narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

空蝉の廻 1.魂宮魁

f:id:narico555:20170801111730p:plain cv:谷山紀章

 

鬼の長。人間のことを心から憎んでいる。

自他共に厳しいが、仲間想いでもある。

 

 時代は江戸時代。

 本土から海を隔てた孤島・冥島。

 そこには「死の国」に繋がる二つの門があった。

 鬼が管理する湖巌門と、人が管理する灯巌門。

 過去からの因縁で憎み合う二つの種族だったが、

 何とかこれまでは無事にやってこれていた。

 だが、その門に異常が現れ、妖魔が次々と現れるように。

 問題を解決すべく、祈女である主人公・天音は

 鬼の長である魂宮魁に会いに鬼の村へ出かける……。

 

また、鬼と人間の対立物語かぁ…………、、、と思いつつも、

キャラボに惹かれて、購入しちゃいました(;^_^A

和ものは割と好きでもあるので。。。吸血が無かったのは

何よりでした。正直、吸血は飽きている…………(-_-;)

 

まずは、メインと思われる、鬼の長、から行ってみました。

周囲を見渡しても、まずはこの人が妥当そうに思ったので。

だけど、最近、悩むし、疑問にも感じます。この順番が。

やり終えて思うのですが、色々な謎が、当然ながら殆ど

解決しませんでした。

祈女と鬼の長。

どちらも、種族の代表みたいなものだし、

双方の初代が協力して作った、二つの門なわけで。

なので、その門についての解決は、矢張り、この二人の

ルートで見せるもんじゃないのかなぁ……って思うんですよね。

そうすると、初回で選べる相手じゃなくなる筈だし、

この人が最後で、全て解決!ってなってくれた方が、

私は嬉しいなあ~って思いました。

 

さて。それで魁、自身ですが。

全体としての印象は、薄味だったかな。

第一印象は、凄く癖が強いのかな?って思ったのですが、

全然そんな事はなく、長らしく、まともでした。

ただ、分かりにくい面も多々ありました。

物語をスンナリ行かせない為とは言え、

天音を除いた、鬼サイド、人サイドの双方が

やけに感情に支配され過ぎてる印象。

民は仕方ないとは言え、長老である天音の祖母とか、

ちょっと理解できませんでしたね。

それと、祈女の天音に対する認識が、鬼、人、双方とも

甘すぎると言うか、おかしいデショ。

この人がいなかったら、妖魔を退治できなくなるわけで、

そしたら、鬼だって人だって、全滅しちゃうって

子供でも分かりそうな理屈だと思うのに、

彼女に対する態度とかが、信じられなかったですね。

 

そんな中で、天音だけが、謙虚と言うか、人と鬼の

双方への思いやりがあって、そんな天音と接するうちに

魁も変化していくのですが、恋愛感情への発展の様が

急激に思えました。

信用するようになって、なんだか良い雰囲気に

なったのまでは良かった。

だけど、そこから急転直下な恋愛行動には、

ちょっとビックリでした。

何て言うか、気持ちが通い合ったかな~って思った所から、

話はまるで駆け足の如く進んで行って、

あっと言う間にエンディング。。。。

 

全体的に、短かったと思います。

所要時間、大したこと無かったです。

鬼と人との争いとかの確執も、目先の感情だけに

とらわれている感じで、事態の深刻さがまるでない。

鎮宮家と魂宮家だけしか、非常時状態だと認識していないのか?

かなり、差し迫った状況であるにも関わらず、

互いに協力する決断を「近いうちに」とか言って、

なかなか決断しないのも、はぁ???だったし。

人間には妖魔を退治する力は無いのに、従者である泰臣が

「命に代えてもお守りします」とか、、無理だろ!って。

ツッコミどころが満載でした。

 

恋愛モードでの魁は、最初のぶっきら棒とは

打って変わって、とても萌えキュンではありましたが、

立ち位置、見た目、声優さんから連想されるキャラより

平凡だったかな~?って思いますね。

もう少し、強烈なキャラなのかと予想してたのですが……(;^ω^)

 

始まった最初の方では、興味深くやれたのですが、

結局、なんだかサラ~っとしてたな~と。

まぁ、初回はこんなものでしょうか?

 

ところで、それとは別に、途中、最初のミニゲーム

入る少し前で、突然、アプリケーションエラーが発生。。

途中でセーブしていたから良かったものの、そうでなかったら

頭からやり直しになっている所でした。

これ、困っちゃいますね。

その後、一度も無かったので良かったですが、

他ルートでも、また発生しやしないかビクビクです。

他の方でも聞いているので、何かあるなら早く修正バッチ、

出して欲しいところです。