narico555のブログ

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NORN9 LOFN ノルン+ノネット(N/Switch) LAST ERA &総括

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http://www.otomate.jp/norn9/lofn/

 

『LAST ERA』、やっと終わりました。

かなりボリューミーでしたね。

FDって事で、コンテンツは3つでしたが、

どれも面白かったです。

攻略対象が9人もいるだけに、全部終えるのに

それなりの時間を要しました。

 

『ファンタジア 幻想曲』は、チビキャラになって

愉快な内容でしたが、自分的には、それほど

面白くは感じませんでしたね。

 

『フーガ 遁走曲』で、本編の内容が

攻略キャラ視点で描かれていました。

男子たちの心の裡がよく分かって、本編の

内容理解を一層高めてくれたし、なかなか

面白かったです。

ただ、本編の内容をそのまま踏襲している為、

本編終えてすぐなだけに、重複箇所も多くて

疲れましたけどね。

男子達、それぞれに理解しがたい面を

持っていただけに、ほんと良かったですが、

何より一番分かりにくかったロンの内面を

見れたのが良かったと思います。

 

『コンチェルト 協奏曲』は、後日談。

二人にとっての新たな試練を描いた「月影」と

甘めの生活内容の「日輪」.....。

これ、順番がキャラによって違ってました。

「月影」→「日輪」って展開のキャラと

「日輪」→「月影」ってキャラと.....。

自分的には前者の展開の方が好みかな~。

どのカップルのお話も、見ごたえがあり、

内容も充実していたと思います。

長さはキャラによって差がありましたが、

結構、長かったです。

本編では明かされてなかった諸々の謎と言うか

秘密も明かされて、本編を補完した内容だったかと。

どのカップルも良かった♡

 

 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

ー総括ー

 

とても良かったと思います。

移植にあたり、本編とFDが合併されてるのは嬉しいです。

ただ、まだ続きがありましたよね?

さすがに、3つは厳しいのか?

初心者の自分としては、今回は十分なボリュームでした。

 

今回、任天堂スイッチでの初プレイだったわけですが。

全仕様でプレイしました。

家族がいない時には、テレビで。

この形態が一番楽で楽しめたと思います。

ただ一部、囁きボイスになった時に、まぁちょっと

聞きづらい感があるのと、直接耳に囁かれる

ウットリ感?wwが無いのは少々惜しいかも?(^▽^;)

 

次に楽だったのは、スタンド系。

ヘッドフォンで直接聞けるし、ジョイコンを外して

単品で使えるから楽。

ただ、楽な姿勢でやってると画面がどうしても

少し遠くなるので、文字が読みにくくって。

目が悪いので眼鏡必須。目が少々疲れました。

 

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このように箱で高くしてました。23センチくらいの高さ。

目線に合う高さにしたので見やすかったです。

テーブルに直置きだと低くて見にくいですね.....。

 

で、手持ちですが。

矢張り、慣れているせいか、悪く無かったです。

New3DS LLと重さがあまり変わりません。DSより

若干重いみたいですが、縦長なDSの方がずっしり感。

スイッチは横長なのもあり、座っている椅子が

ひじ掛け付きなのもあって、そこに肘を固定すれば

ちょうど肩幅くらいなのもあり、苦痛に思うほど

重たい感は、私は無かったですが、この辺は

各人の状況に合わせた工夫がいるな、と思います。

 

ただ、携帯のしやすさは、どうでしょう。

息子は全く平気なようで、電車の中でもやってます。

鈍感な子だからかもですが、特に不具合も感じてないらしい。

持ち方とか、高さとか、色々状況によって違うんでしょう。

 

画質は矢張り、本体でやった方が鮮やかで綺麗です。

テレビも綺麗だけど、画面が大きくなる分、

色が薄くなってる感じがしますね。

テレビ専用のプレステには勝てないかと。

それでも自分としては、どちらでもプレイできるのは

嬉しいです。

 

ただ、Vitaでも言えるのでソフトによるんでしょうけど、

文字が小さくて、見難かった...............。

 

ノルン、だから?

移植するにあたって、ってか、新作の場合だったら、

文字の大きさ、考えて作って欲しいです。

今回、文字板は結構大きいサイズでした。

なので、文字のピッチを上げても十分、収まったと

思います。なのに、あの小ささ.....。

テレビでやっても小さめだなと感じましたので、

本体だと小さすぎ..........。

手持ちだけなら許容範囲内(でもやっぱり小さい)、

これがスタンド置きとなったら、目からの距離が

離れるわけなので、この小ささは難です。

折角、持たなくても出来るようになっていて、

重さ解消の一手となっているのに、文字が小さくて

読みにくいのでは意味が無い。

新しいハードの利点を十分活かすようお願いしたいですね。

 

 

.....と、スイッチ談になってしまいましたが。

ノルン.....、とても楽しめました。

ずっと気になりながら未プレイだったわけですが、

ここで一挙にやれて良かった。

今までやらずにいて却って良かったかも感.....。

世界観がなかなか深かったです。

そして、ヒロインが3人で声あり.....。

珍しいですよね。

最初は、どうなんだろう?ってちょっと

不安でしたが、実際にやってみると、どのヒロインも

其々に魅力的で良かったです。

3人とも好きです。

 

そして9人の攻略さんたち。

彼らも其々に良かったですね。

みんな能力によって色々な事を背負っていて、

悩み葛藤し、乗り越えてゆくところはジーンときました。

そして、それぞれのカップリングも面白かったし、

エンディングも、『リセット』を選択したのもあれば、

しなかったものや、色々なパターンが用意されていて、

その後のお話も、本当にバラエティに富んでいると

言うか、良く考えられて練られた内容でした。

なので、終わった後は充実感があります。

 

カップリングもね。

どのカップリングも甲乙つけがたい.....。

本編をやった時には、深琴と一月のカップリングが

一番好きだったんですが、『LAST ERA』まで

やり終えると、なんか深琴&夏彦が一番好きに

なっちゃいました。

夏彦は、色々と分かる面も多いけれど、

それでも、目的の為には手段を選ばない

人非人っぽい所がちょっと.....だったんですよね。

それはロンにも言える事ですが。

ロンは最悪でしたね。でも、FDの方でロンへの

見る目が大分変ったと思います。

 

あと、駆に対する感情も、本編ではどうしても

腹黒でイマイチだったんですが、

最後までやって、こちらも大分、変わったと思います。

こはるのお蔭で随分とまともになったと言うかww

 

どのカップルも色々あって大変でしたけど、

幸せになれて良かったです。

ほんと、面白かったです。

 

その他、おまけゲームがあったりしますが、

このゲームでチケットを沢山ゲットしないと

ストアでSSとかボイスとか得られないシステムに

なっているのは、ちょっと.....でした。

面倒くさくって。

かなりの量をゲットしないと全部買えません。

タダとは言え、これはちょっとね。

まぁ、その分、長く楽しめると言えば

そうなんでしょうけど、鬼畜と思うのは私だけ?

こちらは早々に離脱してるし、多分、今後も

トライしないと思われるので、フルコンプとは

言えない状況ですけども。。。

 

あ、あとひとつだけ。

自分としては、本編で張られた伏線は

本編内で回収して欲しかったです。

実際、今回は両方同時収録だから、すぐに

色々明かされて助かりましたけど、本来は

別々に、時間を置いて発売されてるわけで。

FDへ持ち越しってパターンは好きじゃないです。

FDは、また別な新しいエピソードとか、

伏線でない新たな秘密の開示とか、そういう方がいいです。

壮大な世界観だから描き切れなかったと言えば

そうかもしれないけれど、攻略数の多さを

思えば、無理な話でもなかったと思うので。

 

まぁ、総論としては、やりごたえのある

面白い乙女ゲームだったと思います。

評価としては星4つってところで。