逢魔時~怪談ロマンス~(PSP) 6.真相エンド&総括
真相エンドは、密と京極の二人に用意されていました。
ただ、どちらのルートも其々のベストエンドと選択肢がほぼ同じ為、
最後の最後まで、既読スルー状態。
選択肢までのスキップができない為、それがちょっと苦痛でした。
クィンロゼのPSPのゲームは殆どが既読スルーは自動じゃなくて
Rボタンを押し続けとなる為、この辺ほんと面倒くさくって。
そして、肝心の真相エンドですが、密では静が過去の記憶を
取り戻して、過去の出来事が映画の如く再現されるわけですが、
思い出した後の彼女の行動は、まぁ仕方ないかなと思える内容でした。
ただ、なんとも微妙な関係ではありますね、密との間が。
彼のせいなだけに、これまでのようには愛し合えないのは当然ですが。
そして、京極の真相エンドは、ちょっと意外でした。
で、これってバッドエンドっぽくないかぁ?と少し涙......。
京極に真実を伝えないまま、勝手な決断とそれを実行に移すのは
賛同できませんでした。どうして彼に選択の権利を与えないんでしょうね。
愚かな行動としか思えなかったです。
そんな両真相エンドですが、矢張りゲームの過程としても、
改めてやらせるのではなくて、各キャラのエンドの中で
攻略制限してくれた方が良かったと思います。
ほんと、ラスト以外全く同じなんですもん。
お勧めプレイ順としては、まずは霊次が無難かと。
次は遠野か由良城のどちらか……。
ネタバレ的には、両者同じ感じなので、お好みでしょうか。
で、次は日比谷京極でしょうね。ラストが式部密。。。
まぁ、式部を最初にやれば、ほぼ主人公の正体は
察せてしまうので、事情をある程度分かった上で
他のキャラをやるのも悪くはないですけどね。
自分的には失敗したと思っています。
そして、全体としては、そこそこ面白かったですが、
飛びぬけ喜べるほどでは無かったですね(;^_^A
古いゲームでもあるから仕方ないのですが、
セリフのスキップ等の反応が遅めで、
最近の快適さに慣れてしまっている分、ちょっと
イラつきました。
良かったのは、前半の共通ルートが短くて、
2週目からは、分岐点まで一挙にスキップできる所と、
途中途中も既読の所はスルーできる所ですね。
選択肢スキップが無いのは、もう仕方ないかな。
ストーリーは有るようで無いような内容で、
世界観と個別のキャラ萌え的だったと思います。
盛り上がりに欠ける為、好きな声優さんが
多いとかではないと、退屈に感じるかもしれません。
自分的には、好きな声優さんオンパレードだったのと、
クィンロゼのゲームは好みが多い事から
購入してしまいました。
そこそこ楽しめたので、後悔はありませんし、
続編の黄昏時~もツインパックでお安く購入したので、
この後、そちらをプレイしようと思います。
評価としては、★★★☆☆ 3つ、と、+αってところですね。
発売当初で評価すると、プラスアルファかな、と思います。
なんせ、5年前ですもんねぇ……。