スチームプリズンー七つの美徳ー 4.イネス・ハインリヒ・ハイネ
cv:君嶋哲
HOUNDSの副リーダー。
とても生真面目で頑固だが、組織内では浮いた存在。
キルスが下界へ来て、ザクセンに目をつけられて
酷い目に遭うたびに、彼が救ってくれ、
また、猟犬と呼ばれる連中の中では比較的良識的で
好感の持てるキャラではあるのですが、
ちょっと地味な印象でした。
それに、良識的とは言え、リーダーであるザクセンには
逆らわない。
多分、自分のできる範囲内で、必要以上のことを
良い意味でも悪い意味でもしないのでしょうね。
でも、どうにも中途半端と言うか、分かりにくい人でした。
そして、HOUNDS支配下の保護地区内で生活だったわけですが、
予想外に重たくなく、ここでやっと、と言うか、
キルスの両親殺害に関する真相究明へと突入し、
一応、解決してしまったのが、ちょっと呆気ない印象でした。
前回のアダージュのルートで、両親殺害の経緯が
あらまし分かり、事件の一端が垣間見えました。
怪しいとは思いつつも、まさかの内容だったので
驚きもありましたが、地上での黒幕に関しては、
大体の予想通りでしたね。
ただ、イネスと、こんな風に解決するとは思って無かったし、
展開が簡単だったので、物足りなさを感じました。
あと、恋愛に関しては、今回もイマイチでしたね~。
なんか、これまでのキルスみたいな、イネスだったかと。
で、キルスがキルスらしくなく、最後の最後になって
逆転した感じでしたが、この辺は違和感。
キャラの一貫性から外れていた気がしました。
とりあえず、ここで事件の真相は明かされた感でしたが、
ちょっとあっさり気味に思えました。
ユネのルートで、深く掘り下がるのでしょうか?