死神稼業~怪談ロマンス~(PSP) 3.渋澤焔
cv:浅沼晋太郎
ヒロインのクラスメイトで、同じ黄泉社で働く死神。
人間嫌いで、死神仕事で人間を殺す時、残酷なまでに
甚振って楽しんでいる。
妖怪に対しては親切。特に澄には優しい。
俺様気質で、いつも偉そうな態度。
化け火の妖怪で妖力が高くて強いが、水に弱い。
異常なまでに、残虐な殺し方をし、そんな死神仕事を
生きがいにしている焔。
仕事に対する迷いが全くない所や、俺様だけど
ちょっとおバカで憎めない所とか、所々で見せる
澄への好意とか、結構、好きなキャラなので、
仲間的なポジションから、どう変化していくのか
楽しみでした。
互いに付き合いが長くて気ごころ知れてて、
言いたい放題なので、澄にとっては大事な友達って
意識で、決して恋愛対象では無かったけれど、
焔の方は、多分、自覚はないけど恋愛感情を抱いてるな~って
感じさせる言動が、他ルートでも、ここでも
垣間見せてくれてました。
なんだかんだで、彼女を守ってるし、男らしくて
カッコイイな~って……(*^^*)
だけど、中盤から変化が。
澄と二人で担当した仕事を雨水に妨害されてから、
焔が思い悩むようになり……。
彼自身の過去と大きく関係があるわけなのですが、
そこから後半までが、異常に長く感じられました。
重たかったです。
ある意味、仕事に達観してたと言うか、
突き抜けてたような仕事ぶりで、オバカなくらい元気だったのに、
もう、ずーーっと、沈んだままなんですよね。
思い悩んでいる様が、長すぎると言うか、くどく感じられました。
遅々として先へ進まない展開に、正直疲れました。
仕事の対象で殺し損ねた人物との絡みが何度も出てきて、
ちょっと引き延ばし過ぎでは?と思う程でしたね。
とは言え、澄と想いを通じ合わせてからは、自分の方が偉いと
威張っていた俺様から一変して、まるで蓮司か!って
思うほど、澄に対して過保護になって、まぁ、面白かった。
好きと自覚したら、好きで好きでたまらなくなって、
凄かったです、糖度高っ。。。
悲しい過去があったからこそ、失う怖さがあり、
だから余計に大事にしたい想いが度を超すほどなのだろうと
思うのですが、暑苦しいですね…(;^_^A
でも良い感じでした。
菊塵社の二人より、私にはずっと良かったです。
満喫させてもらいました♡