narico555のブログ

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いざ、出陣!恋戦(PSP) 3.明智光秀

f:id:narico555:20180930102822j:plain cv:寺島拓篤

 

織田信長の家臣だったが、謀反を起こした。

再度、東軍を率いて信長を倒そうとしている。

知略と計略に長け、非常に頭のいい人物。

和歌や茶の湯にも通じる文化的な一面も持つ。

今は凍り付くような怜悧な狂気を感じるが、

小次郎曰く「本来は穏やかで優しい人物だった」。

 

半蔵のルートで登場してきて、その時は

とても冷たくて怖い人だったのですが、

本ルートでは、拍子抜けする程、優しくて..........。

 

声の寺島さんが、いつもの高い声でもなく、

遥かの有馬サンのような低音って程でもなく、

中間の高さで凄い甘い声なので、なんかそこが

とても新鮮だったし、ちょっとむず痒くもありました(;^_^A

 

冷酷さを表す時には、少し声が硬くて低めに

なるのですが、姫との会話においては

殆どが甘い声..........。

でもって、シーンも姫との二人の世界って感じなので、

結構、甘い時間をたっぷりと堪能させて貰った

感じでした。

 

相変わらず、くっつくのが早いと言うか、簡単で。

華も、怖いと感じながら、ちょっとした優しさに

すぐに惹かれて恋路にまっしぐらって感じだし、

光秀の方も、割と簡単に彼女に絆されると言うか

惹かれて、心を開いていきます。

いやはや、本当に、簡単過ぎる~~~(^▽^;)

 

なので、後半は良いシーンが多いながらも、

感動は薄いです。

ただ、悲恋エンドの光秀さんは、哀れで

涙を誘いましたけどね。

 

このゲーム、祝言、通常、悲恋と3種類の

エンドが用意されているのですが、

後半からは、各エンドに向けて

話の内容がちがっています。

大体において、同じ流れの中で選択肢によって

エンドが変わるパターンが通常ですが、

そうではないので、分岐以降、既読早送りシーンは

無いので、1つのエンドを通してやると

所要時間は2時間程度ですが、その後の

エンド回収においても、各エンドで1時間弱の

時間を要するので、短いけどボリュームを

感じさせる内容だと思います。

 

で、この光秀さんですが。

この物語では、本能寺の変で死んだ筈の

信長と光秀が生きているって設定。

世間的には死んだものと思われているけれど、

実は生きていて、それぞれが西軍と東軍の

影の支配者ってポジション。

なので、東軍の将は表向きは徳川家康って

事になっているけれど、本当の将は光秀。

なかなか面白い設定ですよね。

ただ、家康って、全く出てこないの。

この辺、笑えました。

 

でもって、長髪のとても美しい光秀さんですが、

一体、お幾つなのかしらね。

信長もビジュアル若いんで、気になるけれど.....。

言葉使いがとても丁寧で、声音も優しいし、

「~しなさい」とか、「おいで」とか、

そういうのが自分的にはツボでした。

言葉使いが丁寧なキャラ、大好きです♡

ただ、このお方、「君(きみ)」呼びなんですよ。

現代ものなら嬉しい呼び方だけど、戦国時代ですからね。

ちょっとあり得ない呼び方。

この時代なら、「そなた」とかが妥当でしょう。

そのせいか、「君」と言われる度に、変な感じがしました。

そういう時代に応じた言葉とか、大事だと思います。

厳密でなくとも良いのですが、あまりに現代的な言葉は

時代の雰囲気をぶち壊す気がしますね。

 

ツッコミどころ満載だし、薄い内容なので

感動は薄いけれど、甘い雰囲気オンパレードな

内容は、それなりに楽しめました。

悲恋ルートでの華のしつっこい行動には

ウンザリでしたけどね。。。