マンガ 遙かなる時空の中で6 全7巻
原画担当の水野十子氏によるマンガなので、
絵はとても綺麗です。
いよいよ来週、スイッチ版が発売される、
その直前に、最終巻である7巻が発売され、
一気に全巻、読みました。
連載開始から数年.....。ずっと終わるのを
待っていたんですよね。
せっかちなんで、連載物って苦手なんです(;^_^A
とても良かったと思います。
ゲームをプレイしている身としては、
大体内容も分かっているわけですが、
それでも、随分と夢中になって一気読みしちゃいました。
通して読んでみると、矢張り結構、ハードな
内容でしたよね。
ゲームの場合、攻略相手ごとに、いつまでに
どのイベントを、とか、友好度を考えたりとか、
戦いがあったりとかで、気の削がれる事が
結構あったりするので、そういう煩わしさを
感ぜずに、純粋にストーリーに没頭できたと思います。
ただ、結構、詰め込んだな、感はありました。
水野さんの絵なので、綺麗だし、全体的には
見やすいんですけど、動きのあるシーンとか、
所々、見難くて分かりにくところもありましたし、
セリフの文字がかなり多くて、読み疲れる面も。。。
各攻略相手のルートをやらないと知らない事も、
殆ど描かれていたので、そこは上手く組み込んだな、
と思いつつも、重量感を感じさせた部分でもあり、
その辺が、詰め込み感を感じさせたのかと思います。
まぁ、その分、色々分かって良かったんですけどね。
ゲームでは描かれきれなかった登場人物たちの
内面、特にダリウスと有馬隊長は、凄くよく
描かれていたと思います。
両陣営の好対照の、好敵手的な二人だけに、
とても魅力的でした。
ゲームの時からダリウスがイチ推しなんですけど、
マンガで描かれている有馬隊長を見ると、
改めて、この人も捨てがたいよな~~って
思わせてくれました(*^^*)
そして、梓とダリウスの心の行方。。。
ダリウスの苦悩もいたわしい、と言うか
せつなくて..........。
最後は、ゲームとはちょっと違う、更に先での
終わり方でしたね。
結ばれる相手は、予想通りでしたが。
そこへ落ち着くんだろうって、描かれ方でしたし。
自分的には満足でした。
攻略対象が多いながら、それぞれの
エピソードを挟んできてましたが、
虎が一番、背景的なものが描かれずに
終わってしまいましたね。
まぁ、彼は本人ルートではすっごくカッコ良くて
目から鱗、でしたけど、他ルートでは
いい味出してて面白くて、そんな虎らしい
関わり方だったと思います。
あと、少女マンガらしく、梓の衣装が色々と
可愛くて良かったです。
ゲームでは味わえない部分ですね。
特に蠱惑の森邸の時には、ダリウスの趣味
なんでしょうが、可愛い衣装を幾つも着ていて、
乙女心が刺激されました。
さて。
ゲームの方が、また懐かしく、大きなテレビで
ダリウスにまた逢いたいので、Switch版、
予約致しました。
私、最初のはPSPだったので、続編と一体になるのもあって
購入する事に決めました。
いよいよ、楽しみになってきました♡