片恋いコントラスト -collection of branch-(N/S) 第二巻
cv:近藤隆
檜渡鈴太朗
元気と明るさが取り柄の直情型。
がさつそうに見えて、意外と綺麗好きな面を持つ。
中学生ながらかなりの高身長で、バレー部のキャプテン兼エースを務める。
中等部卒業後は、そのまま高等部へ進級するつもりでいる。
冴子の後輩にあたるが、直接の面識はない。
cv:森田成一
桐阪保
高等部の生徒会長。勘が鋭く計算高い性格だが、
その分予想外なことに弱い。
母子家庭で育った為、女性に優しく振る舞うことが染み付いている。
女生徒に人気で、学園内で何かと注目される保のことを、
冴子は認識しているが、直接の面識はない。
週に数日、カフェでバイトをしている。
PC版からの移植。
第一巻はPC版の方でプレイ済なので、
Switch版では、二巻と三巻のみ。
と言うのも、第一巻は自分的にはイマイチで、
当時の感想に書いてある通り、二巻、三巻の
購入を止めるほど、期待外れだったからなんですよね。
ただ多少なりとも興味はあったので、移植したら
買おうかな、と思ってたら、早々の移植.....。
矢張り、買い控えていて良かったです。
お値段的にも、全巻購入金額の半額近いんですもん。
それで、この二巻ですが。
予想外に良かったです♪ 面白かった(*^^*)
二巻と三巻の攻略相手は、一巻でも少し出てきてて、
そこでの生徒会長はチャラ過ぎて、う~~~ん(-_-;)って
印象だったんですよね。
年下クンもカッコイイけど元気すぎて.....。
中学生だしねぇ.....。
でも実際やってみたら、これが良くて、驚きでした。
最初は年下の鈴太朗くんから告白されて
付き合うようになり、色々あって急遽お別れ。
そして、本当は少しずつ仲良くなろうって思ってた
生徒会長の方が、今度こそ気持ちを伝えてって思って
アタックしてくる..........。
一巻とは違って、こちらは二人とも押せ押せ。
すっごく好いてくれてるので、ドキドキでした。
ただねー。
ヒロインがちょっと。
第一巻でも暗くて湿っぽかったけど、それでも
相手の男の子達の方が酷いわ~って程度だったんだけど、
こちらでは、後ろ向きで卑屈過ぎる性格が凄くって、
正直な所、最初の彼氏との別離なんかは、
彼氏の方に同情した。
考え方がさ。全然共感できない。
過去の件で臆病になっているのは理解できるし、
傷つきたくないから孤独を好むのも分かる。
だけど、それ以上の卑屈さはさすがにゲンナリした。
確かに気遣いのできる優しい子ではあるけれど、
他人の事を気にし過ぎて、滅私奉公かっ!って
思うほどなんだもん。
まぁ最後は成長したから良いけどね。
自分としては、真っすぐな鈴太朗も良いけど、
やっぱり優しい先輩かなー。
あまりに彼女の事を想い過ぎて、慎重過ぎたのが
裏目に出ちゃった感じでしたね。
早いもん勝ち、みたいになっちゃって。
ヒロインも、最初に生徒会長と付き合ってたら、
彼の方を好きになってたんじゃないのかな、って思う。
友達付き合いも出来なくて、恋愛初心者だけに、
あれだけ熱心にアプローチされて、
想いをぶつけられてたら、その気になっちゃうのも
自然の流れかな~って思うし。
にしても、最後はヒロイン、優柔不断な気が。
再告白されて揺れるって.....。
しかも、そちらに靡くエンドもあるわけで。
先輩が可哀そう.....。
ここはやっぱり、先輩とのハッピーエンドが
自然かな~って思いました。