Princess Arthur(PSP) 4.ランスロット
cv:小野友樹
円卓の騎士のリーダーで、『最強』と
言われる騎士。
最初から主人公には好意的で、何も分からない
アルをいつも優しく支えている。
左腕に謎の印を持ち、包帯で隠している。
途中まではガウェインと被ってる感じで
既読スルーが長かったし、個別に入っても
最初の頃は既読が多かったのですが、
その後は、彼の左腕にある印による
話の流れで、なかなか面白かったと思います。
ランスロットとギネヴィア王妃の関係は
アーサー王の物語では有名な部分でも
あるので、なんとなく予想はできてたけど、
つくづくランスロットは哀れだな~って。
言ってみれば若気の至りだよね。
忠誠だけを誓って、誰も愛さないなんて
馬鹿げてるしね。
ギネヴィアも実際のところ、どうだったんだろ?
彼女の気持ちの在りどころは、
結局、わからずじまいでした。
惚れてる感は出てはいたけど。
ニムエとの関係も、あいまいに濁したまま。
バッドエンドの方がしっくり感。
呪いはどうして解除できたんでしょ。
一度死んで生き返った?
ほんとに?
よく分からなかったわ~。
二人のお熱い朝の光景で終わったのも
甘いけど、それで終わり?って..........。
なんかモヤモヤ~とした部分が
残ったルートだった気がします。
ランスロット自身は、ゲーム内でも
アルが言ってるけど、完璧な感じで
欠点とかが見当たらないキャラなんで、
正直、面白みに欠けてたかな~。
強くて、優しくて。。。
円卓の筆頭でみんなのまとめ役。
感情的になる事もなく、怒ったりしたシーンって
あったかな?不機嫌さを醸し出す.....って事すら
無かった気が。
いつでもアルの味方って感じだけど、
剣が強いって以外は大人しい人柄って感じ?
声を出して笑った事も無いような..........。
印の重さと戦いながら、常に勝つことを
求められ、素直に女性を愛する事もできない
哀れな男..........。
多分、孤独だったんだろうって思うけど、
その辺の葛藤による苦闘があまり表現されて
いないので、最後の方で秘密が分かった時も、
あっさり感と言うか、胸に迫るものが無かったのが
惜しい所でしたね。