narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

時計仕掛けのアポカリプス 2.リアン・イェブラム

f:id:narico555:20210711170643j:plaincv:細谷佳正

バーでピアノを弾くピアニスト。

大体のことは自分で出来る器用人。

大人の余裕があるが、どことなく影がある。

 

2周目と言う事で、どんな風に進んで行くのか…。

やり直し人生の最初の回は、初回ルートと殆ど同じ。

途中の選択肢で、その後のルートへ分岐に

なっているようだけど、街の終焉までの過程は

ほぼ同じでした。

 

初回のルートで幼馴染2人との関わりの深さ、

絆の強さを感じていたので、そのうちの1人との

その後の展開は、わりとスンナリ受け入れられたけど、

年齢差のありそうな、そしてただの顔見知りでしかない

リアンとの、その後の展開は正直、恋愛としては

あまり楽しめなかったです。

 

リアンは大人なので、時々匂ってくる恋愛の

空気感は悪く無かったし、場面によっては

ドキドキを感じさせてくれる所もあったんですが、

何より、どうして、こんな事になってしまったのか?

の謎解きの比重が大きくて、悪い結果を阻止するべく、

どう考え、どう動けば良いのか?何よりもそれが

最優先事項として話が進んでいる為、ヒロインが

リアンに対して恋愛モードへとシフトしていく

過程が曖昧で、やり直しを繰り返すうちに

気持ちがリアンに入れ込んでいったって感じで

恋愛してる醍醐味的な流れが薄かった。

 

なので、乙女ゲームとしては、自分は面白く

感じませんでした。

リアン自身にも、大人として余裕かましているうちは

それなりの魅力も感じたものの、その後の展開での

ヘタレぶりには、ちょっとガッカリで……。

 

ここで明かされた街の秘密は、具体的には

凄かったな~と思ったけど、大筋的には想定内な印象。

初回ルートで、この街と地上での過去の事件と、

歴史の闇はとても深くて、各ルートで、違った面から

全貌を明かしていく形態になっているのが分かります。

なので、恋愛テイストなサスペンスって感じですね。

 

近年、こういうサスペンスタッチな作品が多いですね。

謎には興味を抱くものの、攻略キャラさん達に、

あまり魅力が感じられなくて、前回から、間が凄く

開いてしまいました。

 

次はクアトですが、やっぱり気乗りしません。

今回も、ほそやん、大好きで、最近ゲームでの

遭遇率が低いから、久々にワクワクしていたのですが、

ちょっと肩透かしを食らった感……(-_-;)