女交際禁止の学園内で、ああも堂々とベタベタして、

なんだかな~。

音也の時には、公言しちゃったから、ってのもあるのでしょうが、

このルートでは全く問題視されなかったのも不思議でした。

彼の二重人格のせいもあるようですが、それにしても、、ですね。

 

 

うたの☆プリンスさまっ♪Repeat LOVE 1.一十木音也

f:id:narico555:20170210165125p:plain cv 寺島拓篤

 

全く初めての、うたプリ、です。

 

乙女ゲーム歴が浅いので、2015年以前のPSPでの乙女ゲーム

ほぼ未経験。なので、人気で評判の高いゲームは

vitaに移植したらやろうと思ってまして、うたプリも、

そのひとつでした。

 

1周目は、音也。

公式お勧めらしく。

 

この人は、自分は全く好みじゃありませんでした。

むしろ、あまり好きじゃないと言うか……(;^_^A

苦手なタイプでしたね。

ビジュアル的にも好みではなかったのですが、

あまりに直線的で真っ正直と言うか、思う事を

そのまま言ったり、やったりするのが、正直うざく感じました。

馬鹿正直なキャラって、大体いつも一人は用意されている

感じですけど、この人は、それともちょっと違うのかな。

なんの恥じらいもなく、自分が正しいと信じたことは

周囲の事はお構いなしに突き通す。

正しいことを突き通すのが何故悪いのかって感じで

ひたすら押せ押せですよね。

なんていうか、これもひとつの自己中じゃないのかなぁ。

本人は、そんな気は全く無いから、却って始末が悪いタイプ?

 

音楽に関しては良いのですけど、恋愛に関しては

引きまくりでした。

それに、この人、やたらとベタベタし過ぎでは……。

何かというと、肉体的なスキンシップを取ってきますよね。

最初の電車のシーンからして、そうですし。

助けたとは言え、自己紹介をしあった訳でもない間柄で、

頭わしゃわしゃとか、止めてって思います。

乙女ゲーム、どのゲームも殆ど、これ、やりますよね。

自分は好きじゃありません。

恋人同士ならまだしも、そういう関係にないのに、

女子の頭わしゃわしゃしたり、撫でたりとか、しないで欲しい。

ゲームの世界であっても、不自然に思う。

やたらとされるより、もう少しで気持ちが通じ合いそうって時に、

フッとした瞬間にそういう行為があったりすればキュンだけど、

まだただの友達の域の相手がやたらとってのは、全然萌えないし、

頻度が多いと価値も下がる。

 

頭撫でとか壁ドンとか、その他諸々の萌え要素

ただ詰め込めばいいってもんではないかと。。。

 

何かと言うと、抱きついて来たり、キスしたいとか

直截的な言葉とか、あまりにハッキリしすぎてると

真意を疑うと言うか、真剣味に欠けてるように感じてしまいます。

気持ち、訴えすぎ。

あんなにはっきり、公衆の面前で訴えられると、恥ずかしくて

逃げたくなっちゃう心境だったので、音也の気持ちに

応える春歌に共感できず、なので、楽しめませんでした。

 

エンディングとしては、大恋愛、恋愛、友情の3種類でしたが、

友情エンドが一番良かったと思います。

っていうか、アイドルを目指しているわけだし、

これが一番妥当のように思いました。

 

ミニゲームは楽しかったです。

難易度が選べるから、ゲームの進行をわずらわせる事がなく

助かりました。

 

あと、1年間と言うことで、かなり長いのかと予想してましたが、

想像以上に短くて驚きました。

それだけに、恋愛への過程が薄く感じられ、それなのに

熱烈なものだから、なおさらピンと来なかったんですよね。。。。

全体的には軽いと言うか、短絡的な印象でしたが、

他の人のルートではまたどうなるのでしょうか。

 

次は那月でいってみようと思います。

 

 

仁義なき乙女&恋恋三昧 リニューアルパッケージ

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いや~、、とても面白かったです。

 

普通の女子高生だと思ってたら、ある日突然、ヤクザの組長に。

 

使い古された感のある設定ですが、予想以上に良かった。

 

それに、すごいボリューム。

 

元々は『仁義なき乙女』が本編で、『恋恋三昧』は

ファンディスクで別々の物ですが、FDでありながら、

かなりのボリュームがあったので、両方一緒になったことで、

凄い量。

 

本編だけでも、32(?)だったかな、それくらいのエンディング。

恋恋は、アナザーとアフター合わせて20くらいだったかな。

エンディングの数も凄い上に、時間も長いので、やりがいがありました。

 

基本の真相ルート的には、虎桜組と敵対している

組との抗争があって、それはなかなかハードでした。

ただ虎桜組はヤクザでありながら、善良なヤクザ。

ヤクザが善良ってのも変な話ですが、この手の話では

よくある設定の、堅気の人たちに迷惑かけない極道者ってやつ。

なので、組員たちも、人が好い、面白い人たちばかり。

メインで出てくる3人組なんかは、もう笑えます。

攻略キャラも含めて、みんな個性的でユニーク。

 

エロルートが無ければ、普通のコメディ系乙女ゲームとして

十分楽しめる内容ですね。

本編は、全エンディング数、すごい数ですが、

メインのキャラである、若頭の龍のみ、エンディングの数が

他の人の倍ちかい数なんですよね。

全体的には、ひとり4エンディングな感じで、若干個人差アリ。

2つがエロが無い、ストーリー重視な感じのルートで、

2つが、エロありの、真相とは違う感じのルート。

 

自分的には、エロルートは、いまひとつに感じました。

いや、R18のゲームなので、本来ならエロ大歓迎なのですが、

なんていうか、エロに特化されすぎてる感が強くって。

ヒロインは女子高生。

攻略キャラは1人以外は、みんないい歳した大人。

エロ無しルートでは、女子高生相手らしいストーリー運び、と言うか、

男性たちの対応が、女子高生に対する、行き過ぎない行動でした。

まぁ、ちょっと物足りないけど、それが普通よねぇ~。

 

けれど、これが、エロルートになると、ひどい。

相手は未経験の女子高生だというのに、男連中ときたら、

それはないだろうって思うほどの、悪さぶり。

互いの気持ちを確認しあった後の行為ならまだしも、

そうではなくて、自分の気持ち、欲望を押し付けるばかりの、

半ばというか殆ど強引な行為は、レイプにも匹敵しそうなほど……。

ヒロインもヒロインで、「いや……」とか口では言いながら、

殆ど抵抗しない。

すぐに感じて、それに抗えないとかで、流されるように受け入れてる。。

なんだかな~~~と。

 

気持ちや雰囲気の高まりから、自然にそこへ入っていくなら

女子高生と大人の構図でも良いのだけれど、そうじゃないので、

ちょっとね…。

 

なんせ、何パターンも用意されてるのですよ。

色んなシチュエーションを。

サービスのつもりなんでしょうけれど、あまりに多すぎて、

ムードもロマンもなくて、段々、食傷気味に……。

普通のルートではまともな男連中ですが、エロルートになると、

殆どが、無体な仕打ちでひど過ぎる。。。

 

初めてのR18でしたが、みんなこんな感じなのかな?

 

その男性陣ですが。

 

メインの攻略は5人。その5人のベストエンドを見ると、

おまけでプラス1人。

恋恋の方では、更に、脇3人のうちの1人、ヤスが追加。

 

ここからは、簡単に個々の感想を。

 

f:id:narico555:20170209153116p:plain 那由多 龍 cv:仲達

 

桜組の若頭。ヒロイン沙紀にベタ惚れ。

この人が、メインなんだと思います。

カッコいい人なのに、どこか3枚目で、

あんまり頭良くないの。

でも、沙紀を崇拝してる感じで、ちょっとした事で

すぐに赤くなるし、ウブっぽい感じなので、絶対に

沙紀に悪さしなさそう、ちょっかい出さなそう、

……なのに、エロルートになると、この人も豹変。。。

まぁ、それでもこの人はマシな方かな。

あと、全部やり終えて思うのは、思いのほか、

ヘタレと言うか、頼りない人だな~と。

最初は、かっこいいし、ヒロインをすごく大事にしてるし、

命がけで守ってくれる頼もしい人なんだろうって思ってたのに、

案外そうでもなかったのが、残念でしたね。

 

f:id:narico555:20170209153727p:plain 朝生 義之 cv:先割れスプーン

 

桜組フロント企業桜コンツェルンの経営面を受け持つ、

異色のヤクザ。亡き先代が決めたヒロインの婚約者。

最初に出てきた時には、とても紳士的で優しい感じでしたが、

すぐに意地悪な本性を顕し……。

顔と言い、声と言い、絶対ツンデレキャラだろうと思って

いましたが、その通りでした。

この人、基本、酷い人です。ツンデレどころじゃないですね。

ほとんどデレないので。この人の優しい愛のセリフって、

極少でした。両想いになっても、冷たい。

例えば、「まずい」から「まずくはない」に変化する、って感じで、

捻くれてるんですよね。

でも、冷たい態度の裏で、結構、みんなの為になる事をしてるし、

本当は優しい人なんだろうと思うものの、それを決して見せない、

損な役回りの人でしたね。大好きな声優さんってこともあり、

良かったのですが、エロ系は、ひど過ぎました。

人でなし!って思うルートも。。。。

 

f:id:narico555:20170209154525p:plain 天音 京吾 cv:空野太陽

 

ヒロインの同級生。気弱で軟弱体質で、いつも学校で

イジメにあってる、見るからに頼りなさそうなキャラ。

ですが……。

この人、絶対に裏があるだろう、と思ってました。

かわいい顔してるけど、人格が豹変するほど、実際は

違っていて、本性が出てる時は、顔が変わります。

目つきが凄く、ガラが悪くなる。

まぁ、それには過去の事情があるのわけで。

こういう、二重人格っぽい設定のキャラ、嫌いじゃないです。

ただ、普段のビジュアルが好みじゃなくって……(;'∀')

ストーリー的には、面白かったです。

 

f:id:narico555:20170209155200p:plain 武藤 一郎 cv:風間瞬

 

ヒロインが通う学園の美術教師で担任。

新任で赴任してきたんだけど、とにかく面倒くさがりの無精者。

担任としての仕事を全くせず、委員長になったヒロインが

代わりにさせられる始末で……。

この人は、ダークホースでした。

いっつも眠い、眠いと寝てばかりで、ダラダラしてて、

喋りも眠そう、ダルそうな声と調子で、こちらまで

かったるくなるような喋りだったので、最初はうんざり気分

だったのですが、やってみると段々、ハマってしまった。。。

妙に癖になると言いますか。

絵を描く時には凄いんだけど、それ以外はからっきし。

放っておけなくて、ついつい構ってしまうもんだから、

武藤の方も彼女におんぶに抱っこ状態になってゆき……。

この辺、すっごい子供みたいなんですよ。

なのに、エロモードに入ると、何やるにも、ダルダルな人が、

えらい積極的と言うか、そんなことを女子高生にさせるのぉ??

と思うような内容でした……。

ギャップ萌えする人もいるかもしれませんが、驚きでした。

ただ、かったるい雰囲気が妙に色気を感じさせたりもするので、

本当にダークホースだなぁ~と思います。

 

f:id:narico555:20170209160002p:plain 灰谷 仁 cv:青島刃

 

ヒロインが通う学校の保健室の先生であり、闇医者でもある。

この人が、一番、まともだったと思います。

そして、一番、素敵でした。

最初はぶっきらぼうな登場ですが、親しくなってくると、

凄く優しくて親切。しかも、押しつけがましくない。

エロ系のルートでも、他の人たちと違って自然な流れで、

いい感じにドキドキできました。

 

f:id:narico555:20170209160805p:plain 喜多川 戴正 cv:子太明

 

暴力団専門の捜査四課の刑事。

全員のベストエンド後に開放されるのですが、親子ほどの

年齢差のオジサンだけに、全然、萌えも興味もなく……。

そもそも、他の人達より少ない2パターンのエンディング。

しかも、ラブエンドっぽくない。淡い想い程度の内容と、

全編を通しての、組同士の抗争に、実はこの人も関係してて、

その辺の詳細がこのルートで明かされただけなので、

正直、無くても良かったと思いました。

なんせ、エンディングの数が多いのと、某事件に全員が

関係している為、人間関係的に重複している内容が多く、

だからわざわざ、この人の独立ルートを立てなくても

十分描ける内容だったんですよね。

声優さんは良いのですけども。。。

 

f:id:narico555:20170209161707p:plain 遠藤 康成 cv:谷俊介

 

桜組の構成員。下っ端3人衆の中でも一番の下っ端。

FDのみ、アナザーで単独ルートで追加。

なかなか味のある面白い人なので、本編で人気があって、

希望者が多かったんだろうと思います。

普通にしてると、イイ男って感じですしね。

この人も、若頭と同じで沙紀を崇拝してるのですが、

なんせ下っ端なので、かなり消極的。

でも、面白かったです。

消極的な分、エロ関係では男女が逆転な展開でした。

なんていうか、この辺がね。

未経験の女子高生とは思えない行動展開でした。

 

 

と言うわけで、ボリュームたっぷりでした。

自分的にはエンディングの数が多すぎると思います。

数が多いばかりで、丁寧さに欠けているかと。

こんなにエンディングなくても、いいですね。

一人3種類くらいで十分。人数多いんだし。

でも、かなり楽しめたし、リニューアルパックだけに

2本のゲームで、尚且つ安かったので、お得感の方が大きいです。

特に『恋恋三昧』の方では、全エンディングをコンプすると、

ご褒美として、執事ストーリーが、ハニーとビターの2種類

用意されていて、それも面白かったです。

全部見ないと出ないので、途中で満足してそのままの人は、

もう少し頑張ってコンプされるといいですよ。

このFDは、色々と趣向を凝らしていて、楽しかったです。

こちらも長いけど、本編ほどではないので。

FDとしては長い方だと思いますが、私はこのくらいが丁度いい感じでした。

 

ところで制作の美蕾さん、、2013以降、まったく音沙汰がないようですが、

どうされてるんでしょうか? 気になります。

このゲーム、結構気に入ってしまい、また、大好きなお方が

出演されてる18ゲームが少ないのもあり、オペラ座の怪人

購入してしまいました……。

新しいの、無理そうかな。つぶれたのでしょうか……。

なんか、すみれの蕾とかも買っちゃうかも。。だって、、、声優さんがさ(*ノωノ)

 

 

まぁそんなわけで、、、、。

まだ、新品が安く出回っているので、興味のある方、どうぞ。

面白いと思います。

 

 

花朧~戦国伝乱奇~ 総括

f:id:narico555:20170205205315p:plain

http://www.otomate.jp/hanaoboro/

 

戦国時代を舞台にし、織田と徳川が清州同盟を結んだ暫く後の

尾張国から物語は始まり、歴史上に登場した人物や独自の登場人物が、

史実に沿いながらも新たな戦国時代を描く、、、、

 

との事らしいのですが。

 

なんとも、中途半端~な後味だったと思います。

 

かなり前から、この作品はとても楽しみにしてたのですよね。

歴史好きなのもあるし、伝奇ファンタジー系も好きだし、

世界観が面白そうって思ったので。

 

だから、すごい期待してたのに、蓋を開けてみれば……。。。

 

美味しい要素はたくさんあったと思います。

世界観に設定も悪くなかった。

各攻略キャラも、多少の好みの差はあるけれど、良かったです。

各人のエピソードも面白いエピソードが多くて悪く無かった。

ボリュームも十分でした。

 

それなのに、なんだかピンと来ないのは何故なのか……。

 

思うに、たくさん詰め込み過ぎて、統制が取れてないと言うか、

纏まりに欠けると言うか、散漫と言うか。

 

長すぎるってのも、あったと思います。

それこそ、1年かけて大河ドラマで描けるほど、

怒涛の時代なんですよね。

ゲーム上では、時の流れが全然感じられないビジュアルですが、

実際には20年くらいの時間が、流れてます。

それくらいの月日の出来事を6章くらいで描いてる為、

内容的に端折ってますよね。それでも長い。

端折って長いから、妙に退屈……。

 

未来を変える、ってのがテーマとなるのかな。

運命を変える、とか。

ちょこちょこと、いいセリフはあるものの、どうも

やってる事は簡単と言うか単純で、

後代返しの代償も、なんか結果との釣り合いが

取れてないと言うか、失う物の価値の大きさが

いまひとつ理解できなかったし。

 

髪の毛1束とか、小指が動かないとか、思い出が

無くなるとか、一番大事な物を失うとか、

酷いのもありましたが、これで、それなの?って

思う事が多かったです。

 

あと、黒と玉の存在も、なんだか分かったような

分からないような説明だったのですが、私が単に

理解できなかっただけなのかな?

この2匹の存在意義も薄く感じたのですが。

だって、あまり役にたってなかったように思ったのですが。

コンシェルジュかサポーターか?みたいな……。

案内とか説明とか、チャチャ入れるとか、ツッコむとか、

そんな存在でしたよね。

空飛んだり後代返しする時くらいしか使えない。

それに黒は、市が問いかけても、はっきり答えないことが

多かったですよね。言葉を濁したり。

何のためにいるんだって、結構、思う事が多かった。

 

信長との時は、逆に余計な事を言ってるし。

信長を追い詰めるような……。

 

そして、幸魂の件……。

結局、序章で無くして以降、長政ルート以外では放置状態でしたよね。

 

なんか、長かっただけに、余計に色んな事が消化しきれずに

終わってしまったような印象で、モヤモヤ感が残ってるように

自分は感じています。

 

要素的には面白いのに、非常に残念。。。

 

 

そんな中で、ルートとしては、勝家ルートが

一番、面白かったです。

このストーリーは斬新だったと思います。

全体的に長すぎるのが難だと思うし、このルートも

長すぎて途中ダレましたが、魅力的な勝家で良かったです。

 

1位 勝家ルート

2位 信玄ルート

3位 信長ルート

4位 長政ルート

5位 半兵衛ルート

 

な感じですね。あくまで、ストーリーの内容としての

順位と言うことで。

長政ルートは微妙なのですが、比較的まとまり感は

あったと思います。

 

総合評価点は、3.5 かなぁ……。

 

ほんと、微妙です。

 

対武将って設定も、よく理解できないし。

ただ、彼らの短い後日談は、あって良かったと思いますが、

内容的には、差があったように思います。

真田幸村は、予想外につまらなかった。

可哀そうだったアランは、やっぱり可哀そうでしたが、

ちょっとだけ光明が感じられた、のかな?

光秀も、ここまできて、やっと同情……な内容でしたね。

どのルートでも、このゲームでの光秀はイヤだな、と

べーさんなのに思ってて、ちょっとそれが悲しかったのです。

個人的には、光秀は嫌いじゃないので。

 

なんにせよ、共通ストーリーでの、尾張での日々は、

面白かったと思います。

実際には、他国の城に他所の国の殿様が直接訪問、

なんてあり得ないので、すっごい違和感だったのですが、

ゲームだと割り切って見れば、この辺の登場人物たちの

交流は楽しかったし、織田家中の雰囲気も良かった。

市だけが、受け入れがたかったですが。

 

思うに、どうせ端折らなければならないのだから、

もっと大胆に端折って焦点を絞った方が

もっと楽しめたんじゃないのかな~。

時間の流れを思えば、壮大なドラマになった筈なのに、

そうならなかったのが、もったいなかったですね。

 

 

花朧~戦国伝乱奇~ 5.織田信長

f:id:narico555:20170205183020j:plain cv 谷山紀章

 

やっと、ここまで辿りついた~~って感じでしたね。

 

声優さん的には、信玄が一番興味ありましたが、

ビジュアルキャラ的には、この人が一番興味ありました。

 

小説でもマンガでもゲームでも、もっとも題材として

扱われる回数が多い、歴史上の人物ですし、

ダークな魅力が満載のお方。

 

ただ、今回のお話でのダークさ、狂気さは、

最初の長政ルートで見せていたくらいで、

他のルートでは、普通と言うか、現実離れぶりは

あまりなく、歴史の流れを作る背景っぽい印象でした。

なので、本人ルートでは、長政ルートで見せた

魔蒼系の姿がどう描かれるのか、楽しみでした。

それと、市との関係も。

 

結論から言えば、まぁまぁ楽しめましたね。

冗長な印象ではありましたが、信長の孤独には同情しました。

特に前半は、市より信長に激しく共感したと言うか。

だって、市は、ほんとに甘いんだもん。

彼女が思う事は、なんか現代の視点的思考な印象で。

今なら正しい考えと思うけど、あの時代では、

あまりに現実を知らない理想論者としか思えず。

まぁ、そう作られてるから仕方ないのだけれど、、、。

そういうヒロインがいないと話が進まないのかもしれないけど、

いい加減、もう少し違った角度からアプローチするような

ヒロインを作り出して欲しいなぁ、と最近はよく思います。

 

現実見ずに自分の考えを押し通す、しつっこいヒロインには、

あまり共感できないので…。

攻略キャラが魅力的でも、プレイ中イライラすることが多くて

楽しみ半減するんですよね。。。

 

このルートでは、それでも市が、なんだかんだ言っても

信長の思うように使われてしまってるような状況だったのが、

これまた、なんとも言えず中途半端感。

喉に魚の骨が刺さっているような、取れたような、

どっちなのか分からなくて気になる感じとちょっと似て。

 

結局、市の目的って、なんだったの?って。

どうしたいのか、どうしたかったのか、段々わからなくなりました。

恋心を意識してからは、特に。

目的がすっかり変わってしまったように思います。

 

そもそも、全体的に、紆余曲折なストーリ運び。

他ルートをさらに上回る、信長の市への溺愛ぶり。

正直、そこが楽しみでもあったのに、黒に否定されたら豹変。

なんだかな~。

 

結局、可哀そうだったのは、信長でしょう。

信長ルート、信長が一番可哀そうでした。

愛エンドも常エンドも、あまりスッキリした感じしなくって。

 

可哀そうなばっかりで、萌えもキュンもあまり無く、

折角の、一番美しくて紀章さんの素敵な声だと言うのに、

そのうま味を堪能できなかったのが、残念です。

 

それでも、全体としては、楽しめはしたのですけどね。

重かったですが。

 

このルートで、1点、不謹慎ながら妙に笑えてしまったのが、

最後の方の、帰蝶と光秀のスチル……。

帰蝶さん、別人やん!!あまりのお美しさに仰天しました(;^_^A

 

それにしても、幸魂……、いいんでしょうか。行方知らずのままで。。