narico555のブログ

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ニル・アドミラリの天秤 クロユリ炎陽譚 4.汀紫鶴

f:id:narico555:20170928191447p:plain 鈴村健一

 

恋愛小説家で、主人公と同じアパートに住んでいる。

 

自分的には、何ともスッキリしない

内容だったかなぁ~……と。

普段から言動が軽いせいか、何を言っても

どこまで本気で言っているのか

いまひとつ測りかねる印象なんですよね。

ツグミも同じように感じてるみたいで。

大人だけに、うまい事丸め込まれてるような。

本気で真剣に向き合ってくれてはいないような……。

 

すっごく甘やかしてくれて、糖度は高めだったと

思います。ただ、肝心な部分で逃げを打ってきてる感じで。

革命運動に巻き込まれるようになるのですが、

その騒動の中でも、彼女やみんなを巻き込みたくないから

なのでしょうが、単に逃げただけで、事態は良くなるどころが

悪くなってくし、何とも紫鶴の考えや行動に

いまひとつ共感できなかったですね。

あれでは、恋人として寂しく思うばかりかと。

いっそ、突き放してやれ!ってツグミに言いたくなりましたね。

この人、確かにツグミが大好きなんだろうけど、

自分の好きって気持ちばかりで、本当に彼女の事を

尊重してるのかな?って疑問に思っちゃいました。

 

結局、大人なのに、案外、子供だったんだなー

ってのが、最終的な感想でしょうか。

杙梛さんの所へ避難してから、途端に出番が少なくなって、

これにもちょっと驚きでしたし。

ツグミちゃんが、すっごく頑張ったルートでしたね。

そこまで背伸びしなくても良いのに、とも感じましたが。

 

紫鶴さん、えっちな事ばっかりじゃなく、

もう少し、男としてシッカリして欲しかったです。

自由な作家さんだから、仕方ないのかな。

 

あと、鵠居の事件は、あそこまで引っ張っておいて、

終わり方があっけなさ過ぎではなかったかと。

少々拍子抜けでした。

バッドエンドのような展開で、死なずに、その後……、

の方が面白かった気がします。

全体的に半端感……かな…。