narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

Blackish House ←sideZ(PC) 1.阿久根セラ

f:id:narico555:20190213130912p:plain cv:蒼井翔太

 

稀な歌唱力を持つ、人気絶頂のアイドル。

大変な気分屋。

プライベートでは無気力でだらしがない。

アイドルでない時には非常に態度も口も悪く

わがまま。高校1年生でヒロインより1つ年下。

 

前作sideAと、基本的な設定は同じ。

更生プログラムを受けるべく、例のアパートで

共同生活をし、クリスマス公演を成功させる。

 

ただ、始まり方は違ったし、知り合い方も違ったし、

共通パート、殆ど違ってたのは良かったです。

 

攻略人数で分けた場合、大抵は次も共通は

同じケースが多いので、同じディスク内なら

既読で飛ばせるのに、それができないのは

いつも辛いなと思っていたので、その辺、

ほんと良かったと思います。

 

そして今回、すっごく長かったと思います。

共通パートは2~3時間くらいで、そこはAと

同じくらいだったと思うのですが、個別パートが

すっごく長くて、ちょっとビックリ。

多分、Aより遥かに長かったのではないでしょうか。

 

そしてセラですが..........。

 

私には、いまひとつ、でしたね..........(-_-;)

 

もともと年下キャラは好みじゃないのもあって

1番手に持ってきたのですが、翔たんは、この手の

キャラを演じる声優さんの中では好きな方なんです。

 

年下で、生意気で、素直じゃなくて、でも照れると

可愛いし、時々見せる男の子らしさにキュンと

させられる.....、そんなキャラが多いですよね。

今回も、多分そんなキャラなんだろうなぁ.....と思って

やっていたんですが。

 

基本的には、そういうキャラだったと思います。

ただ、背負っているものが重すぎた。

そして、あまりにも突っ張り過ぎで、素直じゃ無さすぎ..........。

 

前半は、悪く無かったと思います。

でも後半、グループの事とか、生い立ちの事とか、

重たいトラブルが多くって、浮き沈みは激しいし、

ヒロインはジメジメしてるしで、底なし沼へどんどん

はまっていくような、ストレスのループから抜けれないような、

不幸の連鎖と言っても良いような、まるで土曜ワイド劇場とか

見てるような、そんな感じでした。

でもって、長いんですよ、これが。

 

あまりに長くって、いい加減後半はウンザリしてきちゃって。

 

プレイ後にシーンの数を見たら、やっぱり多かった。

Aより遥かに多いと思います。

 

長いのは嬉しい反面、こんなに次から次へと深い闇を

連続で見せられると、こちらの気持ちもナーバスに。

 

おまけにバッドエンドの内容ときたら..........。

 

エンディングが5つもあるので、バッドは3つ。。。

どれも全く救いの無い、ドロドロした内容でした。

 

なんか、セラも雛もバカ過ぎる。

なんで、マネージャーに相談しないんだろうって

思うばかり。

でもって、マネも監督不行き届き過ぎるだろ!

って思いました。

この子たち、未成年の高校生なんで、もう少し

事務所、どうにかなんないの?って

フィクションだけど、不愉快になりました。

その辺は、Aの方でもちょこちょこ感じてましたけどね。

 

特にセラの問題は、本人たちだけでどうにかできる

問題じゃないと思うんだよね。

ハッピーの方のルートでは、よく分からないやり方、

って言うか、仲間のアキトの鶴の一声で呆気なく

解決しちゃって、どういう事???って感じでした。

 

あと、最年少なのに、やたらと押し倒し行為が

多くって、そこもイマイチの要因かな。

そうする事に何の意味があるのか、よく分かりませんでした。

壊すとか言ってたけど、壊された感無いし、

全体的にグダグダしっぱなしで、楽しく無かったです。

 

そんな中で、時々出てくる先輩3人組が、ちょっぴり

コメディエッセンスを加えてくれていたのは

良かったかな。

あと、あの女性苦手な椎葉さんが、パニくりながらも

久世兄と一緒に雛の相手をしてくれて、前作よりも

自然に会話したり一緒に過ごしたりしてるのも

なんか良かったです。

 

でも全体としては、セラとの内容が殆どで、

アパートでの他のメンバー達との絡みが

非常に少なかったのは物足りなかったですね。

両想いでハッピーになっても、相変わらずの激しい

ツンデレ振りと、物凄い独占欲なんで、自分的には

ここまでくると、最早お断り.....なタイプでした~┐(´д`)┌