narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

君は雪間に希う 1.東条國孝

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時は享保元年。
八代将軍・徳川吉宗が江戸を治めることになった世。

江戸の町では、異形の化け物による事件が多発しており
町民は度重なる事件に不安と不満の声を漏らしていた。

そこで徳川幕府は町の治安維持のため
密に異形を取り締まる組織「御庭番」を設けた。

それから季節が巡り――享保十一年。

江戸から遠く離れた村に特別な力を持つ一人の少女が暮らしていた。
彼女が「黒い糸」を見た場所では必ず禍が起きる。
不気味がった村人たちは、雪が降り積もる山奥へと少女を追いやった。

そんな彼女の元に御庭番と名乗る青年が現れ……。

これは一人の少女と「人ならざるもの」たちが出会い、愛を知る物語。

 

 

 

f:id:narico555:20210811175626p:plaincv:前野智昭

 

主人公を迎えにきた、奇虚(きこ)のひとり。

気さくで面倒見が良く、後輩として気を遣ってくれる。

武家町の管轄で、お庭番の他に武家

子どもたちを対象に寺子屋を開いている。

怪我をした雀の手当をし、その後、世話を

しているものの、嫌われている。

見た目年齢25歳。

 

7章プラス最終章で、3章までが共通で

4章から個別。

攻略対象は6人で、攻略制限が2人。

最初にヒロインを迎えに行くのが、

今回の國孝と、彼と同じ武家町担当の

筧智成なんだけど、智成は制限が掛かっているので

初回は、國孝を選んで見ました。

 

始まりは、なかなか良かったと思います。

淡々と進んで行く割には、退屈感はなく、

まぁまぁ面白かったと思います。

この共通で、いいなって思うのは

智成の方で、ヒロインとも良い感じなんですよね。

 

最初の方の選択の順番とかで、個別に進む

対象が決まるみたいなんだけど、

國孝へ進む事を目的として選んだのに、

いくら共通とは言え、ちっとも國孝と

いい雰囲気にはならず、智成ばっかり

フォーカスされてる印象でした。

なので、個別に入ってからは、國孝との

接近が、ちょっと唐突な感じがしました。

 

國孝自身は、見た目は爽やかだし、

心が無いと言われている奇虚の割には優しくて

気配りにも長けてて、とても親しみ易いんだけど、

何て言うか、それだけなんですよね.....。

それ以上の魅力は、取り立てて感じられない

と言うか。安全パイみたいな人?

 

そして恋愛への過程は、ヒロインの境遇故とは

言え、よくある簡単な印象が否めず。

顔は好みだし、声は大好きな前野さんなのに、

あまり萌えなかったんですよね~。

何て言うか、全体的に曖昧模糊な感じと言うか、

ピンと来なかったと言うか。

 

ダラダラと長すぎなかったのは良かったと

思います。システムも快適でした。

エンドはCGが無い見なくても問題ない

バッドらしきものと、悲哀エンドと情愛エンド。

実質、悲哀エンドはバッドなんだと思います。

なんだかよく分からない内容でした。

情愛エンドも、こんなもんなの?って

ちょっと肩透かしと言うか、ただただ

丸く収まった感を押し出しただけの内容で、

物足りなかったですねー。

 

色々と引っ張ったわりには、

こんなもんか..........と思ったのがプレイ後の印象。

 

他の人たちも、こんな感じなのかなぁ?

だとしたら、2周目以降、更にイマイチ感?

 

次は城下町の与一でいこうと思います。

ちょっとクセが強そうで、そこに期待してみる。。。