narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

魔女王(PSP) 4.レオンハルト=ローゼンハイン

f:id:narico555:20170530084644p:plain cv:緑川光

 

リゼンベルクの王子で、真の魔王になる儀式の

生贄として、リゼンベルクから送られてきた。。。。

 

いやぁ~~~、最高でした~~~。

光さんを思いっきり堪能できた、グリリバファンにとっては

とても美味しいルートでした~~( ˘///q///˘ )

この人狙いで、このゲームの購入を決めたようなものなので、

期待を裏切らないでくれて、本当に嬉しいです。

こんなに真っ当な、正当な甘いキャラ、ここ最近では

遭遇していないので、やっと報われたと言うか

癒された気がします。

 

人間の勇者たちには、本当に嫌な思いをさせられてばかりで、

真っ当に楽しむことが出来なくて、少々フラストレーションが

溜まり気味だったんですよね。

だからこそ、、かな?

ネタバレ的には、この前のエドガーと近いので、

どちらを先にやっても良いように思いますが、後で良かったかな。

人間たちを先にやって、やっとここへ来て美味しい思いができて

嬉しさ倍増でしょうか……(;^_^A

 

この王子、しょっぱなから箱に入って送られてきて、

「リゼンベルク イチの美男子です」とか名乗るもんだから、

軟派なキャラかと思いきや、全然そうではなく……。

それでも、生贄になる事には全く抵抗が無いような、

むしろ、生贄になる事でみんなの役に立つと思っていて、

出家僧侶でも、そこまで達観していないだろう、と思うほどの

落ち着きぶり……。

でもって、天然ぽくて、不思議なお方でした。

王様が、自分の息子を頼まれてもいないのに生贄として

送ってくるって事からして、この王子の境遇が何となく

察せられるものではありますが、本人ルートで、実際に

彼の事が分かってくると、やっぱり可哀そうだったのねぇって

内容で。それでも全く捻くれる事もなく、どこまでも純粋で

ステキな人でした。

そして、このルートの内容が、一番シックリくると言うか、

幾ら幼馴染の元友達とは言え、勇者たちの態度はひどすぎるし、

そんな彼らと分かり合おうとした結果、恋愛に至るのって、

正直少々ピン来なかったんですよね。

その点、城で幽閉されている身ではあっても、

頻繁にコミュニケーションをとっている王子との方が

自然な流れだと思います。

その上、王子と共に過ごすシーンが凄く多くって、

互いに気持ちを通じ合わせていく過程が、凄く良かった。

親切なローズに王子は最初から好意を持っているので、

一緒の時間が温かい。

でも、途中途中で入ってくる勇者たちは、ほんとウザいわ~。

そのウザさを王子@緑川さんが癒してくれるので、

ずっと、ウットリしっぱなしでした。

病んでる系の緑川さんも好きですが、

真っ当な優しいキャラは、本当に癒されます。

まさに王子様~~~♡

 

幸せでした……♡♡♡

 

 

魔女王(PSP) 3.エドガー=ラング

f:id:narico555:20170528165342p:plain cv:立木文彦

 

勇者のパーティの一人で、幼い頃の友達。

パーティの中では、戦士。大剣と弓を使う。

 

勇者たちとのやり取りは、毎回、なんか気持ちが疲れます……。

特にアトラスとドロップの凄まじいまでの敵意って、

結構、嫌なもの。。。

この二人、攻略相手の時には段々軟化してくるから

まだ良いけれど、そうでない時は、いつまでも敵意むき出しなんで

辛いです~~。

 

で、エドガー……。

この人、他の人のルートの時には、なんか中途半端な態度で

優柔不断な印象だったんですが、本人ルートでも結局そんな

感じだったように思います。

まぁ、友達の間に立って辛いっていうのは分かるのですが、

もっと強く出ればいいのにって思っちゃう。

結局、アトラスの方側に流されてる感じだし。

それに、相手の立場への思いやりに欠ける気が。

自分の立場ばかりを重んじて、相手の立場を理解せずに

自分の方へ引き寄せる事しか頭に無い感じで、私としては

あまり好意が持てませんでした。

 

それと、声、ですね…………。

いや立木さんが嫌いな訳ではないのですが、

この顔に全く合ってないって思うのは私だけでしょうか。

どうしてもドラクエヤンガスのイメージが強くって。

キャラやるにしても、もっとゴッツイ男くさーいビジュアルが

合う声なんですよね。

今回も、声はいつもの立木さんらしく、むさっくるしい男って

感じです。あと、シナリオを見てると、そういうキャラ設定みたい。

なのに、見た目は綺麗ですよねぇ……。もう、合わなくって。

すっごい違和感でした。そのうち、段々と嫌になってきて、

後半は、エドガーだけ声無しにしちゃいました……。

キャラ的にも中途半端感もあり、全然、萌えれなかった(xx)

 

ドロップが、やたらと「綺麗な顔」「端正な顔」って

シナリオ内で言われていたのにも、少々違和感があったんです。

見た目が綺麗って言うなら、エドガーの方が余程って思うし。

でも、男としての態度は、ドロップの方が上かな、と思います。

好きな女性に対しての、ね。。。。

 

エドガーはアトラスと違って、昔の記憶もあり、最初から

好意的だったから、良いなって思っていたのに、期待外れでしたね。

このルートでは、家臣であるサミュエルやマリオンの

ローズへの思いが良く伝わってきて、そちらの方が良かったです。

それと、ある人の正体もここで分かって、ちょっと安心しました。

怪しいと思っていたので。

そういう、本人よりも周囲が面白かったルートでしたねー。

 

 

魔女王(PSP) 2.ドロップ=ルスト

f:id:narico555:20170527203642p:plain cv:代永翼

 

勇者のパーティの一人で魔法使い。

 

アトラスと同じように、魔王の命を狙い、

頭から魔族を悪と決め込んで戦いを挑んでくるのですが、

魔法に対する探究心が強い為、研究目的でローズに対しても

興味を持っていて、それを切っ掛けに段々とローズとの

関わりが増えていきます。

 

そんなわけで、ただただ憎悪をむき出しにして頑なな

アトラスとは違って、知識欲の方が勝る為に

いつの間にか一緒に行動し、そのついでに話をするものだから

考え方にも変化が……。

この人、研究熱心で理系な感じの論理派だったので、

案外面白かったです。

あとは、相変わらずと言うか、やっぱりローズ、弱い……(-_-;)

力は強いのでしょうけど、手加減するから弱くなってしまうのも

仕方ないかもしれないけれど、それにしても……と思う弱さ。

その辺の加減が上手くできないのは、頭が悪いと言えるのでは?

なんて思う事たびたび。。。

まぁ、妙な、お花畑系ではないのは良いんですけどね。

でもって、人間のドロップに説教されたり、教えられたりで

やっぱり情けない~~~(;^_^A

 

エンディングは、ちょっと意外な展開でした。

最後の方の儀式の所、アトラスとは大分違ってました。

その辺は多少被るのかと思ってただけに、意外でしたね。

ラストの二人のあり方も、予想外でしたが、

こういうのも面白いな~と。

ただ、ビジュアル的に好みじゃないのもあったし、

意外とキュンシーンが少ないのもあってか、

トキメキは感じませんでしたねー。

声が代永くんって事で、ショタ系か、と思ったのですが、

これまた予想外に低めの声だったので、子供っぽい印象の割に

男らしさは感じられて良かったです。

代永くんって、大体が女の子のように可愛らしいキャラが

多い為、今回のこのキャラは新鮮でした。

低めの声だと、時々、保志くんに似てるな~って感じました。

まぁ、自分的には好みではないのですが(;^ω^)

 

このルート、やってみたら、初回でも良かったかも~って

思いました。ネタバレ的には、アトラスより、こっちの方が

更に少ない気が……。

アトラスの後編からの話は大団円的な印象もあったので、

それに比べるとドロップは地味だったかな~って。

少々物足りなさが残りましたね。。。

 

 

魔女王(PSP) 1.アトラス=リーヴィス

f:id:narico555:20170527100537p:plain cv:前野智昭

 

魔界を統率する魔王の一人娘である、主人公ローズ。

ある時、暗黒神より神託を得た父が

城を空ける事となり、魔王の座につくことに……。

 

クィンロゼの2014年に発売されたゲーム。

CERO D 仕様となっていますが、一人目としては

D なの? って感じでしたね。

前回やったのがCでしたが、違いが分からない感じ。

ただ、他の攻略さんでは怪しそうな方々がいらっしゃるので、

全体としては、まだ未知数ですが……(;^_^A

 

始まりとしては、面白かったです。

そろそろ20歳くらいになるのかな、ってプリンセスの、

将来的には王座を継ぐけど、まだまだずっと先の話でしょう、

って感じで、若い娘らしい、落ち着きのない様子が、

そばに使えている騎士のマリオンや司祭のサミュエルとの

やりとりで、面白く描かれていました。

 

で、まずはアトラスから行こうと決めたものの、

最初の選択肢までが、すっごく長く感じました。

城での話が長く、その為にサミェル@諏訪部さんと

マリオン@三木さんの二人との関わりが面白くって、

いっそ、この二人のどちらかを選びたい!って思うほど……。

 

そんな中、いきなりどこかへ出かけてしまう父王に

変わって、王の仕事を引き継がねばならなくなったものの、

正式な儀式を得ないうちは、力が不完全。

そして、魔物たちが頻繁に人間の町を襲う為、

人間たちから憎まれていて、何かと命を狙ってやってくる。。。

 

そんな、自分の命を狙うパーティの中の一人である勇者が

子供の頃に友達だったアトラスで……。

このアトラス、異常なくらい魔族を憎んでいて、

しかも、幼い頃に一緒に遊んだ記憶が何故か無く、

容赦なくローズを殺しにかかってくる。。。

ローズの方は、魔族らしくなく、しかも魔王になろうってのに

人間に対して情があって、歯向かってくるのに殺さずに

済まそうとする為、何度も窮地に追い込まれるしで、

このルート、しょっぱなからちょっと殺伐としていて、

しかも甘々なヒロインに苛々しちゃって。

 

とにかく、アトラスが頑な。

頭から思い込んで話を全く聞こうとしません。

そんな中、ローズは色々頑張るわけですが。

頑張るのは良いのですけどね。

なんか、手加減してるからなんでしょうが、

この子、本当に強いの?って思うくらい、

結構、いろんな場面でやられてるんですよね。。。。

この辺のヒロインのキャラだての中途半端さは

イマイチって思っちゃいます。

あまりキャラが立ち過ぎるのもウザく感じるものですが、

難しいですね。

 

アトラス自身は、頑固で意地っ張りで、

前半はいつも会う度に冷たい怒り調子な顔つきになるのが、

なんだか辛かったと言うか、気持ちの持っていき場に困りました。

毎回会う度に酷い態度で、剣を向けられるのに、

人間に対してはとても優しい様子を見て好意を増すってのも

不思議で……。その後、両想いになってから

アトラスから同じように言われるのですが、

いや~、ほんと不思議よね。

アトラスも、ローズと関わるうちに、段々と心境が

変化していってる様子な何となく伺われるものの、

それでも告白された途端に、自分も好きだと言って、

ついさっきまで剣を向けていたのに、いきなり両想いになって

ちょっと付いていけない展開でした。

豹変し過ぎだろ!って、思わず突っ込みたくなりましたよ。

 

その後は、これまで一体何だったの?と思うくらい、

ローズ一筋と言うか、ローズを大事にしてくれる。

仲間たちが彼女を信用できなくて色々と言う事に対しても

彼女をかばうんだけど、アンタ、ついこの前まで彼らと

同じこと言ってたじゃない?ってホントまた突っ込みたくなるww

まぁ、そういう事に目を瞑れば、楽しい内容だったと思います。

両想いになってからの後半のストーリーは、ちょっと意外な

展開となりましたが、優しい勇者らしいアトラスのキャラは

王道的だったかな、と思います。

前半で頑な過ぎた為に、その反動で後半は落ち着いて

進められた気もしますね。

 

攻略順、大分迷って、他の感想を挙げている方々の所をお邪魔し、

色々と参考にさせてもらって、しょっぱなはアトラスが妥当そう、

と判断しました。

声も大好きなマエヌですし……(*^^*)

比較的バランスの取れたキャラだったように思います。

しょっぱなキャラだけに、色々と謎めいた部分は

殆ど明かされず……。それだけに、今後も楽しみですね。

 

 

 

 

黄昏時~怪談ロマンス~(PSP) 7.式部密 &総括

f:id:narico555:20170525174331p:plain cv:緑川光

 

全ての元凶とも言える存在ですね。

今回は、前作のベストエンド後からの始まりでした。

遠野や和泉はベストエンド後では無かったから、

この、大変問題のある微妙なお人は、どうなんだろう?

と思いましたが、とりあえずはベストエンド後って事で。

まぁ、真相エンド後だったら、ある意味、目も当てられないと

言うか、さぞや辛いルートとなるでしょうからね。

そうでなくて良かったと思いつつも、何も知らずに

密と恋人同士でいるってのも、知っているこちら側からすれば

ちょっと複雑な気分でした。

 

それでも、今回は順番を最後にして良かったと思います。

元々、緑川さんか鳥さんをラストに持ってきたかったですし。

プレイ順としては、今回はまずまずの選択だったかな、と。

しょっぱなの遠野のガッカリ度は残念ではありましたが。

 

それで、密ですが。

密の仄暗い情念とか執着ぶりとか、そういうのが

各ルートでも発揮されていた為、どのルートをやっても

毎回それを見せつけられるわけで。

それを見る度に、密の深い深い、静への屈折した

想いがヒシヒシと伝わってくるんですよね。

段々と哀れな気持ちになってきて、終いには

同情しちゃうっていうか。

彼のしたことを想えば、静が彼に抱く気持ちも

当然なんだけど、それでも、密は元々は死神の家系。

そして妖怪だけに、人間の価値観とは大きく違うし、

人の持つ自然な摂理や常識や感情が理解できない。

彼自身からしてみれば、良かれと思ってやってる事で。

だから、単純に憎んだり嫌悪したりするのも、

どうなのかな~って気持ちに、段々なってきちゃいました。

 

それに何より、声が緑川さんだしね。

病んでる系、ほんとすっごく合っているというか

お上手ですよね~。

今回はベストエンド後って事もあり、甘いセリフも

多くって、あの声で囁かれる甘いセリフは、もう死にそうな程

萌えキュン♡でした……(*ノωノ)

そして、静が昔の記憶をいつ取り戻すか分からない、

いつ自分の元から離れてしまうか分からない危うさに

ずっとさらされている分、些細な事で不安になって

狂気を発揮する病的な所がまた、面白かったし、

せつなくもありました。

 

病的ではあるけれど、誰よりも静を必要としているのが、

なんだかとっても愛しくなってしまいました。。。。

 

さて。

続編と言う事でサブキャラが二人昇格し、攻略キャラが

増えましたが、その分、各人の長さは短めになりましたね。

それでも、まぁまぁのボリュームだったと思います。

そして、全員の全エンドを見ると、おまけのシーン回想の所に

「もうひとつの真相」ってタイトルのショートムービーが

観れるようになっています。

これもなかなか見ごたえがあって良かったです。

前作の真相エンドに近い感じですが、このシーンの

ラストからすると、結局、憎み切れずに愛して

しまってるんだろうなぁ~って思える感じでしたね。

前作でも、そんな予感を与えてくれる感じではありましたが。

 

システム的には、前作よりも処理速度があがり、

楽になったと思います。絵も綺麗になった印象。

設定も細かく変更できるのが有難かったです。

ただ、内容的には、若干不満が残りました。

個々の感想でも書きましたが、遠野と飛浦。

遠野はベストエンド後でお願いしたかった。

飛浦は、他のルートでも邪魔してくる嫌なポジションで、

悪意の塊としか思えないキャラだっただけに、

単独攻略ルートでも、あまり基本的に変化ないキャラぶりが

攻略する意欲を無くして、この人を攻略する意味が

あまり分かりませんでした。無くてよかったのにと

思うばかりです。

 

評価としては、★★★☆☆ 3 でしょうか。

前作はプラスアルファが付きましたが、今回は無しで。

前回より良い部分はあるものの、面白さ的には

正直な所前作を下回ってるかと……。

遠野の内容が別物で、飛浦ルートが無ければ、

前作と同じくらい、とは思うのですけれど。

まぁ、期待ほどでは無かったっていうのが全体の感想ですね。

 

細かい部分でちょこちょこと工夫されてて、

そういう所は良かったんですけどね……。

 

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黄昏時~怪談ロマンス~(PSP) 6.和泉霊次

f:id:narico555:20170524175846p:plain cv:鳥海浩輔

 

1学年下の妖狐。総合成績2位。

 

このルートはベストエンド後ではなく、まだ告白は

していないものの、既に互いに好きになっている状態からでした。

 

正直な所、ベストエンド後にして欲しかったですね。

前作のベストエンド、とても良かったと思うし、

唯一、日比谷兄弟や密に振り回されずに乙女ゲームらしい

萌えキュンで楽しめた相手だっただけにね。。。。

 

お互いに捻くれてて天邪鬼なせいか、軽口の応酬ながらも、

素直でないのは口だけなので、なんか可愛らしくて

微笑ましくもありましたが、じれったくもありました。

それと、今回はどのルートでも密が絡んでくる、

お決り的な内容があるのですが、その絡み方が

このルートだけは違ってました。

まさか、な内容で少々驚きました。

そして、和泉の反応も……。

そのあたりの展開は、ちょっとイラついたし、

ムカつきもしたのですが、やっぱり和泉は概ね良いです。

彼のキャラがなんとも憎めないと言うか、

やっぱり可愛いんですよねぇ~。負けず嫌いの所とか。

鳥さんで良かった~~って、つくづく思います(∀`*ゞ)エヘヘ

 

エンドに関しては、少々物足りなく思いました。

やっぱり、前作のベストが一番好きかな~。

 

 

黄昏時~怪談ロマンス~(PSP) 5.日比谷京極

f:id:narico555:20170523214228p:plain cv:遊佐浩二

 

弟の次は兄にしてみました。

真面目過ぎる風紀委員長とのベストエンド後……。

 

真面目過ぎるだけに、恋にも一直線で

極端さを感じさせてくれる人でしたが、

始まってみると、恋人同士であることを

周囲には隠し通そうとしていて、

校内では近づくな、とか、なんかとっても

つれなくて、物足りないったらなかったです(ノд-。)クスン

 

なんでそこまで、ひた隠しにするのだろう?と思うばかり。

周囲は静に想いを寄せてる連中ばかりだと言うのに、

そんな呑気で良いのぉ??って感じでしたね。

実際、ちょっかい出されてたし……。

 

それと、ここでもブラコンぶりを発揮してました。

ただ思うほど、執着はしてなくてホッとしました。

結局、周囲に隠すのには彼なりの理由があり、

思いやりから、だったわけですが、

矢張り、横から攫われる危険性の方が高いと悟って

皆に公表するとなってからは、まぁ極端に豹変。

ある意味ちょっと病的?ww

元々風紀委員長としても、強引な取り締まりや

説教など、突き進むタイプだけに、その本領を

静との関係においても発揮してきて、その凄さに

笑えました(^^)

だけど、後半も後半、ほんとエンディング間際に

なって、やっとだったので、焦れました。

まぁ、濃すぎるから、それが長くても逆に

疲れそうですけどね(;^_^A

 

じれったくはありましたが、比較的平和で

面白く楽しめたルートだったと思います。

萌えキュン度は、低めだったかな~。

お笑い色が強かったような印象でした。

 

 

 

 

黄昏時~怪談ロマンス~(PSP) 4.日比谷巳継

f:id:narico555:20170523160400p:plain cv:日野聡

 

風紀委員長・日比谷京極の弟で人間。

前作ではサブキャラでしたが、霊感が強い為に

妖怪が見え、密によって妖怪界へ引き込まれそうになったのを

阻止したいきさつが……。

 

放任主義の両親の元で兄弟力を合わせて生きてきたからか、

兄も弟も共にブラコン。

密の魔手から巳継を守り、巳継も無事に大学生に。

けれど、その後の巳継の事が気になって

心配でたまらない兄の京極のたっての頼みで

静は巳継の様子を見に行くのですが、しっかり見つかってしまい、

図らずも、彼と関わる事に……。

 

今回、攻略キャラに昇格して、どういう話になるのか

興味深かったし、やってみると面白かったです。

なんせ、妖怪になるのをわざわざ阻止したのですから、

それなのに妖怪である静と人間である巳継を、どういう風に

持ってくのか?まさか、こういう風になるとは!と、

楽しい展開でした。

このルートは他のキャラ達と違って、エンドの数が多かったです。

で、自分的にはどのエンドでも良かったのかな、って

思うのですが、悲恋系が最も納得できたかな、と感じました。

やっぱり、妖と人間ですからね。

身を引くのが一番かな~って。可哀そうですけどね。

そもそも、姿を消して見守るべきだったって思うし。

そこはまぁ、そうしちゃったらお話にはならないでしょうから

仕方ないですが。

 

巳継のキャラとしては、少々インパクトに欠ける印象。

京極の弟だけに、ビジュアもちょっと似てるし、

真面目な所も似てるけど、京極ほど強烈さがなく、

全体的に大人しくした感じで地味ですね。

それでも、なんかドキドキさせてくれる部分はあって、

お話の内容も良かったし、グッとくるルートだったかと。

髪の毛がちょっとボサついた感じなのが、自分的にはマイナス~ww

あと、このルートに付随して、和歌子との友情エンドが

ありましたが、なんとも感想の述べようもない、

あってもなくてもいいような内容でしたね。。。。

 

 

 

黄昏時~怪談ロマンス~(PSP) 3.飛浦萌葱

f:id:narico555:20170522221411p:plain cv:吉野裕行

 

1学年上の、天狗の妖。前作ではサブキャラでしたが、

どのルートでも執拗に絡んできて、バッドエンドへ

誘うポジションにいらっしゃいましたね。

今回は攻略キャラに昇格しましたが、この人ったら

とっても性格が悪くって、超意地悪。

でもって、上の絵は綺麗系だけど、立ち絵は

いけ好かないキャラそのものな顔付きな上、

吉野さんの声がすっごく厭味キャラな声音と声調で、

好きになれないキャラだったんですよね。

(よっクンの他キャラは好きキャラ多いのに、これは……(-_-;))

そんなキャラでも、攻略となれば、少しはマシになるのかと

思いきや、そんな事はなく、正直、すっごくムカついて、

イラついて、不愉快極まりないキャラぶりでした。

最初の方はまだ、その性悪ぶりも面白くはあったのですが、

段々とエスカレートしてゆき、主人公の静は静で、

嫌がりながらも、しっかり抵抗できずに流されて、

相手の言うがままな結果になってしまってる所が

受け入れがたかったです。

これで最終的に「好き」とかって気持ちになるのが

全く理解できませんでした。

 

そもそも、前作でも思ったのですが、成績が全校で3位で、

中でも妖術は飛びぬけて高くて学校で1位で、喧嘩に強いって

話でありながら、この人、本当に成績良いの?強いの?って

疑問に思う事が多々。

静より下の筈の遠野との喧嘩では勝ってる所、見たことない。

相手に拳を避けられても、静は当てられてたりするし、

密とか、飛浦に襲われて、抵抗できずにいるしで、

全然、強いって感じません。

それに、頭だって良いとも思えない。

男子たちは静の攻撃に楽々で避けてる感じなのに。

このルートも、飛浦に簡単に掴まる所からして、鈍いって思うし、

そもそも、すぐに結界張れば済むことでは?って思うばかり。。。

なので、飛浦に逆らえずに、飛浦の思うがままにされてるのが、

すっごく苛々して、嫌でした。

飛浦、あまりに性格悪いからね……。

 

結局、飛浦の目的とか本心とか、内面が殆ど分からずに

終わってしまったので、なんだかな~~~と納得がいかない

ルートだったと思います。

 

 

黄昏時~怪談ロマンス~(PSP) 2.由良城閨悟

f:id:narico555:20170522101213p:plain cv:浪川大輔

 

このルートは、ベストエンド後からのスタートでした。

 

なので、すっごく暑っ苦しかったですねー(*^^*)

 

元々、静が大好きで、本人は無意識なまま

気持ちがだだ洩れ状態だった由良城ですが、

両想いになってからは、もう、気持ちを言葉にしまくり。

恥ずかしくなる程、「大好き」連呼。

人懐っこいのは、彼の家族も同様で、

その為、同居までしてしまった前作のベストエンド。

もう、既に新婚さんのような状況だったから、

こっちでは結婚まで行くのかな~?なんて

予想したりもしてましたが、それは無かったですね。

ただひたすらに、甘い!

とは言っても、ラブ度200%以上!って感じの

由良城に対して、もともと冷めてるタイプの静なので、

嬉しい反面、恥ずかしくて困っちゃう気持ちは

理解できますね。

なんせ、二人きりの時なら大歓迎ですが、

所構わず、どこでもかしこでも、周囲に誰がいようがお構いなし。

特に嫉妬深さに関しては尋常じゃないし、

段々とエスカレートしていく様は、凄かったです。

まぁ、ゲームだから笑えるけど、リアルなら

本当に怖いです、このタイプは……(;^_^A

 

その、由良城の心持の変化が如実に声に現れてて、

笑っているからこそ怖いっての、まさに、でしたね。

浪クン、サイコーでした。♪

なんか、基本的には大人しいのに、怒らせると

異常に怖い感じで。

誰かが静かにちょっかい出してくる度に切れる由良城……。

そして、可愛いくて純粋無垢なようでありながら、

結局は思う通りにしてしまっている所とか、

案外、侮れないタイプなのも面白かったです。

どんだけ変化してくんだ、ってちょっと期待もしたりして、

このルート、由良城のキャラ変ぶりが面白かったと思います。

なんか、好きだわ~、由良城~♡