narico555のブログ

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真紅の焔 真田忍法帳 3.霧隠才蔵

f:id:narico555:20180717122920j:plain cv:興津和幸

 

真田十勇士の一人で、元伊賀忍者

信繫と佐助との勝負に負けたことが切っ掛けで

信繫に仕える事になった。

剣と忍術の使い手で自信家。

武士としての立身出世を願い、剣技で戦う。

 

主人公の六実に対し、初っ端から

「俺のくノ一にならないか」と誘い、事あるごとに

そのセリフが出てくるのですが、クールで意地悪な

感じの印象ながら、案外優しい人でしたね。

表面的には冷たいんですけど、その態度も

段々と軟化してくるというか。

まぁ、六実の『輪』を回す力によって

色々と左右されてくるのもあってか、彼女に

頼らざるを得ない状況だからって事もありますよね。

 

このルートは、才蔵さんのキャラが良かったと思います。

お話自体は、正直な所、ちょっと金太郎飴っぽい。

話の筋も展開も、ほぼ同じなんだもん。

違う所と言えば、鬼火衆との戦いの内容くらい。

各人それぞれの背景による、精神的なしがらみのような

物があるわけですが、才蔵のそれは、印象としては

執着するには浅いかなって思いました。

才蔵はちょっとアウトローっぽい印象があったので、

元の任務に縛られてる所とか、師匠の件とか、

ちょっとピンと来なくって。

この辺の描き方が雑なんだと思います。

だから心情的に必然性が伝わってこなかったと言うか。

 

才蔵の敵役の鬼火さんの正体は、あの風体から

想像していた通りの人物でしたね。

呼び名がピンと来なかったのですが、調べたら戒名でした。

なるほど。こういう所は凝ってるなと思います。

他の人物はみんな生前の名前や通称や官位名なので、

不思議でした。

 

意地悪で冷たい才蔵さんが、段々優しくなって、

最後の方のセリフは気持ちがこもったトーンになり、

そこは興津さんだけに、ちょっと萌え♡

声の力は大きいですね(*^^*)