遙かなる時空の中で Ultimate 4.森村天真
cv:関智一
地の青龍。17歳。
群れるのが嫌いな性格の、主人公の同級生。
現代から一緒に飛ばされた事や、同い年って事もあり、
一番、近い存在かと思うので、カップリング的には
自然な相手だな~って思うし、なかなか男らしくて
頼りがいもある方だとは思うのですが。
結構、鼻っ柱が強くて、対である天の清流の
頼久に張り合うような所は、私はイマイチだったかな~。
年齢も違い過ぎるし、物心ついた頃から武士として
武術の稽古に励んでいる頼久と現代人の天真では
実力に圧倒的な差があって当たり前なのにな~と.....。
それでも強くならなくてはと稽古に頑張るのは
好感が持てるけど、張り合うことは無いのにと
思ったりして。
あと妹のランの存在がちょっとネックでしょうか。
八葉とか、あかねの事とか、ちょっと上の空的に
ラン探しに没頭してる感..........。
気持ちは分かるけど、ちょっとビミョーでした。
心のかけら、を取り戻し、それぞれが忘れていた
大事な記憶を取り戻す訳ですが、天真は妹、
イノリは姉、の存在が八葉としての使命に
影をさしている感じでした。
そういう、秤にかけられない大事な存在があるのは
良いのですが、お話の流れとしては、
ちょっと消化不良気味な印象でしたね。
その辺は矢張り、シリーズ最初の古いゲームってのも
あるのかな。
当時はとても斬新で凄く楽しめたって記憶があるものの、
現在再びやってみると、どこか物足りなさを感じると言うか。
6まで来て、3へ戻り、そして最初への回帰.....。
進化していったのを改めて感じます。
最後のエンディングですが、あれだけ「ラン」に
固執していたのに、どのエンドでも、二人だけの世界で
「ラン」、どうした?って感じ。
あと、場所が変わっただけで、内容的には大差無い印象でした。
それは他のキャラでも同じなんだけど、天真のエンドで
改めてそう思ったのは、やっぱり「ラン」のせいなのかしらぁ?
まぁ、同級生だけに、共に助け合って生きていく、
って感じは良かったな、と思います。