遙かなる時空の中で7 4.宮本武蔵
cv:阿部敦
天の朱雀。
黒田長政の近習を務める礼儀正しい少年。
「日の本一の剣豪」を夢見て努力しているが、
まだ試合に勝てずにいる。
裏表が無く常に前向きな、明るく気持ちのいい性格。
神子に真っすぐな敬意と憧れを向けている。
こんなに純粋で真っすぐな人間がいるのか?
って不思議に思うほど、明るくて前向き。
色々厳しい事を言われても、しっかり受け止めて
思い悩むことが全く無いのは、ちょっと驚きです。
傷つかないのかなぁ~?
微塵もそんな様子を見せないけど、内心では
傷ついてるのでは?って勘繰りたくなる。
ほんと、いい子でした。。。
なので、萌え度は低いと言うか、無かったですね。
近習働きも、文句ひとつ言わずに
ご主人様の為に喜んで仕事してるって感じで、
まさに忠犬のようでした。
神子に対しても、すっごく優しくて親切で
何でもやってくれちゃう頼もしさがあって、
従者としてならサイコー♪って思いました。
とにかく強くなりたい為に一生懸命で、
なのに一向に勝てないジレンマ。
そんな彼が、日の本一の剣豪への淡い憧れから
絶対になるんだ、って強く決意するようになる
成長の様は良かったですね。
神子ともども、応援したくなる、そういう子でした。
個別に入ってからのお話も、面白かったです。
武蔵が師匠と仰いだ謎の人物.....。
この人の正体は割と早くに分かっちゃいました。
上品な見た目と剣豪って事で、あの人なんじゃないか、
って思ったらビンゴでしたね。
私が好きな歴史上の人物なんですが、本来彼は
人格者でもあるので、亡くなったのが
非常に惜しいと思ってた人なので、
なんだかとっても悲しくて切なくて.....(:_;)
今回、いろんな人物が怨霊化して登場してきて、
それぞれの最期を思うと、哀切を感じます。
最後はまぁ、普通?(^▽^;)
帰るか残るかの2択で、帰るのバッドエンドは
他のバッドと同じように簡単に終了しちゃうのねー。
そこがちょっと物足りない。
残る方のハピエンも、相手への想いを告げるだけなんで、
純粋で初恋みたいな武蔵だけに、ラブ感も薄かった。
全体的には面白かったし、一生懸命な武蔵は
良かったですけどね。
あ、特に面白かったのは後半の大和との絡み。
大和のルートでは、大和は超ツンツンしてたけど、
ここでは文句言いながらも、武蔵とは好敵手って
感じで、結局切磋琢磨し合う良い仲間って感じで。
ちゃっかり巌流島で試合の約束とかしてるしwww
異世界だから史実とは微妙に違うって事になってるから
ちょっと面白いね。